本日は2018年6月16日土曜日だ。
今日は、為政者から、その辺の役所の人にいたるまで、公務員というのは仕事したくない人がなるものであるのだし、下手に使命感のある公務員は、かえってろくなことしないから、この際、国民は公務員に期待するのではなく、「正当なクレーマー消費者」となって、この社会の改善に寄与しましょう〜〜という話を書く。
すみません。
私は、Blogだろうが、SNSの投稿だろうが、なんか書いてるのが1番好きなんで、また書いちゃいます。
なにしろ、ガキの頃に漫画家になろうと思って、セッセと漫画描いてるかと思いきや、「漫画家になった自分へのインタヴュー記事」を書いていた私です。
あの時点で気づけばいいのに。
私は漫画を書くのが好きなのではなくて、文字を書いてるのが好きなんだって。
ところで、もう最近は、国際ニュース追っかけるのも辛いね。
日本にとっては、ろくなことにならん見通しばかり。
http://suinikki.blog.jp/archives/75981343.html
政府がどうのこうの言っても詮ないしね。
政治や外交がどうのこうのと言っても詮ないしね。
栓がないなら、栓抜き要らないって、そういう話じゃないしね。
家業が国会議員の家にたまたま生まれたから国会議員になったり、為政者になった人たちは、政治とか外交なんて、ほんとうにやりたいことじゃないので、仕事したくないのが本音だしね。
大変だよね、家業がそんなだと。
家業を蹴飛ばして自分の好きなことをしろと言われてもね。
一方、もう正答がひとつの類の勉強は大好きだから公務員試験受かるし、世間体もいいし、ステイタスあるし、天下りできるし……ってんで、中央官庁のキャリアになった人たちは、行政機構を効率化合理化して日本の繁栄に寄与するなんて、ほんとにやりたいことじゃない。
だから、やるべき仕事は先延ばしにして、どうでもいいことだけやって、在職場時間だけ長くする。
ほんとうに好きな仕事をする人は「知恵」が出る。天から知恵が降ってくる。すぐに体が動く。すぐやる。
ほんとうに好きな仕事をしていない人は、保身と怠惰と現実逃避のための「悪知恵」しか出ない。
悪知恵は地下から湧いてくる。地獄の知恵ね。地面に縛り付けられて体が重くて動かず。
悪知恵いっぱい。
税金をかける対象をもっともっと見つけよう〜〜とか。
車検は2年に1度じゃなくて、毎年にしよう〜〜とか。
大学正常化のために、大学には必ず数人の文部科学省OBかOGを派遣する(=天下りさせる)ことにして、拒否する大学には補助金出さないよ〜〜とか。
学校内暴力事件(イジメの正確な名称)や教師の性犯罪隠蔽のために、内申書に「学校運営への協力的姿勢」なんて項目を加味しよう〜〜事実を証言する生徒は志望校に合格しないように細工しよう〜〜とか。
まあ、公務員というのは、なりたくてなる人は自衛隊と警察と消防官以外は、ほとんどいないだろうから、どうしても「悪知恵」しか出ない。
安定していて、失業する心配がなくて、責任を問われることがなくて、競争がなくて、結果を出さなくて済むからという理由で公務員になる人がほとんどなのだから、しかたない。
だから、親から虐待された可愛い5歳の女の子がひらがなでノートに書き遺して死んだって、児童相談所としては、対処するのなんか面倒くさいんよ。
昔の私の教え子さんのひとりは、よく「趣味に生きたいので、公務員になりたい」と言っていた。
「趣味に生きたいなら、趣味に徹底的に生きてプロになって食べていけばいいんじゃないの?」と、私は言った。
そこまで趣味を極める気はないとのことだった。
要するに、自分に負荷かけて生きたくないから、のんびり生きたいから、公務員になりたいということであった。
あの子、若いのに、疲れていたんだろうねえ……
19歳や20歳で、のんびり生きたいなんて、よっぽど、したくもないことして生きてきたのだろうねえ。
で、そのうちに、何がしたいのか、何が好きなのか、わけわからなくなったんだろうねえ……
それぐらいに、現代日本は、あまりに「がまんクラブ」への強制入会が浸透し過ぎていて、日本人は、自分の我慢に被害者意識を募らせるあまりに、他人に冷たくなっている。
「なんで私だけが苦労しないとあかんのよ……」という心理になって、わけのわからんルサンチマンで脳がグジャグジャになってる。
かといって、使命感と責任感に満ち満ちた公務員も困るんよ。
勉強ができただけであって、ほんとうに頭がいいわけではないのだから、善意でいろいろ考えて実践してくれても、下手な考え休むに似たり、なんよ。
文部科学省の繰り出す改善策なんて、「地獄への道は善意で敷き詰められている」の実例にしかならん。
「ゆとり教育」しかり。
「大学入試改革」しかり。
「大学改革」しかり。
なんもせんといて。
存在しないことが日本にとって1番いい官庁のひとつが文部科学省。
教育を自由化すれば、日本はバーンと活性化する。
いろんな学校が林立し、いろんな教育サービスがビジネスチャンスを求めて生まれる。
国立大学で1番偏差値の低い教育学部出身の教師じゃなくても、誰でも教えたい人間が教師やればいい。
自由競争の自然淘汰に任せればいい。教育サービス消費者が主体だ。学校を選べばいい。
学校内暴力事件を見て見ぬふりするような教師や、生徒にセクハラするような教師なんか即日解雇だ。
エリートはエリート用学校に行けばいいし、勉強が苦手な子は苦手向きの学校に生けばいい。
卒業生が社会に出て稼げる能力や技能をつけない学校は潰れていい。
まあ、教育問題はさておいて、そもそも、私に言わせれば、「公僕」たる公務員になろうと願う人間は変態である。
なんで、そんな他人への献身を仕事にする気になるんだろ。
それって、他人を動かしたいとか、他人の人生を変えたいとかの支配欲や権力欲の別の顔なんじゃないの。
各自の個人が自分の人生を幸せにしたいと各自が奮闘すればいいんであって、あんたが心配することないんだよ。
ということで、私が何を言いたいかと言えば、
無為の公務員も有意の公務員も、ろくなもんじゃないから、期待しないように、ということです。
上は為政者から下はそのへんの役所の人まで、日本社会を動かす公務員さんたちは、好きな仕事をしているわけではないから、仕事しないし、まれにやる気のある人も、奇妙な救世主意識があって、ろくなことせんから、一般国民としては、それを前提にして動かないといけないということであります。
で、私たち一般国民にできることは何か?
