本日は、すでにもう2020年の7月9日木曜日だ。
もうBlogの更新サボりっぱなしです。すみません。
私なりに忙しいです。不器用な人間ですから。
SNSに書き込んでいて忙しいわけではありません。
特にTwitterなんてのは匿名で書き散らしてる人が多いので、つまり無責任にコソコソ書き込んでる人が多いので、ついでに検閲もあるので、くっだらね〜〜お花畑リベラル発言が受ける場所ですから、まともな人は本気で使わない。
Facebookは、匿名じゃない人が多いので、まだマシですが、ここも検閲があって、情報は偏る。
まあ、SNSは、休憩時間の世間話ツールとしてはいいですね。
ところで第1回目のコロナ危機が過ぎて、みんなホッと緩んであちこち出かけるようになったなと思ったらあちこちで豪雨水害。
災害用備蓄で欠けているものはないだろうかと考え込んじゃう。
簡易トイレセットでも、排泄物を固めて袋に入れるものでも、それにプラス消臭袋がついてないものもあるんで、そのあたりを補充。割高ですが。
前に買い込んであるものには消臭袋ついてないので、赤ちゃんの使用済みオムツ入れ袋300枚1セットを購入。
簡易トイレセットがあっても、家中にやんわりと排泄物の臭いが満ちているというのは困る。
備蓄しておいたけど、みな使うのが必要な事態になりませんでした、買っただけ損でした、という幸福な結末を迎えたいものですが。
いやあ、こういう時代は、いろいろ考えないと困るんで、いいかもね〜〜平和ボケして頭が悪くなった日本人もちょっとは頭を使うようになるし。
大恐慌が来ること自明のいまどきに、雇用収縮の大失業時代が来るのに、35年ローン組んで家を買ったりタワーマンション買ったりするような人はいないと思うけれども、買うにしろ、賃貸にしろ、河川の近く、海辺はダメだよね。
買うなら農地だ!いや、ほんと。
江戸時代からの埋立地もダメだし、標高を考えないといけないし、マンションなら4階以上だよね。
もちろん、崖下とか背後に山が迫ってるというのも土砂崩れが怖い。
ところで、BEST T!MESにコラムが掲載されました。読んでやってください。
https://www.kk-bestsellers.com/?s=%E8%97%A4%E6%A3%AE%E3%81%8B%E3%82%88%E3%81%93&x=21&y=22

私は、ついつい長く書いてしまうので、今回は短くしました。
ネットコラム記事は書籍とは違って、多くは読めないですね。
日本人が頭悪くなっちゃったし、読書習慣も人口の2割にしか残ってないそうだし、若い子はますます優秀と愚民に二極化激しいし、無料で読めるネット記事は、量と質ともに、ひたすら読みやすくなければいけない。
前置きが長くなりました。
本日のテーマは、「やっぱマルクスってすごいね!『資本論』ってすごいね!社会経済システムの分析装置としてはすごいね!だけど、革命なんて起きませんって!」です。
最近読んだ本の中でもダントツに優れて面白かったのが、この本。

著者の白井聡氏は、1977年生まれのお若い方ですが、すでに何冊ものご著書がある。左派系言論人として活躍しておられる方ですね〜〜
私も何冊か買ったことあるのですが、すみません……読んでないのです。「属国?」ああ、副島隆彦氏の御本で知ってるからなあ、いつか読もう〜って感じで。
今回の『武器としての「資本論」』は、全部しっかり読んだ。Kindleで読み、書籍も購入した。
Kindleで読んで面白かったら、書籍も買うんよ。ほとんどの本はKindle読みで充分ですが。
デジタルデータって、いつなんどき消えるかわからないので、アナログも残す。
岩波文庫の『資本論』に挑戦して、第1巻で挫折した人は、是非とも白井聡氏の『武器としての「資本論」』読むべし!です。
私も若い頃から挑んできたんですが、無理。意味不明。
で、『資本論』の解説書を読んで誤魔化しておこうと思い、解説書にも何冊か挑戦してきました。
が、これも最後まで読めず。
ところが! 今回に挑んだ白井聡氏の『武器としての「資本論」』は、ものすっごく面白かった!!



夢中になって読んじゃって、67歳が貫徹した。それぐらい面白く、わかりやすく書いてくださっています。
資本主義の成立から、ちゃんと理解しやすい事例を出して解説してくださっています。
単に金儲けだけとか蓄財だけの時代を「賎民資本主義」って呼ぶことが多いけれど、マルクスの言う「資本主義」というのは、歴史的なものであり、どういう条件のもとに生まれて、21世紀現在まで発展(?)してきたかが、ほんとによくわかります。
私が理解できるんだから、この本はすごい!ほんとに面白いです!良書です!
