[305] 公立小中学校の冷房設備設置率

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本日は2018年7月21日土曜日である。

暑い。

窓を開けると熱風だ。

高温多湿が大の苦手の私にとってはキツイ夏だ。

小中学校は、やっと夏休みに入った。

でも、あちこちの学校で熱中症で倒れた生徒のニュースをいくつか目にする。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180717/k10011536821000.html

此の期に及んで、猛暑の中で部活動だの朝礼だの、馬鹿じゃないの。

生理で泳げない生徒を2時間も炎天下の照りつけるプールのそばで見学させて平気な教師って、 脳細胞が壊死してるわ。

もっとも安全であるべき場所の学校で、生徒が暑さのために死ぬ時代。

怖怖こわこわ。

あのですね。

子どもを学校で熱中症で殺されたくなかったら、私立に入れるか、ちゃんと公立の小中学校に冷房装置が設置されている都道府県に住まなくてはいけないです。

金を使って子どもを守るか、情報で守るかどちらかだ。

まあ、パチンコやっている間に乳幼児を自動車の中に置き去りにして平気な親は、ほんとうは自分の子どもを殺したいのだから、小学校で熱中症で殺されるのは大歓迎なんだろうけれども。

ちなみに、炎天下に学外学習とかで小学校1年生男子が熱中症で死亡というとんでもない事例を出した愛知県豊田市における冷房装置設置率はゼロだ。

ビックリ仰天だ。

しかし、冷房装置なしの公立小中学校は、愛知県では普通らしい。

2017年4月の文部科学省のデータを見ると、愛知県はエアコン設置率が非常に低い。

普通教室の冷房装置の設置率ね。

全国平均49.6%なのに、愛知県は35.7%。

北海道が設置率最低なのは当たり前だ。

暑くないんだからさ。

沖縄が79.6%なのは、これは米軍基地の近辺の学校が騒音のために窓を開けることができないので、クーラーは必需品。

ただし、基地が近くにない地域の学校には設置されていない。

と、沖縄在住のFacebook友だち情報でした。

http://news.livedoor.com/article/image_detail/15040336/?img_id=18240860

ダメな愛知県だね。

何が愛知だ。

知性なんか愛していない愛知県。

教育を考えていない愛知県。

優秀なのは、織田信長や豊臣秀吉が京都や大阪に行ったときに、一緒に行っちゃった。

徳川家康が江戸に行ったときに、一緒に行っちゃった。

「だから愛知県は取り残されたクズの子孫ばっか」

と、親類の老人が法事で言ってた。

あれは冗談ではなく事実らしいね、この設置率を見ると。

ごめんなさい。クズの子孫でごめんなさい。

生まれてごめんなさい。

クズのくせに食ってデブっちゃってごめんなさい。

みなさん、愛知県に引っ越してこないでね。

クズ脳が伝染するからね。

濃尾大地震が来て、クズの子孫が一掃されてから、来てちょーらい。

って言っていいのか。

ところで、冷房装置設置率は、東京都は99.9 %だ。

さすがだ。

香川県も設置率高い。97.7%。

東京都は税収も多くて、財政規模が大きくて、国から地方交付税交付金を受けていないので、公立小学校や中学校のエアコン設置率ほとんど100%は不思議ではない。

都民も高学歴の知的職業従事者の比率も高く、都政にガンガン要求するのであろう。

しかし、香川県がなんで?

香川県って、讃岐うどんの香川県ですね。

古代ユダヤ人が移住したとされる香川県ですね。

バリバリの地方ですね。

なのに97.7%。

なんで?

なんか、香川県のある町の町長さんが町内の学校にエアコンつけよう、最近の日本の夏では勉強なんかできないよと議会で提案したら、アホ議員たちが反対したそうで、町長さんは頭にきて、自分の給料返上で学校に冷房装置つけたそーだ。

