本日は、2017年10月10日火曜日である。
論文状作文作成のために昼夜逆転生活が1週間ほど続いて、その後遺症で体調がダメだったけれども、やっと正常化されたようだ。
昨日からノルディックウォーキング散歩の再開もできた。
なああんにも考えずに歩く。
ちょっと歩くと、名古屋有数の高級住宅街に出るんで、ジロジロとよそさまのご邸宅を見物しながら歩く。相続税大変だろうなあ……
年取ると、夕食後は何もできないね〜〜
入浴したらサッサと寝て夜明け前に起きるのが一番よ。
朝の清々しさは希望に満ちてる。
これも午前7時過ぎると、汚れてくるのよ、空気が。
本日は、面白い本の紹介です。
副島隆彦氏と佐藤優氏の対談です。
『世界政治の裏側の真実』日本文芸社 1500円と税金。
副題が長い。
「忍者・佐藤優と狂犬・副島隆彦の手裏剣対談」
「インテリジェンスとコンスピラシー」
私が、こーいうこと書くと、Twitterで「小室教や副島教は、いい加減やめましょうよ」と書いてくる馬鹿がいる。
余計なお世話だ。何様のつもりだ。
自分は何ほどのものでもないのに、いっぱしの評論家やってるつもりの馬鹿は多いよね。
さっそくブロック。
Twitterでもfacebookでも、ブロック機能あるからいいわ。
まあ、面白さは読めばわかるので、読んでください。
この対談の中で、副島隆彦氏は、安倍首相や小池百合子氏の背後には「統一教会」があると言っておられる。
「統一教会」って、私が大学生の頃の1970年代前半に、やたらキャンパス内でも跋扈してた。
私なんかボケッと歩いているもんだから、やたら声をかけられた。
ほんとにうざかった。
あの時つくづく反省したよ。
自分の地(じ)を無用心にむき出しにして、人の好い顔して歩いていると、グジャグジャ話しかけられるって。
それは私が悪いんだって。
私の気立ての良さは、わたしの弱点になるんだ、この世ではって。
ほほほ。
やっぱり、世の中は馬鹿や邪悪が多いんだから、心ならずもキツイ顔して歩かなきゃいけないって。
勧誘に声かけられたら、黙って睨みつけるべし。冷たく視線を外すべし。
殺気殺気殺気。
それはさておき、私はずっと不思議だった。
安倍首相や小池さんの背後にいると言われる統一教会が、なんで勝共連合なのか?
だって、共産主義とキリスト教は、どちらもニーチェの言う奴隷道徳で、基本は同じでしょう。
世界から可哀想な人々をなくすために国家がちゃんと面倒見ましょう、集団主義の全体主義になりましょ〜〜みんなで分け合いましょ〜〜というのが共産主義だ。
世界から可哀想な人々をなくすために救済者をメシアを待ちましょう〜〜みんなで待ちましょう〜〜というのが、キリスト教だ。
どちらも他力本願で権威にすがる奴隷根性だ。
基本的には同じでしょう。お仲間じゃん。
なのに、統一教会が勝共連合。
不可解。
キリスト教の一派が、なんで共産主義反対なんだ?
同じ発想じゃないか。メシアが国家に変わっただけだ。
それに、いまどき、どこに共産主義があるのか?
共産主義国家なんて、地球上にひとつもないぞ。
共産党はあるけれども、それらは中国では特権階級であって、資源を人民がみなで分け合い共有する共産主義社会なんかない!
なのに、なんで存在もしない共産主義を憎むキリスト教カルトがあるの?
それとも、これは奴隷根性どうしの同族嫌悪ですかねえ?
で、この疑問をFacebookに投稿したら、誰かが「統一教会はアメリカが認めてるから」とコメントしてくれた。
で、やっと氷解。
そうかー!!
アメリカが認めているというのは、不正確な言い方。
アメリカの中の軍産複合体のパシリが統一教会ってことだな?
