本日は2019年11月11日月曜日だ。
11月14日は大嘗祭。
いつもは新嘗祭(にいなめさい)と呼ばれるけれども、今年は大嘗祭(だいじょうさい)と呼ぶ。
すごい大がかりな神道の儀式だ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%98%97%E7%A5%AD
この大嘗祭での儀式の時に、神霊が新天皇にかかる。
というか、霊的に合体する。
この儀式で「あること」が起きないと、神霊が新天皇にかからなかった、ということになる。
その「あること」が起きないと、その新天皇は日本の神々に承認されなかったということになる。
そういう事態が起きたことがあるのだろうか?
そういう事態が起きた場合の天皇の御代は短かったのだろうか?
その「あること」とは何か?
わからない。
以下の本のどこかに書いてあるそーだ。原田武夫氏が動画で言及しておられた。
私は未読だ。
読み始めてみたけど、わかんねえ。
平田篤胤(ひらたあつざね)の「こしちょうかいだいき」?
平田篤胤…
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B3%E7%94%B0%E7%AF%A4%E8%83%A4
やっぱ、平田篤胤を読まないと、日本が「西欧の周辺フェイク」になった明治以前の日本の心性や霊性は、わからんのかしらん。
私の課題がまた増えてしまった。
白内障手術の影響か、中国大陸からの黄砂の影響か、秋の草の花粉のせいか、私の目は充血気味。
読書も進まない。
でも、やっぱ平田篤胤も読まねば。
すごい無茶苦茶な大学者ですね、平田さん。
平田篤胤を主人公にした小説とかないの?
書く小説家は平田さんと並ぶ学者でないと無理か。
かつて、瀬戸内晴美さんという作家が、『美は乱調にあり』という小説を書いた。
今の瀬戸内寂聴さんですね〜〜
大杉栄の妻の伊藤野枝を主人公にした小説だ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%9D%89%E6%A0%84
1966年に発表された。
1970年代に大学生の時に読んだときは、「ふーん……そうなんだあ」って感じだった。
奥さんの伊藤野枝は大正時代のフェミニストでしたから。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%8A%E8%97%A4%E9%87%8E%E6%9E%9D
それで読んだ。
この女性も凄まじい。
このおふたりと知人の幼い息子さんは、関東大震災後のドサクサの時に憲兵隊に殺害された。
墓は、名古屋の日泰寺(にったいじ)にある。
超党派の仏教寺院だ。
覚王山(カクオウザン)って地下鉄の駅から徒歩で行ける大寺院にある。
この小説を、21世紀に入ってから、再読して、私はいい加減にしてくれ、と思った。
大杉栄の物凄さ、研究者としての物凄さについて、きちんとリサーチがされていないと思った。
まあ、私生活は女性にだらしなくって、女のヒモで食ってたダメ男だけどさ。
前の奥さんの神近市子にちょっと刺されてヒイヒイ泣いてた人だけどね。
映画化もされてる。
「エロス + 虐殺」というタイトル。吉田喜重監督作品。1970年の作品。
私は見てないです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%AD%E3%82%B9%2B%E8%99%90%E6%AE%BA
あそこまで頭がいいと、普通に賃金労働できんよね。
でも研究者としては、凄かった。
明治大正時代で、原語で欧米の政治思想文献を読んでいたからね。
リバータリアニズムを日本人で最初に理解した人は、大杉栄だったんじゃないか。
あの時代に、とんでもなく思想的前衛やってた人だからね。
破天荒な人だった。
Kindleで、大杉栄の手記が無料で読めますよ。
あの時代に欧米の先進的政治思想を知ってしまった大杉栄の孤独やいかに。
超絶的に孤独ですよ。
周囲は、副島隆彦氏の言葉を借りれば「ただの極東の離れ小島の土人」だからさ。
参考書としては、これがオススメです。
同時代の日本の精神風土とはかけ離れた地平に立っちゃった大杉栄の孤独については、瀬戸内さんの小説には、きちんと書かれていなかった。
まあ、1960年代だから、大杉栄研究の成果にアクセスする情報環境がなかったから、しかたないのか。
性愛小説家に社会科学や政治思想の知識を求めるのは無い物ねだりですね。
すみません。
この小説で、大杉栄について知って学び出した人もいたかもしれないし。
私も、そのひとりだったのかもしれない。
ところで、みなさま、ご存知でしたか!?
