[357] 舌はがし(18) 口腔ガン予防としての舌はがし&舌あげ

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本日は2019年3月3日の日曜日だ。

忙しい、忙しい。

なのに体力がなくて、ソファにくたびれて寝っ転がってしまう前期高齢者66歳。

と言いつつ、2月28日木曜日は、雨の東京に行ってきた。

表参道青山店のPeek-A-Booで、カット&パーマ&グレイヘア用カラリング&眉カットしていただいた。

カリスマ美容師の川島文夫氏は絶好調。あくまでもオシャレでフットワーク軽いです。

パーマとグレイヘア用カラリングをしてくださるスタイリストの美女ヤマトヤ(お名前の漢字を聞きそびれた)さんは、3月5日から青山店から銀座店に移動だそうです。

残念だ〜〜残念だ〜〜!!

すっごく美人なのよ〜〜♫♫

世の中には変態がいるから、妙齢の美女の写真はここでアップしません。

ストーカーされると困る。

私は、この美容院の若いスタッフのエッジの効いたファッションを見るのも好きね。

大阪の桃山学院大学勤務時代は学生たちのファッションを眺めるのが楽しかったもんよ。

その楽しみは、最後の勤務先に行って消えてしまったけど。

私みたいな人間が公立大学に行ったのが間違いだったんで、私が悪いね。

ところで、2月28日は、川島文夫先生は、新潟のカット鋏製造専門店の営業の方と職人さんとお話をしながら、私の髪をカットしてくださった。

以下は、川島先生が新潟のカット鋏製造職人さんに話しておられた内容の横流しである。

「この鋏で切ると、髪を切られるお客さんも気持ちいいよ。でしょ?こっちの鋏だと、切られるお客さんもピンとこない。ね?そうでしょう〜? 鉄の種類が違う。鉄の質が違う。重い鋏もダメだけれども、軽すぎるのもダメ。いい鉄を使わないとダメ。日本では岐阜の関と新潟がカット鋏の製造で有名だけどね。昔はドイツのゾーリンゲンの鋏が最高とされていたけれど、日本人の手の大きさにあった鋏は日本製がいいし、ゾーリンゲン自身が日本製を自社のブランド名で売っている状態らしい。僕は、個人用に100万円の鋏を持ってる。普通に共同で使う鋏で7万円ぐらいかな。若いスタイリストが欲しい鋏は20万円から30万円のものだけれど、なかなか買えないよね。でも、美容師にとっては鋏が命!いい鋏が命!」

もれ聴いているだけで、勉強になるお話であった。

できあがった作品が、これです!

なんというカッコ良さ!! うわおおおおおおおおお〜〜!!

今回の仕上がりは、川島先生とスタイリストのヤマトヤさんの会心の作!

パーマのロット巻きを手伝ってくださったのは、高木さん。Peek-A-Booでのパーマ研究の第一人者!

この方は非常に非常に丁寧にロットを巻いてくださる。

眉毛カット担当の可愛らしい女性スタッフのお名前は……しまった。尋ねるの忘れてしまった。

みなさま、ありがとうございました〜〜

このブログを読んでくださる方々は、私のことを、さぞかしアホとお思いになるでしょう。

66歳の無職のババアが、いまさらヘアスタイルにこだわって、意味あるのかって。

わざわざ新幹線代使って東京まで行くなんて贅沢なって。バッカじゃねーかって。

66歳だからだよ!!

いつ死ぬかわからないのに、気に入らないヘアスタイルでいられるもんか!

去年2018年の5月に舌はがし啓蒙活動のリーダーであらせられるカリスマ針灸整体師の平井幸祐氏のご紹介で、Peek-A-Booで川島文夫氏に初めてカットしていただいた後の感激よ。

私は、65歳にして初めて、自分が納得できるヘアスタイルにしていただいたんだぞ!

