[393] 間臼みき著『歯科放浪記』は凄まじく凄い!

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本日は2019年7月27日土曜日だ。

台風だ。台風だ。

台風や雨は大難を小難にしてくれている。

地下に溜まった地磁気を治めて大地震が起きることを抑止してくれてる。

晴れが続いたら危ないですよ。

お互い気をつけましょう〜〜

ずっとBlog更新できずに、すみません。

って誰も読んでないし、更新を期待されてもいないか。

ここ10日間ほど体調も悪かった。夫の通院の付き添いもあったし、体力は家事やるだけで精一杯。洗濯してメシ作るだけで精一杯。

だって66歳だもん。

ネット含めて時事問題を追っかけするにも、いろんな事件が起き過ぎた。

ざっと列挙しても、この10日間ぐらいでも、これだけの出来事が起きた。

宇治にある京都アニメーション第一スタジオが放火され爆発 34人死亡(7/18)

ソウル日本大使館前で70代男性抗議の焼身自殺事件(7/19)

日本で参議院議員選挙が実施 れいわ新選組大躍進 & N国党躍進! (7/21)

香港デモ参加者を白服集団が襲撃(7/22)

韓国の大学生6人、釜山の日本総領事館内で経済報復に抗議(7/22)

年金機構のデータ紛失事件 未納者リストDVD 紛失(7/23)

日本の領空であるはずの竹島上空で韓国軍がロシア機を警告射撃(7/24)

中国が日本の排他的経済水域で海底調査実施で、日本外務省の抗議 4時間以上警告無視される(7/25)

疲れる。

ほんとに疲れる。

世界も揺れているけれど、東アジアも揺れている。

上記のリストに、吉本興業の事件も付け加えても良いけど、まあ、吉本なんてどーでもいいわ。

吉本が消えても私は困らない。

ジャニーズ事務所のジャニーズ喜多川氏死後の凋落もどうでもいいわ。

ジャニーズ事務所が消えても私は困らない。

韓国のアイドルグループや俳優がいて、その演技やパフォーマンスがYouTube映像で視聴することができればいい。

日韓問題?

知らんわ。

私は、韓国の芸能の水準の高さに興味があるのだ。

韓国の芸能の水準は高い。凄い。整形手術だらけでも構わん。

もう、「防弾少年団」BTSのダンスを見てるだけで憂さを忘れる。

芸能に関しては韓国は東アジア随一だ。さすがの中国も台湾も負ける。

今のところ、東アジア最高の空前絶後の美男子は韓国のチ・チャンウクさんだし。

日本は、ジャニーズ事務所のおかげで、美男子の水準が落ちた。

男の嫉妬を買わない類のお稚児さん趣味になってしまった。

これについては、私は非常に悔しい。実に悔しい。

あとは、「電通」の終わりの始まりを早く見たい!!

それはさておき、今日は間臼みき(まうす・みき)さんの『歯科放浪記』を紹介する。

あいにくと、これはamazonで購入できない。

まだ紙媒体の書籍になっていない。

以下の「ほうけい出版」のサイトを開けてください。

https://houkeipub.booth.pm/

ダウンロードして読んでください。

PDFファイルで読むなり、Kindleに落とし込むなりして読んでください。

この『歯科放浪記』の第1巻は無料で読めます。

実は、この本はまだ未完成なんです。それでも読む価値すっごくあります。

凄まじく面白いです。

タイトルが示すように、この電子ブックは、著者(現在は50代の女性)が、きちんと治療してくれる歯科医を求めて、ネットで調べまくり独学しまくり、歯科医に絶望したり期待したりの記録です。

『歯科放浪記』は、一応は、現行の国民皆保険制度では、まともな治療はできないのではないか!という著者の怒りの告発です。

日本の歯科医の半分が、歯学部で習った基本さえ実践していないという告発です。

多分、これは事実。

私は、Facebookなどで、自由診療しかしていない歯科医さんをフォローしている。

https://www.sizensika.jp/policy/not-delete.html

自由診療だからね、使っている機械が違う。

歯の内部を拡大して細部まで見るようなマイクロスコープ。

レントゲン機械も違う。

レントゲン室でも、被曝を防ぐカバーを患者は身につける。

テキトーに撮影しない。

歯の内部深部の断層撮影をする機械がある。

歯のCTでっせ〜〜

患者ひとりにかける時間が違う。

1回の診察に2時間はかける。

ズラッと患者を座らせて、歯科衛生士が主として見て、歯科医自身の診断時間は10分もないなんてことはない。

先端的医療機械を全てしっかりと用意使用して、歯の内部の細部深部まで見て、虫歯を薬品で染め出して、徹底的に虫歯部分を除去し、消毒を徹底することは、普通の保険診療の歯科医ではできない。

