三重大学工学部大学院「生産管理論特論1」第9回講義 :中部電力は東電を飲み込む?

本日は、2017年6月11日日曜日である。

今回は、私が毎週火曜日に聴講させていただいている渡邊明先生ご担当の三重大学工学部大学院科目「生産管理論特論1」の6月6日開講第9回講義の紹介である。

第9回講義は、渡邊明先生ご自身によるご講義ではなく、「中部電力」の「専務執行役員・グループ経営戦略本部副本部長・情報システム部統括」の渡邊広志氏のご講演であった。

6月は、「中部電力特集」らしい。

日本のエネルギー問題の現場の生々しい状況が伝えられるようである。

で、6月6日は、その第一弾であった。

中部電力の「専務執行役員」ってさあ……

ひょっとして、すっごく偉い方?

ひょっとしなくても、すっごく偉い方であるな。

だって、中部電力の本社ばかりでなく三重支社からも社員の方々がお付きで5人か6人ほど来ていらしたからな。

ついでに、三重大学の学長も、ご挨拶に教室に来ていらしたからな。

渡邊明先生の「人的ネットワーク」は、かくも凄いのである。

中部電力は中部地方の国立大学に研究を委託したり、寄附講座をしたりしているそうであるが、三重大学とも関わりが深いようである。

その関わりを作ったのは、渡邊先生らしい。

渡邊明先生は、中部電力から研究を委託されておられるしね。

すごいね〜〜〜

中部電力ですよ〜〜〜

おかげで、三重大学工学部の大学院生は、本物の日本有数の電力会社の執行役員の講演を聴くことができる。

おかげで、私のようなモグリの聴講生も、そのお相伴に与ることができる。

渡邊明先生、ありがとうございます。

「中部電力特集」第1弾は、中部電力という会社が関与しているエネルギーを日本に供給するという使命の各様相の概論説明と、今後の展開であった。

上の写真の1から6までの内容を、「専務執行役員」の方は、淀みなく、しかし明快に無駄なく説明してくださった。

しかし、それを全部ここで紹介するような能力はないよ、私には。

卒論どころか、修論のネタにそのまま使えるような質と量の資料が配布された。

ちょっと、チラッと覗いてみてください。






これらの資料って、とんでもない充実度でしょう。

こんなの、ほんの一部だからね。

さすが、大企業は、こーいう資料をサッサか作れる人材も多いのだ。

日本の電力会社は、2011年の東京電力福島原子力発電所の事故以来、いろいろ変化を強いられた。

原発稼働停止。

太陽光や地熱、風力発電だの、代替再生エネルギー開発。

化石燃料系ではなく天然ガスへのシフト。

そして、電力(小売市場の)自由化に発送電分離。

こーいうこと書くとぶっ飛ばされるだろうけれども、私は「原発ヒステリー」はアホか……と思っている。

福島で放射性物質のために大量に癌死亡者が増えたということもない。癌なんか名古屋に住んでたってなる。

ちょっと、この本を読んでください。

あの東電の原発事故以来、いかに日本人が根拠なき「放射能怖いヒステリー」に翻弄されてきたかが、この本には書かれております。

読んだ方がいいよ、ほんと。

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同じく想定外の大津波にあっても、高台に造られた女川原発のように無事であった原発もあった。

問題は原発ではなく、事故に備えた万全の態勢だ。

電力の安価な供給は、日本にとっては大事なことなんだから。

液化天然ガスの輸入のために日本の財政は圧迫を受けている。

吉本隆明氏が書いていたように、原子力研究という科学技術研究は進め深めていくべきだ。

止めちゃいけない。

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しかし、それにしても「電力自由化」というのは、よくわからんね。

電力供給会社が競合するから電気代が安くなるから、自由化はいいという説がある。

そんなもん、少し時間が経てば、電力供給会社の統廃合が進行して、寡占化するに決まってる。

寡占化したら、独占企業化するぞ。

もう外資規制はないんだからね、外資に日本の電力会社が買われたら、どーするんよ。

電気料金いくらでも値上がりするぞ。

じゃあ、電気は使いません〜〜とはいかないぞ。

まさか、外資の圧力で、日本は電力自由化になったのか?

