[401] 生前墓完成!

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本日は2019年9月13日金曜日だ。

国内外いろいろ起きている。

台風15号が過ぎて5日経過しても、いまだに停電断水状態の地域がある。

私は怖がりなので、災害用の備蓄はある程度はしてある。

2011年の3.11以来、私はどれだけ災害用備蓄用に金を使ってきただろう。

自宅と単身赴任先と職場の研究室にそれぞれ水と食料に寝袋にヘルメットに簡易トイレセットにいろいろ。

今までのところ役立てることになっていないのは幸いだ。

できれば、生涯役立って欲しくない。

全部廃棄できれば最高だ。

くだらないことに金を使う前に、水と食料の備蓄だ。避難リュックには小銭硬貨を含めた現金だ。

停電断水したら、さっさと停電していない地域のホテルを予約して避難する。

私は土地勘のある岐阜市や南大阪や広島福山市とかに逃げるぞ。

みな、働いていた場所だもんね。

猛暑の時期なら、そうしないと熱中症で死ぬ。

冬に停電したら冬山用の寝袋に入るしかない。

マイナス30度対応の寝袋も用意しておこう!

昨日は、さらにもう一個、自家充電蓄電器を購入した。

https://amzn.to/2I6JVp5

iPhone やiPad用のモバイルバッテリーや小さいソーラー充電器や小型の自家蓄電器は持ってたけれども、もう一個ぐらいは用意しておこうかと。

ないよりはましかも。

私は馬鹿なんで、中学校の理科の授業が頭に入っていない。

電気の仕組みがわからない。

自家発電機の使い方なんて動画を見ても意味がわからない。

自動車のバッテリーを使って発電とか意味不明だ。

陰謀論よりもインフラについて勉強せねば。

自宅の近所見ると、まだ電信柱だもんなあ。

名古屋は大通りは電線は地下にあるけれども、大通りから横道に入るとバッチリ電柱に電線だ。

強烈な台風が来たら電信柱倒れるね。

名古屋も大停電必至ね。

ほんとうは、各所帯が小型自家発電機を設置できればいいなあ。

アイン・ランドの『肩をすくめるアトラス』に出てくる永久モーターみたいなもの。

それはさておき、「今日はめでたく生前墓ができました!」について書く。

2月に石材店に行き、8月末に完成した。

隣の実家のお墓の耐震工事も終えた。

矢田石材店のみなさま、ありがとうございました。

ほんとうにお世話になりました。

いろいろなお心遣いをありがとうございました。

https://yatasekizai.com/

あとは、明後日の9月15日の早朝に実家の先祖代々お世話になってきたお寺の住職さんに来ていただいて、実家のお墓に「おしょう入れ」していただき、夫と私の生前墓の「お墓びらき」をしていただく。

お墓をお願いした矢田石材店さんが、アルバムを作ってくださった。

3月には「石割式」をした。

これについては、このブログの[361]にも書いた。

https://aynrandassociates.com/2019/03/14/361-%e7%94%9f%e5%89%8d%e5%a2%93%e3%81%ae%e7%9f%b3%e5%89%b2%e3%82%8a%e5%bc%8f%e3%81%ab%e8%a1%8c%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%81%8d%e3%81%9f/

