#571 2/2/2022 忙しいので昨日と今日に読んだ本の紹介だけです

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本日は2022年2月2日水曜日です。

もう2月ですよおお〜〜今日は、Ayn Rand (1905-82)の誕生日です。

本Blog更新が滞っています。忙しいです、すみません。

書きたいことはいっぱいあるのに、体力がないのです。

脳だって筋肉だもんね。体力ないと脳も動かないし、キーボードに触れる指先も動かないのですよ。

で、体力ないと、家事と読書だけして、あとは何もしないという状態になるのです。

酷い時は廃人です。寝てるだけです。

で、今日は本の紹介だけです。

まず、根尾知史(ねお・ともし)氏の『政府が狙う!あなたの個人資産を何があっても守り抜け!』(秀和システム、2022)です。

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監修が副島隆彦氏ですから、根尾さんは副島先生のお弟子さんです。アメリカの大学で経営学修士や国際関係学修士を取得後、国内の外資系にお勤めになり、その後独立して起業なさいました。

20年くらい前から、日本の富裕層が、主に香港とかタイとかマレーシアとかフィリピンとかで個人名義や法人名義の銀行口座を開くアシストなどのサービスを始めていた方です。

副島氏の金融セミナーに来る富裕層さん(金融資産1億から十数億ぐらいの)の海外不動産物件見学ツアーを企画したり。

今は海外に進出をする日本企業のコンサルティングもなさっている。

副島先生のお弟子さんの中では、数少ないタイプの方です。現場のビジネスを歩き回ってきている方です。

副島先生のお弟子さんには珍しくダンディであります。ピシッとスーツを着こなしておられます。まあ、ダサくては国際ビジネスの世界では馬鹿にされるでしょうが。

根尾さんは、副島先生のところのお弟子さんたちの論集には何度も寄稿なさってきましたが、単著はこれが初めてです。

副島先生は、私の理解を超える無茶苦茶な方ですが、すごいなあ!と思うのは、お弟子さんたちを叱咤激励して、確実に本を書かせて出版させる、出版社に紹介する、ということを重ねてきたという点です。

これ、できないことです。著述業の方々も自分のことだけで精一杯だからさ。

何人のお弟子さんが、副島先生のおかげで自分の書籍なり自分の翻訳本を出版してきたことでしょうか。ザッと指折ると……10人は確実にいます。

私も、アイン・ランドの小説やエッセイ集の翻訳の出版について大変にお世話になりました。

アイン・ランドに出逢えたこと自体が、副島先生のご著書『世界覇権国アメリカを動かす政治家と知識人たち』(講談社、1999)のおかげだったのです。

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以下は、Amazonのレヴューに書いた私の書評文の転載です。

(転載はじめ)

5つ星のうち5.0

資産保全本を超え、サイバースパイとしての「中央銀行デジタル通貨体制」抵抗本へ

非常に面白く一気に読んだ!守るべき個人資産などない無産階級の私でも大いに勉強になりました!

著者は、アメリカの大学で経営学修士号や国際関係学修士号を取得して、今は個人の金融資産を海外の銀行に移すことをアシストしたり、企業の海外(主として東南アジア地域)進出のコンサルティングをする会社の若き経営者であり、現地情報も新しく生々しい。

本書は、税金を取ることしか脳のない政府や国際動乱に備えた個人資産の保全方法を、信用できる金庫保管庫企業の紹介のレベルから教えてくれる。銀行の貸金庫はダメなんですよ。

海外での金の購入保全方法や国内での金購入方法や、個人名義で海外で銀行口座を開くのに必要だった英語の壁がネットの発展による翻訳ソフトの向上により消えたことなど、東南アジア諸国での居住法など、情報は具体的である。

資産が数億から数十億円ぐらいの普通の富裕層の脱税には実にうるさいのに、英国王室などの超富裕層の脱税や隠し資産(タックスヘイブンにある)の問題はスルーされる状況から見て、各国政府は超富裕層への課税はできない、する気なし。

ならば小金持ちと庶民から搾り取るしかない。まさに搾取だ。ときどき報道されてタックスヘイブンの顧客名簿が流出されるが、それは貧民向けのガス抜きなんで。

本書の射程は、個人資産の保全方法を超えて、近未来に必ず実現する「NWOによる世界中央銀行デジタル通貨」の影響についてまで広がる。これが実行されれば個人のプライバシーは消える。自由な経済活動が潰される。完璧なる超監視管理システムが完成する。

となると、「世界中央銀行デジタル通貨体制」完了したら、個人の資産防衛も無効になる?