ヘアスタイルは大きい!ヘアスタイルこそ決まれば、あとはなんとでもなるのだ。

女優のジョーン・クロフォードも言っている。

「才能のほかに女性にとって1番大切なものは、美容師よ」って。

これ真実だよ!

私は、もう川島先生が現役でカット鋏をお使いになる限り、東京は青山のPeek-A-Booに通うもんね。

一度、一流の技術を見ちゃったら、もう戻れない。そーいうもんよ。

ところで、久しぶりに「舌はがし」について書く。

「舌はがし」が、なんだかわかんない人は、このブログの舌はがし(1)から(17)を読んでおくんなまし。

特に(1)と(2) を読んでおくんなまし。

https://aynrandassociates.com/2017/06/04/%e8%88%8c%e3%81%af%e3%81%8c%e3%81%97/

https://aynrandassociates.com/2017/07/16/%e8%88%8c%e3%81%af%e3%81%8c%e3%81%97-%e7%b6%9a%e7%b7%a8/

人間はね、肛門から舌までの一本の管なんよ。

その管の周りに内臓が繋がってるんよ。

舌が上口蓋に密着して脳を支えると同時に、内臓も支えてるんよ。

なのに、いろんな理由で、ほとんどの人間は舌がストッパーの役目を果たさず低位舌になっている。

肛門から伸びる管の先端たる舌が立ち上がってないと、脳も内臓もグラグラよ。

で、いろんな不調が出てくるんよ。胃下垂とか腸下垂とか、みな低位舌のせいだ。

頭が悪いのも低位舌のせい。不細工なのも低位舌のせい。

が!この真実に注目しているのは、平井幸祐氏とその仲間のみなさんと、広島は福山市の「歯科室むつてっせん」や神戸の「りりあ堂」や大阪府泉佐野市の「石田歯科クリニック」の院長先生たちなど一部の歯科医の方々だけだ。

幸いにして、私はそのすごい真実を知ることができた!良かった!

