本日は2019年10月2日水曜日だ。
10月から、いろいろ起きそうだ。
リーマンショック以上の経済危機金融危機が来るっていう噂だ。
令和大恐慌だってさ。
ソフトバンク倒産するってさ。
すごい円高ドル安になり、ドルが暴落して1ドル60円になるとか30円とか。
ドイツ銀行が破綻してEU分裂とか。
イタリアも危ないし、中国も危ないってさ。
日本でも生き残る銀行は三菱UFJと三井住友銀行だけで、みずほも地銀も破綻するとか、ゆうちょ銀行や農林中金も吹き飛ぶとか。
自動車会社もトヨタが多くの自動車会社を吸収し、トヨタ以外あと数社しか残らないだろうとか。
日本人のふたりにひとりがなるガンだから、保険会社はガン保険を販売しなくなるだろうとか。
年金は今の30%しか給付されなくなるとか。
いろいろいろいろ。
そして、今日の「日本経済新聞」朝刊の隅っこにはこんな記事が、さもどうでもいいようなことみたいに載る。
外国の債券なんかに投資せんでいいわ。
年金原資をバクチに使っちゃいけないのにね〜〜
ただでさえ、年金官僚たちが浪費濫費してきたのにね〜〜
ただでさえ、年金機構は仕事のミスが多いのにね〜〜
おそらく、「うちの国の国債を買え」とか「あの国の国債を買え」とか、外国の勢力から日本政府は脅しつけられたに違いない。
9月30日の親日家のシラク元フランス大統領の葬儀に外遊大好きな安部首相が行かなかったのは、安部氏の頭が弔問外交について知らない精神的田舎モンだからではないのかもしれない。
(まあ、桜を見る会なんて税金で開催して芸能人とチャラチャラしていて退屈じゃないのだから、頭は悪いのかもしらんが)
実は、金融政策方面での某国や某勢力からの脅迫に対処するしかなくて、フランスくんだりまで行けなかったのかも。
中野剛志氏とか三橋貴明氏とか京都大学の藤井聰氏とかのMMT(Modern Monetary Theory)グループの言う「日本に経済破綻はありえない。自国通貨立て国債は破綻しない。もっともっと財政出動するべきだ。財政緊縮などするべきではない。国は借金をいくらしてもいい。政府に通貨発行権があるんだから心配することない。国家財政と家計をいっしょに考えちゃいけない」説は、正しいのか、それともただの新手の左翼の統制経済をsugar coated砂糖でまぶしただけなのか?
私にわかるわけない。
ただ、気になるのは、あの人たちは、国際社会の裏の裏で、日本が日本の平和を守るために、日本人の血を流さずにすむために、いろいろあちこちに金を貢がなければいけないこと自体には、絶対に言及しないことだ。
日本の政策は経済政策含めて、日本人が決定できるわけではないことに絶対に言及しないよね。
まずは、「今までの特別会計予算の中身をオープンにしてください」とも言わないよね。
ほんとうに正直に明らかにされた日本国の帳簿を見ることによって、日本人は自分の国の現実を直視できるようになるのにね。
まあ、そんな国は史上いまだかつて存在したことはないけどさ。
真実の帳簿は隠して、二重帳簿は、中小企業や個人商店でも当たり前だ。
ならば、大企業や政府なら当然。
政治家や政商や官僚の天下り先にどれだけ公費が流用されてきたか事実を国民が知ったら、面白いけれど。
そうなったら、「上がそうなら下だって!」とばかりに、日本人はアノミー(無規範状態)に陥り、倫理は捨てられるのか?
それとも、意外と日本の経営実態は腐ってないと知って、まあこんなもんじゃないの〜〜と思うのか?
ともかく、国の金融政策や経済状況を自分で何とかできるわけではないし、守るべき資産もない庶民の私としては、何が起きても、普通の日常を生きていくしかないのでありまして、心配するだけ無駄であり、考えても意味がない。
もっと貧乏になるなら、それはそれで生きていけばいい。
私は本を読んで、社会を観察して、いろいろ考えることができて、それを表現する手段があれば、それでいい。
食えないなら、痩せていいだろ。
病気というのは、ほとんどが過食が原因だっていうし。
老人は、気が向いたら絶食して衰弱して死ねばいいのよん。
ところで、今日は、まだ読み始めたばかりだけど、実に面白い風変わりな経済学の本について書く。
この本は2005年に原書Freakonomicsが出ていて、日本で翻訳出版されたのは2007年。
原題を直訳すると「奇形の経済学もどき」かなあ?