感謝感謝。ありがたいです。そうか!マルクスって、すごい人だったのですね!
女中を強姦して子どもをたくさん作らせて生活費なんか渡さず、エンゲルスにたかって生きていたことだけ見て、マルクスあかんと思っちゃいけない。
自分の生きている時代を超えて物事やシステムの仕組みを見抜き分析できて、それを記述できる知性と、日常の生活力が両立しないこと多いのでしょう。
私が、この白井聡氏の『武器としての「資本論」』を読んで1番の発見は、私自身が資本主義を非常に内面化しているということ! 魂を資本主義に侵食されているということ。
自分が生産性が低く、コスト削減できず、自転車操業の人生で、資本蓄積なんできない労働者無産階級のままで生きてきたことに、私は、ハッキリ劣等感を持っている。
若い頃の私は、そう50代半ばまでくらいは、自分を商品として想定して、自分の労働力は買う側に損はさせない価値があるなんて錯覚してた。
だから、よく働いたですよ。
50代半ば過ぎて、その幻想が壊れた。私って売れるようなもの持ってないって。
そして、今でも私は、この劣等感を持っている。つまり、資本主義を内面化している。その意味では自己肯定してない。
が! とはいえ、私はニーチェ哲学が好きなぐらいだから、人間は資本主義を内面化して、自分を駆り立てること以外になんかすることあるのかな、と思っている。
もっともっと知りたい、もっともっと強くなりたい、もっともっと広い視野を持ちたい、もっともっと自分の可能性を広げたい、もっともっと自分という資源を使い倒したい、もっともっと自由でいたい、もっともっと自分が生きているという実感を持ちたい、もっともっとワクワクしたい、もっともっと自分の生産性をたかめたい!そうして、そういう自分を打ち出して求められたい、買ってもらいたい。
そう思って生きること以外の生き方があるんだろうか?って、私は思う。
生まれた誰もがみな容易に苦労なく平等にいっしょに幸福に充実した人生を送ることができるのならば、生まれてこなくてもいいんじゃないの?
そういう世界はユートピアで天国でしょう。
天国から、またなんで天国に生まれる必要があるの?
この世界に生まれるのは、やはり奮闘して学んで、自分を創り上げるためでしょう。
このろくでもない世界であがくから退屈しないですむのに。
暇になってもゲームするか、物見遊山か、私みたいにNetflixで映画見てるだけの人生なら、生まれてこなくてもよかった。
このろくでもない世界に染まらずに、この世界を出し抜いて自分を創り上げることこそ、最高に面白いのに。
と、思う私にとって、白井聡氏の『武器としての「資本論」』は、現行の世界や文化の仕組み本質を理解するのに大いに有意義であり、大いにワクワクさせてくださり、最高の読書体験を与えてくれました!
が、最後のところで、私は説得されなかった。
「革命」なんて起きません。
労働者みな忙しい。有能な人ほど忙しい。
無能な労働者は、おそらく全てにおいて無能で、他人の足を引っ張っているから、革命なんてものに協力しない。革命と言いつつ私利私欲に走る。
Definitely!
左翼の人って優しいんだ。みんなを救いたいと思ってる。
ところが、私は、生きることに貪欲で強く正しくクールに生き抜きたい人だけが救われればいいと思ってる。
なんもしないで、匿名でネットに罵詈雑言を書きちらし、グジャグジャ愚痴ばかり言っている依存性と乞食根性が染み付いた愚民は救われなくていいと思っている。
既得権益や特権にしがみつき、公金にたかることしか知らない類の非生産的な形式エリートも救われなくていいと思っている。
そんな人々まで救われたら、この地球は地獄になるよ。
もう地獄になりかかっているけど。
プロレタリアートもいろいろだ。無産階級の人間がみな救われるべき存在とは思えない。
母子家庭で3歳の娘に世話もせずに、男と旅行に行ったり、仕事終わっても帰らずに居酒屋でグダグダしてる24歳の女性は、やっぱ、あんまり頭が悪過ぎるでしょう。
望まぬ妊娠したけど、サッサと中絶するしかないけど、中絶費用の金がなかったから、産むしかなくて産んじゃったけど、育てるの面倒くさい。
かわいそうというより、どうして無産階級の人間のくせして、こんなに不勉強でいることができるの?
子どもの頃から、よくよく世間を観察していれば、無産階級の女が、いかほどにしょうもない人生を送る羽目になるのか、わかるでしょう、いくら馬鹿でもさ。考えて当たり前でしょう?