とはいえ、私の舌はがし& 舌あげの進捗度は、舌はがしを知った2017年の5月以来、遅々として進んでいない。

それでも匍匐前進程度には進んでいる。じわじわじわじわ……

元号が変わるまでには舌が上がりきっているかしらん。以下の写真のごとく。

しかし、今はまだまだだ。

奥舌から舌の先端までが、上口蓋に密着するほどには、舌が上がっていない。

ノドチンコがせり上がるほど、舌が上がるにはまだまだだ。

若い人は比較的早く舌があがるけれども、私みたいな高齢者は、なかなか舌が上がらない。

舌が下口蓋に癒着していた年月が長いもんね〜〜

そもそも、口が大きく開かない。

私は入浴するたびに、まずは口腔内部を広げるべく、上唇を引っ張り、上口蓋の中をマッサージしたり、下唇をギュイーンと引っ張り、ほっぺの内側をマッサージする。

しっかりお口周りをほぐしてから、舌の裏を指でグイグイグイグイ押す。

痛いよ。

でも、私は知っているのだ。

舌はがし&舌あげを意識的にしていると、便秘にならないと。

お肌もいい状態でいられると。

酸化マグネシウムのような便秘薬を飲めば、そりゃ便秘は解消される。

でも、意識して舌を上口蓋に密着させていると、違うのだよ……全然違うのだよ。

女性の前期高齢者になると、排泄障害が多くなり、油断すると便秘になりやすいのだよ。

便秘ばかりでなく、尿もれや便もれも多くなるらしい。

私の知り合いの女性は、舌はがしを励行したら、長年の悩みの尿もれが治ったと喜んでおられた。

「便もれ治った!」と私に知らせてくださる方は、まだいない。

さすがに、便もれとなると、女性どうしでもtop secretになるのだよ。

舌が上口蓋に密着していれば、自然に肛門も膣も締まる。

やってみて。キュッ。

中村天風さんみたいに、肛門を締めよ!と言わんでもいいのよ。

尿もれも便もれも改善されるのよん。

知らんけど。

それから、舌はがし&舌あげが進行すると、どーいうわけか、物を食べるときに少量ずつ口に入れて、左右の奥歯で交互に噛んで、舌で食べ物を喉に送り込むようになる。

私も、やっとそうなってきた。

つまり、咀嚼と嚥下がなめらかになる。

いっぱい口に放り込んで噛めるはずない。

ろくに噛まずに飲み込む。

だもんだから、老人は喉を詰まらせる。むせる。

女性高齢者の健康問題って、この口腔内問題を原因とする嚥下障害と排泄障害が多い。

あとは骨と筋肉の衰えによる歩行移動障害だけど、これは別の話。

ともかく、私のような身体感覚が極度に鈍い人間でさえ、舌を意識するようになり随分と変わった。

舌はがし&舌あげに勤しむようになって以来約1年10ヶ月。

ああ……舌はがし&舌あげの道は果てしなく遠い。なのになぜ、歯は絶対に食いしばらず、君は行くのか、そんなにしてまで〜〜♫♫

いやあ、昔は物を思わざりけり。

私の人生は、「舌はがし前時代」と「舌はがし後時代」とに分けられるな。

ここでは書ききれないくらいのインパクトとプチ覚醒がありましたね、舌はがしによって。

で、最近、舌に関して興味深い記事を読んだ。

平井幸祐氏がFacebookに投稿していらした記事である。

https://www.jprime.jp/articles/-/14565

堀ちえみさんの口腔ガンに関する記事である。

最近、若い女性の間で、じわじわと舌ガンが増えているという。

舌がんとは、舌に歯が当たることが長期に続くと発生する。

舌がストレスを受け続けることで発生する。

で、最近の「小顔」というのは、咀嚼しないことによる歯の衰退によって、顎が小さくなることの結果。

しかし、舌は母親の胎内ですでにできている。小顔に舌が大きすぎる。で、ついつい舌と歯が当たってしまう。

それで小顔の若い女性に舌がんが増えているらしい。

あれ……

これも、舌はがしをして舌が上口蓋にいつも密着していたら、舌が歯にあたることもなく、舌はストレスを受けずにすむのに。

舌はがしをすると、口内炎予防になることは聞いていた。これも同じ理由だ。

舌が上がっていれば、歯並びも悪くならないし、出っ歯にもならない。受け口にもならない。

口のサイズより大きい舌が行き場を求めて前の上の歯を押せば、出っ歯になる。下の歯を押せば、受け口になる。

私自身、舌はがしを自分なりに意識して励行してるうちに、前みたいに舌を噛むということがなくなった。

物を食べたり、話したりするときに、舌の端を歯が噛むということが、時々あったのだが。

あれは痛い……

舌が歯にあたっちゃいけないんですよん。

小顔だろうが大顔だろうが。

ということで、舌はがし&舌あげは、ものすごく重要なことですよ!

という本を平井幸祐氏が出版なさると聞きましたが、いつ出版されるんですかね?

2件のコメント

  1. 舌へのストレスの話、初めて知りました(^.^)
    そういう理由で増えるんですね~。
    確かに最近は、顎が細い人が多く、その結果、八重歯が多い気がします。

    それにしても、美容院、東京に行かれてるんですね~。
    素敵なヘアスタイルですね~(^_-)-☆
    確かに、髪型が気にいらないと、外出する気も失せます。
    私も10数年、同じ美容師さんを指名してます(*^^)v

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    1. tabisurueiyoushiさま: コメントありがとうございます。そうなんです。舌が問題なんです。舌をあげることが、口腔ガン予防になるんです!

      人柄のいい真面目な美容師さんって多いのですが、やはり技術も欲しいんです。Peek-A-Booの美容師さんたちは、何段階ものテストを経てスタイリストになるので、技術は確かです。それでも、川島先生みたいに、髪をカットしつつ、頭の歪みを是正するみたいな方は、いないです。

      いいね: 1人

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