発送電分離というのも、不可思議だ。

事故とか問題が起きた時に、電力会社と電力を送る会社が別々って、ややこしいだけだ。

2011年の原発事故以来、わけのわからん方向に日本の電力会社が進まされている。

まあ、未だに「放射能怖い」と騒いでいる人々が多いのは、あれ、雇われているのかなあ。

そうやって騒げば騒ぐほど、福島から人は去り、あの地に使用済み核燃料の危険な放射性廃棄物を貯蔵しておく巨大な施設を建設しやすくなるよね……

すでに、2000年には、経済産業省の所管でNUMO( Nuclear Waste Management Organization of Japan 原子力発電環境整備機構)ができている。

https://www.numo.or.jp/

NUMOは、原子力発電により発生する使用済み燃料をリサイクルする過程で発生する高レヴェルの放射性廃棄物をガラス固体化して、地層処分事業を行う事業体だ。

そういう施設を建設する準備は、しっかりとできているのだよ。

ただし、「うちの土地を提供します〜」と申し出る市町村がないから、作れない。

そりゃそうよね……

そこに、あの福島の原発事故である。

ならば、「汚染されてしまった」というレッテルが貼られて人口が減った福島なら、そーいう施設を作ることができるんじゃないの……今は無理でも……20年もしたら、ほとぼりも冷めて、可能になるんじゃないの……と、政府は考えているらしい。

ほら、スウェーデンなんかで建設されているでしょう。

地下300メートル深い穴に、ガラス固体化した放射性廃棄物を更にコンクリートで固めたカプセルみたいなものを、ギッシリいっぱい埋める施設。

計算上は、7万年先までプルトニウムだかが漏れないってさ。

7万年経てばコンクリートも割れまして、中身が漏れて、地下を汚染します。はい。

まあ、そのときは人類はいないだろうし……

おそらくは……

話が逸れてる。

このBlogでは、中部電力が東京電力とともに設立した「JERA」について紹介する。

ジェラって呼ぶ。ジェラ。

なんで、JERAについて紹介するのか?

なんとなれば、大企業というものの凄みが、わかるから。

一般庶民のはるかに先を走っている大企業の凄みが。

やっぱり、エリート集団ですねえ……

JERA( http://www.jera.co.jp/) というのは、Japan Energy Eraの略だ。

2015年に設立された東京電力と中部電力の既存燃料調達事業と火力発電事業を担う合弁会社だ。

既存燃料つーのは、液化天然ガス(LNG)と石炭と石油だ。

つまり、中部電力も東京電力も、「温暖化対策のCO2削減」なんて、ほんとうは無用のことだと百も承知なんだよね。

地球温暖化なんて、嘘っぱちだと知っているんだよね。

パリ協定を破棄したトランプ大統領は正しいわけよ。

この本を読んでいただきたい。

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この本も読んでちょーらい。

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でも、ほんとうのことは、電力会社は言えない。

愚民さんたちが、しっかりと、いまだに温暖化言説に洗脳されているからね。

「企業イメージ」があるからね、黙っているしかない。

ついでに、化石燃料が枯渇なんてしないということも、電力会社は知っている。

化石燃料が枯渇するから、原子力発電は危ないから、代替エネルギー!! 再生エネルギー!!

