2019年8月15日木曜日です。
台風のお盆です。
名古屋も雨風が激しくなっている。
ご先祖様が予告してくださっている感じですね。
「これから大変な時代が来るから、しっかりしなさいよ〜〜」って。
遠くから、「海行かば」の曲が流れてくる。
右翼の街宣車さんかな。今日だけはドンドン流していいよ。
風に吹き飛ばされないでね。
こんなこと言うとぶっ飛ばされるけれど、私は軍歌が好きです。
「若い血潮の予科練の〜〜〜ななつボタンは桜に錨〜〜今日も飛ぶ飛ぶ霞ヶ浦にゃー🎶」
って、中学生の頃よく歌っていた。
はい、私は馬鹿です。
私は、大日本帝国の軍歌集のCDを持っていたんだけどなあ。
でも、度重なる引越しのどさくさで紛失してしまった。
まあ、YouTubeでいくらでも聴けるからいいけど。
2019年8月15日は74回目の敗戦記念日。
敢えて「終戦記念日」とは言わない。
コミンテルン(国際共産主義)に騙されたとか、日露戦争の日本の勝利の時から日本を叩き潰すのはアメリカの既定路線であり、日本がいかに外交努力をしても無駄だったとか、ABCD包囲網により資源を断たれて自衛戦争だったとか、国内の貧困問題の打開のための大陸進出とか、無理もない戦争開始理由はあったとしても、負けたことは負けた。
満洲っていっても、そこは可能性の広がる未開の大地ではなく、多くの満洲人が住んでいたところだったんだしさあ。よそ様の土地だったんだからさあ。
満蒙開拓団とかで、国の掛け声で、満洲に行っちゃいけなかった。
国の言うことなど信じちゃいけなかった。
今も昔も政府は必要悪。信じて託すようなもんじゃない。
役人の言うことなど鵜呑みにしちゃいけない。
ともかく、大東亜戦争では310万人以上の日本人が死んだ。
310万人というこの数字の根拠がよくわからない。
死体の数なんか数えたんだろうか?
戸籍の人数で確認したのかな。
でも、その死は犬死でもないし、無駄死でもない。
こんなこと言うとぶっ飛ばされますが、欧米列強を敵に回して、我らの先祖はよくぞあそこまで戦った。
指導層や支配層は愚劣で馬鹿だったのに、末端の兵士はよく耐えた。
耐え過ぎた。
だもんだから、兵站(武器弾薬、食糧、日常品の補充システム)もなく海外派兵されて脳がおかしくなった日本軍はアジア各国の現地で残虐非道なこともいっぱいしてしまった。
そこんとこも、絶対に忘れちゃいけない。
日本人は、自分で思っているほど平和的でも優しくもないから。
十分に野蛮で残酷ですから。
それにしても、日本人は今も昔も、欧米にとっては、ほんとにムカつく黄色い猿だ。
アジア各国からすれば、今でも何やるかわからない気味の悪い狂犬だ。
この極東の離れ小島の黄色い猿は、あんな負け方しても生き抜いてきたからねえ、不気味よ。
日本は生き続けることができた。
だけど、もう、ああいうことはやれない。
生き抜いてこれた日本国の運の良さに、日本人は甘えちゃいけない。
運の良さをあてにしてはいけない。
自分自身の愚かさに対しても警戒怠らず。
世界の動きに対しても警戒怠らず。
あの敗戦のことは、繰り返し繰り返し民族の意識に焼き付ける。
悲劇と失敗は忘れちゃダメ。
個人の人生でも忘れちゃダメ。
トラウマあああ?
そんなもん、どうでもいいよ。
同じ失敗を繰り返すよりトラウマの方がマシだ。
トラウマぐらいじゃ、人間は死にはしない。
あ、心療内科なんか行かないようにね。
変な薬を飲まされて、本格的に頭がおかしくなります。
何を読んだらいいかわからないなら、とりあえず次の本でも読む。再読に耐える本の一冊。
1984年出版以来の知る人ぞ知る準名著。
ズバリ「名著」じゃないのは、わりと文章が良くないから。
各著者の論文が揃ったところで、誰かがグングン読めるような文章にリライトすべきだったかも。
山本七平氏とか小室直樹氏みたいな文体にしてさあ。
ついでに、近未来のために、この本も読んでおこう。『日本の有事』(ワニブックス、2018)です。
もう失敗できないからね……
今度大きく失敗しても二匹目のドジョウはいないぞ。
大東亞戦争で負けたけど立ち直って繁栄したから、今度も大丈夫なんて、甘いこと考えてちゃいけない。
著者の渡部悦和(ワタナベヨシカズ)氏は東京大学を出てから陸上自衛隊に入隊し、外務省の安全保障課出向後に、ドイツ連邦軍指揮幕僚大学留学した。
その後は防衛研究所副所長などを経て、陸上自衛隊東部方面総監で退職。『米中戦争—そのとき日本は』(講談社現代新書、2015)や、『中国人解放軍の全貌』(扶桑社、2018)なども書いておられる。
数年前から「米中戦ったらどうなる」系本がいろいろ出版されてる。
すでに米中戦争は既定路線で予定みたいだ。
もしくは、すでに始まっているのか。
香港の学生たちの背後にはCIAがいて、香港の乱は米中戦争の前哨戦なのか。
だけれども、日本国内はボーッとしてる。
先日もTwitterで、こんな投稿を読んだ。
「シンガポールに観光に行って、現地のガイドに、第二次世界大戦中に日本軍が虐殺したシンガポールの華僑たちの慰霊塔に案内されて驚いた、そんなこと学校で教わらなかったから」って。
はあああああああ? こっちが驚くわ。
シンガポールに行く前にシンガポールの歴史ぐらい調べておけって!
