本日は2021年12月12日日曜日です。
Blog更新サボってます。
ここずっと、2015年秋のときの体調が戻ってきたような感じです。
疲労感けっこう酷いです。
だから、まあ、どちらかと言えば、しょうもない話を書きます。
「非アルコール性脂肪性肝炎」NASHと診断されて、病院に通い始めた頃の体調に似てますから、また肝臓が悪くなってるのかも。
Facebook友だちのおひとりに以下のサプリメントを勧めていただいたので、今日から飲み始めました。効くそうですよ。1ヶ月分6480円。
高いね。1ヶ月は試してみますです。

食生活で脂肪過多とか糖分過多とか、添加物過多とか、アルコール過多とか、スピリッチュアル的原因としては怒りとか、肝臓が悪くなる原因は多々ある。
特に目を酷使すると肝臓って悪くなるらしい。これもFacebook友だち情報です。
目の酷使には自信あるなあ。
やっぱiPad中毒がいけないね。
私は、健康のために、けっこうサプリメントとか摂取してます。
朝は、Vitamin Cの原液とVitamin D の錠剤に、重曹とクエン酸と蜂蜜を水に溶かして飲む。ってレモネードか。
Vitamin C原液は、夫のガンの再発予防。
重曹とクエン酸も、ガンに効くという説がある。
重曹でガンが治るんじゃ商売上がったりだから、医薬業界はそんなもん陰謀論のデタラメの迷信だと言ってるらしいけど、私は何でもやってみる。
夜は、インドの整腸剤の粉末トリファラを溶かした水に、 Complete Biotec っていうサプリメント1錠。

これの類似品はAmazonでもいっぱい売ってるけど、私はこのサプリメントを開発したアメリカの会社の日本支店に注文してる。けっこ高かったよ、これ。
いくらだったかな…忘れた。120カプセルで12,000円くらい?忘れた。
夫が大腸ガンやってるからね、再発防止です。
腸は大事よん。
そいでもって昼間はお白湯に松葉のお茶のティーパックを入れて飲んだりもする。ハーブティーには違いない。
ほんとは、ヤカンに入れて煮出して飲むべき。

松葉は、コロナウイルスみたいな人工ウイルスに効果があるとか、ネット界で盛んに言われてます。
「日月神示」のなかに、世の中がはちゃめちゃになったら松の葉を食っておけと書いてあるらしい。確認はしておりません。
だって、「日月神示」本を買ったときに、ちょっと、この本は「気」が悪いな、ろくでもない奴が書いたなと思ったから、ザザザザと読んで、Value Booksに売りました。すみません。
松の蜂蜜とかドイツ製で売ってるね。
松の葉っぱは、そんなに悪くないと思う。
農薬を使った松の木の葉っぱじゃなければ。
Facebook友だちに拝領した松の青葉をアロマキャンドルで燻す、なんてのも、やってみた。
まあ、プラシーボ効果で、信じて効く!と思い込めば、効くらしいけどね。
毒ガスと同じ成分入りの抗がん剤でも、効く!と思い込めば効く場合もないことはないんじゃないの。
夫は、今でも抗がん剤の後遺症で、手先足先痺れて、耳鳴りもある。
毒は毒なんだろうね、あれはね、やっぱ。
でも、薬と毒は同じだしなあ。副作用がないことはない。
私の恩師のひとりのアメリカ人神父さんは、抗がん剤で亡くなった。
80歳過ぎた人間に猛毒を使うなよ……
ということで(どういうことかわかりませんが)、私の数々の健康手段に、肝臓改善ヘパリーゼ摂取が加わりました。
唐突に話は変わりますが、
みなさん、NHKのBSプライムの2回連続ドラマの『忠臣蔵狂詩曲 No.5 中村仲蔵』ってご覧になりました?
仲蔵さんは、歌舞伎の血筋の家に生まれたわけではないのに、名題役者にまで昇りつめた破天荒な役者です。
いやああ〜〜先週の土曜日の12月4日と昨日の12月11日に放映されたんですが、これがほんとに良かったんです。
今日なんか、オンデマンドで再視聴しちゃって、泣きましたよ。
1番組220円ね。課金されても許せるだけの見事な作品です。
中村勘九郎さんが仲蔵の役です。弟の中村七之助さんが初代市川染五郎を演じてます。
勘九郎さんは、芝居小屋中村座を起こした初代勘三郎の子孫で、ご自分のご先祖さまたちがいっぱい出演するドラマの主役です。
子孫冥利に尽きるなあ!
これで先代中村勘三郎さんの遺児の勘九郎と七之助兄弟の時代が来た!
先代18代目勘三郎さんは、神楽坂か新橋の芸者の置き屋から暁星高校に通っていたと、この方の友人であった女性からお聞きしたことあります。
うーん……女性の恨みで早死になさったんじゃないですかねえ……
私は、18代目ではなく、先先代の17代目中村勘三郎さんが好きだったんですよおおおお〜〜

