本日は2021年3月19日金曜日です。ただいまの時間は、午前3時半。
今日は美容院に行かないと。
今の状態は、ギロチンにかかる前のマリー・アントワネットの白髪が乱れた鬼婆スタイル。
マリーさんは、逮捕されて一晩でブロンドが白髪になったらしいよ。
かわいそーに、フランス革命なんてねえ、人民の間から起きたわけじゃないのに。陰謀だったのに。
マリーさんなんて、普通の平凡な貴族のお姫様だったのに。
ま……英国王室も日本の皇室も油断しない方がいいっすよ。
って、何の話か。
昨日午後8時には寝床に入って、持っていたiPadを床に落とした記憶はあるけど、すぐに寝落ちして、死んだように眠ったらしく、目覚めたら午前2時40分ぐらい。
3月は、第3作目の『優しいあなたが不幸になりやすいのは世界が悪いのではなく自業自得なのだよ』(大和出版)の校正で気忙しかった。
昨日3月18日にめでたく「校了」でした。
あとは野となれヤマトなれ。

え〜〜目次だけお見せします。面白そうだなとお思いになったらAmazonで予約してやってください。
売れてなさそうですが……涙。
192ページ。税込み1540円。高いよな……





宣伝活動、販売促進活動は、それなりに著者もやらないといけない。
ゴーストライターが内容は書いて、宗教組織とか自民党が1万部も2万部もお買い上げくださる類のネトウヨ御用達の「著者」たちとは、私は違うんだからさ。
誰たちとは言わないけどね。
著者が内容も知らないし校正もしたこともないような本が、堂々と新聞広告に載ってますよ。
そーいう本の表紙には、その本を書いてもいない著者の顔写真とか立ち姿のポーズ取ってる写真が使われていることが多い。
モデルじゃあるまいし、アホか。
そういう本には「文体」がない。
優秀なゴーストライターさんほど、無色な感じの文体にはならない文体になる。そういう文章が書けなければ、ゴーストライターは務まらない。
そういう類の本は、途中まで読むと結論が見えてくるので最後まで読まんでいい。
ネトウヨぐらいの知力だと、そのへんが見抜けない。
私はサヨクもウヨクでもない「仲ヨク」ですが、ほんとに、今の日本は、どちらもダメだ。
まあ、他人のことはどうでもいい。
本とか論文は中身を書くのが最も大変ですが、校正も大事。
誤字脱字にファクトチェック。校閲校閲。
メディアで決められている差別語は削除。
いわば、「ポリコレ」チェックね。political correctness(政治的公正さ)に外れた表現がダメ。
今回は、「ここはこれでいいのか」と随分と編集者さんに指摘された。
「穏当な表現」に書き換えるように促されたこと、たびたび。
そんなこと言われてもなあ……私が書くことで、世間一般で言う「穏当さ」なんて、あるかねえ?
毒にも薬にもならんことを求めるなら、他の著者さんに依頼すべきだったんじゃないの〜〜?と思うことたびたび。
その点、KKベストセラーズの編集者の鈴木康成氏は、なんも規制せず。
炎上上等、差別語規制やポリコレ蹴飛ばせの方であるので、私は何も書き換えずにすんだ。
ポリコレ問題については、BEST T!MESのネットコラム記事に書いたので読んでやってください。Yahoo!にも配信されました。
ポリコレ・ヒステリーは「社会の進歩に伴う問題」かもしれない【藤森かよこ】

校正では、全体に表記を統一させるのも大事。「ひとり」を別のところで「一人」と書いてないか?「振る舞い」を「振舞い」としていないか?
