[306] また美容院の東大に行った!

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本日は2018年7月22日日曜日だ。

今日は、先日の金曜日20日に東京は「美容院の東大」Peek-A-Booの青山店にまた行ったので、レポートする。

カリスマ美容師の川島文夫氏のカットをどうしても、またジロジロ見学したくて再訪した。

猛暑ですので、川島文夫氏はショートパンツ姿です。

夏の鮮やかなグリーンのニットキャップといい、靴といいカッコいいですねえ!

姿勢が70歳過ぎた方とは思えない。

20日もテキパキとお仕事をこなし、フロアの状況に目を配っておいででした。

今回は「舌はがし啓蒙活動リーダー」で福岡の「スパルタ七星鍼灸院」院長の平井幸祐氏が結成する「川島文夫先生カット体験隊」に参加してではない。

一度川島文夫氏にカットしていただけば、自分で予約できるそうなので、自分で予約した。

ほんとうはねえ、私なんか気楽にカットしていただけないですよ、川島文夫氏に。

この方の著作とかチェックしてみましたが、すごい方です。

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いいんかねえ、私なんか。

いいのだ!!

前回5月23日にカットしていただいてから、2ヶ月経過。

驚きます。

そりゃかけたパーマはゆるゆるとなり、染めた髪の根元は白くなる。

でも形はキープされているのです。

後頭部ぺったんこの白菜頭にならないのです。

すごいなあ……です。

普通は2ヶ月も放置していたら、無茶苦茶だよ。

聞くところによると、川島文夫氏にカットしていただくと、男性など半年ほど放置でも形はキープなので、カット代とか高くても元は取れるそうです。

確かに!

今回も朝一番10時から予約した。

名古屋を朝の7時33分発の新幹線のぞみで行かないと遅刻する。

そうなると自宅は6時半出発だ。

朝一番にカットしていただきたい!

朝がいい!

川島文夫氏がお疲れでない朝がいい!

朝だと、まだあんまりお客さんもいないので、落ち着く。

今回のカット方法は前とは違っていた。

最初の時は、頭皮をグイグイ引っ張って髪の束を集めてハサミでカットだった。

今回は、頭皮グイグイなかった。

なんで?

平井幸祐氏によると、それは私の頭蓋骨の歪みが是正されているからだそーだ。

平井氏によると、川島文夫氏は、頭髪の状況から骨の形が立体的に見える方だそうである。

2次元、3次元、4次元と、いろいろに見える方だそうである。

4次元って、どうよ?