暑いさかりの6月から7月にかけて工事でした。

お疲れさまでした。

実に丁寧で慎重なお仕事です。

8月には、完成したお墓に白いさらしを巻いた。

下の写真の帽子をかぶっているオバハンが私です。

この彫り物はコスモスだ。

私が一番好きな花だ。

お骨を入れるところを見たときは感慨があった。

最後には、ここに入るんだな……

自分で自分のお骨を入れることができないのは残念だ。

非常に残念だ。

ドサクサまぎれに、アイン・ランドの拙訳『水源』も入れちゃうのになあ。

実家のお墓の隣のお墓に入るってのが嬉しいよね。

またいっしょに亡き両親と住むことができるって感じが嬉しい。

集団墓なんていやだ。

集団主義嫌い。集産主義嫌い。有象無象といっしょなんていやだ。

と、私ははっきり言い切る。

樹木葬もいやだ。

台風や地震で、木 が倒れてきたらいやだ。

寺院のコインロッカー式もいやだ。

狭いマンションで暮らしてるのに、死んでも狭い箱の中なんていやだ。

あくまでも、私の骨は大空の下がいい。

あくまでも、私の骨は日光や風や雨や雪を感じていたい。

私には子どもがいないので、お墓を建てても墓守りする人はいない。

こういう場合は、最近は「墓じまい」をする。

特に、お子さんが女の子ばかりで結婚して姓が変わる場合は、娘に負担がかかるだろうからということで、先祖代々のお墓を墓じまいする。

墓が遠方だから、墓を移すという事例ではない。

お墓そのものの永遠撤去だ。

寂しい……

ご先祖さまが生きていた証じゃないか、お墓というのは。

命を繋いで来てくれた方々への感謝を、形に残しておきたい。

気持ちはわかるけど、お墓のことで子どもに迷惑かけたっていいじゃないかと思う。

別に負担かけていいじゃないかと私は思う。

そんなこと負担に思うようなセコイ人間じゃしょうがない。

実家の墓守りぐらいできないような娘じゃしょうがない。

ましてや、男のくせに墓守りしたくないなんて、クズだと思う。

私の両親は、私が女で結婚して姓が変わっても、先祖代々の墓を守るのは私の義務だし、できてあたりまえと、疑いもせずに前提にしていた。

うちの娘なんだから、うちの長女なんだから、それぐらいの甲斐性があって当たり前と前提していた。

で、私もごく自然にそれで当然と思ってきた。

私がお嫁にいったら、うちのお墓どうなるのかしらんなんて私は思ったこともない。

結婚して姓が変わっても、私は実家の親族の冠婚葬祭に全部つきあい、金を出してきた。

それは負担ではあったけれども、当たり前のことだと思うと、当たり前にできるのだ、なんでもさあ。

英語だって、先進国の4年制大学を出た人間ならある程度できるのは当たり前だと思えば、無茶苦茶な英語でも、厚顔無恥に話すのだ。

思い込みだよ、人生は。

そういうものだ。

というわけで、なんとでもなるでしょ、墓守りがいなくてもさあ。

私が死ぬ時期が近くなったらお寺に「永代供養料」を払っておけばいいだろ、実家のお墓と、うちの夫婦のお墓分の。

二軒まとめてだから、割引にならんかしら。

まあ、放置で死んでもいいでしょ。

時期が来ればお寺が撤去するだろう。

それなりのお礼はいつもさせていただいているので、それぐらいのことはしていただけるはずと勝手に決める。

撤去されるまで、花を手向ける人が誰もいないまま風雨に吹きさらされて朽ちていくのも、また趣があっていい。

運が良ければお墓をお守りする養子になってくれる人が登場するかもしれないし。

別にそう思うぐらい無料だもんね。

というわけで、先々のことは心配せずに、お墓が欲しい方は素直に作っちゃいましょう。

矢田石材店にお願いいたしましょう。

全国OKよ!

満足のいくお仕事をしてくださいます。

気持ちのいい心ある代表やスタッフがお待ちしております!

って、ついつい私は矢田石材店の宣伝をしてしまうなあ。

7件のコメント

  1. 藤森様
    生前墓完成おめでとうございます。
    コスモス素敵ですね!
    お墓まいりは生きているものの努めです。はい。
    私も母親の骨を拾ったばかりで、納骨のときは、あ〜自分も此処に入るのだな〜と…
    その時はいつなのでしょう。
    今回も良い記事ありがとうございました。

    いいね: 1人

    1. 創る塾さま

      コメントをありがとうございます。

      生前墓できて、安心しました。これであとは懸命に生きるだけです。

      お墓まいりって、いろいろ考えさせてくれますね〜〜

      いいね: 1人

  2. 藤森様、創る塾さま、こんにちは。
    この前、コメントさせてもらったとき、藤森様から以下のアドバイスをいただきました。
    ブログは短い文章を多く投稿するのが良いということでした。
    そのアドバイスを参考にさせて頂いているのですが、
    ヤフーニュースで数日前載っていた記事に、ある売れている人で時事ネタを5000文字書いている人がいる、とありました。
    何でも、時事ブログから始めて慣れてきたら専門ブログにするというものです。
    そこで、ググってみると現在売れている人の主流は一記事3000文字ともいうサイトもあり、
    何が正しいのか分からなくなりました。
    恐らく皆さんの意見には一長一短があり、それぞれ見方を変えると正しいのだと思います。
    そこで、藤森様の意見とネットの意見を取り入れて、最低限そこそこ長い記事を数日おきに投稿するのがいいのかなと考えました。
    記事とは全然関係ない意見で恐縮ですが、また機会があれば指導お願いします。

    いいね: 1人

    1. watanabeさま

      うーん、私はつい長く書いてしまうので、多くの方に読んでもらいたいなら、短く書いて毎日がいいのかなと思うのですが。

      3000語は長くもないですよね。要は内容なのでしょうか。

      私のブログは読者も多くないので、私の意見は参考にならないですね。すみません。

      いいね

    2. watanabeさま

      うーん、私はつい長く書いてしまうので、多くの方に読んでもらいたいなら、短く書いて毎日がいいのかなと思うのですが。

      3000語は長くもないですよね。要は内容なのでしょうか。

      私のブログは読者も多くないので、私の意見は参考にならないですね。すみません。

      いいね: 1人

  3. 最近の千葉停電を見ていると、この先進国の日本、それも都会の千葉で食料物資が届かないなんてことがあるんだな、と強いショックを覚えます。心身に害が残らなければ幸いですが、いつ命を落とすかわからない怖さがあります。しかし、大きな災害などショッキングな出来事が起きた時にしか死を意識しないことが、そもそも異常であって、本来は死というものはいつも隣にあるものです。そういう意味では、お盆のような死者を想う行事は貴重です。
    私には墓はまだまだ先の話でしょうが、いつも生を実感している生き方をしていきたいと感じた今日この頃です。

    いいね: 1人

    1. watanabeさま

      コメントありがとうございます。

      さきほど、amazon prime video で「サバイバルファミリー」という日本映画を見ました。ある日突然に世界中の電気が使えなくなり、それが2年間も続く話です。

      身につまされました。荒唐無稽ではないのですね、ずっと停電で、交通機関全て麻痺で、コンピュー制御のものは全部ダメ。

      いやあ、生きてるだけで丸儲けです。自分で食べ物を作れないのは弱いですね……

      死はいつもそばにいます……

      いいね: 1人

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