本日(ではない昨日か)の3年生ゼミは、気温が高くて、だけどゼミ室として使用している私の研究室の冷房は10月だから切られていて、暑かった。
だから、学生さんの方も、なんかボンヤリとやる気がない感じ。
質問したら、本は読まないって。
なんかネットで文字は目で追っているけれども、本は読まないって。
2013年ゼミや2014ゼミは、まだ気持ちが通い合っている感じがしたけど、今年の2015ゼミは、いまひとつだなあ・・・
何を考えているか、わからないというより、まあ何も考えていないのかもしれないし、まだまだ幼いのかもしれないし。
でもさ、若くない教師の私としては、知的なことを通してでしか、若い学生さんと関わることができないんだよ。
学生さんとともにいれば楽しく感じるほど、こちらは人間依存症じゃない。
若い教師ならば、それもありえるだろうけどさ。
知的な話題で関われないのならば、接点がないんだよ。
接点がないなら、何を私が話しても、学生さんの心には入ってないわけで、意味がない。
寂しいというより、あほらしい。
単に生活するだけの人間に私は用がない。
知的生活を送りたい若い子にしか興味がない。
公立大学で、こういう状態ならば、もう日本中の大学があかんのだろうか。
というか、知的生活を目指している大学生なんか、日本の全大学生の2割もいないんだろうなあ。
まあ、がっかりとすることもないのか。
ほんとに、いろんな意味で、やる気が失せる秋だ。
でも、そんなものかな。
学生だと思っちゃいけないのかもしれない。
自分とどこか志を同じくする知的仲間だとか金輪際思っちゃいけないのかもしれない。
お客さんだと思えば、いいのか。
お客さんは神様です。
神は死んだ。