[268] 評論家と出版社編集長と無職のプー子の会話

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本日は、2018年3月14日水曜日である。

本日の私は花粉症の症状がひどい。

しんどいわあ……

今日は、最近私が2人の男性の方々とかわした会話について書く。

おひとりは高名な政治経済評論家であり、もうひとりは大手出版社の編集長をしておられる。

(会話の記録始め)

「アイン・ランド(Ayn Rand:1905-82) は、毎週金曜日の夜に弟子を集めて、Atlas Shrugged『肩をすくめるアトラス』の原稿のできあがった部分を読みあって、意見交換してたんだね」

「はい。そんなことしてるからダメなんですよ。弟子の意見なんか聞いてちゃしょうがない」

「Atlas Shruggedは、ロックフェラーに対する当てつけだ。我々は、お前のやっていることを知っているぞと抵抗する小説だ。アイン・ランドはロスチャイルド派だからね、ロックフェラーのやり口を知っていたね。ロックフェラーのやっていることを小説で知らしめた」

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「アイン・ランドの家に集まっていた弟子たちのひとりがアラン・グリーンスパン(Alan Greenspan:1926-)だったわけですね」

「はい。弟子はほとんど哲学とか文学とかの人文学系が多かったんですが、グリーンスパンだけはウォール街で成功した実業家でした。グリーンスパンの自伝のThe Age of Turbulanceにも書かれています」

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「グリーンスパンは、もともとはニューヨークのジュリアード音楽院でクラリネットやってたんだね。サキソフォンで有名で。数学ができたんで、それからニューヨーク大学に入り経済学で修士号をとった。で、コンサルタントの会社を立ち上げて成功した」

「はい。アイン・ランドの直接の弟子の中では、グリーンスパンだけですね。実業界で成功したのは。お金儲けを推奨する小説を書いたアイン・ランドの周りの弟子たちで、ビジネスで成功したのは、金儲けできたのはグリーンスパンだけです」

「1974年から77年までフォード政権で経済諮問委員会の議長やってる。まだ48歳だったのに。で、1987年から2006年まで、Federal Reserve Boardの議長やった。全5期勤めた。マエストロなんて呼ばれて、グリーンスパンの金融政策は間違いがないなどと言われた」

(上の写真はフォード大統領政権下のホワイトハウスを、弟子のグリーンスパンとともに、アイン・ランド夫妻が訪問した時の写真。The Wall Street で成功していたグリーンスパンは公職になんか就きたくなかった。でも、師匠のアイン・ランドがグリーンスパンに勧めた。公職に就けば、私たちの理想の実現に近くなるでしょ?と言って)

「5期連続のFRB連邦準備理事会の議長とは、すごいですね」

「でも、グリーンスパンは本当ロスチャイルド派だからね。ロックフェラーとはほんとうは敵対していた。中央銀行が通貨量を左右して、ジャブジャブマネーで景気を作っていることを承知していた。ありゃ、確信犯だね。グリーンスパン自身は古典的自由主義者だったからね。アイン・ランドの弟子だったんだから。中央銀行の為替操作や金融操作などには反対だった。わざと、アメリカ経済を破綻させる方向に誘導したね」

「グリーンスパンは、アイン・ランドの弟子の中で一番出世しました。ダントツでした。彼の師匠だったので、アイン・ランドの名前も残っているのかもしれません」

「リーマンショックで、ほんとうはシティ・バンクグループもダメになった。ロックフェラー系企業の痛手は大きかった。確信犯だ。わざと、経済破綻させたんだ」

「リーマンショックの時もシレッとした顔してましたね。他人事みたいな顔してましたね」

「どうも、アイン・ランドとグリーンスパンは愛人関係にあったようだ。肉体関係あったようだ」

「ありえませんよ。アイン・ランドはそんなに美人じゃなかったし。グリーンスパンは21歳も年下ですよ。そんな年下の男性と無理ですよ。グリーンスパンの自伝の中に、アイン・ランドのことplainと書いてますよ。不器量だって」

「いいや!それぐらいのことはする女だ、アイン・ランドは!」

「えええ〜〜無理ですよ〜〜そんなあ、男性の方が勃ちませんよ」

「言うな!! それ以上言うな!! 女ごときが! 女ごときに何がわかる! 何がフェミニズムだ! 僕はフェミニズムなんて絶対に認めないぞ!」

(以上、会話 記録終わり)

まあ、アイン・ランドとアラン・グリーンスパンの関係は、私にはわからない。

こういうことは現場に踏み込んで目撃できない限りは、なんとも言えない。

アイン・ランドが25歳年下のナサニエル・ブランデンと愛人関係であったことは事実だ。彼本人も、彼の元妻だったバーバラ・ブランデンも書いている。

(下の写真は、ナサニエル・ブランデンさんとバーバラさんの結婚式の時の写真。すでにおふたりとも故人である。ランドのご主人もすごい美男子だった。ナサニエルさんは、若い頃のランドの夫に似た美青年だ。この時点では、まだ愛人関係ではなかった)

でもなあ……アラン・グリーンスパンとは……

私は、ナサニエルさんよりもアランさんの方が男前だと思うが、それは私の趣味であって、アイン・ランドの好みは正統美青年系だからねえ……

ランドの好みじゃないんだ、アランさんは。

渋すぎる。頭が良過ぎる。

まあ、性交関係があったかなかったかについては、はっきり言って、どうでもいいと言えばどうでもいいことだ。

体力のある人は、どーぞ、どーぞだ。

元気があるのは、いいことだ!!

アイン・ランドでも、日本の某女性作家でも。

大いに肉を食って、ピンクのネグリジェ着て若い編集者を楽しんで、リベラルごっこ、やってください。

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