本日は2018年9月11日火曜日だ。
あの9.11から17年経過。
あのテロが、アメリカ帝国にさんざん好きにされた中東諸国の若者たちによるバックラッシュ(やり返し報復)ではなく、アメリカの軍産複合体の自作自演だったと、どんなに証拠を並べられても、信じることができないアメリカ国民も多いらしい。
それを信じたら自分の価値観が全部ひっくり返されることになるんで、事実を受け容れるのが無理なんだよね。
さて、今年の夏は超猛暑もさることながら、災害もとんでもなくて、でもこれは前哨戦でしかないので、私の心は疲れてる。
充電が必要な我が心。
脚の具合が悪いから、遠いところに旅行はできない。
エルサレムも再訪したいし、トルコも中央アジアも旧満州地区も行きたいけどさ。
まあ、とりあえず、近場の三重県の神社に行くべえ〜〜ということで、9月9日と10日を一泊旅行で、瀧原宮や伊勢神宮外宮や、伊雑宮や倭姫宮に参拝してきた。
チャージチャージよ。気の充電よ。
伊勢神宮の内宮は行かない。
TVで、デブのしょうもない霊能者がパワースポットとか言うもんだから、ご利益を求める愚民がワラワラと集まってきて、うるさいうるさい。
いつまでも本殿前でグジャグジャ祈願してんじゃないの!!
祈願なんて叶えられない方がいいんだよ!!
叶えられてもいいような祈願は祈らなくても叶うんだよ!!
小賢しい頭で祈願しても、叶ったらかえって危険なんだよ!!
なにかを交換に失うことになるよ!!
感謝だけしてサッサと道を譲れよ、混雑してるんだからさあ。ここは地下鉄か。
参道では、ひっきりなしに大声で喋っている馬鹿いっぱい。神域の大木に抱きついている馬鹿もいる。
心の中で何度も行った内宮の中を想像して、ヴァーチャル参拝します。
ヴァーチャル参拝できれば、実際の場所に行くこともないもんね、ほんとはね。
実は、昨日の10日に自宅に帰宅してから、私は潜水しているような気分だ。
10日の午前中に参拝した伊雑宮(イザワノミヤ)で脳を浄化された気分だ。
伊雑宮は伊勢神宮の別宮のひとつだ。
志摩市磯部町上の郷にある。
http://www.isejingu.or.jp/sp/about/naiku/betsugu.html
天照大神のおわしますべき社をどこにすべーかと、垂仁天皇の皇女の倭姫(ヤマトヒメ)が、近江や伊勢など近畿関西地方を旅して、ここらあたりがいいんじゃない?
と思ったのが、ここ。
結局は五十鈴川のほとりのところに社を建てたのが今の内宮。
でも、最初はここなんよね。
ほんとは、ここなんよ。
でも、みなさん知らなくていいからね。参拝にも行かないでね。
小さな小さな神社です。
あの伊雑宮は、ほかの神社と違う。
ご縁をいただかないと行けない。
私は2013年還暦の年に初めて参拝できた。
私の人生は愚劣さでいっぱいだったので、この神社にはやっと還暦になって参拝する許可が得られたのだ。
他の神社とは全く違う気を感じた。
鳥居をくぐると、空気がひんやりしていた。
物見遊山の参拝者を拒絶する冷厳さが満ちていた。
次に参拝したのは、2016年の3月だった。
肝臓を悪くして5年生存率65%にビビって大学を2017年3月に退職することを決めた春だった。
サッサと2016年3月に退職したかったが、ゼミの卒論指導を考えると無理だった。
ともあれ、あの時は疲労がマックスの状態であったが、あと1年間頑張れば自由になれる〜〜という解放感もあり、安堵感でいっぱいの参拝だった。
で、伊雑宮参拝第3回目が、2018年9月10日だった。
土砂降りの雨の朝だった。
私と夫以外の参拝者はいなかった。
雨の日ということもあり、まるで深海にいるような気分になった。
別世界にいるような気に包まれた。
ただただ佇んでいるだけで完璧な充足感と安心感に包まれた。
私は目を閉じて耳を澄ませた。
目を開けてボケッと本殿を眺めていたら、黄色いイチョウのような小さな葉っぱが1枚ヒラヒラ落ちてきた。
見上げると、緑の葉っぱをつけている木々だけだ。
黄色い葉っぱをつけている木なんてなかった。
また、もう1枚ヒラヒラと黄色いイチョウのような葉っぱが舞い落ちてきた。
あれ?どこから?風もないのに。
まれにまれにまれに神社で、こういうことあるよね。
急に一陣の風が音をたてて吹き抜けるとか。
急に木々から葉っぱがシャワーのようにいっぱいいっぱい舞い落ちてくるとか。
急に背中に気持ちの良い風が吹きつけてくるとか。
今回は、晩夏の朝に、黄色いイチョウのような葉っぱ2枚がヒラヒラ。
「大雨なのに、よく来たね」
と神様が褒めてくださった。
と、解釈しておくことにする。解釈は自由だ!!
深海のようなお社(ヤシロ)に立っていると、β波だった脳波がα波になり、θ波になった(と感じた)。
さらにδ波になったのか、眠っているような甘美な気分になる。
ベーター、アルファ、シータ、デルタ!!
