本日は2019年12月17日火曜日だ。
相変わらず世の中はいろいろ起きてる。
先日は、首相補佐官(66歳)と、その首相補佐官の愛人ちゃんの厚労省大臣官房審議官&内閣官房健康・医療戦略室の次長を務める女性の官僚(52歳)が、ips細胞研究の予算は「私の一存でどうとでもなる」と、山中教授を恫喝したとかなんとかの記事が、ネット界で広まっていた。
で、この高級官僚の不倫京都旅行写真がすっぱ抜かれていた。週刊文春によって。
66歳と52歳で不倫京都公務出張って、元気だよな。
まあ、週刊誌騒ぎになっても、このお二人には損はないようですが。
「20億円とアメリカでの移民ビザ(永住権グリーンカード)」を得てアメリカに行くそうですから。
と、「謎の知人」から聞いた。
ええええええ?
どーいうこと?
アメリカの医療界はips細胞研究はアメリカでやって巨大医療利権を独占したい。
ips細胞は途中でガン化しやすいとかで、実用化がされないままだけど。
このアメリカの医療界は、アメリカの民主党系列CSISの傘下にあり、巨額の政治献金もしてて、トランプさん派とは対立しているらしい。
ともかく、CSIS系列は、日本の官僚を使役して、日本のips細胞研究に予算を出さずに潰したい。
で、CSIS系列は、日本の高級官僚さん買収に成功したらしい。
これらの二人の高級官僚には「20億円とアメリカでの移民ビザ(永住権グリーンカード)」が提供されるかわりに、日本におけるips細胞研究を予算ストップにして潰す。
ほんまかいな。
それを聞いた安倍首相は、急遽、2020年度2021年度は、今までどおりに研究予算がips細胞研究に対して使われるように指令を出した。
と、これも「謎の知人」からの情報だ。
ともかく、これで、ひとまず一件落着。
で、いいのかな?
この展開の早さも、よくわからんけど。
だって、「首相補佐官」ですけどね、愛人ちゃんと山中教授に会って、予算が出せるかどうかについて話したのは。
「首相補佐官」が、日本のips細胞研究をストップさせようとしたの?
変じゃないの?
意味わかりません。
ともあれ、山中教授を恫喝したとかいう首相補佐官と厚労省キャリアは、どうなるんかしらん。
ミッション達成とはいかないんじゃないの?
2年後にはips細胞研究に国の予算はつかなくなるから、ちゃんとミッション達成したの?
まあ、不倫騒ぎになって日本の役所にい辛くなっても、家族から責められても、20億とアメリカ永住権があるから、いいんだな。
国益より不倫の純愛!かな?
しかし、売国料20億円なんて、安くたたかれたよな、日本も日本の官僚も。
異国でふたりの晩年の生活を完璧に支えるのに20億円なんて足りないと思うけどね……
それはさておき、またも厚かましく拙著の宣伝させていただきます。
『馬鹿ブス貧乏で生きるしかないあなたに愛をこめて書いたので読んでください』を、よろしくお願いいたします。
ネットコラムのエッセイで知られる「佐々木ののか」氏より書評もいただいた。
佐々木氏は筑波大学ご卒業後は有名メーカーにご勤務し、文筆活動に入った。
まだ20代のお若い方です。
とても美人です。
https://www.kk-bestsellers.com/preview/43addd8f8933c8124750505bc4b2394e50d795bb
拙著を丁寧に読んでくださったことが、よくわかる書評である。
内容をよく理解してくださっていることが、よくわかる書評である。
みなさま、ご一読ください。
書評者にとっては、全部に共感はできないし、賛成もできないけれども、趣旨はわかるし、意義があることもわかるし、著者の姿勢もそれなりに筋が通っていると指摘してくださっている点において、誠実な書評である。
テキトーに書いたような類のものではない。
佐々木ののか氏のような若い方が、拙著を書評するのは大変だったのではないかと、お察しします。
佐々木ののかさん、ありがとうございます。
今の日本の20代や30代の若い女性だと、景気が悪くなってきた頃とはいえ、日本が豊かでリベラルで優しい時代に生まれ育っているし、家庭も理解ある親が多い世代だ。
だから、私のような書き方は乱暴だなあ……とお思いになったに違いないと、お察しする。
私は、どちらかというと、一般的に大人の男性が読むことを好むと言われる類のものを、子どもの頃から読んできた。
小学生の頃から読んでいたのは「文藝春秋」とか「中央公論」とかの男性総合誌であり、小説なら歴史小説や推理小説類であり、少年少女世界文学全集ではなかった。
それしか自宅になかったから。
私が子どもの頃は、絵本も今のように多彩でも多様でも思想的に深いわけでもなかった。
文化的には、まだまだの野蛮な時代だった。
だから、いい意味でも悪い意味でも、私は物の見方が男性寄りだ。それも、かなりオヤジ寄りだ。
だから、私からすると、この世の中は無法なジャングルみたいなもんなのに、洗練された女性たちの書くものを読むと、この人たちは、何を瑣末なこと気にしてるのかな?と退屈に感じてしまう。
だから、今時の若い女性の雑誌はみなアウトだ。
美容院でも、そういう雑誌を目の前に積み上げられても困る。
読むとこないでしょ。
