本日は2018年8月22日水曜日である。
今日は、やっぱ、このまま行けば人類絶滅ですねえ〜〜行き止まりで何ともならないですね〜〜可能性があるとしたら、希望があるとしたら、日本の若い人たちに出てきた現象の中にあるかもしれませんねえ〜〜という話を書く。
長いので分割して書く。
読んでみてね〜〜♫♫♫
周知のように、社会主義はこけた。
やってみたら、こけた。
社会主義は、生産された富を平等に人民に分配するためのシステムだ。
富は国家による計画経済で生産する。国家が経営者になる。
ところが、実態は、国家は合理的経営ができずに経済は停滞し、生産性は低く、十分な生活財は国民に行き渡らなかった。
一般国民は物資不足の配給制で生きるしかなかった。
社会主義国家は、住居も教育も必要財は国家から供給されるので楽チンと言えば楽チンかもしれないが、生殺与奪権も選択権も国家が持っているので、全体主義で集団主義で、個人の自由は抑圧された。
情報通信機器の発展により、自分とこの社会主義国家こそ地上の楽園だと洗脳されていた国民が事実を知るようになった。
失敗国家じゃないか!
為政者は無能だ!
官僚集団は政治の無能を隠蔽しているだけだ!
なんで、こんなことが通用するんだ!
もっと豊かに暮らしたい〜〜自由になりたい〜〜
何で、みんなが一様に貧乏でいないといけないんだ、俺は隣のオッサンより働いていて生産性も高いから、もっと報酬があっていいはずだ〜〜
どんな職業を選ぼうが、何をしようが、個人の自由じゃないか〜〜
しのごの綺麗事を言ってる共産党幹部は何をやってるんだ〜〜自分らだけ資本主義国家が生産するものを闇市で自由に買って楽しんでいるじゃないか。
帝政や王政と変わらんだろ〜これでは!
社会主義なんてただの思考モデルだ〜〜〜理論だ〜〜現実には機能しなかった〜〜
ということで、ソ連も消えて、中華人民共和国も資本主義国家となった。
じゃあ、資本主義はどうか。
資本主義は、土地や材料や設備=生産手段を持っている資本家が労働者に賃金を支払い、その労働を活用し、商品やサービスを生産し、生産された商品やサービスが社会に流通することで社会が発展し、資本家が利潤を得るシステムだ。
そのプロセスで蓄積された資本を保持しているだけでは資本家間競争に負けるので、資本家は、さらに魅力的な商品やサービスを開発し生産して、売らねばいけない。
魅力的な商品やサービスは広く消費されるために、消費可能性が生まれる程度に価格は抑えなければならない。
つまり、生産コストを抑えなければならない。
生産コストを抑えることで自分の取り分も増える。
良き商品やサービスを生産するための研究開発生産に従事するのは労働者である。
コスト削減には、労働者に支払う賃金や福祉を削減しなければならない。
もしくは、材料を劣化させねばならない。
アイン・ランドが言ってるみたいな道徳的資本主義なんて、ありえんのよ。
厳密に言ってさあ、労働者の労働に見合った賃金って、どう測るんだ。
正当に公平に、かつ科学的に測れるのか?
賃金について「等価交換」ってありえんのよ。
安過ぎるか、高過ぎるか、どちらかしかない。
搾取のない等価交換の賃金って、ありえんのよ。
資本家は、労働者の賃金は抑えないと、買ってもらえる商品やサービスの価格を抑えて売ることができない。
労働者は、搾取されてる〜〜と思いつつ、売り物は労働しかないので、低賃金に耐える。
重労働に耐える。ブラック企業に耐える。
そうこうしてるうちに、消費者でもある労働者の購買力が落ちる。
そりゃそうよ。賃金が上がらないもん。
資本家は、購買される商品やサービス生産のために、さらにコスト削減をめざす。
もう賃金を払わなくてもいい機械で労働者を代替させる。
自活できなくて消費できない人々の数が増える。
購買者数が収縮する。
供給と需要のバランスが壊れて、需要力が落ちる。
となると、さらに資本家は……
悪循環ですね〜〜
政府は、困窮した労働者の生活支援をしようにも税収が上がらない。
いっぱい課税できるだけの賃金を労働者が得てない。
大企業は優秀な税理士や弁護士を抱えて、法人税を払わなくていい算段をしっかりできる。
タックスヘイブンに利益を隠しましょう〜〜
超富裕層はプライベート・バンカーがついていて海外に資産を逃せる。
政府が富の分配をしようと思っても、国富の確実な補足ができていない。
しかたないから貧乏な労働者にさらに課税するしかない。
で、労働者はもっと貧乏になり、購買者になれない。
需要がどんどん収縮し、供給過剰。
資本家(大企業のCEOや社長を顎で使える大株主の特権層)の方も潤沢すぎる資本の投下場所がない。
アメリカの国債か日本の国債買っても、償還時の利子はたかが知れている。
ならば、労働者の賃金を上げればいいでしょ〜〜?