でもってですねえ、この17代目勘三郎さんのお嬢さんの波乃久里子さんのファンなんですねえ、子どもの頃から。
この方が男性に生まれていたら、絶対に名歌舞伎役者になっていたことでしょう。で、この方が18代目中村勘三郎を襲名していらしたことでしょう。

小学生の頃から、久里子さんのファンだった私は、中年になったら、こんな感じになりたいなあと思っていたのですがね…
現実は教育サービス労働者として日々疲れているオバチャンになってしまい、今や肝臓を悪くした前期高齢者。
不思議なものです。私は、小暮実千代さんとか山田五十鈴さんとか京マチ子さんとか波乃久里子さんとかのファンで、こういう女性がいいなあ〜と思っていたのに、現実の私は和服を自分で着ることもできない類の自宅ではジャージー着てるババアになりましたねえ……
話が逸れてますね。
中村仲蔵のドラマの話でした。

先代勘三郎の奥さんは先代中村芝翫さんのお嬢さんで、先代中村橋之助のお姉さんですからねえ、もう歌舞伎の女形そのものの美貌ですから、それが息子さんたちに遺伝されました。
もう〜〜特に長男さんの勘九郎さんは、歌舞伎風味満点の顔立ち。歌舞伎役者になるために生まれたような容姿です。
ああ、そうだ!吉右衛門さんがお亡くなりになっても、勘九郎さんがいる!
私の中の歌舞伎は終わっていない!
やっぱり歌舞伎いいわああ!!
あそこには、古き良き日本人の美意識がつまっている。


中村仲蔵については、松井今朝子(まついけさこ:1953-)さんの小説『仲蔵狂乱』(講談社、1998)を読んだことがあったんです。時代小説大賞受賞作です。
単行本も文庫も絶版ですが、Kindleなら今でも読めます。
これは、いい小説ですよおおおおおお。歌舞伎の勉強にもなりますよおおおおお。歌舞伎好きなら誰もが読んでる傑作ですよ。