なんて騒いでいるのは愚民だけなんよね。

ともかく、JERAは、東京電力と中部電力がそれぞれ独自で行なっていた既存燃料調達事業を引き継ぐ会社として設立された。

2013年度における東京電力の液化天然ガスの調達量は2500万トン。中部電力のそれは1500万トン。

ということは、合弁してできたERAは、4000万トンの液化天然ガスを調達できることになる。

これは、世界最大級の液化天然ガス調達規模なんよ。

石炭調達となると、2013年度は中部電力は1100万トン、東京電力は800万トン。

JERAになったら、合計1900万トン。

これは、アジアの石炭買主の第5位の調達量だ。

つまり、JERAは、世界の中でも巨大な燃料購買力を持つことにもなる。

東京電力の一部と中部電力の一部が合体するだけでも、それくらいの威力がある。

既存燃料調達力以外に、火力発電事業は、どうなるか。

東京電力と中部電力の国内外の火力発電事業の設備容量は、約7400万キロワット。

これは、欧米の大手発電事業会社に負けていない数字だ。

あれ?国内外の火力発電事業?

国内外? 外?

そう、JERAは、国内だけでは事業展開が先細るということで、すでに海外に発電事業を展開している。

2016年12月には、英国のセントリカCentrica LNG Company Limitedとの間で 、液化天然ガス売買契約を締結した。JERAの裁量で、英国向けの液化天然ガス販売数量を自由に調整できるようになった。

同じく2016年12月には、フランスのEDF Trading社のシンガポールの石炭事業を、JERA Trading Singaporeが統合した。

2017年1月には、アメリカはニューヨーク州の天然ガス火力発電事業に参画した。

2月には、インドのRenew Power  Ventures Private Limitedの株式取得により、インドの再生エネルギー発電事業に参画することに決まった。

この場合は再生エネルギー分野だけど、当然に火力発電事業もインドで展開するに違いない。

インドは、人口も多く、これから一層に大いに伸びる国だ。

中国と戦える国があるとしたら、それはインドだ!

あとの国は、そんなガッツないわ……

日本の安全保障上も、インドとは仲良くしておきたい、是非とも。

2017年2月時点で、JERAの事業拠点と参画予定国は、カナダ、アメリカ、メキシコ、台湾、フィリピン、ベトナム、シンガポール、インド、オーストラリア、インドネシア、タイ、オマーン、アラブ首長国連合、カタールである。

うわあ……

JERAは、自社輸送船団も保有している。

うわあ……

電力自由化によって電力会社が競合すれば、寡占化が進むって、前に書いたでしょう。

これが、すでにその例だ。

電力自由化になれば、電力会社の競合が激しくなる。

そうなれば、合併して大きくなった方が競争に勝てる。

しかし、一挙に合併ってのもね……

で、まずは、それぞれの会社の、燃料調達事業と、国内火力発電事業部門を、独立させ一緒にしたのかな。

いずれ、中部電力と東京電力は合併するぞ……

そうなるぞ……

ともかく、大企業というものは、すごい。

愚民の考える先の先の先の先を走っている。

愚民がスマホいじくってゲームやっている間に、日本のエネルギー確保と電力の安定供給と自社の生き残りを賭けて、世界を股に駆ける。

電力会社の努力の上に乗っかって便利な生活を送っていることなど頭をかすめもしない愚民の惰眠など構わずに、着々と戦略を練っている。

もう、せっかく渡邊明先生のご縁で、中部電力の専務執行役員の方のご講演を聴かせていただいたのだ。

ですから、中部電力さん、この際、東電を飲み込んで、どんどん発展なさってください。

東京電力は、あの原発事故でボロボロになった。

自業自得じゃ。

あの当時の感じの悪い会長とか社長は、責任も問われず、何をやってんだか。

名古屋の地味ながらもダサいながらも堅実に地に足をつけて生きる姿勢は、中部電力の中にも根づいているに違いない。

中部電力が東電を飲み込むことこそ、日本のためだ。

ああいう軽薄で傲慢はダメ!!

中部電力さん、これからも、日本のエネルギーを守ってくださるようお願いいたします。

これからも、よろしく私の便利で快適な電化生活を守ってくださるようお願いいたします。

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