消費が上向くでしょう〜〜?
だけど、それはしたくないんよね、こいつら。
内部留保内部留保!
ダイナミックなはずの資本主義が空回り。
今の資本主義は、この段階にある。
しかし、社会主義には戻れない。
計画経済できるほど人類は賢くない。
経済って統治体がコントロールできるもんでもない。
できると妄想してるのは経済学者だけですわ。
で、どうするの……
と立ち尽くしているのが、今の時代。2018年。
袋小路だわ……
今までなら、ここで戦争だ。
こうなったら戦争でも起こして全部ぶっ壊して、在庫整理して、余剰(在庫)人口も整理しようか〜〜
もう、それしか突破口ないね〜〜
と大企業の社長たちを顎で使う特権的資本家たちは考える。
今まではチョコマカそうしてきた。
ところが、そういうやり口の仕組みが、すでに暴露されてる。
メディアでは明かされてこなかった事実がインターネットで拡散してきた。
今までは騙されてきた人々が覚醒し始めた。
洗脳がうまく機能しなくなった。
ある特定の国への憎悪をかき立てることによって、「犯人」を捏造することによって、戦争を起こそうとしても、人々が思うほどには操作されなくなった。
政府と国民は違う。
その国民もいろいろいる。アホもいれば聡明な人もいる。
そんなの日本人と変わらない。
北朝鮮の支配者のお兄さんは外国との折衝は影武者にさせて、自分はサッサと北極海にあるノルウエイ領のスヴァールバル諸島のどっかに建てた別荘に逃げて、インターネットで遊んでいるかもしらんが、そのお兄さんと国民は別物だと、すでに多くの庶民は知っている。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/04/post-7350.php
北朝鮮のことはさておいて、今の日本を戦争に駆り立てても、誰が戦争するの?
自衛隊員だって、自然災害支援はしても、殺人しましょ〜〜の声に乗れるのか?
水洗トイレで、ウオッシュレットでお尻の穴洗浄もあたりまえで、個室が当たり前で育った今の若い日本人が、軍隊とか戦場とか実戦とか、できるはずねーだろ。
現実的に想像してください。
無責任な老人は、若い人々への悪意と嫉妬から、徴兵制復活をブチブチ言う。
自分は絶対に安全だからいいのよと思う富裕層は、共和国の市民の義務ですから兵役は〜〜と気楽に言う。
が、そう言うなら、あんたたちから率先して自衛隊に体験入隊してください。
で、せめて予備兵になってちょーらい。
戦争無理。
日本人には、もう無理。
貧乏でトイレがドボン式だった戦前の日本人でも戦争は無理だったんだ。
ほんとうはね。
そいでもって、ダイナミックなる資本主義が、労働者を搾取し、かつ排除し、脱税してまでも繰り出す新商品やサービスを追っかけるのに疲れた人々が、高度資本主義国家に出てきた。
アメリカでも日本でも、「体験」にカネを出す人はいても、「物」にカネを出す人が減ってきた。
旅行にカネを出しても、衣類や自動車や住宅にカネを出す人が減ってきた。
これは、長引く不況のせいで、抑止された賃金のせいで、消費能力が落ちているので、物への消費が控えられているだけのことだろうか?
それもあるかもしれない。
でも、どうも、それだけではなさそうだ。
ひょっとしたら、時代がほんとうに変わるのかもなあ……
だって、時代はほんと袋小路のどん詰まりよ。
強度の便秘よ。
戦争というひまし油を飲んでも、悲惨で不毛な下痢になるだけで、新しい時代なんか来ない。
人類は、もうさんざんやってきたんよ、それ。
ひまし油の壊滅的下痢を反復してきた。
もういいって!
ここらで人類の手仕舞いするべきか。
それでも生き延びたいなら、人類とは別ものになるしかない。
ということで、今日はここまで。
え〜〜夏に弱い私は、昨晩の真夜中に目眩がしてトイレに行きたくても行けず、ベッドから敢えて転げ落ちて廊下を這ってトイレに行く元気もなく、大声出して家族を呼びのもはばかられ、尿意に耐えつつ、心臓痛ええ〜〜〜と思いつつ、いろいろ考えた。
やっぱり、人間はいつ死ぬかわからないので、勉強したいことはサッサと急いで勉強し、したいことはドンドンやらんといかんなあ……とあらためて思いましたです。