黙って待っていても、状況は良くならないんだからさ。
具体的にできることは何か。
正当なクレームは、しつこく何度でも当局に伝えるってことですね〜〜
公務員って、税金で食ってるわけだから、納税者のご意見は聞かないといけないもん。
最低でも聞くフリはしないといけないもん。
役所の窓口で働いてる人たちは、非正規雇用が多いので、窓口で切れて大声出してもしかたない。
メイルでも手紙でも電話でも、責任者出してちょーらいと礼儀正しく言って、クレームつける。
黙って我慢していてはいけないということであります。
泣き寝入りはダメだということであります。
それやると、我々が住んでいる日本という社会がなおさら劣化する。
お店でも、クレームつけなくても、いずれ倒産するわさ……みたいな弱小店は放置でいい。
でも、大企業なら、きちんと苦情を言い改善すべき点を指摘する。
前回の記事で紹介した「現代20代日本人のカリスマ自己啓発本作家」である千田拓哉氏も以下のご著書で書いてる。
つまり、今や家庭も学校にも教育機能はない。
会社も上司が叱るとパワハラ扱いされる。
職場の教育機能も潰されつつある。
だからこそ、「お客様の声として外部から教育していくしかないのだ」
今や、消費者の正当な根拠ある理性的なクレームのみが、企業や行政を変える。
公共サービス消費者たる納税者の市民がやいのやいの言わないと、市役所は動かない。
同じく、国民が、やいのやいのと官公庁に言わないと、官公庁は動かない。
「がまんクラブ」日本列島では、何も良くならない。
私は、ガキの頃から、正当なクレーマーであった。
インスタントラーメンに不備があると、手紙書いて、欠陥商品とともに企業に送った。
単身赴任で入居したアパートメントハウスに大家の無思慮で大きなゴミ箱が設置されていなかったので、カラスによるゴミ荒らしで悲惨な状況を写真に収めてもらって、大家に手紙を書いた。
墓石に不備があり、担当者がテキトーに誤魔化したときは、墓石会社の社長に、手紙を書いた。
ニューヨークのエルメス店で問題を感じたときは、本社とニューヨーク支店にメイルを送った(ここは返事がなかった。エルメスは駄目だな。おフランスは駄目だな。エルメス商品は売ったった。みなさん買わんでいいよ、ここからは)。
職場でも問題があれば、教授会でも他の会議でも発言したし、全学一斉メイルを出して改善を訴えた。
社会全体のこと考えたら、言うべきことは言わないとあかんのよ。
冷静に礼儀正しく、しかし断固として。
ということで、日本はこれからますます厄介なことになります。
じっと待ってりゃ事態が改善されることはないです。
私と家族が幸せならばいいのよって、言ってられない状況になりました。
だから、まあ、やれることはやりましょう。
小さなことから。
戦後73年の平和と繁栄を活用し損ねて、日本人は心身脳ともにお馬鹿になりつつあるとはいえ、千田拓哉さんのご著書を読んでいる若い人も多いらしい。
希望はあります。
あ、ついでですから、amazonプライム会員なら無料で読めるKindle unlimited の中に入っている千田氏の『「すぐやる」力で差をつけろ』からおもろい文を引用しておきましょう〜〜
出血大サービスね。鳥山明風に言えば「蚊んすのスーパーマーケット」ね。
「どんなに努力家でも、どんなに優秀でも、「すぐやる」人には絶対に敵わないのだ」
「やる気とは声の大きさではなく、「すぐやる」ことだ」
「一流と呼ばれるプロたちは、仕事を仕上げるスピードが猛烈に速いのだ。プロとは、仕事を桁違いに速く仕上げられる人のことなのだ」
「仕事というのは、教える価値ある人間だけに教えればいいのだ。教えたくなる人間だけに教えればいいのだ」
「キリのいい時間から勉強をしようとする人は、永遠に勉強ができない」
「勉強に限らず、スタートするのは今この瞬間がベストタイミングなのだ」
「『すぐやる』人は、人生で最も大切なものは時間だということを知っている」
「すぐやらないことの本質を突き詰めてくと、なるべく働かずに仕事を先延ばしにしてお金が欲しいということに他ならない。率直に申し上げて、大半のサラリーマンはこれに該当する。 だからすぐやらずにだらだら残業して、限界いっぱいまで残業代を請求するのだ」
「今すぐやりたくないことは、やらなくていいことだ」
「今すぐやりたくないことを無理してやり続けると、まず体を壊す。体を壊すだけでなく、そのうち精神にも異常をきたす。これは何を意味するのか。それを続けていてもあなたは幸せになれないと、あなたの体が訴えているのだ」
「食事で好きなものから食べる人は、人生も好きなことから取り組む人だ。人生を好きなことから取り組めば、あなたは必ず幸せになれる。万一あなたが突然コロッと死んだとしても、あなたは好きなことをやって死んだのだから後悔はないはずだ」
「やりたいことからしゃぶりつけば、優先順位なんて勝手に定まっていく」