本日は2019年4月16日火曜日である。
最近は、午後10時ごろには寝落ちして、目覚めたら午後3時とか午後4時半とか。
ともかく5時間は連続して眠れるようになった!嬉しい!
夫が緊急入院して以来、私はプチ睡眠障害で、数時間しか眠れない日々が続いた。
疲れているのに、2時間か3時間しか眠れなかった。
あれから半年経過して、やっと少しずつ安らかな睡眠時間を取り戻しつつある私。
私も老人だからさあ、夜はサッサと就寝し、夜明けとともに起きたいのよん。
先週は忙しかった。
くたびれた。
4月9日火曜日には、夫の病院外来診察&化学療法の付き添い。
4月10日水曜日には、副島隆彦氏が名古屋のホテルに中部地方の経営者対象の(会費22,000円)ご講演会でいらしたので、夕方から御接待。
副島氏の有能秘書さんや、ただいまご自身の著書をご執筆中のお弟子さんも御接待。
相変わらず、副島隆彦氏は意気軒昂で強烈に博覧強記であらせられました。
博覧強記を通り越して狂気に近いほどの脳の回転であらせられました。
あの秘書さん、よく平気だよな、副島先生の活動のお手伝いをなさっていて。
秘書さんからいただいた熱海(副島先生の仕事場と書庫があります)のお土産「ネコの舌」が美味しかった!!
ありがとうございます〜〜♫♫
すぐに熱海の三木製菓からお取り寄せした私。
食い物にだけは敏感な私。
副島先生からは、危ないお話もいっぱい聴かせていただきました。
ほほほ。
副島先生は、なんでああもお元気かしらんね。
私なんて、いつも眠たいのに、睡眠障害だもんね。
4月12日金曜日には、東京は北青山のPeek-A-Booへ。
カリスマ美容師の川島文夫氏にカットをしていただいた。あなうれし。
川島先生はカッコいいね!
しかし、パーマとハイライトの非常に上手なセンスも技術もあるヤマトヤさんという美人女性スタイリストさんが銀座店に移動しておられた!
パーマが非常に上手でセンスも技術もある高木さんという男性スタイリストさんもお忙しかった!
これからは、もっと早めに予約して、スタイリストさんも、しっかりと指名させていただこう。
しかし、今回の東京行きは変だった。
それまで、そんなことは思ったことないのに、東京って哀しくて寂しい街だなって思った。
あれだけ人がいて、なんで私はそう思ったのか!?
後期資本主義の繁栄のシンボルである東京の高層ビル群は美しく新しいのに。
たとえば、これが京都ならば、不思議ではない。
京都に行くと、私は頭が重くなる。
それは、長い都の歴史の間に蓄積された不成仏霊さんや魑魅魍魎さんが蠢いているから。
不成仏霊ってのは時間が経過すると、立てなくなって、地面や床を這うんよ。
ベッドの下の隙間なんかにいるからね。掃除した方がいいよん。
足首を触ってくるからね、あいつら。うるさいわ。
「生きてる時に必死に生きなかったから、逃げていたから、死んでもダメでいつまでも地上でウロウロするはめになるんじゃ、ボケっ!」
と言ってしまう私は愛が足りない。ごめんね〜〜♫♫
たとえば、これが広島市ならば不思議ではない。
私は学会や出前講義の出張で広島市の市街地に行く度に、なにゆえか気が塞いだ。
最近は広島市に行っていないけれども、まだ10年くらい前までは、広島市に行くと、私は理由のない寂寥感に襲われたものだった。
ああ、まだまだ原爆の被害者たちの霊は慰められていないんだなあと、思ったものだった。
京都や広島じゃないのに、なんで東京で私は哀しみと寂しさを感じたのか?
「令和」がいけないのかな?
「令和」なんて、いかにも寂しげな不吉チックな元号が4月1日に発表されて、その寂寥が帝都をいち早く侵食しているのかな?
こんなことでは、5月から先が思いやられる。
でも、これからの10年や15年は厳しい時代になるんだから、「令和」みたいな、なんともテンション上がらない元号でピッタリなのかもしれない。
それはさておき、66歳になって、やっとわかった。
私には、ほんとうにしたいことなんてないってことが。
ただ、生きていたいだけだってことが。
この地上の情報の海で漂っていたいだけだってことが。
私が、この人生で求めるものって、何かしらん?
と、あらためて正気になって考えてみた。
まず第1は、自分で考えて決めて選べること!
