本日は2017年6月18日日曜日である。
私は、先週の火曜日6月13日開講の三重大学工学部大学院科目渡邊明先生ご担当の「生産管理論特論1」の第10回講義の聴講を欠席した。
厚かましく、渡邊明先生にお願いしてご講義の動画のURLを視聴させていただいている。
であるのだが、視聴させていただきながら、「そもそも電力って何?」とか、「日本はいつから電力会社ができたの?」とか疑問ばかりになった。
あげくのはてには、小学校の理科のおさらい本とか、中学校の理科のおさらい本とか、日本の電力の歴史とか、ついには、以下のような本まで覗いてしまった。
下の写真の本まで買ってしまった。これ、電気関係の資格を取るための対策本だ。
工学部大学院の講義だから、電気の仕組みだの、電力だの、みんなわかっている。
私だけが、わからないのだ。
??????
こんな脳足りん状態で、ご講義の覚え書きなど作成できない。
が……しかし、攻略は真っ向からじゃなくてもいいのだ。むふふ。
それはさておき、今日は、10年以上くらい前に、自分が退職後に始めたいなあ〜〜と思っていたけれども、退職する頃にはすっかり興味が無くなっていたビジネス・モデルについて書く。
というか、かつての私が考えていたビジネスに似たようなものが、すでに稼働しているようだと知ったので書く。
テレビで「便利屋さん特集」をしていたのだが、ゴミ屋敷片付け便利屋さんもいれば、高齢者ができなくなったような作業を5分100円出張費200円で請け負う便利屋さんもいる。
でもって、「イケメソ宅泣便」という便利屋さんもいるそーだ!!
イケメンじゃない。イケメソ。
イケメンがメソメソするサーヴィス。
お客さんは法人限定。
営業時間終了後にイケメンが某企業を訪問する。
一室には、社員が集まって腰かけて待っている。
イケメンさんは、社員に動画を見せる。
悲しいお話の動画である。
『蛍の墓』とか『フランダースの犬』なら、ほぼ絶対に泣けるというより号泣するが、見せるのはもっと短編の動画である。
まず、イケメンが綺麗な涙を見せる。メソメソ。
それにつられて社員が泣く
イケメンさんは、その涙を優しくハンカチで拭いてあげる。
そーいうサーヴィスである。
なに、これ?
涙を流すことはストレス解消になる。
週に1度くらいは泣かないといけない。
泣くと感情が解放され癒される。
特にイケメンに優しく涙を拭かれると非常に癒される。
この「イケメソ宅泣便」は、社員の精神衛生に非常にいいそうである。
仕事の生産性も上がるそうである。
特に女性社員に効果てきめんだそーである。
ただし、若くて爽やかなイケメンでなくてはならないそーである。
まあ、それはそうだ。
口臭のするオッサンは、いやだ。
実は、似たようなサーヴィスを提供するビジネスをしたいなあと、50代始めくらいの私は考えていた。
女性の人生は面倒くさい。
身体の造りも男性よりややこしい。
生理はあるし、月経痛はあるし、仕事は多いし、職場はうざいし、なんか憂鬱で寂しいのだ。
特に40代後半から50代にかけては、なかなかに難しい。
更年期障害だし、若さが消えていくことが寂しい。
閉経すると、成人病になる率が高まる。体調が悪くなる。
私は、勝手に単身赴任して、自宅を放置して、好奇心のおもむくままに好きなことしていたし、ともかく忙しかったので、更年期障害も閉経も気にしている暇もなくドタバタしていた。
お風呂に入る余裕もなくシャワーばっかりだった。
ただ、そんな私でさえ、「こーいうサーヴィスあるといいなあ……」と思っていたのだ。
それは、高校生から大学院生くらいのすっごく素敵な清潔感のあるマナーも良くて頭もいい美少年とか美青年と美味しいものをいただきながら、おしゃべりできる綺麗で快適な会員制のクラブがあるといいなあ〜〜ってことだ。
男の子はちゃんとスーツ姿。女性もドレスアップ。
で、そーいうクラブのレストランで食事する。
うーん、そういう男の子のイメージとしては、10代のときの瑛太さんとか山田孝之さん?もうちょっと若い頃の松坂桃李さん?
