本日は、2018年8月25日土曜日だ。
前の記事の続きです。
ぶっちゃけていえば、このままいけば2040年頃には人類終了というか、人類が作り上げて来た文明終了よ。
2040年で検索してみて。
日本でも世界でも、今抱えている問題がニッチもサッチも行かずに爆発するのが、共通して2040年だ。
そこから先のヴィジョンがないんですよ。
社会主義もダメ。
理論的にはさておいて、実践したら機能しなかった。これは証明済み。
資本主義もダメ。
グローバリゼイションで、資本主義は国家のコントロールの範囲を超えたので、制御不能。
疲弊しきって労働者はうつ病。
苛々と心の飢えで他人を攻撃するか、依存症になる。買い物とかアルコールとかギャンブルとかセックス中毒かのストレス解消で、なんとか自分を保ってる。
アメリカだ人と麻薬に頼るんだろうな。
それか、何も考えないようにするために、みな若年性認知症になるしかないか。
賃金労働して買い物できれば幸せなつもりでいるけれども、そんな自分をメタレベルで眺める余裕もないんだ、ほんとは。
メタレベルに立つってのは、うんと上から自分を見下ろすこと。
自分と自分を取り巻く環境を所与のもの=あたりまえの自然なものと見ないで、構築された何かとして概観することだ。
まあ、そんなことできる人間は人口の2割もいないかもしれない。
何か不快で満たされないけれど生きていく、何も見えていないけれども見えてるつもりで生きていく。
しかし、その不全感もかなり飽和状態になりつつある。
今までは資本主義が行き詰まると、戦争で打開してきた。
とりあえず物も人間もガンガン破壊されるんで、兵站と再建のために物が売れる。労働力不足になって失業解消で、景気が良くなる。
その動乱と空騒ぎで憂さと疑問を吹き飛ばして右往左往することで、人類は生き延びて来た。
ということで、軍産複合体(正確には軍産メディア金融官界学界複合体)は、今度も同じ手を使いたくてしかたない。
互いに核戦争しあうと人類全滅だから、中東とアジアで戦争やって、武器兵器の在庫整理やって、人間の在庫整理もやりましょう〜〜で、とりあえずは、その後30年くらいは誤魔化せるでしょう〜〜
まずは、イランとイスラエルをぶつけましょう〜〜
イランを太平洋戦争前の日本みたいに追い詰めて、イスラエルにイランが奇襲攻撃21世紀のパール・ハーバー仕掛けたということにして、イスラエルにイランを核攻撃させましょう〜〜
イスラエルは、ハマスという敵を人工的に作ってもらって、「中東で孤立してるかわいそーなイスラエル」ということで、アメリカからの支援金を得て来たけれども、そろそろ、そーいう詐欺もできなくなってきたし。
それが終わったら、日本とインドを中国に噛ませましょう〜〜
残るはロシアですかね〜〜
と軍産複合体を支配する超特権層はそう思っている。
こいつら、ほんとに、いつまでたってもオリエントを踏み台にするつもりだわ。ロシアは半分アジアだしな。
どの国にも、この超特権層の走狗がいる。
売国なんて平気な人々は、どの国にも存在する。
自分の根っこをなくしても平気だと思い込める人々は、どの国にも存在する。
共同体との絆なくてもカネさえあれば生きて行けると信じる人々は、どこでも存在する。
ついでに、その超特権層の中のキリスト教原理主義者なんかは、ハルマゲドンが起きないと救世主は現れず、千年王国実現しません〜〜と思っている。
1000年の恒久平和を早く招来させるためにハルマゲドン!ハルマゲドン!大戦争がないといけません〜〜と思っている。
キリストの弟子か偽弟子の文集でしかない新約聖書に書いてある妄想ヨハネ黙字録を本気にしている。
自分や自分の子孫は核シェルターか、どっかの安全地帯に潜み、ハルマゲドンを生き残ることができると思っている。
このハルマゲドンというのも、必ずしも昔の大戦争のイメージで起こされるわけではない。
今では気象兵器も細菌兵器もコンピューターシステムへの侵入もありだ。
最近の日本にやってくる奇妙な動きの台風なんか、ほんとに自然の台風ですかね。
地震は地下で核でも爆発させて起こしているのですかね。
人工的に災害を起こし人心に揺さぶりかけて、じわじわと敵国の国力を侵食する。
なんてことを、宣戦布告しないで、やりあっているのが現代かもしれない。
そんな世の中にして何が楽しいのか?