そしたら、他の市町村も真似して公立小中学校に冷房装置つけた。

で、97.7%。

立派な町長さんである。

私が働いていた大阪は、77.3%だ。

大阪は、歴史的事情で、公金にぶら下がって寄生して食いたがる類の人々が多く生息している地域であり、赤字財政で有名だ。

でも、ちゃんと設置率は悪くない。

私が6年間いた広島県の設置率は45.2%で、平均以下ではあるが、愛知県よりはマシだ。

広島県府中市は来年にすべての公立小中学校に冷房装置が設置される予定である。

同じく尾道市は、来年度に設置予定だったが、日程を繰り上げて今年に設置すると市長さんが決断英断なさった。

尾道市は、先日の西日本豪雨で被害が大きく、インフラが中断された地域のひとつであるが、市長さんがFacebookを駆使して、避難所や支援物資配給所や水支給場所などの情報をどんどん発信しておられた。

立派な市長さんである。

福山市は、広島県では、県庁所在地の広島市に次いで大きな都市である。

しかし、設置率ゼロだ。

すごい。

ゼロだってさ。

で、やっとわかった。

2011年に私が大阪の桃山学院大学から新設の福山市立大学に行って、まいったことのひとつが、夏のエアコンについてだったことの理由の一端が。

エアコンは各教室、各自習室、各教員研究室に設置してあるけれども、温度設定が自由にできなかった。

集中管理室で28度に全ての部屋が設定されていて、それ以下の温度に設定できなかった。

しかし、階段式の大教室では下の席は温度が28度でも上の席は温度が高い。

パソコン使用の情報処理室ではパソコンの発する熱で、設定28度など無視して室内の気温は上がる。

最上階の南側に並ぶ教員研究室は、設定28度室内温度33度であった。

随分と教員たちは苦情を事務局に言ったが、設定28度は市役所の決まりだと総務課は言い張った。

3年間ほど、その状態が続いた。

3年目だったか4年目だったかに学生数人と教員が熱中症で倒れた。

で、やっと4年目か5年目くらいに設定28度の縛りが取れて、各教室のエアコン温度は自由に設定できるようになった。

あの時の嬉しさは忘れられない。

が、しかしですねえ、福山市は市内の公立学校に冷房装置を設置していなかったのだから、市立大学にエアコンがついているだけ、スペシャルに特別扱いだったのだ。

事務局の福山市役所職員さんの感覚からすると、「市立小中学校にエアコンつけたくても予算がないのに、それだけ市の財政は苦しいのに、学生が集まらない市立女子短大を廃校せずに4年制の市立大学に格上げしてやったんだぞ〜〜何を贅沢なこと教員どもは言ってるんだ!」と言いたかったのかもしれない。

事情がわかると、なるほどな、である。

頑なにエアコンを自由に使わせまいとした市役所さんの気持ちが今となって納得。

が……

大学なんていくらでもあるんだから、いやいやしぶしぶ大学を新設して、オープンしたはいいが、エアコンを自由に使わせない嫌がらせする前に、市内の公立小中学校に、義務教育の現場に、冷房装置をつけるのが筋ではないでしょーか。

どちらが大事でしょうか。

市内の公立小中学校の耐震工事さえ完了してないのにさあ、冷房装置も設置していないのさあ、大学なんて持っちゃいけないよね。

よっぽど市内の土建屋さんに仕事を発注したかったんかしらん。

2年目にして壁にヒビが入り、8年目にして壁の一部が崩落する工事をした土建屋さんに。

しかし、福山の市長さんも2016年の秋に変わったので、福山の暗黒も晴れるでありましょう。

それにしても、私の福山時代における職場の最初の3年間か4年間の「夏の恨み」は深くて不快。

これから市町村のホームページには、公立小中学校の冷房装置設置率も明記しておいてね。

それがゼロの街に転居するのは危険だ。

お子さんが死にますよ……

ともかく、不幸な事件もあったので、日本の公立の小中学校の冷房装置設置率は、これから飛躍的に上がるだろう。

この問題は大きいですよ。

こんな熱帯の日本で、冷房装置のない教室で7月の下旬まで授業なんて狂気の沙汰だ。

日本衰退論なんてアホらしいよね。

衰退というのは最盛期に至ったことがある国の現象だ。

日本なんて、熱帯のくせに公立の義務教育の小中学校に冷房装置ついてないんでっせ。

後進国だ。

後進国が衰退しようがないだろ。

まだ上り坂の途中でもない。

坂の上の雲どころか、坂の下の哀しき熱帯だ。

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