本日は2019年12月18日水曜日だ。
今週は、もうノンビリすることにしたんで、Blog記事を好きに書く。
退職して3年目。
退職前と退職後ではどちらがいいですか?
と、質問されたら、私は、そりゃ退職後の方がいいですと答える。
退職しようがなんだろうが、生存のために必要な労働はある。
生きて暮らしている限り、しなければならない労働はある。
家事だ。
炊事も洗濯も掃除もゴミ出しもある。食材の買い出しもあるし、新聞紙を束ねて資源ゴミに出さないといけない。
が、生きたくもない場所に行かないで済むのは、ほんとありがたい。
時間に追われることはないのは、すごく嬉しい。
生活費さえ確保できれば、「引きこもり」って最高だ。
これは、退職したからこそ、素直に認めることができる。
現役の賃金労働者だった頃は、そう思えなかった。
引きこもっていられるなんて、いいご身分だなと思ってた。
皇太子殿下でさえ、公務があって引きこもっていられないのに、貧乏な庶民のガキがなんで引きこもっていられるのか?と思ってた。
働きもせずに食べて好きにしたいなんて、厚かましいんだよ!って思ってた。
しかし、今は違う。
自分の引きこもり体質に気がついてしまったので。
ほんとは、私だって引きこもっていたかったんだよな。
だから、ヒッキーさんたちに(会ったことないけど)、苛立っていたのだろうな。
まあ、自分の身の周りのことすら一切せずに、料理もせずに、掃除もせずに、親に全部させて引きこもり、挙げ句の果てには親に暴行する、家具を壊すなんてのは、これは精神病だ。
脳の機能不全だから、精神病院に入れるしかない。
しかし、「正常な引きこもり」ってのも多いでしょう。
正常なヒッキーさんは、ただ世間に出たくないだけ。
学校に毎日行きたくないだけ。
世界はディストピアだからね、悪意だけで生きている人間も少なくない。
悪魔みたいな奴はいるもんよ。
そんな他人は相手にしたくないよね。
理不尽な慣習もあるし、抑圧的な組織もある。
傷つきやすく心優しい人の受けるダメージは大きい。
他人への加害性がないので、即座に反撃できない。
そこを見透かして、悪意の塊の類の人間は一層に攻撃してくる。
私は、たまたま野蛮で凶暴だったので、そいつらをあからさまに軽蔑し無視することができたので、引きこもりにならなかっただけのことだ。
ただ、これも昔だったからできたのだろう。
今は、悪霊や魑魅魍魎(チミモウリョウ)の住処だった幽界が収縮して、悪霊や魑魅魍魎は、波動が共通する類の人間に取り憑いている。
程度の悪さがより深化している。
そいつらは自分たちの居場所がないので、人間に取り憑くしかない。
凶悪犯罪の数自体は減っている。
なのに、変質者が増えているように思えるのは、そのせい。
実際に増えているんだよ。
だから、昔を基準にしちゃいけないんよ。
人と関わることのリスクが前より大きくなっている。
もう、毎日同じ場所に、子どもを押し込めるなんて危険なんだよ。
悪魔と同じ場所に押し込めるのと同じだから。
ホラーストーリーの作者やハリウッド映画の製作者は、この世界の真実をどこか知っている人々なんだろうね。
スティーブン・キングの短編小説に「ミスト」ってのがあり、映画化もされた。TVドラマ化もされた。
「霧」ですね〜〜映画版も面白かった!
この世界は複数の時空が重なっている。
私たちの目には見えないけど、パラレルワールドどころか、世界は幾重にも重なっている。
重なってはいるけれども、それぞれの世界は独立して閉ざされているので、世界Aが世界Bと混じることはない
ところが、何かがきっかけで、それぞれに閉じられた時空間が、別の時空間に紛れ込んでしまうことがある。
「ミスト」では、時空に穴が開いて、そこから別の時空の生き物が侵入してしまい、街や人々が襲われてしまうのだった。
ほら、浜辺にわけのわからない生物の死体が打ち寄せられたりするではないですか。
あれあれ。
深海の未知の生き物のケースもあるでしょうが、時空の歪みによって、私たちの世界に紛れ込んだ異世界の生物って可能性もある。
何を私は言いたいのか?
