本日は、2017年7月22日土曜日である。
国際情勢にせよ、金融情勢にしろ、これといった動きがない。
というか報道されない。
嵐の前の静けさ的いやな感じ。
A storm is coming. I know that…
The Terminator(1984)の最後の台詞である。
今は、軍産金融メディア官界学界複合体も夏休みでしょーか。
本日は、またも「舌はがし」の話である。
Facebook友だちのナースのメイヤ(本名は伏せる)は、私のBlogを読んで、果敢にも自力で舌はがしを試みた。
痛くて泣いたそうである。
無茶苦茶な性格である。
でも、国立大学出の優秀なナースだから、自分でやっちゃった。
ガキの頃から自宅で飼っていて可愛がっていた鶏を、自分で絞めて羽を毟って唐揚げにして食ってたそうだから、人間の生死を見つめてきたナースだから、生来、私とは気合と根性が違う。
自分の舌くらい、自分ではがしちゃう。
で、舌上げしたら、なんと〜〜〜〜!!
10日間に1度しか出ないという長年の超強力便秘が治ってしまったそうである!
ついでに長年のイビキが治ったそうである。
すごい〜〜
で、高校生のお嬢さんから、「これなら、ママ、彼氏に可愛らしく添い寝できるばい!」と祝福されたそうである。
………………
最近の「若き母と娘のガールズトーク」についていけない私は保守的可憐な昭和の香り漂う64歳。
で、私も、私なりにメイヤの真似して、奥舌から舌の先端を上口蓋にペタリとくっつけるように勤めた。
舌に力込めて、くっつけることができるように鏡を見ながら、絶対に他人には見せることができない顔を作って努力したとよ。
そうしたら、なんと、常備してある便秘薬を探す必要がなくなった!
恐るべし、舌はがし!!
みなさま、以下のような舌の位置が、低位舌ではない、正しい舌の位置ですからね!
「どこに舌を置こうが自由でしょ!好きに生きる人権を蹂躙しないで!」
と、おっしゃる方には薦めません。
人間は自由だ〜〜
愚かに生きる権利だって人間にはあるんだ!!
私だって、健康に良くないと知りつつ、アイスクリーム食ってるからな。
運動もせずに、ときどき、ノルディックウオーキングのポール使って徘徊してるだけだもんな。
助走はこれくらいにする。
今日は「舌はがし」啓蒙活動のリーダーであらせられるご存知、「七星スパルタ鍼灸院」院長の平井幸祐氏の言葉を、特に「呼吸法」に関する卓見を、紹介したい。
以下が、フジモリ流にまとめた「平井式呼吸法」である。
(平井式呼吸法覚え書き始め)
(1) 多くの人は、すでに口呼吸の弊害を知っている。ただし、鼻呼吸の正しい仕方は知らない。
(2) 正しい鼻呼吸に慣れるまで、まずは片方の鼻の穴からゆっくり吸ってゆっくり出すを交互で行うべきである。そうすると、脳に最初に酸素が行き、活性酸素の飽和度が下がった酸素が身体に供給されるからである。
(3) 普通の鼻呼吸だと、脳に酸素が行かず、身体に先に酸素が行く。活性酸素の飽和度が下がらない酸素が供給されると、身体に送られる酸素は活性酸素ばかりになる。胃まで外気が入ってしまう。腸まで外気が入って、腸内善玉菌を活性酸素で殺してしまう。
(4) 最初に脳に酸素が供給され、そこで活性酸素飽和度が下げられた酸素が身体に送り込まれるという本来の正しい呼吸は、舌が上っていれば自然にできることである。
(5) しかし、ほとんどの人は舌が上っていない。したがって、舌を上げること=舌はがしと同時に、正しい呼吸法も意識した方がいい。
(3) 正しい呼吸法を身につけるための練習は以下のとおり。
①まず片方の鼻の穴を指で軽く押さえて、もう片方の鼻の穴から呼吸する。真下から息を吸い上げるつもりでゆっくり吸う。
②それから、真下に向かって、目線はお腹あたり、お臍あたりに置いて、ゆっくり息を吐き出す。
③これを繰り返し、さらに同じ呼吸法を、片方の鼻の穴を使ってする。
これを意識してやっていると、この呼吸法が身について自然にできるようになる。
(6) 脳を経過通過しないと、酸素飽和度が下がっていない空気を身体が吸い込んで、身体に活性酸素が増えるので、ガンや炎症が起きる。
(7) だいたい漫然と鼻呼吸しててもダメ。鼻孔は、外気のウィルスチェックしてウィルス死滅させて温度・湿度を一定に保つ機能があるが、その処理は大変な作業である。だから、必死に意識的に鼻呼吸しないと、鼻孔の機能は強化されない。
(8) 鼻呼吸は意識して必死にすること。そうしないと、歯をくいしばることになる。鼻炎や蓄膿症になるのは、鼻呼吸しているつもりで、きちんとした鼻呼吸をしていないから。
(9) だから、まずは、片方の鼻孔を抑えて、片方の鼻孔にしっかり空洞を作って、吸った空気からウイルス除去して、脳に最初に酸素を供給させる!!これが健康の基本の基本。
(10) このような正しい鼻呼吸をしていると、今まで体内に溜めていた活性酸素が出てくる。ゲップである。このゲップは口から出さず、口で押し殺して鼻から抜くこと。そうしないと、口からゲップを出すと、同じ量の外気が口から入り、また活性酸素を体内に入れることになる。
(11) ちなみに、よく言われる「腹式呼吸」なんてものは嘘である。丹田に外気は溜まらない。
(12) 鎖骨のあたりまで肺はあるのだから、しっかり肺も動かす。脳を通過して活性酸素飽和度を下げた酸素をしっかり体内に送り込むために。
(平井式呼吸法覚え書き終わり)
いかがでしょうか?