神社にいて、こんなに脳波が変わっていくのは初体験だぞ!
うわあああ………なんという幸福感。
いつまでも、この幸福感に潜水していたかったが、遠くから人の声が聞こえた。
他の参拝客さん3人ほど登場。
では、心残りだけれども、御玉串料のみ差し上げて帰ろ帰ろ。
伊雑宮がある志摩市磯部町上の郷の住民さんたちは、聞くところによると、太古の時代に太平洋にあった浮島ムー大陸が沈没する前に、その地区に移り住んで来た太陽信仰の神官さんたちの末裔であるそーだ。
この土地の住居は玄関の上に大きな依り代を飾るのが慣習である。
こんな感じね。
外からやってくる悪霊をはねのける御守りでもある。
初めて伊雑宮に参拝したときに、周辺の住宅が皆これを飾っているので、面白い〜〜と思った。
で、伊勢の「宮忠」さんに注文して取り寄せて、玄関内部の壁に玄関ドアに向かって飾っている。
悪霊退散!
ほんとは外の玄関ドアの上部に飾りたいんだけど、集合住宅だからね、
家の内部に向かって飾ったらダメよん。
部屋の中もダメよん。
家や部屋の内部にいる悪霊や不成仏霊が家から出て行けなくなるよん。
1年の暮れに交換ね。
笑門のこの板は1年がすんでも廃棄せずに、部屋の入り口の上あたりに飾るとよろし。
この大きな魔除けもムー大陸由来なんかしらん。
でもって、こういう神社のそばには、なにゆえか「うなぎ料理屋」さんがある。
この伊雑宮の前にもうなぎ料理屋さんの「中六」さんがある。元は旅館だったらしい。
神社には神の眷属の龍神さんがいる。ドラゴンね〜〜
その龍神さんが、うなぎさんを呼ぶんだよね〜〜らしいよお〜〜
龍神もうなぎも長い。
で、神社の近辺には「うなぎ料理屋」さん。
メニューは、うなぎ3切れ丼と、4切れ丼と、5切れ丼の3種類のみ。
量的には3切れ丼でいいです。充分だす。
最近の私は、前ほど大食らいではなくなった。
自宅の床の浄化に努めたら、どこの家庭でも床を這っている不成仏霊さんが消えて、私にすがって私に食わせていた異界の存在が昇華したのだろうか。
食べられなくなってきたよん。
うな丼のブランチの後は、神社から5分ほど歩いて先の「倭姫の遺跡」へ。
遺跡つーても、こんな感じ。
鎧甲冑に身を固めて旅をしてきた皇女の倭姫が、志摩の海からここに上陸して、この場所で何かお伺いをたてたらしい。
ちゃんと、ずっと、何千年も、住民の方々に倭姫の遺跡は守られてきたのであります。
ここには楠の木があったのですが、今はその楠の木の根っこの幹が朽ちて残っているだけだ。
しかし、この楠の木の内部から銅鏡が3枚見つかったそうで、その銅鏡は資料博物館に保管されているらしい。
この上の郷という集落にも、神社と同じく、深海の中にいるような不思議な雰囲気が漂っている。
雨足が強くなって来たので、帰るしかないね〜〜ということで、伊雑宮の駐車場に戻る。
雨でびっしょり。
私のワンピースの袖はグショグショ。
神社の駐車場のトイレは綺麗。
6月24日のお田植祭には、この駐車場もいっぱいになるのでありましょうね。
となりに、この神社の水田がある。
最近は、日本のトイレの水準はあがり、綺麗で清潔だ。
まあ、重なる自然災害で私の心も疲れていたが、考えてみると、これも日本の神々の深謀遠慮かもしれない。
日本はトイレも綺麗で治安も良くて空気も綺麗で食べ物も美味しいし、格安の国民健康保険もあって、外国人だと無料らしいぜい!役所でゴネれば生活保護の給付金も出るぜい!となると、外国人さん大挙してやってきて、住み着きだすわ、日本の土地や不動産を買い漁るわ、水源を買い漁るわ……
が!
日本は地震はあるわ、洪水があるわ、台風いつもだし、火山の噴火もあるし、空港閉鎖だしとなると、外国人さん日本から逃げる。
逃げて逃げて!逃げていいのよん!
みんな、日本から逃げて!
台風21号が関西を襲ってくれたんで、心斎橋あたりを爆買いしていた中国人観光客がいっせいに消えたそーだ。
ついでに、買い込んだ水源も手離してちょんまげ。
北海道の地震も、外国人に買われた土地を日本が取り戻すことができる機会になるかも。
外国人に買われた土地だけ揺れてね!
そこだけ停電ね!
そこだけインフラストップね!
ということで、私は伊雑宮参拝のおかげで、落ち着きのないβ波からα波になり、θ波となり、ついにはδ波となった脳波が生み出す幸福感にしばし包まれることにいたします。
これも、また元に戻っちゃうけどさあ……
ケシから作った阿片や麻薬なんか無用だ。
シンナーなんか吸わんでいい。
咳止め薬ひと瓶を一気飲みせんでいい。
伊雑宮に行けば、ラリっちゃうよ。
脳波がδ波になれるもん。