大嘗祭の2日前の11月12日の午後3時くらいから、日本全国の神社で「大嘗祭前の祓いの儀式」が、いっせいに敢行されるって。
日本大祓だって。
https://ameblo.jp/mitsulow/entry-12544036420.html
つまり、明日12日の日本の夕暮れから、大嘗祭に向けて、罪穢れから浄められ祓われるそうだ。
明日12日の夕暮れに日本列島津々浦々まで浄められた!って空気が漲るそうだ。
ほんまかいな。
明日の夕暮れに無心にしていよう。
この儀式って、大昔からされていたのでしょうか?
調べてみたけど、よくわからない。
意外と明治以降の習慣かもね。
ところで、こんなこと書くと、ぶっ飛ばされるだろうけれどさ。
台風15号や19号の被害から復興もしていないのに、あの被害は空襲されたようなものなのに、なんで宴会とかパレードなんてやってんの皇室は?
自粛して当然じゃないの?
なんで、そんな気になれるの?
被災者たちが救済されるように、皇室なりに手を尽くすべきじゃないの?
感激して泣いてお手をフリフリって、どーいう神経?
「うわあ〜良かったあ〜〜やっとなれたああ〜〜」なんて、他愛なくむきだしで喜んでいるんじゃないの。
自分の責任の重さを考えれば、ヘラヘラと笑っていられないでしょう?
日本国土を霊的に守護するための皇室でしょ?
どうも先代から、用もないのにフラフラ外出してマスゴミに姿を晒す軽薄な振る舞いが多くて困る。
それとも、そういうように振る舞うように、どこかから指令でも来てるのか?
昭和天皇時代は、あんなことはなかった。
品がないんだよ。
お前が言うな?
私は、ただの下品な名もなき庶民だから下品でいいんだよ。
皇室は、庶民じゃないし政治家でもないんで、下品な馬鹿さ加減を晒してはいけないの!
政治家ならば、最初からこっちも期待していない。
首相がトンチンカンだろうが、首相夫人が丈の短いドレス着て即位の大礼に出席しようが、紋のついている色留袖じゃなくて訪問着で即位大礼後のパーチーに出ようがいいのよ。
税金で「桜を見る会」なんか開いて、有名愚民や、自分の後援会愚民を招待して自分をチヤホヤさせようが、いいんだよ。
どうせ、こいつら馬鹿だとこっちも思ってるから。
私は、普通に日本を愛する日本人なんで、日本の象徴たる天皇や皇室の方々の軽佻浮薄さは見たくない。
やっぱ、愚民の選んだ国会議員程度とは、この方々はさすがに違う!と思いたい。
でもまあ、新天皇陛下は、皇太子時代とはお顔つきが違ってきましたね。
風格が漂ってきておられます。
そこが頼みの綱であります。
何しろ、お生まれになった時から私は存じ上げてるんで。
ほほほ。
その時々のお顔を凝視してきたので。
ほほほ。
11月14日の大嘗祭で、新天皇陛下が日本の神々の御神霊と霊的に合体してくださいますように。
「宴会だのパレードだのはしません!私、下品はしないので!復興が先です!」と、愚かで目先のことしか考えないオリンピックやりたがる馬鹿政治家とバトルするぐらいの大帝におなりになりますように。
さ、そろそろ日本臣民も、パレードで国旗を振ってるしか日曜日の暇つぶしがない愚民から脱しようか。
祈りは静かに神社や神棚の前で。
ほんとは、どこでもいいですけど。
12日には、ともに祈りましょうぞ。祓いましょうぞ。
藤森様
藤森さんと内海に先越されました〜笑
ところで、かみさんの本棚に瀬戸内寂聴の本は多くあるのですが、私は一冊も読んだことがないのですよね〜
時間が出来たら読んでみます。
岩波か〜
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創る塾さま
コメントありがとうございます。
瀬戸内寂聴さんの著書の中では、あの小説はいい方ですよ。非常に読みやすいですし。
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藤森様
はい!
ありがとうございます。
読みます。
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