『シン・ゴジラ』と『君の名は。』をめぐる陰謀?

やっぱり書いておこう。

『君の名は。』大人気現象(に見えるもの)は、『シン・ゴジラ』潰しの陰謀によって作られたものである。

日本映画には稀有なシャープな傑作政治映画『シン・ゴジラ』のプレゼンスを希薄にするために、『君の名は。』人気は捏造されたんである。

『シン・ゴジラ』によって日本人が賢くならないように、今までどおりにお馬鹿なままでいるように、『君の名は。』鑑賞に日本人を誘導する企みがあるんである。

うわあ……

そんなことまでするとは……

存在しもしない「ヒラリー人気」ばかりを宣伝するアメリカのメディアと同じではないか!!!

うーむ。

まずいぞ、これは。

まあ、長期的に見れば、真実は知られるわけだから、いいんだけどさ。

でも、総監督・編集・脚本の庵野秀明氏は、世紀の傑作政治映画を作ってしまったがゆえに、これから映画作りを何者かたちによって、邪魔されるかもしれない……

うーむ。傑出した人には、苦難も多いんよね。それも栄光のうちなんよね。

ともかく『君の名は。』は、興行成績最高だそうだ。

『シン・ゴジラ』より、はるかに人気があるそうだ。

10月になって、私がよく行く名古屋郊外のシネコンでは、『シン・ゴジラ』は、もう1日に1度しか上映しなくなった。

ネット検索すると、その1度の上映に多くのお客が座席予約している。

ただし、上映する部屋はどんどん小さくなっている。

一方、『君の名は。』は、日に何度も上映されている。

しかも、あのシネコンでは1番大きい部屋だ。

ネット検索すると、ほぼ座席が埋まっている。

と言いつつ、私が予約したのは、さすらいの元CIAエージェントをマット・デイモンが演じる『ジェイソン・ボーン』だったけど。

『ジェイソン・ボーン』の話は次回にでも。

本日は、『君の名は。』の不自然なる人気について。

おそらく、あのアニメは、興行成績1番、観客動員数最高とかの報道により、観客が増えているのだろう。

TVでも、よく紹介されていた。

『君の名は。』の舞台の岐阜県の町が「聖所巡り」されているとかで。

私は、素直というかアホな人間だから、へ〜〜〜あの世紀の大傑作『シン・ゴジラ』より大ヒットしてるのかあ〜〜〜じゃあ観ておこうか……ということで、観に行った。

9月の某日に。

で、頭の中は疑問符でいっぱいになった。

なんで?????

なんで?????

なんで?????

確かに、そこそこ面白い。

音楽は凡庸だけど、まあ、こんなもんだろ。

映像は、とても綺麗だ。

テーマは、パラレルワールドもの。

このテーマは、うまく構成すれば、相当に面白い。

が、『君の名は。』の場合は、その組み立ては雑だった。

それでも、雰囲気はいいアニメだ。

笑える台詞も多い。

確かにヒットしても不思議ではない。

でも、大ヒットするようなもんかなあ?

興行成績1番になるほどの作品かなあ?

東京の男子高校生と岐阜県の山里の町の女子高校生が、互いに何の接点もないふたりが、遠く離れたふたりが、入れ替わる。

いわゆる1970年代末に大ヒットした尾道を舞台にした大林宣彦監督の快作映画『転校生』が元ネタだ。

この映画は最近もリメイクされたけれども、やはり『転校生』のヒロインは「小林聡美」でなければ!!!

男子高校生の身体に女子高校生の心が入る。

女子高校生の身体に男子高校生の心が入る。

ふたりは、だんだん、自分の心が入れ替わる時があることに気がつく。

自分が別人になっている夢を見ているのだと思ってたら、それは現実のことだった。

ところが、ある日、突然に、その入れ替わり現象が消える。

男子高校生の瀧(たき)は、記憶を頼りに、誰か見知らぬ少女と入れ替わって見た風景を描くことに熱中する。

ついには、その絵の風景を求めて、岐阜県に行く。

岐阜に行き、その絵を見せても、地元の人は知らないと言う。

唯一、その絵に反応した食堂の夫婦によると、それは3年前に巨大な隕石が落ちて壊滅した山里の町の風景だった。

彗星が地球に近づいているという報道はされていたが、想定外にその彗星がふたつに分裂して、片方が落下したのが、その町だった。

町は、ちょうど夏祭りの最中で、町の人々は湖のそばの神社に集まっていた。

その神社が直撃されたのだ。

だから、住民のほとんどが亡くなった。

今では、廃墟になっているその町を見て男子高校生の瀧は愕然とする。

じゃあ、僕が入れ替わっていたあの少女は幽霊なのか?

僕は、なぜ3年前に死んでいた少女と入れ替わったのか?

