本日は2022年4月8日金曜日です。
更新が滞っています。いろいろしているのですが、何か落ち着かずドタバタしております。
でも、いろいろ書きたいことあるので、これからはもっと更新します。
4月6日の晩にFacebook友達のおひとりから、この動画を流してみるといいとお医者さんから教えてもらいましたというメッセージをいただいた。
お医者さんから送られた動画が不動明王の真言とは。
無料でできることなら、薦められると何でもしてみる私は、寝床に入って、この動画を流した。
そしたら、いつの間にかストンと眠ってしまったらしい。
すっごいイビキをかいて眠っていたと、夫が言ってた。
翌日4月6日の目覚めの爽やかさよ。
深く深く眠った後の快感。
そしたら、3月末でめでたく定年退職して無職となり、無職状態に慣れぬままにやたら外出したがる夫が、「海を見に行こう!」と提案した。
68歳の夫が69歳の私に、そんなこと言っても、なんもロマンチックではない。
しかし、天気もいいことだし、珍しく爽やかに目覚めたのだから、「愛知県のワイキキ」である「内海」(うつみ)にドライブに出かけた。
ワイキキとは似ても似つかぬ生活感あふれた海辺の内海へ。
名古屋から知多半島を南下して、太平洋に面する知多半島の先端を回り、ちょっと北上すると伊勢湾に面した内海海水浴場がある。
1980年代の景気の良い頃は、海辺にリゾートマンションがいくつも建てられ、スペイン風というか地中海風のカフェやレストランやホテルも林立し始めていたが、1980年代終わりにバブルは弾けた。
今では、かなり寂れてしまった内海だが、歳をとるとね、その寂れ具合がいいのよ。人生を感じるのよ。時の移ろいと浮世の儚さを感じるのよ。
内海の海を見に来たのは5年前だった。私が最後の勤務先を退職した2017年の春のことだった。
あれから5年か。いろいろあったな……
海岸道路沿いにある有料駐車場(何時間でも500円)に駐車して、そこのオーナーの私と同世代らしき奥さんと話す。
奥さんによると、毎年夏になると海水浴客でいっぱいになったものだが、2020年からのコロナ危機で夏にも客は来ないまま、サーフィンする少数の若者たちが浜辺に集まるだけで、商売はずっと上がったりだそうだ。
トンビが浜辺に打ち上げられた魚だか鳥だかの死体を啄んでいたが、不味かったらしく、飛び去ってしまった。
二羽のカラスが遊びながら、イチャつきながら飛んでた。遊びを知っているカラスは賢い。
はぐれものらしきサギがヨタヨタと浜辺を歩いていた。
そんな風景をボケッと歩く老夫婦。



知多半島の海の話はさておき、ビックリしたことは、この種の邪気を払う不動明王の真言とかの類のYouTube動画が非常に多いこと!
生霊外しや癌細胞滅却や、強運になるための祝詞やお経や密教の真言の動画の多さよ!
YouTubeって、何でもあるねええ!
以下の動画はこれはお経です。
以下の動画は宗教の詰め合わせみたい。神道の祝詞から、密教の真言から、サンスクリットかチベットかコーランか何かどこの国の言葉かわからないような祈りまで揃えた長時間動画です。
霊能者による生霊を除霊するサイキックパワー送信動画もある。
この霊能者さんの柳生忠司さんは、著書も出しておられる。