すでに、みなさまの中にもお読みになった方々も多いでしょう。
私は、この本の紙媒体を購入した記憶はあるけれど、重なる転居のために、どっかへ行ってしまったよ。
で、今回こそと思いKindle本で読み始めた。
経済学がわかる頭ではないけれど、こういうことについては諦めの悪い私は、少しでも経済学がわかりたいと思うのであります。
著者はふたりで、経済学者とジャーナリストの合作。苗字は違うけどファーストネームが同じのスティーブンさんふたり。
この本が非常に受けたので、続編も日本で2010年に出版された。
これも続編。日本では2016年に出てる。
で、まだ読み終わってない本をなんで紹介するか?
もう、この本の冒頭を読んで、この本は確実に無茶苦茶に面白いに違いない!と確信したから。
その冒頭を紹介する。
1990年代のアメリカ人の知識人は、将来のアメリカでは犯罪が一層に増えるだろうと予言していた。
暗澹たる未来を彼らは思い描いた。
ところが事実は正反対だった。
多くのアメリカ人の予想に反して、20世紀末から現在にかけて、アメリカにおける犯罪の数はどんどん減りつつあるのだ。
ほんと。
これは日本でも同じ。
犯罪が増えたように思うのはメディアが報道するからであって、実数自体は減っている。
その事実に対する納得できる答えを、犯罪激減の理由を、アメリカの知識人たちは提示できなかった。
が、この『ヤバい経済学』の著者たちは、その理由を明らかにした!
それは、1970年代に中絶が合法化されたから!
貧しく家庭環境も悪く資質も悪いがゆえに安易に妊娠した女性が中絶できるようになり、犯罪者予備軍になるしかない子どもを産まずにすんだから!
なるほど!
確かに、それしか理由は考えられない。
生まれてきてもしかたない人間はいるんだよ。
妊娠中絶は、育てる能力も気力もない親の子どもとして生まれる人間を、生まれる前に処分できる手段だ。
今は内服薬で容易に中絶できる。
日本とポーランドくらいなもんだ、中絶するのに、いちいち産婦人科に行って手術を受けなければならないなんて。
それも、いまだに掻爬(そうは)法だ。
吸引法の方が母体にとって安全で負担もないのに。
手術より、飲めば人口流産できる薬品を日本の厚生労働省は認可していない。
妊娠すらしたことのない、産婦人科すら行ったことのない私でも、この程度のことは知っている。
つまり、日本やポーランドは、簡単に妊娠中絶しちゃいけないと思ってるのだ。
命をそのように粗末に扱ってはいけないと考えているのか、女を自由にすると女を利用できないと思っているのか、要するに生命に対して妙なロマンチズムがあるのだ。
なんたる偽善。綺麗事。
生まれてこない方がいい人間もいる。
キッパリ。
生まれても、どうしても、ろくでもない生き方するしかない人間がいる。
ハッキリ。
アメリカが、ちゃんと実験したでしょう。
まあ、実験したつもりではなかったにしても。
なのに、アメリカの南部諸州が妊娠中絶を非合法にしたよ、最近。
強姦や近親相姦による妊娠でも中絶禁止だってさ。
バッカですね〜〜いずれ、ここの諸州だけ、犯罪激増よ。
だから、いまだに南部は馬鹿にされるんじゃ。
日本においては、人口増加でまた海外に活路を見出さないようにGHQが画策して、中絶が早々と敗戦後まもなくの1948年に合法化された。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AF%8D%E4%BD%93%E4%BF%9D%E8%AD%B7%E6%B3%95
そのおかげで、戦後の日本の繁栄と犯罪の少なさが実現した。
生まれてこない方がいい人間たちが生まれなかったからだ。
親にとって欲しくない育てたくない人間が生まれなかったからだ。
ハッキリ言えば、そうなんよ。
ここで、生命は、みな等しく価値があるとか何とか言わないでね。
その発想そのものが、その哲学が正しいかどうかは、わからないのだよ。
中絶禁止のカトリック国って、だいたい貧乏。
https://www.buzzfeed.com/jp/bfjapan/heres-what-its-like-to-get-an-illegal-abortion-1
避妊ばかりでなく、いろいろ女性が教育されないイスラム教国家は人口が無駄に増えてる。
アラブ首長国連邦はいまだに中絶禁止。
過剰人口は、アメリカの軍産複合体の下請けにされてテロリストになるか、難民として外国に追い出される。
エマニュエル・トッド氏が『帝国以後』で書いてたなあ。
テロリストと難民を排出するイスラム世界の人口増を止めるにはイスラム世界の近代化が必要だって。
近代化というのは女性が教育を受けること。
女性が読み書き計算を学習すると、子どもいっぱい産んでたら人生が潰れると思って避妊するから。
イスラム教徒を世界に氾濫させないためには中絶よ。避妊よ。
生まれる前に人口調節よ。
世界平和のためよ。
やっぱ、副島隆彦氏の言うようにカトリックは貧乏人大連合だわ。
なんでカトリックが貧乏人大連合になるかって言うと、中絶禁止だからね〜〜
生命重視思想ですから。
生まれてもいないのに!
