本日は、2017年11月20日月曜日である。
体調は相変わらずピンとこない。
アイン・ランド『水源』の超訳作業再開できず。
Facebookに投稿されるニュースを読んでると、疲れを感じる。
中国人(女性も)が公道で排泄している写真が投稿されている。
何のつもりで、そんなものを投稿するのか?
最近、包茎手術を受ける高齢者男性が多い。というニュースの投稿がある。
なぜか?
介護されるときに介護士さんに見られるのが恥ずかしいから。
もっともっともっと早くに手術せい!
最近、豊胸手術を受ける70代女性が多い。というニュースの投稿がある。
なぜか?
介護されるときに、貧相な乳房だと恥ずかしいから。
他の部品は皺くちゃで、オッパイだけ大きくツルツルと張り切っていても、しょうがないだろ!
意味不明なことが多過ぎる。
世の中がおかしい。
パトラッシュ、もう疲れたよ……
だから、今日の記事は、さらにさらにテキトーです。
最近月額400円(税抜き)の「dマガジン」に登録した。
190種類の雑誌をデジタルで読めるというサービスだ。
私は、ガキの頃から雑誌大好き人間であった。
『文藝春秋』とか『中央公論』とかのオヤジ系総合誌は小学生の頃から読んでた。
母親の婦人雑誌の袋とじをこっそり開けるのは私だった。
私の考え方が保守的オヤジなのは、ガキの頃にオヤジ系雑誌しか読んでいなかったからだ。
「岩波文庫」みたいなもんは家に1冊もなかったんで、左派系インテリに私が育つわけがない。
むははは。
育ちって怖いわね……
長じても、私が精読するのは雑誌と通販のカタログという超脳足りんであった。
仕事で忙しかった30代半ばから40代や50代は、そんな悪習に浸っている暇がなかったけれども。
なのに、また。
無職になって気が緩み、脳が劣化して、若い頃の悪習が蘇ってきたのであろうか。
しかし、毎月400円で190種類の雑誌が読めるのだ。
ザザザザとザッピングzappingするだけで、流行を見物できるではないか。
大学の教員やってた頃は、学生たちを眺めてるだけで、「いまどき」が見えた。
「ふーん、こんなのが流行ってるのか……」と、学生の着てるものや、持ち物をチェックすることができた。
ところが、今は右脚の悪いプチ身体障害者なので、繁華街をそぞろ歩くことも、混雑する地下鉄に乗ることもないんで、「いまどき」が見えなくなった。
だから月400円の190種類雑誌のザッピングは、私の「いまどき」リサーチになってくれる。
「いまどき」なんて知ってもしかたない?
まままままままま、そう言わずに。
「いまどき」watchingは、やっぱり楽しいのよん。
最近の美容院は、お客さんが若い人ばかりのところでは、昔みたいに雑誌を置かない。
ひとつひとつの鏡の前の台にタブレットが置いてあるだけだ。
お客さんは、そのタブレットのdマガジンのアプリをクリックして、ディスプレイにズラリと出てきた雑誌のアイコンから読みたいものを選ぶ。
もう190種類ですからね〜お客さんも嬉しいよね〜
お店も、タブレットを何台も用意するという初期設定費用はかかるけれども、タブレットを同期させれば、月400円で済んでしまう。
たとえば女性ファッション誌というのは、分厚くてほとんどがグラビアだから高い。1,500円くらいする。
それを何種類も用意するとしたら、10種類用意して1ヶ月15,000円。1年で18万円でっせ。
若い頃はいざ知らず、女性ファッション誌を読むということは、ほとんどの女性は、美容院でするだけだからね。
美容院が女性ファッション誌のプリント版を購入せずに、タブレットを用意してdマガジンのアプリですますとしたら、女性ファッション誌業界はどうなるんかしらん。
そんなこと私が心配することはないか。
dマガジンには、健康系雑誌とか、建築系雑誌とかの各種専門家向き雑誌とか、政治オピニオン系はない。
建築デザインの雑誌は好きで、たまに買ったりもしていたのだけれども。
まあ、そういうものは、じっくり読むからプリント版を買うのかな。
デジタルのzappingでもいいから、「こーいう雑誌あります!!」と知らしめたいのかな。
dマガジンは、一種の広告かな。
デジタルで読んで、紙媒体で読みたいと思う消費者を見込んでいるのかな。
雑誌も単行本も売れないとかで、大きな書店の吸収合併は増えているらしい。
街の小さな書店は閉店が続いているらしい。
だよなあ。
私も本はインターネット通販がほとんどだもの。
雑誌もどんどん変わっている。
最近は、いろいろな商品を実際に使って比較する実験系雑誌も多い。
食器洗い洗剤はどれがいいとか、ホッチキスはどれがいいとか、どの家電がコスパがいいとか、どのクレジットカードがいいかとか、どこのチョコレートが美味しいか、とか。
たとえば、値段が高いGODIVAより森永の方が美味しいとかさあ。
大昔は『暮らしの手帖』がちょっとだけやっていたことですね。
この商品リサーチ系雑誌はいいわああ!