いろいろある。
こういうことが完璧にできていて、当たり前なんよね。
こういう校正について、出版社や編集者さんの姿勢が随分と違う。
その点については、今回の大和出版さんも、KKベストセラーズさんも、すごい。念には念を入れてくださった。
私も徹夜で何度もチェックする。音読して、引っかかる文章は書き直す。
アイン・ランドの『水源』や『利己主義という気概』のときは、校正が足りなかった。
当時の私は、出版してもらって世の中に出すことの厳しさをわかっていなかった。
副島隆彦先生は「一冊に50箇所くらいの校正ミスなど、当たり前だ!!」と、おっしゃる。
私には、そんな剛気なこと言える度胸がない。気が小さいわん。
告知版は、ここまでです。
ところで、3月は確定申告の季節。
私は、2020年令和2年の確定申告を、生まれて初めてe-Taxで申告した。
年金生活者になってからは、余分に税金を払っている余裕はないので、確定申告をしてきた。
いつも手書きで申請書類を作成し、医療費控除や寄付金控除などの書類を添付して、税務署に郵送が常だった。
が、いい加減やっとれんわ。税理士に依頼するほどの高収入者じゃない。自分でやるしかないのだよ。
で、e-Taxなるものに挑戦。
カードリーダー購入して、マイナンバーカードを読み込む。
国税庁のサイトは、例によって、わかりやすいとは言えないけれども、まあ、お役所のやることのわりにはマシな水準です。
e-Taxって便利よね。入力すればさ、計算してくれる。
控除額や還付金額などが、自動的に出てくる。
いちいち私が(間違った)計算しなくてもいい。
原稿料とか印税とか源泉徴収額とか以外に、「経費」って欄もあるけど、これがさ、面倒なこと大嫌いな私は、Amazonの領収書をダウンロードしてもいないんで、経費が不明。
書店のレシートもすぐに破いて捨てる馬鹿。自動的に機械的に破いてる馬鹿。うっかり、やっちゃう。
だから経費の欄は空白。私バカよね〜〜おバカさんよね〜〜♬
テキトーになんか入力しておけば良かったのかなあ?
調べると、個人事業主になって、青色申告にして、e-Taxにすると、経費は65万円まで認めてくれるってさ。
節税節税。
個人事業主でなくても青色申告はできるらしいけど、複式簿記できんよ、私。
今後は、利用料を払えば、ネットの会計ソフトを使えば何とかなるだろ。freeeとか弥生とか。
私の場合は、本代は年間65万円ですまんよ。
現役の教員の頃は、毎月10万円くらいはAmazonに本代を払ってた。
その成果はなんもないですが。nothingですが。
ということで、私は「個人事業主開業届」と「青色申告届」を作成して税務署に送った。
個人事業主としての屋号入り代表印鑑セットを注文。こんなん特に作らんでもいいけど、まあ記念よ。以下のところに注文。8900円。
屋号は「 藤森かよこ企画」よん。
銀行の口座名は「藤森かよこ企画藤森かよ子」よ。「フジモリカヨコキカクフジモリカヨコ」よ。「藤森かよ子」が本名だから。
「藤森企画」だと、すでにこーいう屋号あるんだよね。
出版社との契約書には、この印鑑を使おう〜〜♬
原稿料と印税振り込み用の銀行口座開設。
経費となる書籍購入専門のクレジットカードを申し込む。
これで、仕事上での収支と個人の収支が別に把握できる。
いまどきの出版状況だし、私の能力では、どう頑張っても、毎年の原稿料や印税収入は計250万円ぐらいで成功でしょう。
ほんとは達成したいなあ、年金以外の年収300万円。
ほんとは、もっと欲しいよ、年金以外の年収500万円。
年金だけでは「健康で文化的な生活」は私には無理。
大学教員時代は、勤務先に身体を運んでいるだけで、毎月給与が振り込まれ、ボーナスも出ましたが。
33歳の時の年収は公立短大で350万円だったな。税込み。
35歳の時の年収は私立女子短大で720万円だったな。税込みだよ。
最後の勤務先に移る前の57歳の桃山学院大学での年収は税込み1400万円だったけど、そのうち30%は税金と社会保険で源泉徴収されていた。
毎月、給与明細書を見つめては、ため息だった……
最後の勤務先の公立大学の年収は税込み900万円弱だった。30代終わり頃の年収に戻っちゃった。
500万円も減った年収に慣れた頃に退職。
老人になっても、カネは必要ね。
稼げるなら、何でもして稼ごう。死ぬまで稼ごう。
ということで、こころはいつも32歳で頑張る。
68歳ともなると、顔の産毛がヒゲになるよ。油断するとボーボーね。顔の脱毛に行くべきね。
と、Facebook友だちの方々は言うね。ツルツルになるって。
でも、その費用10万円と時間が私は惜しい。本代の10万円は惜しくないけど、寄付する10万円は惜しくないけど、脱毛に10万円なんてさ。
たかが毛だぜ。されど毛だけど。
4枚刃の夫の髭剃りカミソリとシェイビングクリームを、こっそり使う私。
さて、あとの今年の日々は、『馬鹿ブス貧乏……』本の三部作の最後を書くことと、リサーチに集中です。
編集者の鈴木康成氏は、「物議を醸すような本を作りましょう!」と、おっしゃる。
静かな引きこもり系老人生活を過ごす私に、そんなエネルギーはない。
しかし、印税収入は欲しい。
頑張ろ〜〜
最後に2件、嬉しいニュースです!