今の瑛太さんや山田さんや松坂さんじゃないです〜〜
オバサンは、それだけで癒されるのになあ……と私は思っていた。
あ、ホストクラブじゃないですよ。
ホストクラブは、女性がホストさんに巨額のお金を貢がないといけないシステムでしょう。
ホストクラブで知的な話なんてしないでしょう(行ったことないけど)。
私が欲しいクラブは、せいぜいが会費は1ヶ月3万円くらいで、普通にまっとうに働く女性が入会して、月に1回か2回くらい綺麗で品のいいお行儀のいい頭のいい男の子とお茶するか食事するだけだから、まあ月10万円くらいの費用を出す気になれば、安全に癒されるというシステムだ。
調子が悪い時期だけ必要なサーヴィスだから。
サロンで気持ちよくおしゃべりするだけ。
綺麗で清潔な顔や姿を眺めているだけ。
女性は、それで充分に楽しいもんね。
高揚できればいいのだ。
「こんな素敵な男の子の相手にふさわしい素敵な女性がこの世にいるんだ。私も頑張らないとあかん!ウダウダしていてはいけない!」と刺激されればいいのだ。
だから、そういうクラブがあるといいなあ〜〜と私は思っていた。
40代や50代半ばぐらいまでの私は、そう思っていた。
今は、もう全くそんなクラブなんて興味もなんもないけれど。
話すならば、同性か、頭のいいオッサンか無茶苦茶に破天荒なジイサンがいい。
愚痴の多い女々しいジジイは蹴飛ばしたいが。
ともかく頭が悪い男は、どんなに綺麗でも退屈だ。
でも、あの頃は、中年期の脳がクリアではなく忙しさに腐っている頃の私は、仮想的ロマンチックなひと時が欲しいなあ〜と思っていた。今から思うに、当時の私はまっこと軟弱であった。
いっそ、定年退職後に、そーいう会員制クラブ作ったろうか?
と、私は本気で考えていた。
そんなもん、勤務先の大学には若い男の子がいっぱいいただろ〜〜そいつらの中のイケメンなんかを相手にすればよかっただろ〜〜と言われそうだが、学生は学生だ。
学生はお客様なんよ。顧客なんよ。
学生に対しては、私は教育サーヴィス労働を提供する立場であって、一方的にガキのしょうもない話を聴くだけであって、癒されるなんてことは全くないんである。
ひたすらサーヴィスさせていただいただけである。
中学生を大学生扱いするのは疲れるんだよ。ストレスフルだよ。
そこんとこ勘違いしている人が多いのであるが、現代の教師と学生の関係というのは、非常に乾燥していて厳しく埃っぽいのである。
よく、男性教員が女子学生に妄想の恋愛感情を抱いて、女子学生にセクハラで訴えられるなんて事件が起きるが、それは、その男性教員が異常に幼稚でケチなのだ。
顧客にお守りされているサーヴィス提供者って、ありえん。
話をもとに戻す。
男性だって、清潔で知的で品のいい若い女性とおしゃべりするだけのクラブって欲しいんじゃないか。
綺麗なお姉さんのスカートの中に頭を突っ込 んだり、オッパイをツンツンして、はしゃいでもいいクラブも必要だけれどもさ。
「文部科学省のキャリア御用達し貧困調査のための事情聞き取り出会い系バー」というのもあるらしいけれども。
東京って、なんでもあるんね!
すごいわ〜〜♬♬
でも、私が作りたかった会員制クラブって、何よりも、人材の調達が非常に難しい。
そーいう癒し系で、かつ知的な美少年や美青年の調達が非常に難しい。
女性会員は集めることはできる。
でも、その中年女性たちのお眼鏡にかなう男の子を集めるのが至難の技だ。
時給いくらなら集まる?
美しくて頭が良くてマナーが良くて人柄もいい男の子たち。
無理だ……そもそも原料不足だし、原料を訓練するのもカネかかるし、採算取れん…
イケメンって、だいたいが頭が悪いもん。だいたいが性格も悪いもん。
で、すぐに生意気で加齢臭のオッチャンになる。
それに、頭がいい男の子は中年のオバハンとおしゃべりなんて、時給の高いアルバイトでさえ、しないわ。
かったるいことこのうえない。退屈だ。
調達できるのは質が悪いのばかりになるだろう。
とかなんとか、いろいろ妄想しているうちに10年以上が過ぎた……
で、還暦になる頃には、そんなクラブを作ろうと思っていたことすら忘れてしまっていた。
しかし、ひょとしたら、すでに誰かがそういうクラブを立ち上げているかもね。
身元の確かな女性のみ、選ばれた女性のみの会員制「美しい男性に癒される(だけ)クラブ」って、きっと東京や大阪や京都のどこかに、ひっそりと稼働しているんじゃないか。
ネットで検索したら、「話し相手愚痴を聴くサーヴィス」なら、すでにある。
話し相手だけなら、私でもできるなあ。
アルバイトで採用して。
「おじさんレンタル」は、ある。各大都市にある。名古屋にもあるよ。
http://ossanrental.thebase.in/
「おばさんレンタル」は必要ない?
福岡市には「おばさんレンタル」ある。
https://ameblo.jp/fukuoka-baren/
私も営業しようかな。
「前期高齢者系おばさんレンタル」
私は、女のわりには、口うるさくないです。
需要がなさそうだな。