納得なさいましたか?
舌はがしして、舌が上がると、自然にできる呼吸法が上記のものだそうですが、まあ、十分に舌が上ってなくても、この呼吸法を意識すべきだそーです。
そうかあ……
脳に酸素が行ってないから、私ってアホなんかなあ……
今からでも遅くない。
脳に新鮮な酸素を!
鬱病って、脳に酸素が行ってないからかもね。
認知症対策として有効だと、私は確信する!!
酸欠脳はダメ!!
ところで、平井氏は眼精疲労についても、以下のような対処法を提唱なさっておられる。
(平井式眼精疲労対処法覚え書き始め)
(1) まずは、舌で上口蓋を押し上げ、仰向けに寝る。
(2) うなじを伸ばし、左右の視点を鼻の先端に置く。それからお臍も見る。
(3) それから、両目の幅くらい、臍から視点を横にズラす。
(4) それから、その寄り目を真っ直ぐに治す。
(5) これで、眼精疲労と乱視は治る。近視も少しは治る。
(6) こうしてると、頭の形も丸く綺麗になる。
(平井式眼精疲労対処法覚え書き 終わり)
はああ……
????
平井氏の見識は独特である。
この方は、ご自分のお祖母様を見て、「あ、肺炎だ!」とわかったそうで、かかりつけの病院に連れて行ったが医師が不在だった。看護師は肺炎ではないと言い張った。
で、平井氏はお祖母様を別の病院に連れて行きレントゲン写真を撮ってもらった。
まさしく肺炎であった。
しかし、普通の新米の医者ぐらいでは見抜けないような類の肺炎であった。
医師ではないのに、凡百の医師より医学的洞察がある。
異常体質である。
エスパーである。
変態的天才である。
まあ、伯父上が外科医でらっしゃるから、もともと遺伝子が医学のベクトルを向いておられるのであろう。
ともかく、平井氏は不思議な能力の持ち主である。
可愛い赤ちゃんの顔を見て、可愛いなと思う前に、「嚥下障害で口呼吸で、噛み合わせが悪い」と瞬間的に診立(みたて)する。
この方は、ある意味で、ヘーゲルであり、イエス・キリストであり、釈迦であり、孔子である。
ヘーゲルもキリストも釈迦も孔子も、自らの洞察を書かなかった。教え諭しただけである。
同じく、平井氏も自分で自分の医学的思想を書かない。
実践で忙しい。講習会や勉強会に東奔西走しておられる。
ご自分の鍼灸院には、あまりいないそうである。
????
それでは困るなあ、啓蒙活動として文字情報は必要でしょーということで、テキトーに知った範囲のことを、私が本Blogに記録しておく。
みなさま!
舌はがしをするということは、舌を上げるということは、平井氏のお言葉を借りますと、「ノドチンコを擦り上げるごとく」高く上口蓋に舌を上げることであります。
ノドチンコを擦り上げるごとく。
そうなると、寝ているときも、上向いて寝るしかなくなるそーです。
横向いて寝るとか、うつ伏せで寝るとか、舌が「ノドチンコを擦り上げる」ごとく上っていると、ありえないそうです。
平井氏は福岡は黒田藩の武家のご出身であり、幼少のみぎりより武術全般を習得したそうでありますが、昔の武士の子どもは、上を向いて寝るように身体を縛られて眠ったそうである。
が、舌を「ノドチンコを擦り上げる」ごとく上げていないと、いつもいつも上向きに寝ていられない。
つまり、かつての武士は舌が上っている状態がデファクトであったのです。
うーむ。
タイムマシンで戦国時代最末期か徳川時代初期に移動して、宮本武蔵の舌の位置をチェックしてみたいものであります。
佐々木小次郎は低位舌であったかもしれません。
ご参考までに、平井幸祐氏作成の「舌と身体の内臓の相関図」を紹介する。
私は、肝臓が悪いという理由で早めに退職したが、確かに、舌の側面がギザギザになっている。
舌は内臓を写しているのだ!!
私の舌はがし修行と、呼吸法習得の道のりは遠い。
でも、歩いて行こう。
高齢化社会は、病人も増えるし、認知症も増えるということだ。
みなさま、自分でできることは自分でして備えましょう。
庶民が認知症なんかになっていられないって!
死ぬまで健康に自力で生きて行くのだ。
そのための舌はがしである!
舌上げである!
脳に酸素を送る呼吸法取得である!
日本が暗いのは、日本人の脳に酸素が行ってないからだ。
正しい鼻呼吸をしていないからだ。
正しい鼻呼吸をするために舌はがしだ!
ノドチンコを擦り上げるごとく、舌を上げるんだ!