デジタル通貨を担保するのは何?ひょっとして中国をはじめとして各国が保有にやっきとなっているゴールド? 各国の所有するゴールドの量に応じてデジタル通貨があてがわれる?

日本みたいにゴールドの保有量が少ないとどうなる?政府は国民の保持するゴールドを強制的に供出させる? 実質は金本位制になるの?

うーん、この世界は、世界を支配する人々と、彼らの指図で動きつつ保身する各国の指導者や最高官僚と、収奪されてたまるかと戦う人々の闘争だ。無産階級の私は、それを見物します。

(転載おわり)

次に紹介するのは、現在、放映中の月曜日午後10時からのTVドラマ「ドクターホワイト」の原作本である樹林 伸(きばやし・しん)氏の『ドクターホワイト』(角川文庫)です。

ドラマのヒロインである天才的な(医師免許を持たない、医学部も出ていない)診断医の雪村白夜(びゃくや)を、浜辺美波(はまべ・みなみ)ちゃんが演じています。

この女優さんは、いまどきの芸能界では珍しいくらいの真正正統派美女ですね。

すっごい美人ですねえ!

でもって、この小説のヒロインを演じることができるのは、今の日本の若い女優さんの中では、彼女だけでしょう。

作者の樹林伸さんは、数々のペンネームで、漫画の原作や脚本や小説を書いてきた方です。お姉さんとの共作も多いそうです。

その樹林伸さんが、医療小説に挑戦です。すっごく面白いです。

三部作です。「千里眼のカルテ」と「神の診断」と「心の臨床」です。

全部を読むと、そこそこ素人でも医療の勉強になります。

私は全部読んだので、もうTVドラマ版は見ません。TVドラマにすると、どうしても、ダレるんですよね。

無駄なシーンや台詞が多くなる。1.5倍速にしてもかったるい。

登場人物のひとりの内科女医がロングヘアを縛りもせずにザンバラしているのも、不潔だなあと気になる。

衛生を考えたら、シェフとかドクターとかナースならば、男女問わず、LGBT問わず、スキンヘッドでもいいわ!

寒いかな?

3冊全部読んでくださいね!

最初の2冊は、Kindle unlimitedで無料で読めます。無料で読める本は大好き。月額会費は980円ですが、月に2冊読めば絶対に元がとれる。

特に2作目の「神の診断」はおすすめです。

がん治療の最先端が書かれています。小説形式ですので、非常にわかりやすいです。

途中、登場人物のカンナさんが妊娠してたはずなのに、赤ちゃんが体内から消えちゃったあたりからが、癌の話になります。

おすすめです。

癌患者の方、大事な人が癌患者の方などに、強くおすすめいたします。

私も、じっくりと読んだぞ。医療啓蒙情報小説としての『ドクターホワイト』を!

美貌のヒロインの素性に関しては、勘のいい人はすぐにわかると思いますけどね。

スッパスッパと快刀乱麻を断つごとく、権威ある医師たちの「誤診」を暴いてゆくヒロインに惚れ惚れします。

「それ、誤診です」

大門未知子の「私、失敗しないので」に続く名文句!

そういえば、私って医療ドラマや映画ってすっごい好きだなあ。

2005年に人生最初で最後の「霊能者さんの鑑定受けました」体験をしたときに、その女性霊能者さんから「気質としては外科医に向いてたのに、もっと勉強すれば良かったですね」と言われました。

勉強しても無理に決まってるわい!

でも、わりと好きなんかしらね、人間の身体のぶっ壊れてる部分の修繕作業が。

患者の摘便はできそうもない……

ほんと、医薬業界もお金儲けだけしたいことは、やまやまでしょうが、そろそろ癌ぐらい「毒物抗がん剤」投与なしで、治せるようになってよ。

細胞再生医療はどうなったんよ!?

STAP細胞はあります!って、どうなったんよ?!?

漢方でも食餌療法でも何でも試みてよ!代替医療も試みてよ!

ロックフェラーの石油産業のゴミで副作用ばっかりの医薬品を作ってないでさあ。

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