人生を舐めすぎ。自分の生来の頭の悪さに居直っちゃダメ!
男と子どもにはよくよく注意しなきゃいけない。
誰の人生でもない、自分の人生なんだから、自分が用心しなきゃ、誰が用心するんだ。
こういう女性は可哀想に思えても、救っちゃいけない。
もともとが人生を舐めてるので救っても、また同じことやる。進歩なし。
学校でいじめられたからと家に引っ込んで何十年と平気で親にたかり、50歳すぎて親が老いて死んだら年金が給付されなくなるから、どうしてくれるんだ僕の人生はって泣いて、仕方ないから親が役所に行って相談するって、どうやったら、そんな人生を生きていられるんだ?
お前は男か?!
人をいじめるような奴なんて、ほんとは殺してもいいんだよ。金属バットでぶっ叩いていいし、ナイフで刺してもいいんだよ。刺したら抉ってね。
なんで、家に引っ込んで逃げていられるんだ。
人生は一度逃げたら、ずっと逃げるしかないんだよ。
頑張りたくないなら、それも自由。
でも、その自由を保証する義務は親も含めて他人にはない。もちろん、政府にもない。
かと思うと、子育てで忙しい奥さんが、スーパーマーケットで出来合いのポテトサラダを買っているところに、「母親ならそんなもんぐらい自分で作れ!」と言葉を投げかけるジジイ。
ジジイ、お前、早よ死ね。
お前、ポテトサラダ作ったことあるのかよ!作ったことないから、そう言えるんだよ。
あれは、そこそこ手間がかかるんだぞ。
そもそも、なんで死に損ないのお前が人様にそんなこと言えるんだ?
性差別社会に生まれて得だけしてきた醜いジジイが。
こんなジジイは救われなくていい。こんなジジイを甘やかした母親も女房もいけない。家事能力のない男なんてゴミだろう。自分のお尻を拭けないのと同じだよ。
日本の女の根性なしが、こーいうジジイを生産する。
ということで、どういうことか知りませんが、私は、この世界に資本主義が生まれ発展したのには、必然性があると思ってる。
資本主義の終わりは社会主義ではないと思ってる。
確かに、白井氏がお書きになっているように、始まったものには終わりがある。
だから、資本主義にも終わりは来る。

でも、それは社会主義や共産主義ではないと思う。もうガチガチの官僚制なんか要らんわ。
私は、もっともっと先鋭化されて加速した資本主義の出口にあるのは、生きて行くことを真剣に考える人間ばかりが残っている苛烈な、しかし、互いへの理解と敬意に満ちた愛ある世界だと思う。
これは厳しい世界です。
愛と哀れみは違う。
左翼には哀れみはあるけど、愛に突き抜ける厳しさがない。
それは、自分の愛もどきの優しさに酔っているからだとまでは言わない。
確かにその方がラク。
切り捨て見放すのは辛い。
でも、「地獄への道は善意で敷き詰められている」だわさ。
私の書いた『馬鹿ブス貧乏に生きるしかないあなたに愛をこめて書いてください』の愛は、そういう意味での愛です。
厳しいです。
自分の人生のために精一杯やる気のない人間は、ほんと私の本なんて読んでもわからんわ。
最後に予告です。
拙著の『馬鹿ブス貧乏に生きるしかないあなたに愛をこめて書いてください』のコミック版の一部が、近いうちに、BEST T!MESで公開されます!
連載されるのかな?
私も楽しみにしております!ワクワク。
やっと感想文が書けました。良書、ご紹介ありがとうございました。読んで良かったです。
ブログに感想を書きました。https://plaza.rakuten.co.jp/shineikenkngw/diary/202007260000/
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Sasukeさま
コメントありがとうございます。ブログも拝見いたしました。白井氏のご著書の内容が良くまとめられていました。あれは、いい本だと思います!
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ありがとうございます。
「このろくでもない世界に染まらずに、この世界を出し抜いて自分を創り上げることこそ、最高に面白いのに。
「革命」なんて起きません。」
ーーその通りと、私も感じます。
少なくてもこのろくでもない日本では、「革命」は起こらないでしょう。
そこで、どう生きて生くか? ですね。
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tatenohirokazuさま
コメントありがとうございます。どう生きていくかは、自分で考え選び決めるしかないですから、大変ですよ。もう「大きな物語」は消えちゃったのです。少なくとも、そういう幻想は消えたのです。救済もユートピアもないのです。
でも、生きて感じて見ているだけで、面白いですけどね、生きていることは。
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