[367] 女の更年期って2回あるね (前編)

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本日は2019年4月4日木曜日だ。

4月1日に新しい元号が発表された。

「れいわ」?

なんだ、このキラキラネームみたいな軽薄な感じは。アホか。

「りょうわ」と発音するなら、まだ我慢できるが。

私の中では5月1日から「令和元年」ではなく、「徳仁元年」ということにする。

新天皇のお名前の方が、よほど品格も重厚さもあり元号にふさわしい。

私の好きな某神道系霊能者さんが、「令和は霊和ということで、万物の霊が和する大いなる時代の幕開けを意味する」とか何とかBlogで、無理にこじつけて書いておられた。

まあ、決まってしまったことだから、何事も前向きに肯定的に解釈するしかない。

だから、みなさん、令和ではなく「霊和」とお考えくださいまし。

今日は、更年期について書く。

必要があって、以下の本を読んだ。

面白かった!

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久しぶりに更年期関連の本を読んだ。30年ぶりくらいだ。

更年期本も進化していた。

でもって、更年期本も大量に出版されていた。

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すごいですね〜〜女性ホルモン補充療法=エストロゲン投与が更年期の不調に効果があることは知られている。

最近は、レザーを膣の粘膜にあてて、老化した粘膜を若返らせるんだってさあ。

尿もれとか性交痛が改善されるんだってさあ。

保険適用外治療ですけど。

男性の更年期本も出ていた。

男性は、女性ホルモンでなく、テストステロン補充療法がいいらしいです。

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いろいろ医学的更年期対策があるんですね〜〜

私は、早くも20代の頃から、ポツポツと更年期の本を読み始めた。

30代には随分と読んだ。

ただし1970年代や1980年代当時は、日本では更年期関連の一般書があまり出版されていなかった。

日本で更年期本がバンバン出版されるようになったのは、団塊の世代の女性たちが更年期にさしかかった1990年代後半くらいからだ。

そして、今の更年期本隆盛は、団塊の世代の子どもたち、ベビーブーマー・ジュニアたちが、更年期世代になったからだ。

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ともかく、1970年代や80年代は日本に更年期本があまりなかったので、私はアメリカに行った時に書店でmenopause の本を探して読んだ。

アメリカ人は若さにこだわるんで、更年期対策はアメリカ人女性にとって大きなテーマらしかった。

アメリカ人女性の閉経は早いんだよね。40代なんだよね。

日本女性の閉経が平均53歳です。

なんで私は20代から、早々と更年期本を読んだのか?

私の亡き母の更年期症状がきつかったからだ。

明るい大らかな可愛い女性だったのに、47歳くらいから急にヒステリックになった。

ちょっとしたことに切れるようになった。

非常に被害妄想が激しく神経症的になった。

台所の食器棚の木目が眼に見えて怖いからと、シールをペタペタ食器棚に貼っていた。

何それ?

近所のマーケットに行くのを嫌がり、週末に父に運転させてわざわざ遠くのマーケットで大量に買い物してきては、料理しきれず食材を腐らせた。

料理をしなくなり、出来合いの惣菜が増え、店屋物が増えた。

私は、母が悪霊にでも憑依されたのか!?と驚愕した。

私なりに調べてみると、女性は閉経(生理が終わることmenopause)前後5年間計10年間ほどの間、女性ホルモン(エストロゲン)の減少により、体調が非常に悪くなり、精神的にも不調が続くと知った。

こういう状態もいずれ終わる。

いずれはエストロゲン減少の状態に身体が慣れるからだ。

母の状態も10年間ぐらいで落ち着いた。

しかし更年期期間が過ぎたあと、母は二度と前のような明るい女性には戻らなかった。

父のがん闘病や死の影響は圧倒的に大きかった。

しかし、それだけではない何かが、母の無気力の原因であるらしかった。

その時、チラッと私は思った。

更年期というのは、男と対である存在としての女であることにアイデンティティをかけていた女性が、そうでなくなったときに生じる混乱と動揺に耐える時期である以上の意味があるのかな?

でも、その時は感じただけで、それ以上は考えなかった。

ともかく、更年期というものは、男と対である存在としての女であることにアイデンティティをかけていた女性にとって非常に辛い時期なのであるらしい。

ならば、まあ女であることにアイデンティティをかけなければ、更年期は通過しやすいし、更年期なんてないんじゃないの?

と私は思った。

で、私は、自分が女であることに重きを置いた生き方はしないと決めた。

だから化粧もしなかった。

肌に負担かけることにカネ使ってもしょうがねーよと思った。

男にモテなくていいと思った。

ひとりだけにモテればいいのだ。

そのひとりの選択が問題である。

まあ、もともと女であることに依存して生きていけるほどの美貌でもなかったのも都合が良かった。

もともと性格が偏屈で気難しいので、男はほとんどが嫌いだったのも都合が良かった。

それで、レズビアンと間違えられたくらいだった。

いえ、私は人間が好きではないのです。すみません。

母の更年期の状態から学んだ私は、おかげで「男と対である存在としての女であることにアイデンティティをかけていた女性にとって非常に辛い時期」としての更年期は無事に通過できた。