情報いっぱい。
雑誌作る方は大変ですが。
企業もウカウカできないよねえ。
どこのデパ地下がいいかとか、どこのリサイクルショップがいいかとか、質屋はここだ!とか、葬儀屋ならここ!とか、そういうリサーチもされるに違いない。
『月刊 カリスマ整体師』とか、『月刊 ベスト鍼灸院を探せ!』とか、『月刊 美容鍼潜入レポート』とか出てもいい頃。
私、読者モデルやります。読モ!
とはいえ、雑誌の花はやはり女性ファッション誌。
Vogueは、昔からファッション誌の最前衛。その日本版もやはりセンスは抜群。
どんな分野でも最前線最前衛アヴァンギャルドは、あるとよ。
今の地球のお洒落の最前線はこれだあああ〜〜
私的には、Fudgeが好きです。
Spurも大好きです。
非常にセンスがいい。
しかし、私が実際に自分が着るとして参考にする雑誌は、Merです。
この雑誌は、表紙見てもわかるように、64歳向きでは、全くない。
10代の「幼児体型非モテ非セクシー非リッチ非ブランド系女の子」向けの雑誌だ。
ダボっとしたセーターに、これもダボっとしたパンツ合わせてるようなスタイル満載の雑誌だ。
古着特集も多い。
古着って言わずに、ヴィンテージって言うらしいですが、いまどきは。
でも、私はこの雑誌が好きなんだから、しかたない。
この雑誌に載っているような類のものが着たいんだから、しょうがない。
50代以降女性のファッション誌というものもあるけれど(雑誌名は秘す。HISじゃないよ)、もう見てると哀しい。
地味な色ばっかりでさ。
黒にベージュに紺だってさ。
シックで上品で大人の気品だってさ。
こんなもん着たら、「意地悪で執念深くて気取ってるだけで退屈」そうなババアに見えるだけだ……と思えるようなファッションばかりだ。
「差し色はレッドで」だってさ。
アホかアホかアホか。
全部レッドにしてみよう。
「メイプル超合金」のカズレーザーみたいに。
カズレーザーは、「漫才界の平井幸祐カリスマ」だ。
例の舌はがし啓蒙運動リーダーの平井氏は、赤とピンクしかお召しにならない。
まず、この点において尋常じゃない。
やはり、生後3カ月にして、オムツをされることに抵抗してオマルを使っていらしただけのことはある。
人間は、特に日本人は、心が解放されないと、鮮やかなレッドとかピンクとか堂々と着ることができない。
だから、若くして、シレッと赤やピンクを堂々と着ることができる平井カリスマやカズレーザーは、心が自由なのだ。
私がレッドを着るようになったのは、47歳からだった。
しっかり覚えている。
突如として、赤が好きになったのだ。
赤いものを着たくなったのだ。
なんでかわかりません。
47歳ぐらいから、守護霊が変わったんかしらん。
47歳でアイン・ランドに会ったし。
47歳くらいから、私の心は無頼になった。
その頃から、ド派手が平気になった。
それはさておき、日本人よ!晩年になってまで、世間の目を気にして地味な色ばっかり着てたら、いつ赤やピンクを着るのか?
いつ派手なキンキラキンを着るのか。
仏壇に入る前に、生きて歩く仏壇としてキンキラキンになろう。
わび・さびなんて嘘だよ。
清水寺だって、創建当時はキンキラキンだった。真っ赤だった。
私は、もともと10本の指に全部リングはめたいキンキラキンにしたい人間であったが、食って行くために選んだ仕事が教師だったので、周囲から浮かないように随分と抑制してきた。
もう浮いてもいい。
浮きっぱなしでいい。
嬉しい。
だから、64歳で10代の女の子向けファッション誌を読んでもいいのだ。
いっそ、文字通り「お転婆系雑誌」、つまりババアが転ぶみたいなふざけた高齢女性向け雑誌を作りたいくらいだ。
特に冬はフェイクファーのコートなどいい。
悪趣味で行こう。
フェイクファーはアクリル製だから、発色が綺麗だ。
鮮やかで言語道断なほどの悪趣味のピンクや赤や黄色や緑のフェイクファーコートなんか、特にいいと思う。
いまどきは、フェイクファーは、ファンタジーファーと呼ぶ。
dマガジンで、いろいろファッション誌も斜め読みしていたら、流行はファンタジーファーだった。
さすが、21世紀の若い人々のファッション誌においては、本物の毛皮コートは動物の死骸であるという動物愛護精神が行き渡ってきたようである。
ということで、dマガジンの話でした。
中々、女性ファッション誌を読む機会もありません。
普段、ワイシャツネクタイと背広では、女性ファッションを毎日、社内で拝見するだけです。
貴重なブログ、有難うございます。
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拙文をお読みくださり、ありがとうございます。dマガジンで、男性ファッション誌もいっぱい読めますが、そちらはまだ見ていません。私の世代だと、男性ファッション誌というのが、ピンとこないというか。ははは。
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