本日は2018年7月16日月曜日である。
三連休の最後の日だ。
無職でも三連休は嬉しいよん。不思議だ。
猛暑の三連休である。摂氏40度である。
土曜日曜と廃人であった。廃人28号。
土曜日曜と、ほとんど何もしないでゴロゴロしていた。
本も読まず、iPadいじくってはウトウト眠り、ただただ呆然としていた。
もう最近の世相だもん。
心が疲れる。
西日本大豪雨。
インフラストップして、猛暑の中で避難民はトイレに行くのも我慢する。
異常気象があたりまえの常態になる時代。
毎年、このような災害が起きる。
救援も復興もすまないうちから、次の災害。
民主党政権の時の事業仕分けで中止された災害対策用公共事業の手抜きが被害を拡大させたという説もある。
文部科学省官僚が賄賂代わりに息子を医大へ裏口入学させて逮捕される。
当該の東京医科大学は毎年度10名は裏口入学させてきて、その裏口入学者リストもある。
裏口入学者は、政治家の子どもや官僚の子どもだそうである。
富士山が噴火しないのは、まだギリギリ日本人の51%がまともだからだそーだ。
えええ?あとの49%は酷いの?
確かに49%の日本人は酷いのかもしれない。
「文部科学省」の官僚(たち)が子弟を裏口入学させて来たんだからさあ……
問題は日本国内だけのことじゃない。
たとえば、副島隆彦氏の「学問道場」の「重たい掲示板」における最最近のご投稿をお読みください。
ここでの副島隆彦氏のご投稿内容のポイントは、以下のとおり。
(1)トランプ大統領の、無規範、理念なし、ヴィジョンなし、大国としての責任感なし、ひたすら自国中心、他国の立場は一切考えないという姿勢というのは、ヨーロッパの政治家も呆れている。みなの想像を超えてトランプ大統領は極道以下の極道である。
(2)トランプ大統領は、ほんとうに本気でAmerica Firstなので、アメリカ人が食っていければそれでいいという立場であり、それ以外にトランプ大統領が従うルールも倫理もない。
(3)北朝鮮がどうしようが、アメリカに直接の不利益がないなら放置。東アジアの安定や核の拡散などどうでもいい。アジアの事でわざわざ米軍人が血を流す義理はない。だから北朝鮮攻撃しない。北朝鮮の人民のことなんか知らん。日本のことなんか知らん。韓国が北朝鮮に飲み込まれても別にいい。アジアから米軍全部撤退でもいい。
(4)同じく中東の問題も知らない。イスラエルどうなってもいい。イランとガチンコになっても、米軍を中東の安定のために動かす気は無い。中東から米軍全部撤退でもいい。
(5)ただし、東アジアの不安定を恐れた日本政府や、中東の不安定を恐れたイスラエルがアメリカに期待して貢いでくれるのは大歓迎。でも貢がれても、その返礼に何かすることはない。くれるならもらうのみ。
(6)アメリカ国内の軍産複合体にしてみれば武器兵器の在庫一掃したいので戦争やりたい。その国内の軍産複合体の要請をトランプ大統領は抑えられないと見て、副島氏は北朝鮮攻撃をアメリカがすると予言してきた。ところが、ドンドン閣僚の首を切って、ノラリクラリとトランプ大統領は軍産複合体の好きにならない。
(7)日本は北朝鮮非核化費用として巨額の費用5兆5000億円供出を強いられる。しかし、その報酬返礼はなしで、日本はこのまま中国の覇権に飲み込まれて行く。アメリカは日本を捨て置くであろう。
副島氏は、トランプ大統領を実際以上に買い被っていたことを素直に認めておられる。
トランプ大統領は自己愛性人格障害だもん。そーいう顔してる。
トランプ政権内部のことを暴露した本『炎と怒り』に書かれてあることは、著者の立場が何であれ、事実に近いと思うよ。
私は、あれ読んで、トランプさんは一種のサイコだと思った。
この本については、このブログでも前に言及した。
この本に描かれているトランプさんという人物の無茶苦茶さは、事実だ。うん。
トランプ大統領は、日本人庶民には1番理解不能なタイプだ。
