本日は2017年1月15日日曜日だ。
恐怖のセンター試験監督免除のかわりの「卒業研究論文要旨集」の目次などの原稿作成はまだ終わってない。
そんなことよりも、目下の私の関心はデンタルケア。
去年の11月あたりから痛かった歯の治療に、1月11日にやっと行ってきた。
福山市内の歯科医院のウエッブサイトとか口コミサイトを調べて。
歯科医に行くのは10年ぶりだ。実質的には17年ぶりくらい。
10年前に前の勤務先の近所の歯科医院に行った時は親知らずを抜けと言われた。
で、その歯科医院には1度だけで逃げた。
なんで自然に生えている歯を抜かないといかんか。
さて、2017年の福山市内の私がリサーチの末に選んだ病院はどうかな?
まず、前もって調べていない人が見たら「この人が院長かな?」と思うほどに態度のでかい中年の女性の歯科衛生士さんに、ボロカスに言われた。
「いいとこないね〜〜きちんと磨かれていないね〜〜〜歯では苦労してきた人生だね〜〜歯石も多いし、歯周病にもなってるね〜〜いいとこないね〜〜」だった。
次にレントゲンを撮った。
そのレントゲン写真を診療台(椅子)に備えつけのパソコンに映して、真打ちのドクター登場。中年のなんかいい感じの女医さんである。スカッとした感じのカッコいい方である。
ドクターいわく、「年齢のわりに歯がしっかりしてますね!骨もしっかりしてます。フジモリさんの年齢ですと、こんなに歯が全部残っていません」だった。
いいのか、悪いのか、どっちやねん。
最近の歯科医院は、なに、まずは歯科衛生士が脅して、次にドクターが安心させるのか?
若い刑事が容疑者を締め上げて、ベテラン刑事がそこに登場して「まあまあ……」と条理を尽くして説得する……という構図なんか?
ともかく虫歯の治療開始。
なんで、私がこの歯科医院を選んだかと言えば、そこは広島県でも唯一と言っていいのか、「虫歯を削らない」歯科医院なのだ。
知る人ぞ知る歯科医院なのだ。
ガリガリと虫歯の患部を削らないのだ。
あの音はいやだよね……あの痛みもいやだよね…
その歯科医院は、「プラズマチタンレーザー」というものを使用して虫歯治療する。
歯を削らないので、あんまり痛くない。
ただし、これは自由診療です。
つまり健康保険適用外です。
保険でやってちょーらいと言えば、ガリガリ削ってくれます。
レーザーならば、一回の治療で虫歯処置できる。
まあ、セメントつめて、そこに何を被せるかについては1回では済まないけど。
保険適用の銀とかにするか、保険適用外のセラミックとか別のものにするかの処置は1回ではできないけど。
みなさん、体内に、特に口腔内に金属を入れるのは危険なんですよ。
身体の不調の原因は、虫歯治療のために歯に入れられた金属かもしれないですよ……
虫歯処置が終わってから、ドクターは「これから3日間は砂糖は絶対に食べないでください」とおっしゃった。
砂糖は虫歯の原因であるばかりでなく、虫歯を刺激する。
「2005年以来砂糖そのものはまったく摂っていません。添加物はしかたないですが。煮物も蜂蜜かメイプルシロップを使います。コーヒーも紅茶も砂糖は使いません」と私は答えた。
そしたら、「それはいいことです!砂糖や小麦粉などの炭水化物の摂りすぎは虫歯や歯周病の元です!乳製品もいけません!内臓の病気も、かなりは歯周病が原因です!乳製品とかパン食とか、戦後の日本人の食生活の劣化はアメリカの陰謀です!」と、ドクターが宣った。
ひょっとしたら、このドクターと私は、読んできた本が結構かぶっているかも。
まさか、歯科医から「アメリカの陰謀」という言葉を聞くとは嬉しい想定外だった。
その初回に支払った医療費は13,000円だった。
領収書もらうの忘れたなあ。次回は言ってみよう。
私がいたく興味を惹かれたのは、そのプラズマチタンレーザーだ!
痛くない虫歯治療ができるのに、なんで日本中の歯科医院がそれを導入しないのか?
なんで保険適用にしないのか?
