兵隊に使役される将校

本日は2017年2月5日日曜日である。

最終講義が終わっても、仕事はまだまだいっぱいある。

特に明日の6日から13日まで、すっごく忙しいのに、まだ風邪も治らない。

しつこいよな〜〜

ところで、本日は「人間は平等だけど、職種は違うわけだから、職の使命を果たすために、敢えて他人を使役せよ」という話を書く。

私は、大学の教員は、大学組織を軍隊に例えるならば、将校だと思う。

大学の職員は、大学組織を軍隊に例えるならば、兵隊だと思う。

将校は将校の機能を果たさなければならない。

兵隊は兵隊の機能を果たさなければならない。

はっきり言えば、将校は脳であり、兵隊は手足だ。

手足が機能するためには、脳が機能していなければならない。

大学組織の脳たる教員facultyが、ちゃんと組織の脳に徹していないと、手足たる職員administrationが機能できない。

教員の役割は、教育と研究。

大学の職員の役割は、教育と研究の環境整備管理運営である。

しかし、この区別が曖昧になる事態は、しばしば起きる。

その理由の第一は、その区別を徹底させておく最高司令塔の不在である。

簡単に言えば 、教育や研究のヴィジョンが不明確であり、研究者としても教育者としても理想もなく覇気もなく、大学行政の真似事だけしていたい類の人間が学長であると、こういう事態が起きる。

第二の理由は、「将校」たる教員が、将校らしくないことである。

本気で教育や研究に従事していれば、これは私の仕事ではない!と明確に言える。

兵隊=職員ができないことを担っている将校=教員としての義務感や使命感が曖昧であると、これは私の仕事ではない!と明確に言えない。

教員の中には、自分の教育や研究について自信がない場合に、大学行政に関与することで、その劣等感を補償する類の人間がいる。

そういう類の人間は、職員がすべきことをする。

大学教員がすべきことができないから、その補償として、職員がすべきことをする。

他の例としては、若い大学教員に見受けられるのだが、「教員も職員も平等なんだから、職員を手足扱いするなんて……」と「いい子ぶる」ケースである。

人間は平等だが、職種は違う!

将校は将校がすべきことを目一杯するべきだからこそ、兵隊ができることは兵隊がすべきである。

敢えて、兵隊は使役せねばならない。

それは、将校としての仕事をするためである。

将校としての自覚が名目だけの将校は、一見すれば、兵隊のやるべきことも担う勤勉な将校に見えるかもしれないが、ただのアホだ。

近視眼に過ぎるし、自分の職種への責任感が薄いのだ。

どーいうわけか、若い教員で「いい人」の類に、こーいうのが多い。

兵隊は兵隊であるからして、仕事量は少ない方がいいのだから、自分から進んで仕事などしない。

それができるなら、兵隊にいつまでも甘んじていない。

兵隊というのは、命令されて動くだけである。

自主的に動ける兵隊ならば、いつまでも兵隊をやっていない。

あくまでも、兵隊は命令されて動く職種である。

だから、問題は、将校の側にある。

福山市立大学は、開学まだ6年目ということもあり、将校の仕事と、兵隊の仕事の区別が、まだまだ曖昧である。

その理由は、上記に書いた理由の全部があてはまる。

司令塔の不在。

教育研究に集中できない資質の教員が職員がすべき仕事までして、自分の存在価値をアピールしてきたこと。

そういう類の教員が幹部教授であったこと。

将校としての自覚が薄い若い教員たちの、覚悟の足りない気概のない近視眼的「いい子ぶりっ子」姿勢。

加えて、福山市立大学には、特別な事情もある。

福山市立大学の職員は、プロの大学職員ではない。

みな福山市役所の職員である。

数年したら市役所内の別の部署に移動する。

いずれ福山市立大学から別の部署に移動する。

おそらく、福山市立大学の職員で、アメリカにも日本にもあるような「大学職員の学会」の会員はいないのではないか。

例えば「大学行政管理学会」とか(https://juam.jp/)。

ここは、大学行政全般に関する情報交換と研究成果を発表する学会である。

プロの大学職員としての自覚がなければ、なるたけ仕事などはしたくないし、教員にさせたがるのも無理はない。

幸いにも、気の弱い、職員の顔色を見るような教員が多いのだからして。

学長など、クリスマスには職員全員にささやかなプレゼントもしてくれるし。

しかしだ!

やっぱりさ、悪いのは、将校の自覚の足りない教員だよ。

人間は平等だ。

でも、同じじゃない。

職種が違う。

職種の義務と責任を果たすためには、あえて他人を使役する。

使役できなければ、自分の責任が果たせない場合は、堂々と使役する。

それができないみたいな奴は将校になるな。

大学の教員になるな。

「誰とでも仲良く和気藹々と協力して〜〜それが協働で〜〜〜」なんて、どうでもいい御託並べて、将校と兵隊がチイチイパッパやってるような軍隊なんか、なんもできない。

ほんとに、ここはスペシャルに脳軟化状態で緩いよな……と呆れ眺めつつ6年経過。

大学教員としても生きかたが中途半端だから、兵隊に使役される類の将校みたいな教員になるんじゃ!

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