が、豊かで繊細な時代に育った人々の感性、特に若い女性の感性の洗練自体は、面白いと思う。
私にはないものだから、興味津々だ。
そういう意味で、「佐々木ののか」氏の書評は、ありがたかった。
佐々木氏は、以下のサイトでもコラムを連載しておられる。
https://ddnavi.com/serial/sasanono/
佐々木ののか氏は、noteでも、エッセイを連載しておられる。
とても面白いエッセイをお書きになる方です。拙著でも言及させていただいた。
ネットで検索すると、佐々木さんのお書きになったものを読めますよ。
ところで、佐々木氏による拙著の書評を載せてくださったこのBEST T!MES っていうサイトですが。
このサイトは、拙著を出してくださった出版社であるKK ベストセラーズ運営のウエッブサイトです。
で、私も、ここで2,000字ほどのエッセイを掲載していただいた。
https://www.kk-bestsellers.com/articles/-/10985
お気が向いたら、読んでやってください。
連載ものですから、続編も今週中には出ます。
https://www.kk-bestsellers.com/articles/-/11024
出版していただいた拙著に書けなかったことは多いです。
ですから、書けなかったことを、拙著の補遺として、ネットに書かせていただく。
商業的一般書としては、拙著は、ただでさえ分厚いといいますか、分量がある。
だから、かなり自分でカットした。
特に、私の定義による貧乏よりも貧乏な「貧困女子」については書けなかった。
これ書き出すと、ややこしくなるよ。
だから、「貧乏な女性」までは対象にしても、「貧困女子」までは対象にしなかった。
「貧乏な女性」と「貧困女子」の差とは何か。
ザックリ言えば、「貧乏な女性」は、2019年現在で「手取り」年収最低でも200万円から300万円くらい。
「貧困女子」は、「手取り」年収200万円以下。
年収200万円ってのが分水嶺だ。そう思いませんか?
ただでさえ、女は男より収入は少ない。貧乏になりやすい。さらに貧困になりやすい。
その度合いは、21世紀に入った日本では、さらに大きくなった。
雇用の非正規化と、雇用の崩壊による家庭のセイフティネットとしての機能崩壊。親もリストラで失職しやすくなった。
女子の逃げ道であった結婚も、雇用の非正規化で男性の貧困化も進んだので、結婚したから貧困から逃れられるわけでもない。
社会福祉はいつだって不十分だ。
役人と結託できる利権を持つ人間や組織の力を借りなければ、社会福祉を非常に有効には利用できない。
生活保護給付を受けることができても、若いがゆえに、「早く経済的に自立して」という圧力は行政から常にある。
人出不足の介護士や保育士になるならば、国家資格を得ることができるようになるまでの訓練を受けるお金を補助します、奨学金を出します、という公的支援はある。
しかし、介護士や保育士に資質的に向いてない場合は、どうするのか。
非正規雇用労働者の7割が女性だ。
もう、恋愛だの結婚だのそんなことより、生存そのものが問題なのだ、貧困女子にとっては。
明日食べて行けるか、来月食べて行けるか、なのだ。
それでも、女子は身綺麗にして、お化粧もちゃんとする。女子だから。
今を生きることに集中するしかないのだから、中年期や老年期の自分のための準備などできるはずない。
ということで、私は、拙著において、「未来のない貧困女子」の問題からは逃げた。
その逃げた問題について書いてます。
BEST T!MES の記事もよろしくお願いいたします!
ああああ……
私が若い時に非常に葛藤があり、発想の転換をすることに苦労したのは、「こうあるべきなのに、なんでこんな卑しいことができるのか、この人々は」という疑問を、「こうあるべきというのは道徳であり、現実とは違う。現実を生き抜くには、これが現実だから、どう対処するか、自分は悪いことせずに、この現実と、この世の中と、どう関わって行くか」という考えにシフトすることだった。
今はさあ、もう世の中が「ディストピア」っぽくなりつつある。
何でもありで、儲かれば何でもするし、合法でありさえすれば、どんなに道徳的に問題でも、やったもん勝ちの世界になりつつある。
中国が「無印良品」の商標は特許取ってるから、使うな!と「無印良品」に対して言うのは法的には正しいのだから。
どこにも収容してもらえない引きこもりで家庭内暴力で狂人の息子が、近所の小学校を襲撃するかもしれないということで、息子を殺害したら、情状酌量は認められず、実刑6年とかさ。
こんなの、個別の家庭でどう対処せいと言うのか。
この狂人の息子の妹は、兄のために婚約が破談になり、自殺している。
外部に相談するべきだったと言われても、75歳過ぎて役所や公的機関をたらい回しにされるのは、かなわないでしょう。
一度行けば話が済むような所じゃないでしょう、公の機関って。
自分の子どもだから自分に責任があると思って処分すると実刑6年。
何人殺しても、精神疾患があれば、責任能力がないということで、無罪。
こんなディストピアに、どう対処すればいいのか。
女性はどう対処できるのか?
なんて、こともBEST T!MESに書く予定です!