そもそも、子どもが生まれるに任せていたら、人口ばかりが増えて国は貧しくなるばかりだ。
地球には負担だし、DNAの質の悪い子どもがいっぱい生まれちゃう。
だって頭の悪い子は、12歳過ぎたら性交ぐらいにしか興味が行かない。
家庭的に不幸な子も寂しくて性交に走る。
で妊娠する。
妊娠しても中絶費用払えない。
で、後は野となれ山となれで、産んじゃう。
で生まれた子どもを育てることができなくて、虐待しちゃう。
もしくは父親が逃げちゃって、またろくでもない男と暮らし始めて、前夫との子どもを殺される。
今の日本の子ども虐待問題を解決する方法は、安価で安全で楽な内服薬での中絶かもしれんよ。
残酷?
あまりにも人間を機械的に考え過ぎている?
人間だって機械だよ。
心が乗っかっているだけだ。
人間の機械性を直視すれば、不良品とわかっているものは生産しない方がいい。
人間はそもそもがろくでもない存在なんで、人間という生き物は大量には生まれてこない方がこの世界のためだ、と私は思うけど?
これこそ、21世紀の新しい認識だと思うけど?
まあ、イスラエル人みたいに、ホロコースト経験すると、いっぱい産んでおかなきゃユダヤ民族が地上から消える〜〜ということで、ドンドン産むのはわかる。
民族的トラウマが消えるまで、どーぞ産んでちょーらい。
まあ、「ユダヤ人」なんてのも捏造された概念ではあるけれどもさ。
しかし、日本人が少子化を心配することない。
生命信仰は、ただの信仰だ。
事実は、もっと私たちの常識や期待や信仰や思い込みや願望の外部にある。
生まれてこない方がいい人間は存在する。
一見残酷なことに見えても、実は大きく見たら正義だってことがある。
妊娠中絶は、そういう類の正義なのだ。
ということで、この『ヤバい経済学』は、久しぶりに私の頭を刺激してくれる感じ!
あの言うまでもないことですが、生まれてもいないのに胎児を処理する中絶と、生まれちゃった人間の殺人は別のことですからね。
それは殺人ですからね!
そこんとこ、ゴッチャにしないようにね。
藤森様
ヤバイ経済学、私も読みましたが非常に面白いですよね。
また、藤森さんに完全に同意です。
本当にいつもながら秀悦な文章、文脈、私のような者には大変勉強になります。
今回もまたまた勉強させて頂きました。
ありがとうございました。
お身体のことも心配です。
くれぐれもご自愛くださり、また次回も楽しみにしております。
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創る塾さま
コメントをありがとうございます。
いつも拙文をお読みくださり、ありがとうございます。いやあ、事実は厳しいですね……身もふたもないですね。
この本のシリーズ全部読まねば!
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創る塾さま
ほんとに脳にビンビン響きますね〜〜響き過ぎて辛い感じです。
全部お読みになったのですね!いいなあ!
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藤森様
そうなんです。
響き過ぎて何故か辛く切なくなります。
家には本の虫姥がおりますので!笑笑
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創る塾さま
ほんとうに奥様は読書家ですね〜〜すごいですね〜〜
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藤森様
そのかわり、他には何もしません。
飯さえ炊かずして妻と言えましょうや。苦苦笑
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創る塾さま
いいじゃないですか。お幸せならば。
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えええ〜〜 ( ゚д゚)
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