ハルマゲドンなんか目論んだら自分まで吹き飛びかねないじゃないの。
でも、そーいうことを目論む人々は、そんなこと考えない。
最先端の医学を利用して100歳なんて軽く、できれば不老長寿なんて本気で思っている。
とはいえ、こういう爬虫類人間の思うようには事態は進まないんだよ。
一般庶民の一部が、じわじわじわじわと洗脳から解け始めている。
軍産メディア金融官界学界複合体の思い通りに動かなくなりつつある。
今の社会のありように、はっきりと違和感を感じている。
このままでは駄目だと思う。
しかし、次の段階に行くことを確信させてくれる思想がない。
それでも、「仕方ないよね、それが世の中だもの」とは受け容れられずに、佇んでいる。
一方、まだまだ多くの人々が、「仕方ないじゃないか。それしか生きる術がないんだから……従来のように弱肉強食で行くしかないだろう」と思ってる。
そうなると、確実に破滅だ。
格差と不平等の拡大、環境破壊、宗教原理主義、疲れ狂った民衆の政府への極端に性急な依存要求(これをポピュリズムと、衆愚政治と一般的に呼ばれてるけど誤用だ悪用だ)が、このまま増大したら、文明終了だ。
もう来るところまで来ちゃったよ。
世界史が実質的に終わるよ。
ならば、どうするのか。
EUを考えたジャック・アタリなんかは、資本主義が推進してきたグローバリゼイションによって空洞化形骸化した国家を超える統治機構=新世界秩序=世界政府のヴィジョンを語っている。
これ、いわゆるThe New World Orderでしょ?
NWOでしょ?
欧米系超富裕層と、その走狗が支配統制する人類牧場でしょ?
「民主主義的な世界秩序」になるはずない。
一国の中身でさえ民主主義的運営なんかできないのに。
世界政府?
こんなの、欧米中心主義的な、国連(連合国)に実質的強制力や統治力を持たせたものでしかない。
有名無実の国連よりタチが悪く邪悪だ。
ジャック・アタリは誰の代理でこんなこと言ってんだ?
ヨーロッパ連合でさえ、上手くいってないのに。
もうバレてる。
もう繰り返せない。
散々に、そういう欺瞞やっちゃったから。
庶民は確かに馬鹿だけど、永遠には騙せない。
ほんとは「現実」なんてないんだよ。
誰かが作った「仮想現実」しかないんだよ。
それは絶対に変わらないようなものじゃない。
そもそもが捏造されているのだから。
マトリックスに気づいた人々が多くなったので、映画『マトリックス』The Matrix(1999)は作られて、あの映画で、さらに人々はマトリックスに気がついた。
ほんとは騙されたままでいた方がいいかもなあ。
仮想現実を、現実であり真理であり事実であると思い込んでる方がラクだよなあ。
目が覚めちゃっても、困っちゃうもんなあ。
なんかできるわけでもないもん。
それでも、だ。
その仮想現実すらも無茶苦茶になってきた。
でっちあげてる方も混乱して収拾がつかなくなってるらしい。
私なりに色々考えてきたけれども、やっぱり、このままだと文明終了だ。
続いたとしても、それは人類牧場だ。
そんな世界で生まれて生きる意味などない。
私たち人間だぞ。
もうヒューマニズムは幻想だから、人権も幻想だから、ポスト・ヒューマンですよ〜〜ということで、最低限の餌で食って行くのか、ほとんどの人類は。
じゃあ人間は終わりだ。
人間の歴史も終わりだ。
ということで、このテーマまだ続きます。
すみません。