平井氏は人の身体を一瞥して、どこに歪みがあるかすぐにわかる方だが、私の頭蓋骨の歪みが少しづつ正常化されて、絶壁頭ではなくなりつつあるとおっしゃる。

5月23日の川島文夫氏初体験カット以来、頭蓋骨が変化しているとおっしゃる。

へええええええ〜〜である。

私に自覚症状はない。

ただ、前回、川島文夫氏に頭皮グイグイ引っ張られつつのカットが気持ち良かったので、あれから、時々、自分でも髪を引っ張る。

ソファに寝転がっているときも、髪に手をやり、髪を掴んでグイグイ引っ張る。

髪をむしる感じで引っ張る。

これが気持ちいい。

頭頂部の髪を引っ張るのは痛くない。

サイドの髪を引っ張ると痛い。

でも、髪を引っ張ることは頭皮へのいい刺激になっているんじゃないかなあ。

ひょっとして頭蓋骨の歪みの是正にも効果あるかも。

カットが終われば、川島文夫氏が指名した高木さんという男性のスタイリストさんにパーマとカラリングをしていただいた。

じょじょにグレイヘアに移行したいので、白髪になっても目立たないような感じの色で髪の根元を染めていただく。

高木さんのアシスタントは、田中さんという男性のスタイリスト見習いの方である。

この方も、高木さんと同様に、非常に心配りのある方であった。

「スタイリスト見習いさん」は、「アシスタントさん」とは違いますよ。

どう違うかは、あとで書きます。

この方がシャンプーとかしてくださった。

高木さんも田中さんも、お二人とも非常に礼儀正しく、お仕事も丁寧である。

64本のパーマのロットを丁寧に巻いてくださった。

64本だよん〜〜

こんなに丁寧にパーマのロットを巻いていただいたのは初めてです。すごい。

さり気なく、しかし根掘り葉掘り、質問してわかったのですが、この有名美容室自体が厳しい美容学校なんですね。

美容学校を卒業して、面接試験を受けて、Peek-A-Booに入社する。

最初の3年間はアシスタント。

このアシスタント期間にいくつものテストを受ける。

すぐに結果は聞かされず、このテスト期間が3ヶ月に渡る

普通の営業時間以外にテストが実施される。

当然ですね〜〜

しんどいですね〜〜

で、アシスタント期間に受かるまでこのテストを受ける。

一度で受かる人はまずいない。

3回目に受かれば平均より、ちょっといいぐらい。

受かると、スタイリスト見習いとして3ヶ月間は、川島文夫氏のカッティングを見学し、スタイリストさんの手伝いをする。

この見習い期間中に、またテストがある。週に一度テスト実施。

カットのテスト。ドライヤー(ブロー)のテスト。パーマのテスト。カラリングのテスト。

これらの4種類のテストに全部合格したら、やっと一人前のスタイリストさんとして各支店に配属される。

そうして、お客様のご指名を受けることができる。

ここまで至るまでに、入社した50名のうち30名は脱落している。

生き残ってPeek-A-Booのスタイリストになれる美容師さんの数は、毎年10名から20名。

年によってサバイバーの数は違うそうだ。

そりゃそうよね。

大学でも、この年に入学した連中はシッカリしてるが、次の年の学生はズボラだ、とか差がある。

50名のうち20名かあ……

どの美容師さんでも、美容学校を出て、美容院に勤めて、アシスタントしながら技術を学んでいく。講習会にも行く。

Peek-A-Booさんでは、さらにカリキュラムが組まれていて、仕事とは別口で学び、テストを受ける。

全部に合格しないとスタイリストになれない。

厳しい。

これでも、1977年のPeek-A-Boo創立時よりもアシスタント期間は2年も短縮化されたし、数々のテストも少なくなり、なるたけ実際の仕事をしながら学習するtraining on the job方式に移ってきたそうである。

それでも、他の美容室に比較すれば厳しいには違いない。

で晴れて一人前のスタイリストさんになった方々の中から「店長」が選ばれる。

Peek-A-Booさんは株式会社であり、経理会計は子会社が完全に管理しているし、fringe benefit 福利厚生もキッチリして年金掛け金も健康保険も半額は会社が負担している方式だ。週休2日制だ。

地方の個人商店のような美容院より待遇も労働条件も良いだろうけれども、そのぶん競争は激しいわけだ。

うーん、いろいろ勉強になりました!

で、出来上がりは、やはり最高!

この写真は、田中さんが撮影してくださいました。

最後のチェックで、川島文夫氏は、「夏ですからね、洗いっぱなしでも格好がつくようにしました」と、おっしゃってくださいました。

川島先生、スタッフのみなさま、ありがとうございました〜〜♫♫

実は、今回はパーマとカラリング以外に、眉のカット&スタイリングもお願いしました。

なんでかっていうと、数人の年下のFacebook友だちが、私の眉の手入れが酷いと指摘したから。

ボサボサだそーだ。

まあ、手入れなんてしてないので、手入れが酷いと言われても抵抗できず。

で、一度プロにやっていただくかということで、追加料金2000円でしていただいた。

今年は太眉が流行だそうです。

眉と額だけだと、私って男性みたいですね。

マスカラを眉に使う方法も教えていただいた。

何しろ私は「無能で怠け者」なんで、勤務時代は余裕なくて、眉も肌も手入れなんてできなかった。

メイクアップなんてのも結婚式の時にしただけだ。

ほんとに田舎のオバちゃんだ。

その意味でも、東京の美容院を見学観察することはおもろいぞ。

この日は、某女性と、Peek-A-Booで会う約束をしておりました。

その方はカットとブローだけで、私と同じ時間ぐらいに終え、その後ふたりでお茶する約束をしておりました。

お支払いを済ませた私はウェイティングスペースで、彼女を待ちつつ、しばし店内観察。お客さん観察。

普通のサロンの部屋は広いけれども、受け付け奥に別の小部屋がある。

ふたりぐらいのお客様しか入れないような特別室っぽい。

あそこはVIP客専用室かしらん。

外国人のお客さんも来られる。

眉のスタイリングまで注文してました〜〜若いアメリカ人みたいな男の子だ。

あんたのカリフラワー頭なんか、そのまんまでいいだろ。

私と待ち合わせした女性は東京は港区白金(シロガネではなく、ほんとうはシロカネが正しいそうです)にお生まれになり、白金小学校から、やはり港区にある某中高大一貫教育の名門女子大を卒業して、一時期は某文学賞の新人賞を受賞するまでに至り、その後難病にかかり……と波乱万丈の半生を送ってこられた方です。

ま、ご縁があり、こういう方と知り合ったのでありまする。

Peek-A-Booを出て、その方と軽食した時に聞いたお話がおもろかった……

ここでは書かないよ〜〜

ひとつだけ横流しします。

50代で惜しまれて亡くなった歌舞伎役者の中村勘三郎さんは、新橋の置屋さんから暁星高校に通学しておられたそうです。

新橋の置屋あああああ?

さすがだ。

粋だ。

生粋の東京人からだと、こういう情報も入るのだ!

第2回目川島文夫氏カット体験で気がついたことは、まだまだ多いのですが、今回はこれくらいにする。

美容界の人間国宝に興味尽きない猛暑の1日でありました!

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