本日は2022年9月28日水曜日です。
今日はひたすらひたすら眠っていました。
朝に起き上がることができなかったのです。めまいが酷くて。
なんとか起きてお白湯飲んでヤクルトのナンタラ飲料を飲んでたら、吐き気がして、なんも食べていないのに嘔吐。
しかたないので、またベッドに戻る。
目覚めたら夜の7時半過ぎ。
夫が「あんまり静かに寝てるから、死んでいるかもしれないと数回見に行ったけど、生きてた」と言いました。
夕ご飯は夫制作。
ジャコおろし大好き。大根おろしとジャコとご飯あれば最低必要栄養素は摂取できますね。お味噌汁は最高。お味噌汁だけでいいのになあ。

本日9月28日は、「馬鹿ブス貧乏本」第三弾の校了日でした。
ホッとしたのかなあ?
校了日ってのは、原稿の4回にわたる校正も完了し、装丁も決まり、あとは印刷するだけっていう状態に至ることです。
もう推薦文を書いてくださった作家の方のお名前も公表します。
ジャーン!
『池袋ウエストゲートパーク』シリーズで知られる石田衣良さんです!

石田衣良さんは多作の人気作家さんですが、私はI.W.G.Pシリーズ(ただいま18冊目)が好きです。
あの作品はね、TV化もすっごく面白かったけれども、やっぱり原作の小説がいいのよん。
私なんて池袋って一回ぐらいしか行ったことないけど、それも立教大学で学会の発表があったから行っただけで、なんも知らない。
でも、池袋西口公園だけは何度も行ったような気がしてる。
あの小説は、20世紀末からの日本の変化、日本人の変化、世相の池袋定点観測記録でもある。
作家ですからね、文章の質がぜんぜん違います。
私は論文やエッセイはかろうじて書けても小説は書けないなあと思うのは、ほんとうの文章力がないから。描写力がないから。観察力も想像力もないけど。
優れた小説家ってのは、ほんとにすごいと思う。その石田衣良さんに推薦文をいただけて良かった!ありがたいです。光栄です。
石田衣良さん、ありがとうございました!