で、帰宅して最近の歯科医療についての本をKindleで2冊読んでみた。
1冊目はFacebook友だちで副島隆彦人脈のおひとりから教えていただいた小峰一雄医師の『名医は虫歯を削らない—虫歯も歯周病も「自然治癒力」で治す方法』(竹書房、2016)だ。
次に読んだのが、森昭医師の『歯を磨いてはいけない』(講談社、2016)だ。
もうーーーー!!
歯科医療の常識を覆す本だった!!
みなさん、この2冊は読んだ方がいいですよ。
身を守るために。
絶対に読んだほうがいいと思いますよ。
アイン・ランドの『水源』は読まずとも、この2冊は読んだほうがいいですよ!!
虫歯は「自然治癒」するんだ!!
砂糖摂取せずに、炭水化物の過剰摂取せずに、清潔にして放置で虫歯部分が塞がるらしいよ!
そこを、「あーーー虫歯だ!」ということで歯科医にかけこみ、ガリガリ削ると、歯を傷つけるし、歯が割れちゃったり、削った部分からおかしくなったり。
だから虫歯治療を済ませたはずの歯が、また痛み出して、同じ治療を重ねて、ついには神経まで犯され、歯を抜くはめになる。
歯を失くすと認知症になりやすい。
歯というか口腔内の健康と身体全体の健康は非常に関連している。
糖尿病も肝臓病も、歯周病由来かもしれないらしいよ。
私の「非アルコール性脂肪性肝炎」の原因は、歯周病かもしれない!!
妹の「原初性胆汁性肝硬変」&「胃潰瘍」の原因も、歯周病かもしれない!
ともかく歯の健康は何よりも大切かも。
ただし、歯科と内科の連携ができていないのであるが・・・
虫歯といえば、今では、削らずに、ややこしい高価な機械や器具なしで虫歯治療できる「ドックベスト治療法」も確立されてる。
じゃあ、 なんで、その療法が広まらないのか?
理由は簡単。
儲からないから。
患者の再生産ができないから。
そもそも、小学校での歯科検診で歯に針刺すチェックそのものが、あかんらしい。
虫歯を作っているようなもんらしい。
それと、びっくりなのは、いまどき、食後に歯磨きなんてこと言ってるのは、日本と韓国だけなんだってね。
食後すぐには歯を磨いてはいけない。
食後に唾液が出て食べ物カスとかが歯につくのを防ぎ綺麗にしているのに、歯磨きすることで、唾液をストップさせてしまう。
歯磨きは、就寝前と起床直後にしっかりとする。
まずはうがい、すすぎをして、デンタルフロスで歯間を掃除して、こまめに交換して清潔に保たれた歯ブラシで磨く。
就寝中に口腔内で増えていた雑菌を口にとどめたままで、朝の一杯の水なんて、とんでもない。
口の雑菌が内臓に入って病気の元となる。
市販の歯磨き剤は使わないほうがいい。ろくでもないものばかり入っている。
デンタルリンスとかは、確かに口腔内の雑菌を除去するけれども、必要な細菌類も殺してしまう。
歯の健康のためにはよしたほうがいい。
などなど……もう、今までの歯科衛生の常識がぶっ飛ぶ。
そりゃさあ、医療界なんて、病人製造が目的みたいな業界なんだからさ。
歯科医療界が、予防歯学ではなくて、患者という客増加のための療法しかしないとおうのも、当たり前だよね。
いや〜〜〜私は、定期的に歯科医院や病院に行って検査を受けないのは野蛮人だ、近代人じゃない、自己管理ができてないなどと、友人知己や夫から馬鹿にされてきたけど、
野蛮人でいいですわ。
なるたけ医者には近づかない。
これで正解だった。
「年齢のわりに歯が全部ある、しっかりしてる」のは、(凡百の)歯科医院に滅多に行かなかったおかげだ。
「ガラパゴス化」している日本の歯科医療に好きにされてたまるか。
大事な歯を削られてたまるか。
抜かれてたまるか。
自分の身は自分で守ります。
砂糖厳禁。
炭水化物の摂取過剰摂取厳禁。
これから拝領する(砂糖いっぱいの)お菓子は数個のみ食し、あとは廃棄します。
キリシトール100パーセントのチョコを注文したぞ。
目下のところ、私の買い物はデンタルケア関連であります。
歯周病も自然治癒させてみせるぞ!!
今度は、これを読みます。