本日は2018年3月10日土曜日である。
明日は3月11日だ。
3月11日ですよ。
地震だか津波だか、某国による人工地震だか、某国諜報部による東電福島原発へのテロだか何だか知らないけれども、あの3月11日ですよ。
また起きると想定して油断しないようにしましょう。
大局的には日本は大丈夫。
でも、いつでも想定して、自分にできる範囲で「有事」に備えておきましょう。
ところで、昨日は、私がいつも美容鍼でお世話になっている名古屋は栄の久屋大通にある「こもの」鍼灸院で、第2回目名古屋舌はがしセミナーが開催された。
講師の舌はがし啓蒙活動リーダーの平井幸祐(ひらい・こうすけ:1970-)氏は、東奔西走あちこちから招聘されて、舌はがし勉強会と体験会を実施しておられる。
東京方面での活動をすませて、9日は名古屋で、10日と11日は大阪でセミナー開催だそーだ。
まだお若いとはいえタフな方である。
しかし……本業の福岡の「七星スパルタ鍼灸院」は、院長不在で大丈夫なのですかねえ……
http://nanahoshi89.wixsite.com/nanahoshi-hp
月の半分は不在。
しかし、カリスマ整体師でもある平井氏を絶対的に信頼している九州の患者さんたちは、じっと平井氏の帰還を待っているそうである。
平井氏の活躍により、平井氏に協力する多くの人々の努力により、ジワジワと舌はがしの重要性は知られつつある。
特に赤ちゃんを持つ若いお母さんたちが熱心である。
そりゃそうだよね。
10人くらい産めば、まあ8人はハズレでも、2人はデキが良く育つ。
しかし、ひとりやふたりでは、育児の失敗は許されない。
親の責任は大きい。
ぶっちゃけて言えば、人間は25歳くらいまでは親の情報力に左右される。
親が迂闊で馬鹿だと、子どもの人生は初動段階で非常に出遅れる。
そうでしょ?
親が質のいい情報を持ち適切に利用実践できるかどうかに依存しているのだ、子どもの人生の最初の段階は。
で、この最初の段階がかなり決定的なのだ。
そんなこと言ったら気楽に産めない?
気楽に産むなよ、犬や猫じゃないんだから。
中産階級の人間にとっては、資源には限りがあるんだからさ。
その維持に努力しないと、吹けば飛びような資産しか持ち合わせていない。
上流階級の人間は、金も資産もあるから、どんなにクズに育っても食っていける。
下層階級のアンダークラスの人間は……知らんよ、私は。
せめて子ども虐待はしないで!
ともかく、中産階級の若いお母さんたちにとって、入手できる限り最高に最善に適切で実践可能な育児法を知ることほど重要なことはない。
聡明なお母さんであればあるほど、そのことに自覚的である。
で、例の舌はがし関連動画を製作販売しておられる株式会社栄親(青木理子さん代表)でも、乳幼児に関する舌はがし動画は、特に注目を浴びているようだ。
https://www.reservestock.jp/stores/index/1676
このブログでも、舌はがしに関心のある方々必見動画として、秋保良子氏の動画や、澤本笑氏の動画を紹介した。
舌はがし本家本元の平井幸祐氏の動画もいくつか販売されているが、私は以下の動画を強く強く推薦する。
45分くらいの長さの動画なので、視聴しやすい。
ここだけの話だが……私はこの動画を購入して、そのURLを赤ちゃんを産んだアメリカ在住の教え子さんに横流しした。
すみません。
「他人にシェアしないでね〜〜知的所有権の侵害だからね〜〜」と言って。
これ、製作販売元の栄親さんには内緒です。
ということで、この「小児の舌はがしトレーニング」編と、秋保良子氏と澤本笑氏の動画の3本は、真に意識高い系ご家庭の常備動画。
3本で9000円。
それだけの価値あります。
親として、できるだけのことは、やってあげたいじゃないの!!
私は、子どもも孫もいないけれども、親御さんの切なる思いはわかるとよ。
https://www.reservestock.jp/stores/index/1676
話を元に戻す。
第2回目名古屋舌はがしセミナーの話だ。
去年の12月は日曜日であったので、多くの受講者の方が出席なさっておられたが、昨日の9日は金曜日ということで、出席者は8名ほどであった。
セミナーというのは数が多くて盛況なのもいいけれど、数が少ないのもいい。
アットホームな雰囲気になるので、講師の平井氏にいろいろ質問しやすい。
セミナー内容は、舌はがしの重要性を平井氏が知った経緯に、舌はがし方法のデモンストレーションに、適切な嚥下方法のデモンストレーションである。
同じ内容である。
あたりまえだ。
では、なぜに、同じ内容のセミナーを私は何度も聴きに行くか?
あのねえ、舌はがしセミナーを1度受けたら、理解できるというものではないのだよ。
何度でも聴くべきなのだよ。
ほんとに理解したいのならば。
知ったかぶっちゃいけないの。
同じ内容のセミナーでも、受講が初めての方もいらっしゃれば、リピーターの方もおられる。
質問が盛んなセミナーもあれば、質問があまりないセミナーもある。
受講生の状況によって、セミナー内容の細部は臨機応変に変わる。
その臨機応変に変わる細部に、新しい情報が加えられる。
講師の平井氏自身が、どんどん変化し思考をし、洞察や観察が蓄積されるからだ。
ということで、今回もいろいろ勉強になった。
2017年12月の第1回名古屋舌はがしセミナーに出席していらした70歳ほどの男性が、2018年3月9日にも出席していらした。
三重県松阪市からのご参加である。
ご自分の舌はがし実践方法について、平井氏に熱心に質問していらした。
その方のお顔を見て私は驚いた。
お肌がツヤツヤとしておられる!