それから、良き人々との心のふれあいに、人間の温かい情に、美味しい食べ物に、美味しいお水にお茶に、雨風と犯罪から守ってくれる住居に、いっぱいの書籍に、お気に入りの衣類に家具に、気持ちのいい寝具に、履き心地の良い靴に、肌触りのいい下着。
こういうもの全部を私はすでに持っている。
私は、自分の悪い頭なりに必死で考えて選んで決めて生きてきた。
失敗ばかりで、結果はアホみたいなものだけれども、後悔はない。
だって、自分で選んだことだもの。
後悔ってのは、よく考えもせずに他人の真似して生きてきた人とか、人任せに生きてきた人がすることだ。
私は、「私の自由」を行使してきた。
人間の自由って、好き勝手気ままに生きることじゃない。
自分で考えて選んで決めて生きることができるってことが自由なの。
「政治的自由」って、そーいうこと。
でもって、良き人々との心のふれあいに、人間の温かい情に、美味しい食べ物に、美味しいお水にお茶に、雨風と犯罪から守ってくれる住居に、いっぱいの書籍に、お気に入りの衣類に家具に、気持ちのいい寝具に、履き心地の良い靴に、肌触りのいい下着。
こーいうもの私は全部持っている。
じゃあ、死ぬまでに絶対にしたいことってありますか?
と自分に問うてみた。
それは、二つある。
ここには書かない。
もちろん、人類恒久平和実現でもないし、性差別の撤廃でもないし、社会的不公正の是正でもない。
私は、この地上に救済はないし、ユートピアも実現しないと思っている人間なんだから、そーいう大義のために動く気はさらさらない。
はい、私はその程度の人間です。
いやあ、なんか解放された感じ。
ということで、情報漂流老人の私は、inputで忙しいです。すみません。
なかなか、outputできません。
受信機はついているけれど、発信機ついていない通信機みたいなもんです。
とりあえず、情報の海で、私がつい最近掴んだ板についてのみお知らせします。
なんで、こんな天才について私は知らなかったのだろうか?
森博嗣(もり・ひろし:1957-)氏のことです!!
知らない人間がいるのが不思議みたいな有名作家だそーです。
私のFacebook友だちにも愛読者が多かった!
しかし、私は全く存じ上げなかった!
アホやで。
教えてくださったFacebook友だちのおひとりであるKKベストセラーズ名編集者の鈴木 康成氏に感謝いたします!
読んだら、自分の頭が良くなったような気のする本とか著者に出会うなんてことは、滅多にないよ。
なんか、脳の中がクリアになる感じ。
別の視野がガガガと広がる感じ。
解放される感じ。
読むと、自分の知能指数がちょっと上がったみたいな感じ。
あ、著者は理系です。工学系です。政治経済系ではないです。
すごいわ、この人!!
多作な方だから、「読破したろ」という私の楽しみも増えたぞ。
多作な方だから、その楽しみが継続するぞ!
まずは、この『道なき未知』読んでみてください。
身も蓋もないことばかり書いてあります。
その身も蓋もなさ加減が、あなたの脳や心の硬直性を吹き飛ばします。
文庫本もありますよ。
(森博嗣さまご近影)
森氏は、名古屋大学工学部の助教授(今は准教授と言う)だったけど、大学教員に残業手当はつかないし、このままでは夢を叶えるだけのお金ができないと思い、アルバイトに小説書いた。
その小説はすぐに採用された。
タイトルが秀逸奇抜卓抜。
これはテレビドラマ化もされたらしい。コミック版もあるらしい。
森氏は、小説なら1週間か2週間あれば書けちゃうんで、ドンドン書いてるうちに、いっぱい稼げるようになった。
で、大学を辞めて、今はある北国の森の中に住み、広大な土地を購入した。
森氏は、現在は、その敷地に自分で鉄道を敷いて遊んでおられます。
「ジャイロモノレール」とか制作して遊んでおられます。
執筆仕事は1日に1時間だけして、あとはじっくり全部が手作りの鉄道に、これまた手作りの列車を走らせておられます。
ご自身の夢を叶えたのです!!
自分の夢を自分で稼いだカネで叶えた!