生霊(いきりょう)ってのは、あるんだろうなあ。
社会で働き多くの人々の間で生きていると、他人の悪意や敵意を受けてしまうことがある。
自分だって、意識せずに、マイナスの感情を他人に放っているかもしれない。
嫉み僻みは人間につきもの。
それの激しい強いものが念となり、相手を攻撃するのだろう。
普通の社会生活でも、どうしてもそういうことは起きるのだから、ハッキリと他人からの恨みを買うようなことはしてはいけない。
それやると、「エビゾーさん」になるよ。
私自身、かつて英米文学研究者の真似事をしているときに、送られてき学会のプログラムをめくっていたりすると、なにゆえかドヨンと身体が重く感じるような時があった。
それは、私自身が発表したり、シンポジウムの講師をすることが掲載されているプログラムをめくっている時だった。
名古屋から出て東京か大阪で職場を得たかった私は、40代から50代にかけて、ガンガン学会発表をしていたから。
そんな時は、「ああ、また、こいつ発表しやがって、馬鹿が生意気な」と思ってる人が私に邪気を飛ばしてるなあ、と思ったものだった。
ある女性の友人の厚かましい依存性に嫌気がさして、その友人との関係を絶ったときには、手首がやけに痛かった。
あとでオカルト本を読んだら、それは生霊の仕業だと書いてあった。
手首以外にも、肩が痛くなったりしますね。心臓が痛くなったりもします。
やって来た生霊の顔が思い浮かび、誰か特定できたら、名前を呼んで、「すみません。私は何もして差し上げることができません。お引き取りください」と言えばいい。
そうすると、確かに、べったりとつきまとう何かの気配は少し経つと消える。これ、ほんとよん。
生霊を発している人間が特定できない場合は、先ほどの柳生さんの動画とか、生霊外し邪気払いの真言やお経の動画が効果があるかもしれない。
生霊で苦しんだ体験談を書いた電子ブックもありました。KindleUnlimitedなら無料で読めます。面白かったですよ。

しかし、インターネットの動画からでも、呪い外しの呪文は効果があるんだ!
じゃあ、反対にインターネットの動画によって、呪いをかけることだってできる。
こわ。
最近視聴したNetflixの韓国ドラマの『謗法(ほうぼう)』ってのが、すっごく面白くかった。
邪鬼が憑依した男はIT会社の社長になり、「呪いの森」っていうアプリを開発する。そこに、人々が嫌いな上司や友人や同僚や元彼とか元彼女について写真つきで投稿する。
で、そこで特にこいつは呪い殺さねばと選ばれた人間たちをまとめて呪殺する儀式が行われることになる。
その導師として、日本から呪殺のプロである密教の僧侶が韓国にやって来る。呪殺はもともと半島にはなかったという設定です。悪いことは日本から伝えられたということになってる。
その儀式を阻止しようとする女子高校生のサイキック巫女さんの死闘。彼女を助ける女性新聞記者。
この記者さんを演じるのが、若き頃の「中野良子さん」をもっと美人にしたみたいな女優さんです。
彼女の夫の警察官を、「大沢たかおさん」をちょっとだけ不細工にした感じの俳優さんが演じます。
この女性記者にパワハラする上司を女子高校生サイキック巫女さんが呪殺しますが、その殺害方法がすごい。
見てみてね!
あの殺害方法は、日本映画の『モンスター』(山田孝之さん主演)から、ちょっとだけヒントを得たんじゃないか。自分で自分の首の骨を折るって……

最先端のインターネット技術と呪い殺すという霊力が合体したドラマ展開。
『リング』の貞子は、テレビのディスプレイから這い出てきたけど、21世紀の悪霊はインターネットでやって来る。
この霊とインターネットの組み合わせは、ヨーロッパの連続ドラマにもあった。『UNIT 42』だ。
ブリュッセルを舞台にしたサイバー犯罪対策課を舞台にしたもの。
ブリュッセルってどこだっけ?ベルギーだな。フランス語をしゃべってたよ。
今のヨーロッパというか北欧も大変そう。

