[190] 超訳アイン・ランド『水源』連載ブログを開始しました

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本日は2017年7月14日金曜日である。

暑い。暑い。暑いとよ。

愛知県はゲリラ豪雨で、あちこちで冠水浸水。

大地震よりマシだ。

ミサイル攻撃よりマシだ。

禊いでもらっているのでありましょうか、数々の人間の罪を。

気象兵器HAARPって、ゲリラ豪雨も操作できるの?

ところで、本日、私は新しいブログを立ち上げた。

「超訳アイン・ランド作『水源』」というブログ。

https://superliberalinterpretationofaynrandsthefountainhead.com/

まだ立ち上げたばかりなんで、不備が多い。

ネット難民といいますかIT文盲なんで、カッコいいBlogが作れない。

おいおい、もっと見れるものにしますです。

なんで、こーいう「超訳Blog」を立ち上げたのか?

一昨年に、アイン・ランドに影響を与えたニーチェに関する論文を書く前に、いろんなニーチェ本を読み、以下の本も読んだ。

ニーチェ作、適菜収(てきな・おさむ)訳 『キリスト教は邪教です!』だ。

現代語訳『アンチクリスト』だ。

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この快著については、副島隆彦氏も絶賛しておられる。

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ニーチェ作、適菜収(てきな・おさむ)訳 『キリスト教は邪教です!』を読んだ2015年夏から、私は思ってきた。

私も、アイン・ランドの『水源』 の「現代語訳」ならぬ「超訳」をしたい!

と。

版権に抵触はしないんですよ。

『水源』も『肩をすくめるアトラス』も、外国での翻訳版の権利をアイン・ランドの遺稿管理機構The Ayn Rand Instituteは持っていない。

だから、『肩をすくめるアトラス』訳者の脇坂あゆみさんは、ご自分で出版社を立ち上げ改訳文庫版を出版なさった。

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超訳を発表することに法的問題はないのでありますよ。

自由にできるんですよ。

で、私は、『水源』について、もっと大胆に訳文を書き換え読みやすくし、私的には枝葉末節と思われる部分はカットする。

風景描写で分かりづらい部分とか、饒舌に過ぎると思われる部分はカットする。

もちろん、こんな行為は作者のアイン・ランドに対して冒涜的かもしれない。

ランドは、『肩をすくめるアトラス』を出版する前に、編集者が「長過ぎるからカットしよう」という提案を蹴飛ばした。

「聖書をカットできないでしょ?」と言って。

いや、聖書だってカットしていいんよ。

聖書も長いが、『水源』翻訳本二段組1000ページ以上も長い。

抄訳という手もあるが、それならば「あらすじ」だけ読んでおけばいいだろう。

以下の開店休業中の「藤森かよこの日本アイン・ランド研究会」の「作品紹介」のところをクリックすれば良いですよ。

http://www.aynrand2001japan.com/index1.html

2004年にビジネス社から出版していただいたものの電子ブック版を作るために、改定改訳はした。

そのデジタル原稿はビジネス社に、2015年6月に送った。

しかし、「訳者解説」原稿を私はまだ送っていない。

改訳版電子ブック版販売については、急ぐことはない。

まだまだ、日本人にはアイン・ランドは無理だ。

今の中学生くらいから下の世代には期待できるかもしれないが。

でもまあ、当分はダメだろうなあ。

だから、私は出版社に催促もお願いもしていない。

ニーチェの言うところの「奴隷道徳」跋扈の日本では、まだまだ。

ずっと無理かもしれない。

でも、日本人の人口の2割の人間はアイン・ランドの精神を生きないと、あかんよ。

だから、種は撒いておく。

そのためにも、読みやすい超訳をしようと思った。

思っても、勤務先での仕事はくたびれたし、肝臓を悪くもした。

ランドに関する研究書も書きたいのに、書き上げていない。

アリストテレスのアイン・ランドへの影響を調べる仕事が、まだ残っている。

ほんとに、仕事が遅い私だ。

でも、このスロースペースが私の実態で真実ならば、それを私は受け容れて、コツコツやるしかない。

ともかく、超訳作業にしろ、研究書作成にしろ、退職後にしようと思った。

福山市立大学勤務時代も、私はヘトヘトのヨレヨレであったので。

で、めでたく退職した。

それから100日ちょっとが経過した。

そろそろ始めないと。

実質的にガンガンと書き仕事できるのは、あと10年ぐらいだろう。

緩いエッセイの類なら、90歳になろうが100歳になろうが書けるであろうけれども。

というわけで、やっとアイン・ランド研究者らしい態勢に入ります。

お気が向いたら、「超訳アイン・ランド作『水源』」Blog の方も覗いてやってください。

この「超訳Blog」は、ほぼ毎日更新します。

連載新聞小説のノリで、更新する。

この100日あまり、無職のプー太郎ならぬプー子として、のんびり生きた。

専業主婦の真似事もした。

すっごく幸せだった。

生まれてから1番気楽で幸せだった。

毎日、間食しながら読み散らかして楽しかった。

好きに食べたいものを作って過食してデブった。

ああ、また忙しくなる。

でも、自分がほんとうにしたいことができる最後のチャンスだもの。

Die empty!

もう空っぽだよ……もう何も出ないよ、やるだけやったから死ぬね……

と言えるような黄金の日々を創ろう!

って……またヘトヘトヨレヨレになりたいのか、私は……

2件のコメント

  1. パトリックブキャナンの本でアインランドを知りました。今手元に「水源」があります。藤森先生とアインランドが同じ激情の渦に住んでいると錯覚しそうです。団塊世代なのでこの本を読めるいまの人は幸せだと思います。超訳どうなるのでしょう。期待します。

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