マイクロスコープないんだからさ、見えない。

見えないものは除去できない。

必ず取りきれない虫歯部分があり、消毒剤が行き渡らない部分がある。

しかし、日本の国民皆保険制度のもとでは、見えないままにテキトーに虫歯をサッサカ削ったつもりになり、雑に中途半端に消毒して、テキトーになんか被せて終わりにするしかない。

だから患者の歯はすぐに再発して痛くなる。

被せ物した後で虫歯がさらに進行する。

国民皆保険制度では、どの治療なら保険が効くと厚生労働省の規定で決まっている。

本当はこうした方がいいと歯科医が思っても、規定以上のことはできない。

これ以上のことしたいので、これだけ支払ってくださいと歯科医が患者に言っても、安けりゃいいと思っている患者は、歯科医が法外にガメツイと思うだけだ。

日本人ってさあ、健康保険料や国民健康保険料を払っていれば、最高の治療を受けることができて当然だと、無意識に前提している。

いや、無理だって。

患者は自分でキッチリと調べもしない。

あなた任せだ。医師任せだ。

その依存性はどこから来るの?

歯科医は、銀歯のかわりにセラミックを被せたりジルコニアを被せたり、その部分は自由診療でお金を取ることはできる。

しかし、レザーにせよ、CTにせよ、マイクロスコープにせよ、先進的な機械を歯科医がクリニックに導入する費用に健康保険が使えるわけではない。

補助があるわけではない。

抜歯したあとに、親知らずの歯を移植することも今の歯学では可能であるけれども、その手術費用は保険適用できないのではないか?

歯科衛生士だって、自分がサポートする歯科医の技術や知識や実践に影響を受けるわけだが、テキトーにガリガリ削って、抜歯するだけの歯科医のもとで働いていれば、少しも、その技能は向上しない。

ほんとは予防歯科が充実するべきだが、乳幼児の頃からの口腔内衛生実践の徹底が重要だが、親もわかってないんだからさあ。

予防歯科を発展向上させるはずないでしょ、日本の歯科学会が。

自分たちの存在意義を掘り崩すんだからさ。

それは歯科のみならず、日本の医療全体に言えることだ。

ほんとに予防歯科教育が大事なのだけど。

これこそ本気でしないといけない。

これは、きちんと訓練を受けた歯科衛生士に任せることができるのけれども。

未だに、ゴシゴシ歯ブラシを横に強く押して、歯の汚れを取らずに歯茎を傷だらけにしている人が多い。

予防歯科が徹底されれば、凡百の歯科医は無用になる。

それでも歯の故障は出てくるだろう。

でも、なるたけ抜歯しないで歯を生かしたいと思う患者は増える。

そうなると、ほんとうに高度な先進的技術と知識を持った歯科医だけが生き残る。

自由診療しかしない挑戦的な歯科医のクリニックの実践例手術例の写真をネットで検索しつつ、私は思う。

国民皆保険って、安かろう悪かろうになってるのかもしれないって。

だから、この『歯科放浪記』を読んで、私は大いに共感した。

しかし、この『歯科放浪記』の面白さは、歯科医療だけに限定されない。

この『歯科放浪記』は、痛烈痛快な政治批評でもある。

自分たち以外の人たちから収奪したものを、自分たちが分け合う権利」が「人権」と考えている日本の官僚たちや左翼系政治家に牛耳られたメディアや日本社会に対する痛烈痛快な批評なのだ。

この政治批評が無茶苦茶に面白い!!

凄まじく凄い!!

まだあと数巻続くそうです。

そもそも、私はなぜに、この『歯科放浪記』を知ったか?

「歯科放浪記からの抜粋ツイート」というハンドルネームでTwitterに、なんか面白い投稿をしておられる方がいたので、好奇心だけは無駄にある私は、その方が書いたということで、サッサとダウンロードして全巻読んだ。

びっくりびっくり。

な、な、なんと面白い!!

はっきり言って、校正も受けてない段階の電子本ですから、段落だのフォントだの瑣末なことが気になる方には、おススメしません。

ファナティックな文体が苦手の、発熱度マックスの文体が疲れるという気の小さい方にもおススメしません。

しかし、切れば血が滲む生々しい肉声そのものであるような正直率直な文章を読みたい方ならば、絶対に面白いぞ!