おかげで、年上の女性の同僚たちの更年期症状というものを冷静に見物できた。

母にしろ、年上の女性の同僚にせよ、「女であること」にアイデンティティをかけていた女性は更年期症状がきつい。

つまり、女であることで大いに得をしてきて、それが自分の実力だと思い込んでいた女性の更年期がきつい。

女は若くて容姿がそこそこで愛嬌があれば、チヤホヤされる。

若くて美人の国会議員が若いうちは政治的見識知識政策立案能力何もなくても通用するようなものである。

若くて美人の学者の卵なら学会の大物の指導教授の援護射撃で学会内出世するようなものだ。

しかし、中年になり容色が衰えると、この手の女性は相当に寂しくなるらしい。

チヤホヤされてきた女性にとって、チヤホヤされなくなることは非常に喪失感が強いらしい。

中年になって、若さや美貌という掛け値無しの評価をされるようになっただけですが。

高下駄履いていたのが裸足になっただけですが。

でも、それが辛いらしい。

で、年上の女性の同僚は、年下の女性の同僚をいじめてた。

学会でも、この手の女性は、年下の女性研究者に嫌がらせをしていた。

私も、ちょっと被害を受けた。

ただし、私は「しょうもないなあ、学会とか大学教員にほんとの美人なんかいるはずないから、ブスのくせにその気になっちゃって、田舎もんだなあ……」の姿勢なんで、私をいじめても無駄だ。

私の場合は、更年期本を若い頃にいっぱい読んでおいたおかげで、女であることに依存して生きなかった。

もともとが頭が悪いので、大学教員になれたこと自体が奇跡であり、食っていけることがありがたかった。

組織の中の女性にとっての「ガラスの天井」も気にならなかった。

優秀な女性でバリバリ有能に働いて成果を出しても、40代半ば過ぎても、男性と比較すると組織内出世が遅れる。

というか出世しない。役職者になれない。

無能な男の後輩が、自分を追い越して役職者になる。

女性が大抜擢され社長に選ばれるのは、その組織が傾いていて倒産しかけで、男にとって社長になっても旨味がない時だ。

マーガレット・サッチャーが首相に選ばれたのは、もう大英帝国が傾きすぎて二進も三進も行かなくなった1970年代末だった。

今のテレサ・メイさんもそうだよ。

大学でも、女性が学長に選ばれる場合というのは、女子短大や女子大以外では、その大学内部に大きな問題があって、男はそんな責任を負いたくない時だ。

ほんとだよん。

状況が良くなれば、また男がしゃしゃり出てくる。

私が大学教員時代に、ちょうど更年期の状態の女性の同僚たちの愚痴を随分と聞いた。

女性の更年期というのは、組織で働いている女性たちにとって、実は初めて男社会の壁を感じる時なのだ。

優秀な女性ほどそうだ。

女性は根が真面目なんで、ほんとうにきちんと仕事する。

「いい子」でいたい気持ちが強いしね、優秀な女性ほど。

でも、それが組織で評価されない。

男の嫉妬はすごいもんである。

男の狡猾さ卑怯さというものに、女は太刀打ちできない。

それぐらいに男は姑息で卑怯である。

それぐらいに社会的是認に男は命かけてる。

まあ、だから人間社会は成立してるのかも。

私みたいな人間ばかりなら、世の中回っていかないよん。

だからね、男は一匹狼になれないです。

一匹狼ってメスです。

男は、かーわいそうなほどに他人の評価の中で生きている。

男は、女が若くて可愛くて自分を脅かさない時はいくらでも親切である。

しかし、女性が自分を脅かすほどの「社会的力」を持ち始めると、いくらでも潰しにかかるよ。

まあ、男に意地悪されて、やっと女も一人前なのだ。

男に優しくされているうちは、女も馬鹿にされてるんよ。

私は、そういう構図もじっと見物していた。

私の場合は、優秀でもなく、男に嫉妬されるほどのものでもなく、組織でも「はぐれOL」で、どの派閥にも属さず、勝手に仕事だけして、給料さえ入ればいいのよん人間であった。

だってカネ欲しさに働いているんだからさあ。

誰に認められなくても、自分が認めることができればそれでいい。

私は、もう、とんでもないほど傲慢で天上天下唯我独尊人間なので、他人からの是認などどーでもよかった。

どうせ大学なんて、みんなアッタマ悪い連中ばっかしなんだし。

だから、同僚の名前を何年経っても覚えることができなかった。

そんな状態なので、「更年期」は無事に通過できたのだ。

が!

「女であることに依存してきて上手くやってきたつもりでいたが、中年期にいろいろ現実を突きつけられて生き難くなるという意味での更年期」だけでない更年期もあるのだ!!

女にとって更年期はふたつある!!

こっちの方が対処が大変だ!!

それを知ったのは、58歳で桃山学院大学から新設の福山市立大学に移った時だった。

私は慌てた。

あれ?更年期終わったのに、この状態は、私がかつて読んだ更年期症状と同じじゃないの!?

どーして!!??

長くなるので、続きは次に書きます。ごめんあそべ。

2件のコメント

  1. 藤森様
    いやはや、いつもながら最高です!
    次回も非常に楽しみにしております。
    早めのご投稿をお願い出来ましたら幸いです。

    いいね: 1人

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