本日は2018年11月1日木曜日である。
いよいよ夫の第1回手術も来週の金曜日と迫ってきた。
入院以来17日が経過した。
今や夫の病室の隅っこに置いてあるソファは私の大事な居場所だ。
来週の11月7日水曜日には、手術に備えて、今の病室から消化器外科の病室に移動しなければならないから、このソファともお別れだ。
聴診器を買って、夫のお腹にあてて腸の蠕動音を聴いてみようとしたりのお医者さんごっこができる小春日和も、もうすぐ終わり。
聴診器で内臓の囁きを聴き取るのよん。
昼間はいいが。自宅に帰ってきて独りの夜になると、いろいろ考えてしまう。
夫は無事に生きて帰宅できるのだろうか?
2回の手術が成功したとして、あと何年生きることができるだろうか?
手術後は化学療法とか放射線療法とかも受けることになるんだろうか?
ちゃんと副作用が極力ない抗がん剤治療を受けることができるだろうか?
苦しまないで充実して生き延びてもらいたい。
しかし、こればかりは神様の領域だ。
ところで、万が一の場合、私は独りで長い(に違いない)老後をきちんと生き抜いていけるだろうか?
なんか退職してのんびりしてしまって、脳が腐ったのか、私は油断して馬鹿な錯覚を起こしていた。
このまま静かな幸福な毎日が永遠に続くような気がしていた。
いつまでもいつまでも、おじいさんとおばあさんは仲良く幸せに生きて行きました……
というわけにはならんのね、やはり。
独り暮らしそのものは、21年間の単身赴任で慣れている。
しかし、出撃し帰還できる基地が別にある独り暮らしと、ほんとの独り暮らしとは大違いだ。
しかし、こんなことを考えても意味はない。
無駄にクヨクヨするときは、amazon プライムで映画でも見ればよろし……
現実逃避しましょ。
ということで、映画やドラマのレヴューを読んでいたら、特に有名でもないある韓国ドラマのレヴューが高評価だった。
「韓流ドラマっぽくない」という評に惹かれた。
主演俳優たちが美しいのは、これマストでしょ!
このドラマは、いつも登場人物たちがヒステリックに怒鳴って喧嘩しているドラマではないそーだ。
物の食べ方が綺麗な静かな品のいい韓国ドラマだそーだ。
いいじゃないの!!
で、視聴してみた。全20回。
『ヒーラー』というTVドラマである。
視聴してびっくり。
主役の男優さんの美貌に仰天。
ここまで完璧な容姿はまさに国宝級。
うわぁ〜〜
私の好みではないが、そんなもんどうでもよい。
ここまで美しいなら拝めます。
チ・チャンウクさん。池 昌旭さん。
旭だって。なんといいお名前でしょうか。
小林旭さんみたい。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%BB%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%82%A6%E3%82%AF
たとえ美容整形の人工美男子だとしても、非常に素晴らしい作品ではないですか。
時よ止まれ、君は美しい!
と言いたくなる美貌だ。
笑ってよし。
泣いてよし。
怒ってよし。
寝顔もよし。
全ての表情がいい。
声も良し。
下品さがない。
小賢しさがない。
嫌な感じが微塵もない。
これ、すっごく稀有なことですよ〜〜
だいたいイケメン男って、馬鹿で品がなく小賢しい感じってのが日本の相場だしさ。
チ・チャンウクさんは、後ろ姿から見ますと、首が太くて短い感じなのが、脳卒中系かなと思わせるところも可愛い。
この骨太体型は、油断すると太るぞ。
私にはわかる!