目もパッチリしておられる。
生き生きと若返っておられる。
舌はがし効果だ!!
あれ〜〜〜!!
やっぱり、舌はがしは凄い!
今回の舌はがしセミナーで私があらためて理解したのは、以下の点だ。前にも聞いたけれども、今回はもっと腑に落ちた。
頭でわかったつもりでも、腑に落ちていないことは多いのだよ。
(1) 生き物というのは回転しながら成長する。太陽だって、じっとしていない。回転している。回転しているというのは、進みながら、推進しながら回転している。その推進しながら回転している太陽の回りを地球などの惑星が、これまた推進しながら回転している(これは、もともとは大阪の岡崎治療院の岡崎友彦氏の言葉らしいが)。
(2) で、人間の身体も、人間自身には自覚できないけれども、回転している。回転しながら成長しているし、身長が伸びなくなっても回転している。
(3) で、どうしても人間の身体は捻れてしまう。その捩れを中和するのが、上口蓋についている舌だ。舌が上顎にくっつくことによって、過剰に内臓や骨が捻れることにストップがかかる。内臓も舌が上がってないと、下がる下がる。妊婦さんのお腹も大きすぎるのは舌が下がっているから。舌が上がってないと子宮が下がって下がって大きくなり、母体に負担がかかる。
(4) 舌があがり上顎にぺたりと、奥舌から舌の先端まで着いていることで、内臓や骨の過剰回転が取れて、内臓も下垂せずに、あるべき場所におさまり、内臓や骨が正常に機能するようになる。
(5) 低位舌のために過剰に回転するのは脳の神経もそうである。頭が悪いとか、適切な言葉が脳に浮かばず出てこないとか、思考しようにも思考できないとか、そういう現象は、それは脳の神経が回転し過ぎて捻れすぎていて、神経の連結がうまくいかないから。
(6) 舌はがしを体験し、脳の神経の捻れが解消されると、捻れに捻れていた状態が常態である時間が 長すぎたので、かえって寂しく感じられる。悩みばかりで、しかしその悩みがまとまらず、脳が常に重くドンヨリしていた状態から、脳がクリアになると、悩みがないのが頼りないような生きてる気がしないような感じになることが一時的にはある。
(7) 舌はがし訓練として、口腔内に指を入れて舌の裏を押す方法もあるが、スツールにまっすぐ腰掛け、スツールの両脇を両手で掴み、背筋を伸ばして、身体を伸ばして、腕に力を込めて、舌を思い切り上顎につける運動を何回もするのも効果的。身体はあくまでも真っ直ぐに伸ばす。左右に曲げてはいけない。
(8)歯は噛み合ってはいけない。歯と歯が触れ合うのは良くない。舌はがしして、舌が上がれば、歯と歯は触れ合うことはない。食いしばりや歯ぎしりなど起きない。Bite the bullet!「弾丸を噛め!」というのは、西部開拓時代のアメリカで言われた言葉だ。口の中に弾丸を入れて奥歯で噛み締めて、しっかり身構えて負けるな!って意味だ。弾丸を噛むのはいいけど、自分の奥歯を噛み締めてたらダメ。
(9) 火事場で何か重いものを運ばなきゃいけない時ならいざ知らず、硬いジャムの蓋を開けるときぐらいに歯を食いしばってはいけない。そういう時は、舌をしっかり上顎につけること。
(10)出産の時に歯を食いしばると骨盤が収縮して、赤ちゃんが出にくい。舌をしっかり上げれば、子宮が収縮して赤ちゃんはいとも自然に子宮から押し出され産道を通って生まれてくる。
いやあ……
何回舌はがしセミナーを受けても、新しい発見がある。
自分の実践度と理解度に応じた発見がある。
65歳の私の身体は歪みっぱなしの捻れっぱなしだ。
でも、やっと自分の身体をケアできる余裕が持てるようになったのだ。
今まで無視して大事にしてこなかった自分の唯一の資源である自分の身体をできる限り正常化したい。
何のために?
自分の生命への、人生への感謝ですね。
ほんと、特に若いお母さんたちに、舌はがしを知っていただきたいよ!
私は切にそう思う。
だって、人だよ。人間だよ。
日本の未来って、日本人の質次第でしょ。
もう、戦後73年の間に生産されたふやけた類の日本人のことはいいよ。
「失われた世代」のことはいいよ。
失敗の理由なんか挙げてもしかたない。
ともかく、自分の身体と精神の健康は自分で守ろう。促進しよう。
病院だの医者だの薬品などに自分の人生を託してはダメ。
若いお母さんたちも、良き情報は自分で開拓しよう。
いまどき古臭い権威主義に依拠すると、あなたの人生も、あなたの大切なお子さんの人生も萎縮して破壊される。
舌はがしは、確実に未来のための良き情報のひとつだ!
これからの15年間ぐらいは厳しい時代になるけれども、10代の人々の中から天才的な人々が輩出している。
お笑いの世界にも新しい風が起きている。
なんか、ワクワクしてくるね!