この著者はすごい。

凄い才能です。鬼才だ。

だいたい、女性はどういうわけか、なんか書くときに偽善的になりやすい。

誰からも責められないような綺麗事を書きやすい。

自己分析力が足りない。

自分の赤裸々な欲望を直視しない。

他人にも無自覚に嘘をつくが、自分にも嘘をつく。

で、そのことを自覚できない。

特に「先生のお気に入り」やりがちな優等生女子ほど、そうなりやすい。

もう、大学の女性教員って、こんなんばっかだったわ。

女教師ってのも、ろくなもんじゃないな。

男性教師は問題外だけどね。

男の自分のこと優秀だと思い込んで信じていられる、あのおめでたさとナルシズムは凄いわ。

ともかくさ、「自分らしく生きたい」とか言っちゃって、「そもそも、あんたに自分なんてものがあるのか?世間からチヤホヤされたいだけだろ、ボケ!」と、突っ込みたくなる女性は多い。

それは、世に知られたフェミニストの書き手にも多い。

誰とは言わんけど。ほほほ。

そういう矮小さや小賢しさや小利口さが、この著者の書くものにはないんよね。

破茶滅茶な捨て身の言いたい放題が素晴らしい!

この女性は、日本に生まれ変わったアイン・ランドかもしれない。

いや、アイン・ランド以上だ。

アイン・ランドには、いい歳こいて、なんか少女趣味のナルシズムが中年になっても残ってたからな。

単に若い男に性欲感じて弟子と性交しただけのことなのに、それを美辞麗句で飾り立てた。

アホか。

「やりたかったです」とシンプルに言えいいのだ。

この著者は、偏差値の高さで日本の上位1%に入るような国立大学出身だけれども、国立大学在学時代は左翼だったそーだ。

まあ、それはそうよね。

日本の秀才は、まずは必ず左翼になる。

日本の右翼の失敗は、右翼のエリート大学を作り損ねたことよ。

ほんとの良質な保守本流のエリート教育を実践できなかったことよ。

しかし、社会や政治をじっと観察していると、とりあえずは左翼になった秀才も、ほんとに秀才ならば、次第に気がつくんだよね。

左翼さんのやってることが通るなら、社会は無規範で国は崩壊するねえ……って。

そういう意味で、左翼を通過した著者の左翼批判は説得力ある。

私は、この『歯科放浪記』の著者の間臼みき氏に、早く先を書いてくれとせっついている。

間臼みきというのはペンネームですね。ミッキーマウスのもじりですね。

ま、先日の選挙では惜しくも落選した「NHKから国民を守る党」の尾崎全紀(おざきまさのり)氏は、出版コンサルタントは続行するそうだ。

ならば、尾崎氏に、この『歯科放浪記』がきちんと紙媒体で出版されるように取り計らってくれないかと私は頼むつもりだ。

いつか、この著者に会いに行くつもりだ。

私は本を読んで、この著者に会いたいと思うことは、まずない。

私は実に非社交的だから、生身の人間に会っても、だから何?だ。

著者本人なんて興味ない。

書いてあることが全てだから。

そんな私が、この著者は見学させてもらいたいと思った。

いやあ、みなさまも、この『歯科放浪記』の熱気に触れてください。



3件のコメント

  1. 藤森様
    私はアップを待ち望む一人です。
    包茎…… あ、ほうけい出版ですか!!笑

    いや〜実に面白かったです。
    私の歯は全てペルー格安インプラントですので虫歯の心配は無いのですが…

    やはりアインランド氏には女性のナルシズムを感じていましたが、私は氏も鬼才も鬼才だと思っております。

    本当に嫌なことばかり続いており、肝臓にも負担のかかる季節が来てしまいました。
    お身体大切になさってください。

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    1. 生きる塾さま

      コメントありがとうございます。

      ペルーで格安インプラントですか。インプラントって知らないので、なんとも言えなくて申し訳ありませんが。

      しかし、ほんとに、訳のわからない世相になってきましたね。

      目の前のすべきことに集中しながら、冷静に世の中を眺めて行こうと思います。

      いいね: 1人

      1. 本当に嫌な事件が続いて気が滅入るばかりです。
        かの者達が相当追い込まれているのは間違いありませんが、本国からもわざわざ来日して来ますからね〜

        吉本もジャニーズも欧米ではテ◯支援団体のフ◯ント企業指定されていますので淘汰されたのちに放送改正法施行、電波オークションの流れになると思います。
        和田氏とNHKから国民を守る党には頑張って欲しいです。

        しかし、暑過ぎて身体が動きません。
        やはり夏はダメです。

        お身体大切にしてください!

        いいね: 1人

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