このドラマは、まだ全部見終わっていないのだけれども、インターネットを使った犯罪を警察に採用された女性ハッカーが、奥さんを亡くして3人の子どもを育てている上司のサムたちと協力して事件を解決して行く過程が面白い。
興味深いのは、この上司のサムにしろ、女性ハッカーにしろ、愛する人を亡くしているのだけれども、その死者たちは、いつも彼や彼女のそばにいる。
彼や彼女には見えないだけ。
死者たちは何もしない。ただ、そばで生きている人間を見つめている。心配そうに悲しげに、しかし静かに諦めたように見つめている。
私の両親も、あのように黙ってそばで私を眺めてくれているのだろうか。
第1回目の殺人事件の被害者の女性たちに共通しているのは、あるインターネットプロバイダーの会社のカスタマーセンターに電話をかけたということ。
そのカスタマーセンターのある男性従業員は、カスタマーに相談されるとパスワードを聞き出し、彼女たちの端末のカメラを使って、彼女たちの生活を覗き込む。
パスワードなんて訊かれても答えちゃダメだってええ。
この犯人の男性は歪んだマザコンの孤独な変態。
みなさん、ちゃんと使っていない時のPCのカメラに付箋などを貼りつけていますよね? 覗かれている可能性ありですからね!
サイバー犯罪対策班は、危機一髪で3番目の殺人事件を防ぐことができたのだけれども、その事件未遂現場に、前に殺害され全裸で放置された女性被害者たちが、「良かったあ!犯人が逮捕されたあ!」と微笑を浮かべて立っている。衣類は身につけてます。はい。
死者たちは何もできない。ただ見守るだけ。
でも、そばにいる。
このドラマは、インターネットを駆使した操作と死者たちを描く。
うーん、これはどういうこと?
インターネットの悪霊生霊払いの呪文系動画の多さ。
インターネットのアプリから発せられる呪いのエネルギーを題材にした韓国のドラマ。
インターネットのサイバー犯罪と幽霊たちの異質の共存を描いたベルギーのドラマ。
霊も電波で波動。
インターネットも電波で波動。
霊とインターネットは相性がいいのだろうか。
いつか、科学技術がもっともっと発達したら、死者たちの波動の周波数をとらえることができ、死者たちと私たちはオンラインで語り合うことができるのだろうか。
そうなったらいいなあ。
しかし、まあ、最近の日本経済新聞のあからさまなDSぶり。
ほんとは読みたくもないけど、世界経済フォーラムをはじめとするDSやアメリカの軍産複合体が、どの方向に世界を引きずって行きたいのか、それを毎日確認するために、ザザザと読む。
あ、こんな本も最近出版されました。面白いですよ……
副島隆彦氏の映画批評本によって、ハリウッド映画の政治プロパガンダ性については常識となりましたが、念のためにこれも読みましょう。
まあ、最近のハリウッド映画って、ほんとつまらんけどね。まあ、俳優たちも、DS側につかないと仕事が来ないから、しかたないよね。

こんばんは。
ご無沙汰しております。
かよこ先生、また面白そうなドラマをたくさんご覧になっていますね。読書量もさすがの多さです。私も読むのは早い方ですが、最近電車で移動することが減り、なかなか思うように読めなくなりました。
ドラマ「UNIT42」のただ霊がじっと見ているというお話で、「ラブリーボーン」という映画を思い出しました。
映画自体はかよこ先生のお好みではないかもしれないのですが、まだ14歳(だったと思います)のシアーシャ・ローナンが主演しております。こんなに綺麗な少女がこの世にいるのか!?と私はこの映画を見て思いました。ペドフィリアに殺害された少女の役です。彼女は亡くなった後、ずっと家族を天国から見ています。でも、彼女がいなくなったあとぼろぼろになる家族に何もすることができないのです。やはり彼女もただ見ているだけしかできない。実際はそんなもんなんだと思います。
あと加瀬亮が死んだ特攻隊の霊の役で出演している「永遠の僕たち」も個人的にはオススメです。彼は英語が堪能なんですよね。
話は変わりますが、私の会社の同僚の友人に神主さんがいて、お祓いもなさるそうです。
いちばん厄介なのは、生き霊なんだそうですよ。
やはり生きている人間がいちばん怖いんですね。
私は睡眠障害持ちなのですが、これも霊障なんでしょうか。不動明王を見てから寝ます。
おやすみなさい。
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コトリさま
コメントありがとうございます。「「ラブリーボーン」は見たことあります。あの女の子好きなんです。一番最近の若草物語の映画化で、ジョーの役を演じていますね。ほんとに綺麗ですよね。名前が覚えにくいけど。
あの犯人がさほど悲惨な死に方しなかったので、むかつきました。
加瀬さんのは知らないので、amazon primeで見てみます。
そうですかあ、神主さんが生霊が厄介と。
モテる人は体調や精神が不安定でしょうねえ。もてるって、生霊べったりですもん。芸能人は大変です。
睡眠障害は私もそうです。勤務時代は困りました。でもまあ、数時間眠れば仕事はできるし、徹夜でも何とかなるし。気にしないでいるしかなかったです。
おからだ大切に。
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