本日は2021年8月29日日曜日です。
昨日はお昼に整体院に行き、ついでに食材を買い物し、午後2時ごろに帰宅したら、整体の好転反応か、眠くて眠くて、眠ってしまった。
目覚めたら、午後10時半。死んだように眠っていたらしい。
なんなんですかねえええ……いろいろ、くたびれているんでしょうね。
「舌はがし本」のラフ原稿完成まで、あと数日しか猶予がないので、忙しい。
出してくれる出版社さん見つかるかなあ。
ということで、今日も雑談。
あの小椋桂さん作詞作曲で「夢芝居」っていう歌謡曲があるでしょう。1982年に発表された曲です。
「下町の玉三郎」とかの大衆演劇の女形さんが歌って大ヒットした曲です。
私は、あの歌は昭和後半の名曲だと思ってる。「石狩挽歌」と並ぶ名曲。「夢芝居」と「石狩挽歌」は、イントロがいいのも、似てますね。
聴いたときに、すごいなあ!!と思った。
歌った女形さんの歌バージョンはどうでもいいんです。言語不明瞭だし。
あの楽曲そのものがすごい。
あの曲は、「演歌」に分類されるらしくて、多くの演歌歌手がカバーしてる。
その演歌歌手たちは、いかにも上手く歌うけど、私としては「この歌を歌える人っていないなあ……」と思っちゃう。
あの曲は演歌に見えて演歌じゃないもんね。
あの曲は、1944年生まれの東大法学部出の日本勧業銀行(今はみずほ?)のエリート(頭取候補だったそうだ)が、「演歌って、こんな感じかな。演歌で使う言葉を組み合わせて、こんなんでいいかな」と作った「メタ演歌」だ。
多分そう。
演歌ってものを俯瞰して、こんな感じ?って感じで作ったので、いわゆる一般的な演歌の湿っぽさと視野狭窄性がない。
歌詞がすごい。版権の問題がありますので、ちょっとだけ。
「恋のからくり夢芝居 /台詞ひとつ忘れもしない」
「誰の筋書き花舞台 /行く先の影は見えない」
「稽古不足を幕は待たない/ 恋はいつでも初舞台」
すごい歌詞だ。
演歌のいかにも頭の悪そーな手垢のついた言葉を組み合わせて斬新な世界を創造している。
だから、この曲は、ふつうの演歌歌手が歌うと、あかんの。
私が聴いた限りでは、やっぱり美空ひばりさんのカバーはすごい。すごいことはすごい。さすが。
美空ひばりさんは、他人の歌を歌うと、その凄さがよくわかる。
凡庸などうでもいいような歌でも、光り出す。
だけど、私としては、この楽曲のメタ演歌性が出ていないと思う。
演歌世界を距離をもって眺めてる感じの近代性というか、はっきり言って、どこかで、「ばっかじゃないの」と突き放してる眺めてる感じの客観性。
あと、引退した森昌子さんのカバーもすごく良いけれども、でもまだまだ演歌っぽ過ぎる。上手いから歌えます、楽に歌えますって感じなだけ。
島津亜矢さんもいいですよ。
でも、やっぱり違うんだなあ。
石川さゆりさんもいいです。
もちろん、都はるみさんもいいですよ。でも……
この曲は、かえってモロに演歌じゃない人が歌うといい感じ。
この歌手さん、誰?
「辰巳ゆうと」さん。
知らない人だけど、これくらいの距離感があるのがいい。
氷川きよしとか、前川清とか、五木ひろしとか、そういう人たちより、はるかにいい。
でも、これも違うんだなあ。
かえって、素人さんがサラッと歌う方がいいかも。
この人のケロッとテキトーに歌いますってノリが、「夢芝居」にはあってる。
小林旭さんは、なんで「夢芝居」をカバーしないのかなあ。
テレサ・テンさんの「夢芝居」は、外国人なんで、今ひとつ日本語の意味のいやらしさが実感できていない感じが、サッパリしております。
うーん、歌いたくなってくるなあ。
カラオケ、もう何年も行ってないなあ。
9月になったら、「夢芝居」と「石狩挽歌」と「君を乗せて」を歌ってこようかなあ。
結局、この「夢芝居」は、作詞作曲の小椋桂さんのセルフカバーが一番いいというのが、もっかの私の結論です。
ところで、以下はFacebook友だちの女性から聞いた話。
2021年4月に起きた福岡の不動産仲介業者の社員40代男が物件案内内覧時に20代の女性客を強姦した事件の裁判。
その判決が8月17日に出た。犯人は前科二犯で、またも強姦なのに懲役1年6ヶ月で執行猶予3年の判決。
実に甘い!