日本人庶民ってさあ、NHK大河ドラマとか、「水戸黄門」とか「大岡越前」とか「暴れん坊将軍」とかの為政者賛美ドラマの影響と洗脳により、人々の上の立つ人間は高邁で英邁な人間であるはずと無自覚に思い込んでる。
高邁で英邁で有能で倫理的だからこそ、人の上に立ったのだと思い込みたいのが庶民。
私もかつてはそう思ってた。
しかし、長年の勤務経験で、ある人間が上の立場にたっていることと、その本人の能力は関係ないと知った。
だから、安倍首相をボロカスに非難する人も理解できない。
安倍首相を褒め称える人も理解できない。
ボロカスに非難する人は為政者が優れているべきなのに、なんじゃこれは……と思い、西日本豪雨大災害の日に安倍さんたちが能天気に宴会やってたことを批判する。
褒め称える人は、為政者なんだから立派に決まっていると思って、なるたけ安倍首相の行動を良い方に良い方に解釈する。
どっちもアホだ。
為政者だから、地位があるから、人々の上に立っているから、多くの人々の運命を左右する立場に立っているから、神に選ばれている存在なんだから……
いや、それは幻想。
21世紀は真実暴露の時代。
ということは、個人の私たちが持っている幻想がぶっ壊され、自分の願望や思惑を突き抜けないといけないということ。
そのために、トランプ大統領って、すっごくいい事例になってくれてる。
あの人は自分に都合が良ければ何でもやる。
自分とアメリカが一体化していて、自分に都合のいいことはアメリカに都合がいいと思い込んでる。
自分の利益がアメリカの利益と思ってる。
何も気にしない。どう他人他国に思われても構わない。羞恥心もない。反省もしない。自分がlaw and orderだから。
そういう気質でないと大統領とかCEOなんて勤まらない。
自己愛性人格障害でサイコでないと、勤まらない。
こーいう事実を直視しましょう。
他人と関わる場合に、私たちは 「この人は、こーいう事はしないだろう」という基準でつきあう。
「この人は、こーいうことができる」じゃないんだ。「このひとは、こーいう事はしない」が基準だ。
たとえば、日本で自民党が支持されてきたのは、自民党の有能さゆえではない。
「自民党は、いくら何でもこーいうことはしないだろう」ということで支持されてきた。
たとえば、自民党は以下のことをやめることはないと。私有財産の保護、最低限の軍事力の保持、伝統的家族形態の保護、理念やイデオロギーで動かず現実に適応する姿勢など。
でもね、トランプ大統領は何でもします。逡巡や迷いがない。
自己肯定の塊。すごいわ。うん。
一時期の織田信長とか、一時期のヒトラーとか、生涯に渡るアレキサンダー大王とか、そういう人だったでしょう。
つまり、そーいうサイコが動かす世界の中で生きてるんよ、私たちは。
大昔からそうだったのでありますよ。
サイコでないと政治家になんかならんでしょ。
「私は社会を良い方向に動かせる!」なんて本気で思えるのは、精神異常に決まってる。
ということで、私たち庶民の個人はどうすべきか。
(1)自分の感受性やアンテナを鋭くすること。
(2)自分の持つ違和感を大事にして、それについて考えること。
(3)そうして、地に足をつけて自分の持ち場を固めること。
(4)自分ができることを自分がすること。
(5) 自分ができることを積み重ねて、さらに自分ができることの範囲を広げること
(6) 何かに誰かに組織に自分を委託しない。
(7) 陳腐な一般社会に流通する言説を真理や事実と勘違いしない。
(8) それでも、良きこと、世界が良い方向に行くことはできるという希望は持ち続けること
(9) そうであるためによく眠り、よく休息し、質のいい食事を自分で作り摂ること。
(10) 打算と保身のために好感持てない人間と関わらないこと。少なくとも心に入れないこと。
お忘れなく。
真実暴露の時代は、私たちの心の欺瞞も甘えも暴露されるという時代です。