以下はFacebookに投稿された編集者の鈴木康成氏のおことばです。勝手に転載させていただきます。
(転載はじめ)
I.W.G.P『池袋ウエストゲートパーク』作家
石田衣良さん激賞
『ニッポンに王子様はもういない。
愛も性もゼイタク品となった
時代をサバイブする、
すべての女性が読むべき
激辛にして、効果抜群の
ワクチン本だ。』
◆性的退却を憂えるのは男性ばかり!!
◆「働く中年女性のための社交クラブ」を設立したかった私
◆直接的に他者の身体に触れてこそ他者をリアルに感じる
◆女性差別社会では男性も不幸必至
◆女性の男性嫌悪を増大させる性犯罪に甘い日本
◆女性が貧乏だからこそ女性に相手にしてもらえる男性
◆若者の性的退却の元凶は貧乏という説
◆性欲の強さは恥じるようなことじゃない
◆男性の性欲はどうしようもないという説は迷信かもしれない
◆女性専用風俗が受容されるようになった理由
◆主体的に妊娠と出産に関わる女性たち
◆高齢だからこそ性交にこだわらず性を追求する
etc.
藤森かよこさんの最新刊は、やっぱり、破壊力抜群の面白さであります。
10月22日配本。24日Amazon発売。
藤森さんとの本作りは、いつもですが、非常に楽しい。当初、全原稿をいただき、非常に楽しく拝読し、初校を出し、よしっ、ゲラ校正だ!とあらためて襟を正していたところ、数日すると、原稿を全部書き直したいんです!と藤森さんから連絡が・・・。
初校ゲラを読まれているうちに、「内容に自分が納得いかないんです!」と。刊行スケジュールも決まっていましたから、一瞬、うっ!といきそうになりましたが必死に寸止めしました。
でも頭の中はすでに、カウパー氏も驚くほどのドーパミン汁が溢れ出てしまっていた。KAIKAN 愛と性の本だけに。しかし、これはとことんお付き合いすればもっと面白くなるぞ、と。
それから数ヶ月があっという間に経ちます。最後の最後まで悩むことばかりです。カバーの色は校了直前にひっくり返りました。これは藤森さんも私も納得のうえでなのですが。「あんまり激しいびかびかのショッキングピンクだと女性はちょっと買いにくいです・・・」。社内女性の一言でした。その声が次第に広がり、って女子ふたりですが。明日校了という段階でしたが、考え込んでしまったのです。
カバー色変更までの藤森さんとの鬼気迫る、金箔の、緊縛の、いや緊迫のやり取り(というのは冗談で)も最高でした。愛と性の本だけに。ということで、藤森さん、そしてスタッフの皆様のおかげでようやく校了。宣伝販促の戦闘平常心モードに入っていきたいと思います・・・
※実際のカバーの色は、とっても上品な、しっかしビッカビカの蛍光ピンクです。でもとっても上品な。デザイナーの大谷昌稔さん、ありがとうございましたー!イラストは、今回も伊藤ハムスターさん。とっても可愛いブスちゃんイラストです。
(転載おわり)
才能のある人は、いくらでも書ける。私のような非才な人間は、いろいろリサーチして、無能な頭から文章を絞り出して、何度も何度も書き直して、いろんな方々に助けていただいて、一冊の書籍を作ります。
せめて、ギリギリ採算が取れて、利益が出版社に出るくらいの3000冊は売れますよう、ご協力くださるようお願いいたします。
値段を1000円以下に安くすると、1万冊売れないと利益が出ません。税込み1760円ならば、3000冊で利益がギリギリ出ます。
一冊1000円で1万冊を印刷しても、6割は返品です。
安くすれば売れるってものじゃない。
読まない人は、価格が1000円以下でも買いませんし読みません。
化粧品の美容液には躊躇いもなく1万円を出しても、書籍の1万円は無茶苦茶に法外に高いと思う。私だって、そう思う。
しかし、ほんとうは書籍は法外に安いです。
いい書物は、知識が増えるだけでなく、心を解放します。思考の枠をとっぱらってくれます。
私の新作、10月24日前後に店頭に並んだら、よろしく立ち読みしてやってください……そのままレジに向かってください……すみません。
楽しみ〜!
ソロ活と言う言葉が女性だけではなく男性にも使われているこのご時世。
今回の本もどれだけ私の目から鱗が落ちて来るのか?ワクワクです。
呟き界の『離婚太郎』さんは『水源』の“ハワード・ローク 建築家”宛の小切手をロークが受け取った場面を読んでいらっしゃるようです。
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あん様
コメントありがとうございます。いやあ、私は心配です。私の年齢と状況から、世の中のリアリティからずれているかもしれないという心配があります。こんなの、しょうもないと思われるかも。
あ、離婚太郎さん、そこまで行きましたか。ならば、読了できます!もう、あの場面なんか、ほんと嬉しかったなあ!でも、ロークはもっと苦労するんです…
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藤森先生、はじめまして。
以前、こちらのブログにわたくしの先生の高著に対するAmazonレビューを画像で載せていただいたものです。
新作ほんとうに楽しみにしておりました。
これまでは電子書籍で買い求めてましたが、紙媒体にするか、電子にするか迷い中です。どちらにしろ購入し拝読させていただきます。
目次の、働く中年女性の社交サロンをつくりたかった、のくだりだけでワクワクしました。わたしも常々そう思っていました。
とにかくAmazonに予約しなくては。
こちらのブログも引き続き拝見させていただきますね。
(Twitterもこっそりイイネを押して去っていましたが、がまんできずにこちらに現れてしまいました)
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甘党さま
コメントありがとうございます。そうでしたか!レヴューありがとうございました!
校了はすみましたが、内容はツッコミどころいっぱいで、矛盾もしています。まあ、矛盾してるが科学理論じゃないのだから、このまんまでいいだろうと、敢えてそのままです。
できましたら、今回もご高評お願いいたします。批判でいいです。はい。
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こんばんは
一度寝て…起きたらブログにヒットしました。予約済みですので楽しみで仕方ありません。
表紙の色もピンク良いですね。内容もピンクや紫の気がします。藤森さんが、書かれる性についての考察ワクワクします。編集の方がハラハラドキドキされながら…1番のファンとして期待なさってた姿が目に浮かぶようで私も嬉しくなりました。
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Kさま
コメントありがとうございます。ご予約をありがとうございます。
いえいえ、よく知りもしないことについて書いてしまって、大丈夫かと思っています。
ともかくこの分野はすごいんで……
今から心臓に悪いです。どう批判されても、まあ書いちゃったものはしかたないなあ、という感じです。
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先生!新刊の予約をしました!ほんとうに楽しみです。発売後すぐに私と取材担当の編集の方で読んでから、先生にあらためて取材をお願いします。石田衣良さん帯もグッドです。(私もIWGP好きです。でもドラマです。小説も読んでみます。)きっと売れると思います。性事情は大事です。石枕でぐっすりお休みください。石田衣良に石枕……先生は石に縁が……?
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七尾びび様
コメントありがとうございます。拙著のご予約もありがとうございます。うーん、読んで、こんなんダメと思われたら、どうしよう…
あの、gmailにメッセージします。お読みいただけますか?
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