立派です。
自分の夢は自費で叶えろよ。
寄付金だの、補助金だの科研費だの他人のカネ(税金)で、自分の夢を叶えようとするなよ。
学者や芸術家は嫌い。
他人のカネで自分のしたいことをしたがるもの。
まあ、その夢の実現が、公共の福祉に大いに貢献するものであるのならば、他人のカネ使っての研究開発もいいですが。
文学研究とか、月旅行とか、マルクス主義研究とか、そんなもんは自費でやれ。
私みたいに。
私は書籍貧乏よ。資料収集貧乏よ。
ところで、森博嗣氏は名古屋市のご出身です。
森博嗣氏の基本的なリバータリアン姿勢に、私は良質な類の名古屋人魂を感じる。
調べてみたら、生まれたご家庭は商業施設の設計施工を請け負う建築事務所。
やっぱりね。
中小企業の経営者的発想よね。
役人や学校の教師や大企業会社員や銀行員の子どもでは、こーいう発想にはならない。
ベースにあるのが、地に足の着いたリアリズム。
観念や思想などのファンタジーに脳を侵されないってところ。
自分のケツは自分で拭けば、それでいいという姿勢。
ということで、すみません。
私はinputで忙しいんです。
さてさて、私も自分のしたいことが自費でできるように頑張らねば!!
甘ったれた老人になっている暇はないね〜〜♫♫
こんにちは。
最近、こちらのblogを拝見させていただくようになりました。KYOと申します。
どうぞよろしくお願いいたします。
久しぶりに森博嗣さんの名前を拝見したので、コメントさせて頂きました。
『すべてがFになる』がメフィスト賞を受賞されたころ、確かにミステリ好きの間では、かなり話題になっていたと記憶しています。
当時はちょうど Windows95が発売され、パソコン通信が隆盛になり、深夜のパケホーダイが登場した頃かと思います。
私はシステムエンジニアなのですが、ミステリ好きかつSF好きでもあったので、本作をとても楽しく読了しました。
最近は読書量が減っており、ミステリやSFもあまり読んではいませんが、『道なき未知』がかなり気になりました。
近いうちに読んでみたいと思います。ご紹介ありがとうございました😊
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KYOさま:
コメントありがとうございます。そうですか!そんなに早くからの愛読者でらっしゃる!すごいなあ。
森さん、面白いですね〜〜身も蓋もないところがいいなあ。小説も読んでみます。
エッセイは、もっと面白いものがあるかもしれませんが、まあ私が最初に読んだものとして、紹介いたしました。タイトルのつけ方が上手いなあ!
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kayokofujimoriさんは霊感がおありなんですか?なんとなく変な感じが…というのはありますが、そこまで感じたことはなかったです。ベッドの下、掃除したいと思います(^^)/
広島…以前、原爆資料館へ行った時、展示してあった被爆した鉄パイプ?をみんな触ってましたが、なんとなく触れませんでした…(-_-)
まずは、自分の夢を叶えるための費用を稼がないと…でも、その夢がなんなのか分からなくなってしまっている今日この頃です…”(-“”-)”
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tabisurueiyoushi さま:
コメントありがとうございます。いやいや、夢なんてなくたっていいんですよ。今の暮らしで楽しければ大成功です。
私自身、必要にかられて仕事して働いて、興味にかられてここまできてるだけです。理想も夢もありません。
霊感はないですよ。何も見えません。たまに感じるだけです。みなさん、無神経にいろいろ触ってますが、やめたほうがいいですね〜〜御神木に触るとか、木に抱きつくとか、スピリッチュアル系はろくでもないです。普通に誠実に生きてればいいことです。願い事もすることないし。叶った方がいい願いなら叶いますし、叶わない方がいい願いなら叶わないし。
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今の暮らしは楽ですが、時折、これでいいのか?と思ったり…”(-“”-)” 最近は薬膳や漢方、アーユルヴェーダに興味があって、でもそれもがっつりやったりはしない中途半端な人間です(>_<)
スピリチュアル系…、確かにそうですね。どうしても最後は神頼み的なとこはあります(^^; でも普通に誠実に生きて行こうと思います(^_-)-☆
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tabisurueiyoushi さま: いいと思いますけど〜〜中途半端がいけない理由もありませんし。
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お優しい言葉、ありがとうございます(^^)/
ケセラセラ、でいきます(^^;
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こんばんは!
森博嗣氏の「すべてがFになる」は面白かったです。
藤森様は、tabisurueiyoushi様のコメントの返信で「何か感じる…」とのことですが、どの様な「感じ」なのでしょう??
私は、霊感とか、そう云った「感じ」すら感じない人間なので。笑
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asesorlegalさま:
コメントありがとうございます。返信が遅れまして失礼しました。今朝気がつきました。
やはり、「すゔぇてがFになる」は面白いのですね?未読なんですよ〜〜
うーん、「感じ」というのは、単に感じですよ〜霊感とか、そんなご大層なものではないです。足首触られてもうざいだけですし。背中をツンと指で押されても、うざいだけですし。肩にのっかかられてもうざいだけですし。
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