『ヒーラー』は、2014年放映の作品だそうだ。
視聴率は特に高くはなかったそうだ。
しかし、中国で放映したら非常に人気を博したそうだ。
納得。
この男優さんは、非常に洗練された無国籍風美貌である。
だから、韓国でNo. 1とかにはならないよ。
韓流美男子を超えた美男子だもの。
国宝級美男子を超えた万国に通用する美男子だもの。
調べたら1987年生まれ。
英語と中国語ができれば、世界に通用するスターになれるんだけれどな。
ドラマの設定は、韓国1980年代全斗煥(チョン・ドウファン)大統領政権下の言論弾圧時代の学生民主運動家たちの悲劇の物語と、その子どもたちの成長後の運命が交錯するというもの。
1980年代までくらいの韓国が民主化を求めて苦闘していたとかの政治的歴史も学べるドラマだ。
驚異的な運動能力を訓練の末に身につけた若い「闇の便利屋ヒーラー」が主人公だ。
そのヒーラーに仕事を紹介する天才的中年女性ハッカーがカッコいい。
この天才的女性ハッカーのキャラがおもろい。
彼女は、元サイバー部門担当の刑事で、今は「闇の便利屋」ヒーラーに、パソコンを駆使して指令を出す。
海苔巻きを作るのが好きで、できた海苔巻きを切らずに丸ごと食らう。
いつも恵方巻き。
やってみたい。
この中年の女性ハッカーが、私がお世話になっている福山の「歯科室むつてっせん」の院長の松永心子先生に、なんとなく似ているのが、おもろい。
そこに正義感あふれるジャーナリスト志望のWeb新聞社の記者である愛らしいヒロイン美女登場。
彼女が憧れる有名キャスターの中年間際の青年が彼女にからみ、そこに「ヒーラー」と天才的中年女性ハッカーも巻き込まれて、韓国を陰から動かす黒幕とその勢力に闘いを挑むという話だ。
面白いドラマであります。
はい、すみません。
ベタな話です。
韓国ドラマによくある展開です。
私は、根本的には青くさくアホくさい人間なんで、こういうドラマ展開は好物なのです。
社会悪を是正する正義感に燃える主人公たち。
桃山学院大学勤務時代に、姉妹大学の韓国は大邱の慶明大学に行ったとき、そこの大学教授から、「あなたの性格は韓国人的ですね」と言われたことがある。
霊能者によりますと、私は生まれ変わりの回数が多くて、前世は何回も中国で生きていたそうだから、半島にもいたに違いない。
ところで、「闇の便利屋」がなんでヒーラーと名乗るのか?
ヒーラー。Healer. 癒す人。
これは、1980年代全斗煥(チョン・ドウファン)大統領政権下の言論弾圧時代の学生民主運動家たちがガリ版刷りで出していた政治言論雑誌名だった。
「言論は社会悪や不正に苦しむ人々を癒す」ということで、ヒーラー。
なるほど!
自由な言論こそが、社会悪に苦しむ人々を癒す。
ここにこそ、人間の尊厳があるんだ。
良心に基づいた言論にこそ。
このドラマ、内容もすっごく爽やかなんです。
『トッケビ』も素晴らしいけれども、『ヒーラー』も素晴らしいです。
何よりも、国宝級美男子を超えた美男子であるチ・チャンウクさんを知ることができて私は嬉しい!
なんか、とびきりの秀才とか、とびきりに有能な人とか、とびきりに面白い人とか、とびきりの美男美女とか、そーいう人を見ると元気が出るでしょう。
こんな人が世の中にいるんだから、私も頑張ろう!
って気になるでしょう。
まさに、ヒーラー!!
ありがとう大韓民国さん。
これからも空前絶後国宝級以上美男子の採掘と育成にご尽力くださるようお願いいたします。
うーむ。
チ・チャンウクさんを超える美男子が今後、生産されるでありましょうか?
1000年に一度の美男子だと思います!!
眼福眼福。
心に憂いを抱えた女性の方々に、チ・チャンウクさんの見学をお勧めします!!
可愛いでしょ!?
(追記)
夫にチ・チャンウクさんの画像を見せたら、「なんだ、野口五郎じゃないの」と言われました。
ショックです。
相変わらずの藤森節ですね。私も中国人や韓国人に性格がにているらしい。先月北京で語学学校に通いながら下町生活10日間。ユースホステルでいろいろな中国の女の子と話して面白かった!
お連れ合いの手術きっと成功です。大丈夫!
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野沢公子さま
コメントありがとうございます。中国語も韓国語もできるといいですよね、ほんとに。
まずは、夫の手術がうまく行き、予後もいいことを願っています。
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あれ?野沢公子さんって、アメリカ文学会の野沢公子さんですか?
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