2009年に漫画にもなってます。絶版ですが。

この小説は2000年にドラマ化され、市川新之助(今の海老蔵)が仲蔵を演じています。
なんで市川新之助だ。
ただ顔が整っているだけの歌舞伎役者に、仲蔵を演じることができるか!
って言っても、私はこのドラマを見てませんが。すみません。
その時期は勤務先の桃山学院大学から1年間の研究休暇をいただき、ニューヨークにいたんです。
目覚めて、窓のブラインドをあげたら、摩天楼が見える毎日というのを実現させていたのです。
たったワンルームの部屋が1600ドルでした……だいたい貧乏なくせにマンハッタンに住むなんて身の程知らずな。
しかし、マンハッタンに住まなきゃアメリカに住む意味ないわ。アメリカのど田舎に住んでもしかたないわ!
そんな日々にアイン・ランドに出会ったのでございます。私の人生を変えた作家の小説The Fountainhead 『水源』に出会ったのです。47歳でした。
また話が逸れてる。かなり疲れてるな。
この仲蔵さんの人生は、落語や講談にもなってます。
松井今朝子さんの小説『仲蔵狂乱』に描かれていた仲蔵イジメが、凄くてねええ……
いくら私でも、ここで書けないですよ、そのイジメは。
日本人だって、十分に卑しいことやるんだよ。
抑圧され虐げられた人々の悪意と嫉妬の、ドス黒さよ。
中村仲蔵の口伝の自伝もあるけど、それはもう高価な本だし、江戸期の口伝なんか読めないよ、私は。だから、読んでないです。
国文科のある大学の短大部に勤務してたから、探せば図書館にあったかもしれない。
でも、仲蔵さんを知ったのは、そこを退職した後だったから。
NHKのTVドラマ版の方は、中村仲蔵に関する小説や自伝をもとに構成したオリジナルですが、イジメの描写は生温いです。
これは、TVではできない……
小説に描かれていたイジメを受けたら、死にたくもなったと思うわ……
ともかく、TV版は、脚本良し、セット良し、キャスティング良し、役者みんな素晴らしく良しの素晴らしいドラマだったですよ。
私って語彙が貧しいな。
前編に登場したんで目立ち度が薄かったけれども、仲蔵さんに惚れ込み、自宅の屋敷内に「囲う」ゲイの豪商を演じた谷原章介さんの演技が色っぽくて怪しくて、面白かった。

谷原章介さん、新境地だな。
ゲイの豪商が男性の愛人を自宅に住まわせて、夜伽させるってことあったんですねえ!!
いやあ、すごい。その豪商のお屋敷の使用人たちは、どんな目で見てたんだろうか、その主人と愛人ちゃんを。
妻妾同居ってのは普通にあっただろうけれどね。
夫と妻のレズビアンの愛人同居もありえるな。
夫と妻の男性の愛人同居は、日本でも作家の岡本かの子の例がある。
「芸術は爆発だ!」の岡本太郎さんのお母さんね。
最近にお亡くなりになった瀬戸内寂聴さんの『かの子繚乱』を読んでね!1974年の小説です。
瀬戸内寂聴さんの作品では、これが一番好きだなあ。
かの子さん、サイコパスでメチャクチャだもん。

甲斐性がある人は、何人でも面倒見ればよろし。
まあ、別にいいよね、うん。いいね。みんな仲良く暮らせばよろし。
私の母方の祖母は、夫(私の母方の祖父)が無茶苦茶な人で、金もないし、家も広くもなかったのに、奇妙な甲斐性があった。
なんかいつも居候がいた。その居候の滞在期間は数ヶ月から長くて数年。
変なおばあさんが住んでるから、「誰?」と訊ねたら、「親戚。お嫁さんと上手くいってなくて」という答えだった。
知らない若い女の人が住んでて、「誰?」と訊ねたら、「親戚。行くところなくて」だった。
私の父親の異母妹も一時期そこに住んでた。
その叔母は祖母が持ってきた縁談で結婚した。
父と母方の祖母は仲が悪かった。なんで父の1番下の妹が祖母の家に住んでたのか今でも謎だ。その理由を聞いて答えてくれる人々は、みな亡くなって久しい。
って、何の話か。
変な嫌なニュースばかりの2021年暮れですが、良きこともいっぱい起きてます。
あ、今日は『日本沈没』最終回だな。2時間スペシャル回だって。
だけど、ほんとに温暖化ってあるのかな。カーボン・ニュートラル?
日本の自動車会社の内燃機関に勝てないので電気自動車なんて…欧米の「ルール勝手に変えます癖」の口実なんじゃないの。
電気どーするの。原子力発電しかないのに、原発止めていて、電気どーするの。小型原子炉で大丈夫なの?
さて、数日は、「食うことの好きなTV見てるおばあちゃん」を、のんびりやります。