軍産複合体にとっては、ありもしない対立構造を捏造しないと困るんだよね。
兵器売れないと困る。
兵器開発されないと困る。
職業軍人が失業すると困る。
定期的にぶっ壊さないと在庫がはけない。
ぶっ壊さないと需要が生まれない。
ぶっ壊すには戦争が1番!
対立させましょう〜〜
敵対させましょう〜〜
で、すでに消えた共産主義を仮想敵にする。
それを煽るために存在しているのが統一教会。
なるほど、なるほど。
ネオコン=軍産金融メディア官界学界複合体=統一教会の雇用主か。
でもって、このネオコンさんたちは、敬虔なクリスチャンなんよ。
畏友の国際安全保障学研究者の松村昌廣氏に言わせると、「クリスチャン」なんて不正確に言うな、だそーだ。深刻な間違いだそーだ。
「ユダヤ・キリスト教徒」people with Judeo-Christian traditionと言うべきかねえ。
people with Judeo-Christian valuesもなあ……
この分野は、うっかり書いてはいけない。
まあ、学問的文章じゃないから、こんなところで。
すみません。
まあ、要するに、そういうことよ。
ネオコンには、ユダヤ教徒、つまりイスラエル人もいるからね。
ともかく、ほんとに「聖書」の内容を信じてるのがユダヤ・キリスト教徒原理主義者なんよ。
そういう人々がいるんよ。
「聖書」は、「指輪物語」や「進撃の巨人」と同じファンタジーだって思えないんよ。
「新約聖書」の「ヨハネ黙示録」を本気にしてるんよ。
「ハルマゲドンという世界破滅のときに、救世主が再臨して、ミレニアム千年王国が実現して、人類は1000年の平和と繁栄を享受して、歴史が終わる」
と、信じ込んでるんよ。
救世主がなかなか来ないから、人工的にハルマゲドン起こして、救世主をお迎えしましょ。
どーいう妄想だ。
救世主なんて永遠に待っても来ないよ。
この地上のことは、私たちに責任がある。
救世主じゃない。
どこまで、依存心の他力本願の塊なんだ。
うわーーこういうキリスト教原理主義者が、落合莞爾氏の言うところの「覇道一神教勢力」かしらんね。
しかしだ、この妄想が歴史を動かしてきたのも事実。
この妄想に取り憑かれて、イエズス会の宣教師たちは、日本にやって来たんだもんね。
大名をそそのかして、「キリシタンになったら、鉄砲の火薬をお譲りしますよ、代金は奴隷500人でいいからさあああ」ということで。
で、そそのかされた大名たちはキリシタンになり火薬を得る。
かわりに、長崎の港から、日本の若い女性たちや戦争で負けた男たちが、東南アジアやヨーロッパに奴隷として売られて行った。
キリシタン宣教師って、そーいう連中だったんだから。
でも、救世主を夢見て祈る貧しい虐げられた人民の思いに、嘘はなかった……
しかし!!
救世主なんていないんだよ!!
この世界を良くするのは、人間でしかない!
ろくでもない欠点だらけの人間が、何とかするしかない!
神はいるかいないか、私にはわからない。
いてもいなくても、私のすることは変わらない。
道徳を守るのは、神がいるからじゃないよ。
道徳は守っている方が損がない。
長期的視野を持って合理的に考えれば、悪いことはしない方が得だ。
ほんとだって。
まあ、宗教のことはよくわからない。
しかし、これだけは言える。
救世主は出現しません。
待っても無駄です。
いい大人が、ファンタジーで生きてちゃいけない。
ファンタジーで、妄想で、戦争起こすなよ、あんたの人生がつまらんのは、世界のせいじゃない。
あんたがパープリンだから。
というような、学校の「日本史」や「世界史」や「公民」の時間では絶対に教えてもらえない「世界政治の裏側の真実」を垣間見る秋の読書体験でありました〜〜〜♬♬♬
藤森さん、良いですね❣️
ご教示ありがとうございます😊
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拙文をお読みくださり、ありがとうございます〜
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