学校で教わらなかったなんて学校のせいにしているのも驚く。
あんた、そこまで学校に期待できるって、どーいう頭?
アジア諸国は行く時に十分に気をつけないといけない。
私なんて、韓国や台湾や上海やシンガポールやタイに行った時は、内心はヒヤヒヤしてた。
日本人には前科があるんだからね。
功罪半ばしてるんだからね。
ところで、いろいろ国内でも事件は起きている。
北海道の札幌南区に出没していたヒグマが射殺駆除された。
https://www.sankei.com/life/news/190814/lif1908140017-n1.html
7年前の似た事件では、ヒグマ駆除について苦情100件あったそうだが、いくら動物愛護協会でも、今回はそんなことしないだろう。
ヒグマを催眠銃で眠らせて森に返したって、また里に降りてくる。
ロシアでは、育てた小熊が成長して飼い主を食い殺した事例もある。
骨だけになって飼い主さんが発見されたってさ。
獣は獣ですよ。
人間が勝手に感情移入しても、獣にしたらうざいだけだ。
私からすると、犬や猫のようなペットでも、犬や猫なんだから犬や猫の人間へのウイルス感染とか気になる。
人間も獣も生きとし生けるものもので、生命の重要性においては、人間も熊も犬も猫も同じと考えることと、人間は万物の霊長なんだから、万物の霊長らしく獣に心理的依存するような脳足りんなことしちゃいけないと思うことは矛盾しない。
人間よ、頑張って無理して、もっと万物の霊長らしくしろ。
油断すると、人間はウンチになる。
人間は、ウンチと万物の霊長の間に渡された一本の綱だ。
ニーチェのパクリです。すみません。
この綱にしがみついて、なるたけ先端のウンチから離れていることが人間だ。
ところで、この台風の時に九州大分県の渓流に出かけてバーベキューしていた18人(子ども11人含む)のグループが、昨日から自動車も水没し孤立していたけど、全員救出されたという事件も起きた。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190815/k10012036091000.html
バーベキューなんて、台風でもしたいものですかねえ。
バーベキューなんてものをしたいほど、娯楽や気晴らしに欠けた生活を送っているのかなあ。
子どもたちのためにバーベキューしたかった?
子どもの生命を危険にさらしてまで?
この親たちは頭の悪い高校生かなんか?
恥ずかしくない?
生後5ヶ月の赤ちゃん連れて、何やってんの?
1999年8月14日には、神奈川県で産業廃棄物処理会社社員と家族の18人グループが川の中洲に閉じ込められて13人死亡した。
幼い子どもたちも、馬鹿な親を持ったおかげで死んでしまった。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8E%84%E5%80%89%E5%B7%9D%E6%B0%B4%E9%9B%A3%E4%BA%8B%E6%95%85
再三の地元の人々の警告を、このグループは無視した。
あろうことか、さんざんな悪口雑言を救助隊の人々に浴びせた。
一切の詫びも感謝もなく。
水に流される寸前に、乳児を岸の救助隊に向かって投げ渡した男性がいた。
救助隊のひとりが危険を顧みずに川に入り乳児を救った。
なんと、この「DQNの川流れ」として非難されたグループのリーダーと子どもたちは生き残った。なんだ、このリーダーって?
一時期は、この事件は保険金殺人じゃないかと勘ぐられたらしい。
社員に保険金をかけて、故意に危険な日にキャンプさせてたんじゃないかと疑われたらしいよ、会社も。
大分県の事例にせよ、1999年の神奈川県の事例にせよ、地元の救助隊の人々はお盆休みなのに駆り出されて、ほんとうに難儀だった。
ほんとは、こんなウンチたちは放置でもいいのにね。
でも、救助隊の人々は、自分たちまでウンチになりたくないので、万物の霊長らしいことをした。
お疲れさまでした。
悲劇はいっぱい。
失敗はいっぱい。
悲劇を忘れずに。
失敗を忘れずに。
いつもいつも思い出して、自分の油断を戒めよう。
あ、失敗といえば、愛知県では、「トリエンナーレナンタラ」とかいう芸術展事件もあったな。
まあ、良かったんじゃないの。
あのいかにもいかにもの「芸術監督」の金髪の左派無責任発言垂れ流し電波ゴロさんとか、お友だちの電波ゴロをかばいもせずに逃げたデブの文芸評論家さんとか、愛知県知事とかの胡散臭さがあぶり出されて。
だいたい愛知県とか名古屋なんて、芸術なんて関係ないでしょーが。
文化不毛のドライな土地なんだからさ、一丁前に芸術展なんか税金でやることない。
「ジジババの集会所」のコメダ珈琲店で、週刊誌でも読んでりゃいいんだよ、もう。
熱田神宮で「きしめん」でも食ってりゃいいんだよ、もう。
あらためて「悲劇や失敗は忘れないでいつも思い出すことが辛くてもお得」と思う2019年の台風のお盆でありました。
来年のお盆はどうなっているだろう……
藤森様
ニーチェのパクリ!!
噴き出しましたよ〜
香港はお話ししていたとおり進んでいますが、やはりと云うか、日本では全く報道されませんね。笑
台風は今現在は中部地方には被害が出ておりませんか?
なんかやたらと変な暑さです。
お身体大切に〜!
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生きる塾さま
コメントありがとうございます。
中部地方は台風で雨と風が厳しいです。でも、危惧されていたほど、被害も出ていないようで、よかったです。
香港は、来週ぐらいに戒厳令でしょうか。自由な頃に一度行っておけば良かったなあ。
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