本気というのは気を向けるということ

本日は2016年11月26日土曜日。

久しぶりに早く済ませないといけない仕事もないお気楽な土曜日だった。

ほんとに予定がないのかなあ、私は実に忘れっぽいからなあ……と手帳をチェックしたら……

ひと月以上も前に中国整体と、その中国整体院で提供している「漢方蒸し」の予約を入れていたことが判明。

「漢方蒸し」ってのは、韓国の「よもぎ蒸し」をアレンジしたものだ。

「よもぎ蒸し」つーのは、よもぎを煮立てた熱で人間を蒸すこと。

「漢方蒸し」つーのは、よもぎを含めた薬草を生薬(ショウヤク)にしたものをいろいろ混ぜて煮立てた熱で人間を蒸すこと。

「よもぎ蒸し」は韓国が発祥の地だ。

李朝時代から伝えられる民間療法で、身体の冷えによく効く(らしい)。

特に更年期障害の女性によく効く(らしい)。

どうやって人間を蒸すのか?

まず、直径10センチくらいの壺に生薬(薬草を干したもの)を水を入れて煮立たせる。グツグツ煮立たせる。

1時間は煮たたせないと、生薬の成分が湯の中に溶けない。

そのグツグツと生薬が煮立った壺の上に、比較的頑丈な陶器のスツールをかぶせる。

ただし、その陶器のスツールは上部に大きな穴が開いている。

洋式便器状である。

人間はといえば、全裸になり、ビニール製のマント状の大きなガウンを頭からかぶる。

そのガウンの上部はゴムがはいっていて首のところで留まる。

ガウンは長くて首から下は全部すっぽり覆われる。

つまり、人間はてるてる坊主みたいになる。

で、人間は、よもぎが煮立った壺の上にかぶさった便器状陶器に腰をかける。

注意して腰掛ける。

壺で煮立てられた漢方の生薬の湯気が、肛門や陰部、特に膣にあたるように陶器に腰をかける。

その前に、まずは5分間、便器状陶器の上部の穴から覗き込むようにして、煮立った生薬の湯気を顔にあてる。

次に両のふくらはぎを、煮立った生薬の熱にあてる。これが10分間。

それから30分間は、便器状陶器に腰掛けて、煮立った生薬の湯気を肛門や陰部全体にあてる。

このとき、うっかり自然反射的に、便器状陶器を便器として使用してはいけない。

絶対に反応してはいけない。

油断すると反応しそうになるので、絶対に油断してはいけない。

人間扱いされなくなります。

で、最後に5分間ほどマント状てるてる坊主風ガウンを頭からかぶり、髪もろとも、湯気にあてる。

こうして、人間が蒸されるのであります。

身体も顔も髪も、漢方のわけのわからん匂いでいっぱい。

煎じ薬のような匂いでいっぱい。

で、50分蒸されると、夏は全身が汗ビッショリになる。

終わってからシャワーなど浴びない。

備え付けのタオルで身体を拭くだけ。

生薬が肌から浸透するのに、水でザーザーザー流さない。

本当は、漢方蒸しをした日は、お風呂も入らない方がいい(らしい)。

漢方蒸しは、蒸されたあとが大事(らしい)。

煮立った壺はその頃には熱もおさまっている。

その壺の中身を検討することも大事である。

しっかりと肛門や陰部から、粘膜から、煮立てられた生薬の湯気、エッセンスが吸収された場合は、壺の中の水分がかなり減っている。

その壺に残った生薬煮立てた残りの湯の表面に膜がいっぱい張っているならば、成功。

それは、煮立てられた生薬の湯気によって身体から毒素が出た証拠。

デトックス!デトックス!

膜があまり張っていない場合は、毒素が出なかったってことで、身体の代謝が悪いということになる。

ほんまかいな。

効果があるのかどうか、よくわからないが、私はこの「漢方蒸し」が面白くて、整体に行くたびに、蒸されてくる。

私が行く整体院では整体受けるお客さんは多いが、蒸されに来る人は少ない。

たまには「蒸された豚まん」の気分もいいよ。

1ヶ月に1度か2度くらい「豚まん」気分。

関東では「肉まん」って言うのかな。

ほんとに体調が悪い場合は、毎日でも蒸された方がいい(らしい)。

癌の原因は身体の冷えだそうだから、毎日蒸されたら治るかもね。

癌細胞消えるかもね。

抗癌剤より効き目があるかもね。

料金は4500円。ただし、整体といっしょに受けてくるので1000円ディスカウントで3500円。

で、回を重ねて、私は気がついた。

下半身の粘膜が漢方の湯気を吸収する度合い=生薬を煮立てた壺の中身の減り具合は、私が蒸されつつ本など読んでいると少ないということに。

下半身の粘膜を意識して、湯気を吸い込んだるぞ〜〜♬の気分でいると、壺の中身の減り具合は大きい。

ついでに壺の中身の表面に浮く毒素と呼ばれるものの量も多い。

やはり、こういうものでさえ、本気でやらないといけないのだ。

本気とは気を向けることだ。

ちゃんと気にかけることだ。

ながら仕事ではダメということだ。

本読んだり、スマホいじってたりしてちゃダメってことだ。

デートや友人と外出して食事中とかに、相手の話を聴かず、相手と会話せずに、スマホいじってたり、タブレットいじってたりしたら、アウトでしょ。

やはり、きちんと接しないと。

話をしないと。聴かないと。気を向けないと。

本気になるというのは、気を向けることという当たり前のことに、あらためて気がついた土曜日の午後だった。

私は、どれくらい本気を出して来たのだろう。

ちゃんと自分の人生に気を向けてきたのだろうか。

仕事に気を向けて来たろうか。

接する人たちに気を向けてきたろうか。

「ながら」やってちゃ、ダメなんだ、やっぱり。

料理だって集中して心を込めないと美味くならないもんなあ。

人様だって、集中して心を込めて見つめないと、その人間性はわからないもんなあ。

学生さんだって、気を向けて個人的にじっくり話を聴いてみないと、わからんもんよね。

本気というのは気を向けるということ” への2件のフィードバック

  1. 今回の写真、私が差し上げた乾燥の野菜で、早速食べていただけたおにぎりですね。
    素敵に盛って、、気を向けていただけました。。なんか嬉しいです〜。

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