つまり、人間界はもっと危険に充ち満ちるようになったということ。
だから、学校もさあ、週に2回か3回ぐらいの出勤(?)ですむのならいいのにね。
同じ学校でも週に5回コースとか2回コースとか、多様性があっていいのに。
傷つきやすく疲れやすくても、週に2回ならば通学できるんじゃないの。
ヒッキーさんでも、週に2回ぐらいのアルバイトならばできる人もいる。
ネット記事で読むと、「引きこもり」ヒッキーさんを、「引き出す」ことを仕事とする「引き出し屋」さんがいるそーだ。
親が900万円とか費用を払って、引きこもりの成人後の子どもを無理に家から引きずり出して、一人暮らしをさせる。
アフターケアもきちんとするということで、追加料金400万円支払ったのに、子どもは痩せ衰えて孤独死で遺体が発見されたりする。
つまり、この「引き出し屋」さんは詐欺師に近いね。
親の弱みにつけこんでさ。
まあ、こういう他人任せの親だから、子どももおかしくなるのかも。
しかし、例の元農林水産省キャリアの息子さん殺しのように、親が自力で自分で処分すると、「外部に支援を求めるべきだった!」と批判されるんだよね。
公的支援ねえ。
いつだって、どこだって、公的支援なんて足りないでしょう。
暴力を振るうなら警察に訴えるしかない。
気が向いたら金属バットでタルタルステーキにするしかない。
しかし、子どもがおとなしく正常にヒッキーならば、自分の身の周りのことできれば、もう親は、子が引きこもりではなくなることは諦めよう。受け容れちゃおう。
現実に起こっていることは、「こうあるべきだ!」と騒いでも、起きるべくして起きたんだ。
引きこもりのヒッキーさんにとっては、引きこもらざるを得なかったのだ。
それを、「こうすべきだ!」と騒いでも、子は外に出ることができるわけじゃない。
ガミガミ起こっても、治らないって。
もう、静かに引きこもってもらっていたら?
考えれば、家でネットいじくってるだけなら、加害性なし。
平和なもんだ。
家事くらいはしなさいよ。
ゴミくらいは捨てに行きなさいよ。
料理は覚えなさいよ。
自分の部屋はゴミの汚部屋にしないでね。
問題は親の死後のヒッキーさんたちの生活費。
引きこもり実質100万人に生活保護給付では、社会的コストがかかり過ぎる。
納税者も納得できないかもしれない。
子どもが生まれると学資保険に入るでしょ。
同時に「引きこもり個人年金」って商品に入れるといいね。
引きこもってしまって、老いを迎えたあとに最低限の生活費になる年金が出る保険。
誕生と同時に入れば、掛け金は月額1000円ぐらい。
子どもが引きこもり始めたら、月額10000円ぐらいになるかもしれない。
同時に国民年金の掛け金も親が支払うことになるのだから、親の負担は大きいよね。
よそ様のできのいい子どもと比較して、親は我が身の不憫さに涙したくなるかもしれない。
前世で私って、よっぽど悪いことしたんかしらって……
まままま、こういうこともあるって。
この世は、何でもありの、何が起きても不思議はないディストピアだから。
親は自分を憐れんでもしかたないんで、まあ、子どもが何を考えているかわからないけど、好きにさせとくしかないかと、諦める。
で、親は自分の好きなことに集中する。
「ご長男は、何をなさっているの?」と聞かれたら、堂々と「引きこもってます〜〜」と答える。
子どもにとって、それが一番幸せと言えるのか?だって?
社会と繋がりを絶っている人生を認めてしまっていいのか?だって?
なんで?
子どもが自分で選んだのだから、あとは知らんよ。
親は黙って食わせてるだけで充分でしょーが。
それ以上、何ができるんよ?
ともかく、家で静かに引きこもっている子どもならば、収賄や横領や核兵器よりマシだ。
まあ、こういう子どもを持つ身となったかわりに、免除されてる大難もあるかもしれないと思うしかない。
幽界が収縮して、さらに悪霊や魑魅魍魎が跋扈するようになった世界から身を引くというのも、サバイバルの手段。
戦うより退却。
Retreat! Retreat!
いいんじゃないですか。
ひょっとしたら、引きこもりのヒッキーさんたちは、新人類かもしれない。
戦うよりも戦わない道を選んだ。
それも、ひとつの生き方。
進化してるよ、人類としては。
そんなふうに考えが変わった私であります。
藤森様
非常に良いと共感致します。
引きこもってくれている方が、その子供も安全ですし、他所様には迷惑かけることも無いですからね〜〜
こんな時代においては有効な手段ですね!
"ミスト"は例によって、かみさんの御下がりを読みました。面白かったです。
映画化されていたことは知りませんでした。
今の私は
外に出たい〜〜
遠出したい〜〜
です。笑
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創る塾さま
コメントありがとうございます。
平和的引きこもりならいいですよ。問題なしです!
長くとも2年以内に、自由に外出できるようになりますよ!
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藤森様
平和的なら本当に良いですよね〜
ええええ〜
2年…😨
会社クビになりますね〜😩
ま〜そうなったらなったですね!!
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創る塾さま
そうやって覚悟しちゃうと、物事が展開し始めます〜〜
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藤森様
ですね〜
いつもながらご助言頂きありがとうございます。
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