https://news.yahoo.co.jp/articles/01ed18e3e158081300c0cc8a7fed86b851b7639e
なんで、こんな甘い判決ができるのか。裁判官の顔をネットで探した。裁判官に見えない顔だ。こっちも犯人に見えるわ。
ひょっとして、この犯人は某新興宗教団の一員で、裁判官もそうで、同じ某新興宗教系大学卒業なんですかねえ?
変な判決が出ると、裁判官はそれ系って噂じゃないですか。
どうせ更生なんてできないんだから、再犯を繰り返すだけだから、先々生きても、被害者たちの生霊や呪いで絶対に幸福にはなれないから、無期懲役で刑務所に入れておいて、でも税金で食べさせるのもったいないから、囚人たちからお尻の穴を血だらけにされてズタズタにされたら、全裸にしてピラニアいっぱいの水槽にでも放り込んでおけばいいのに。
ピラニアにとっては、食っても不味いとは思うけどね。
ピラニアって味覚あるの?舌あるの?
こんにちわ。
初めてお便りします。私も藤森かよこさまと同年齢のものです。
いつも楽しく読ませていただいています。最近毎日更新されているので私も毎日覗きに来てますよ。
かよ子様お薦めのNetflixの韓国映画全部見ました!韓国映画は今まで見た事がなかったのですが、とっても衝撃でした。血生臭くてどろどろで、もういい加減にしてくれって言うくらいの乱闘シーンがあったりで- – – -でも見終わった後、スッキリするんですよねー。
「夢芝居」のカバーは、美空ひばりさん、凄いですね〜ゾクゾクきちゃいました。
でもなんと言っても小椋佳さんが一番かなって思いながら読み進めていったら、かよこ様も同じだったなんて! 嬉しくてお便りしてしまいました。
小椋佳さんの若い頃の「夢芝居」はいいですね。さらっとしてそれで奥が深くて。
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kinokoさま
コメントありがとうございます。
やはり、今まで更新が足りなかったですね。短くていいので毎日更新が大事なんですね。
韓国映画もドラマも面白いのですが、見始めると止まらなくなり、他のことができなくなるのがまずいです。今は我慢しています。
私は、小椋桂さんの曲はだいたい好きですが、「夢芝居」は最高傑作だと思っています。何でかというと、自己耽溺度というか、叙情にどっぷり度が低くて、いい商品に仕上がっているからです。
小椋さんの歌は美青年が歌うと聴いてられないほどナルシズムスレスレの抒情いっぱいです。あのご容貌なんで聴いてられます。
しかし「夢芝居」はもう完璧な商品ですので、美男子が歌おうが美女が歌おうが不細工が歌おうがいいんです。小椋さんが歌うと、軽いタッチでいいですね!「さらっとして奥が深い」というkinokoさんのお言葉どおりです!
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小椋佳さんの曲は良いですよね。
「俺たちの旅」中村雅俊さんが歌っているのも良いのですが、小椋さんが歌うと癒されるというか優しい気持ちになれます。
中でも「逢うたびに君は」が好きで良く聴いてました。
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yuubishyoutenさま
コメントありがとうございます。くたびれて眠ることが多くて、今頃にコメントいただいているのに気がつきました。
そう「俺たちの旅」もありましたね。いい曲です。小椋さんの声は独特ですね。「さらば青春」が、私にとっては小椋ショックの最初だったのですが、ものまね芸人で出せるのかなあ、小椋さんの声は。
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