私の昔の教え子さん、金城学院大学短大部勤務時代の教え子さんが、某国立大学の工学部で博士号取得しました!!
英文学から建築学への跳躍です!
50歳近くなっての快挙です!おめでとうございます🎈㊗️🎈🎈🎈!
桃山学院大学の大学院で修士論文指導した教え子さんは、博士課程は別の大学の大学院に進学。
博士課程必要単位取得満期退学後はずっと関西地域の私立大学で非常勤講師をしておられました。
昨今は、大学教員も任期制が多くなり、英語教員の採用も減っています。英会話学校あたりにアウトソーシングしてる。コンピューターの自学自習システムに移行している。
英文学科そのものが消えつつある。国立大学には残ってるのかな?
そこそこ有名私立大学の英文科の大学院も定員割れが普通です。
私が出た大学院も今は消えてる。南山大学の文学部は廃部され、文学研究科の英米文学専攻も消えて久しい。
こういう状況の中でも、しかし、彼女は粘った。めげずに粘った!ずっと、たゆまず論文を生産し続けました!
そして、とうとう、今春4月より関西の某私立大学で正規雇用の英語教員として採用されることになりました!!
ほんとうに、おめでとうございます!!
彼女は、40代半ばくらいかな。
良かった良かった良かった!私はホッとしてしまって、疲労が出たぞ。
希望を持って努力し続ける。
その事例を、教え子さんたちによってあらためて教えられた2021年の早春。
嬉しい。ありがとう。
嬉しい話もあるけど、苦しい生活の話もある。
ともかく、e-Taxがこれだけ便利なら、もう企業の経理課は消えて(すでにかなりがアウトソーシングですが)、税金も社会保険料も、源泉徴収はやめて、アメリカみたいに全国民申告制にしていいんじゃないの?
アメリカの会計年度が変わる日の前日の郵便局は20年ぐらい前までは、すごかったぞ。混雑が。
確定申告書提出締め切り日(4月15日)に提出する人々が行列を長々と作ってた。マンハッタンのセントラル駅の近くのでっかい郵便局ね。
今は、デジタル化で、あの混雑も随分と緩和されたのかな。
アメリカ行きたいけど、マンハッタンに行きたいけど、今行くと、アジア人差別に遭うかもね。
ワクチン打つのいやね。菅首相のフェイクのゴム人間がフェイクのワクチン注射打ってたみたいだけど。
話がすぐに逸れる。
ともかく、全国民申告制度にすれば、源泉徴収制度を廃止すれば、納税者意識が高まるぞ。
節税意識も高まり、ボケッと生きなくなり、増税しか脳に浮かばない政府や行政に厳しくなるんじゃないの。
何だ、源泉徴収って。勝手に最初からピンハネしやがって。
税金を取ることしか脳がないのか、日本最高のエリートたちが行く財務省は。
ところで、我が家のベランダ菜園のピーマンさん、冬を越したよ。なんという生命力。ピチピチ19歳ではなく、なんとなく還暦過ぎたっぽいピーマンですが。
しかし、冬を越した! 梵天丸もかくありたい。

『優しいあなたが…』書店でタイトルを見て自分のことかと思い購入したものです。まさに私に必要な本でした。ありがとうございます。出版社アンケートにも、もっと世の中に広めて下さいと送りました。本当に生きづらいので、優しくて生きづらい人の会、とか作れないものかと考えていたらそういうご提案も述べられていて勇気づけられました。現実的かつ、あたたかい本でした。
いいねいいね: 1人
ミカさま
コメントありがとうございます。コメントをいただいていたのに、気づきませんでした。申し訳ないです。失礼しました。
優しく生きたいけど、優しくしてると、ほんと踏みつけにされやすいんですよね……
いいねいいね