……というわけで、物語は途中までは、そこそこ面白かった。

が……だんだん、展開がアホらしくなった……

上映時間は1時間47分なのだけれども、もっと長く感じた。

冗長に感じられた。

映画が終わったら、サッサと席を立ちたかった。

でも、座席が埋まっている。

サッサと席を立っても、席を立たない人たちの前を通ることになる。

だから我慢してクレジットが終わり座席が明るくなるまで待つしかなかった。

『君の名は。』は、大人にとっては、1度見れば充分な作品だ。

『シン・ゴジラ』の観客はリピーターが多い。

大の大人が何度も観に行く。

何度も見たくなる作品だから。

30回観た人もいるぐらいだ。

私だって、毎日でも観たいぞ。

『シン・ゴジラ』は、見ないと生涯の損失だ。

それでも観客動員数は、『君の名は。』の方が多いらしい。

ほんまかいな。

不思議だ……

謎だ……

不自然だ……

私が、このアニメを観た時の他の観客の反応は微妙だった。

『シン・ゴジラ』のときは、座席に緊張感がみなぎっていた。

観客がスクリーンに引き込まれ夢中に集中していく空気が感じられた。

でも『君の名は。』の時は、そういう観客がスクリーンに心を奪われている感じがなかった。

感動しているようでもなかった。

はっきり言って、「すっごく面白いはずらしいけど、あれ?そうでもないような……」という空気だった。

まあ、何事も反応の薄いノリの悪い愛知県の観客だからかもしれない。

けれども、それでも、あの雰囲気は、絶対に「感動」ではなかった。

あれは、「戸惑い」だった。

「あれれ?すっごくいいらしいから来たんだけど……私が鈍いのかなあ?」的戸惑い。

いっしょに観た夫は居眠りしていた。

帰り道で、「もう〜〜時間損した」とブチブチ言っていた。

いや、ほんと、ごもっとも。

つき合わせてしまって、すみません。

まあ、若い子ならば、ああいうツイン・ソウル系恋愛物語に憧れるのもありだろう。

先日、授業の時に、40人くらいの英語のクラスで、『シン・ゴジラ』を観た学生は、たった3名。

一方、『君の名は。』を観た学生は20名ぐらいはいた。

お子ちゃまは、しかたないよ。

お子ちゃまは、アホだもん。

夢の中で入れ替わっていた恋人よおお〜〜〜♫

会えなくなって心に穴ができた〜〜〜♫

ずっと誰かを待っている気がする〜〜〜♫

やっと出会えたね〜〜〜♫

もう1人の私〜〜〜もう1人の僕〜〜〜♪♫

君の名は〜〜〜〜??♫♫

ここで「真知子」と言うと、年齢がばれます。

意味わかんない?

わからなくていいよ。

普通はさあ、ああいうアホ恋愛幻想ソウルメイト探索アニメは、一種のカルト・ムービーで終わるんよ。

脳の緩い類の若い子たちだけが観るカルト・ムービー。

大人が観て面白いものじゃない。

ソウルメイトなんかに出会わなくても幸せになれると大人は知っているから。

なのに……

なのに……

変だ……

『君の名は。』を私が観に行ったとき、観客は老若男女いた。

まったくもって不思議だ……

いくらなんでも、ああいう感じのお子ちゃま向きアニメが、「国民的人気」を獲得するはずがない。

いくらなんでも、今の日本人一般が、あれぐらいの水準の物語に感動するほど幼稚なはずない。

『攻殻機動隊』を産んだ日本だぞ。

『AKIRA』を産んだ日本だぞ。

『シン・ゴジラ』を産んだ日本だぞ。

日本人の知的劣化が激しく進行しているとは思えない。

で、結論。

『君の名は。』は、たまたま上映時期が『シン・ゴジラ』と重なっていたので、利用されちゃったのかも。

『シン・ゴジラ』の危険性を感じた勢力が、日本人を啓蒙覚醒させるパワーに危険を感じた勢力が、「庶民はクルクルパーでいいんだよ」ということで、『シン・ゴジラ』潰しのために、『君の名は。』 人気をでっち上げたのかも。

『君の名は。』の無料鑑賞券なんかも、こっそり大量に撒き散らしたのかも。

メディアを使って、『君の名は。』人気をやたら報道させたもかも。

聖地巡りをしているとかでTVニュースに取り上げられていた人々は、みな雇われた人たちかも。

そうとは知らない人々は、「へええ……そうかああ……じゃあ、見に行こうかあ?」ということで映画館に足を運ぶ。

かくして、『君の名は。』は大ヒット。

私も騙された。

騙されてしまった!!

くそ!

Shit!

陰謀に騙された。

大ヒットしているという報道に騙された。

あれならば、シニア料金1,100円も出すことなかった。

再来年にでも、Amazonビデオで無料(プライム会員は無料)で視聴すれば充分だった。

ああああ〜〜〜騙されちゃったあ!!

 

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