本日は2022年10月29日の土曜日です。
24日の月曜日以来、またチョコチョコと断捨離を始めています。そんなことしている暇は、ほんとはないのでありますが。
しかし、寝床でKindleでこの本を読んでしまって、ついつい。
いつのまにか、開運YouTuberさんたちの動画がいっぱいですねえ!で、読んでしまった櫻場露樹さんの開運シリーズのうちの全捨離版。

断捨離じゃないのです。
全捨離なのです。悩むな、使ってないのならば、全部捨てろ!なのです。
2017年に退職して、名古屋に帰ってから、随分と断捨離したつもりでしたが、不徹底でした。
あれから5年経過。いろいろいろいろありました。で、また狭い自宅に物がいっぱいとなりました。災害用の備蓄もありますし。
今回は、衣類は思い切ってかなりを断捨離。
これで福山勤務時代に着ていたものは、全て消えることになります。せいせいしたぜい!
書籍は随時段ボール箱に1箱ずつぐらいはマメに処分していますが、もっと処分します。
本というのは入手したら、すぐに読まないと、入手したことさえ忘れます。
積読は忘却なり。
いつか読むから、とりあえず買っておこうは危険。
しかし、なんですね。若い頃とは違うので、断捨離作業はくたびれます。
今日は衣類だけ。明日は書籍だけ。明後日は靴箱だけ。
と範囲を小さく決めても、消耗します。
寝込みます。ほんとに寝込むよ。
本日は、紙、書類ゴミの処分で、午前中が潰れました。
紙、書類の断捨離をしている私のあまりの手際の悪さに、夫が乗り出しました。
さんざん小言を言われても、さんざん馬鹿にされても、やってもらえるのは、ありがたい。
紙や書類の断捨離なんか簡単だと思ってたけど、どこからでも湧いてくるぞ、過去の亡霊が。
データがパソコンの中にあっても、紙に印刷しておかないと不安な私は、パワポ資料も紙で残していますが、これも処分。もう再利用もしないよ。
断捨離の成果は、もちろんあります。
「床面積」が広くなるのは、清々しいです。空間が浄められた感じ。
床に物を置いちゃいけないよね、ほんと。
祓ひたまへ、浄めたまへです。
成果の二つめは、徳島製粉の「金ちゃんねぎラーメン」6カップが潰れた段ボール箱から出現したことです。賞味期限は切れてますが、まだ食べること可能です。
紛失していたカットソーだのセーターだのワンピースだのアクセサリーだのも発見できました。
現金の紙幣は出てきませんでした。1円玉が10枚ほど入った小銭入れは発見できたのですが。
小銭は、重曹とクエン酸を混ぜた水に浸して、スポンジでこすれば、きれいになります。
奇妙なことに、断捨離中に、右手の薬指にはめていたお気に入りの銀細工の指輪が忽然と消えました。
私の指は骨太で関節は太くて、指輪が抜けるようなことはないのに。
これは、処分される物の霊の抵抗だったのでしょうか。厄落としでしょうか。
安い銀の指輪で良かった。
ゴールドやプラチナの指輪だと消えたら悔しいじゃないですか。いざとなれば換金できるし。
どんな死に方をするかは自分で選べないけれども、誰かが私の死後の後始末をしなければならない。それは確実。
せめて、そのどなたかが後始末しやすいように、まめに自宅内の物の処分はしておかないと。
ところで、無事に新刊の『馬鹿ブス貧乏な私たちが生きる新世界無秩序の愛と性』が発売となりました。
久しぶりに、KKベストセラーズのwebマガジンBEST T!MESにも、新刊の宣伝を兼ねて、拙著では書かなかったことについて言及しました。
馬鹿でブスで貧乏なあなたは、とりあえず特別な人をひとり確保しよう【藤森かよこ】

お気が向いたら、読んでやってください。
新刊拙著は、おかげさまで、すでに、Amazonのレヴューも5つ、いただいております。
レヴューしてくださった方々にお礼を申し上げます。ありがとうございます。
某出版社の編集者の方からは、新刊の拙著に関する感想もいただきました。
「男性に対しても、フェアに書かれている 」と。
そう、私はこう見えてもフェアなんよ。
男女問わず、まっとうな人もいればクズもいるのです。
まあ、私は、私生活でも職場でも、男性から酷い目にあったことはないからなあ。女性からも酷い目にあったことないし。
敵視されるほどブリリアントじゃないからね。誰にとっても脅威にならない私。
人間については、私はわりと用心深いから、それも酷い目に遭わなかった理由のひとつかも。
意地悪とか陰口とか軽い嫌がらせとかは何回もされたことあるし、軽い痴漢や変態との遭遇は経験しているけれども。
でも、これは人の世の中で生きているからしかたない。
人間存在は、根本的にろくなもんじゃないからさ。その程度の災難ですむのなら、運がいいよ。
私なんか不快なことがあると、自分が意識せずにやらかした罪や反則が蓄積された減点スコアが減ると思うことにしてるから。
とはいえ、ほんとに、私は、そこそこ運が良かったので、私怨というものを誰にも持ってない。嫌いな奴はいるけどね。けっこういるけどさ。
何の話か?
そうそう新刊の話です。
自分が書いた本が書店に並ぶのを見るのはいい気分です。たとえ、隅っこに置かれていても。
以下は名古屋駅前のジュンク堂です。女性向け人生論のコーナーっぽいです。

次は、兵庫県の紀伊國屋書店川西能勢店です。副島隆彦氏のお弟子さん報告でした。
平積みされております。そのうち一冊を、その方は「フェミニズム」の棚へ移動させてくださいました。
もう一冊を「思想」のコーナーに移動しておいてくださいました。
嬉しい。私も、もう一度名古屋駅前のジュンク堂に行って、そうしてこようかな。

次は博多の丸善です。
Facebook友だちのおひとりからの報告です。
右隣が鈴木涼美さんで、左隣が山田全自動さんです。さすが、博多はセンスがいい。


次は長野県の諏訪市の平安堂です。
こちらも、Facebook友だちの報告です。
佐藤愛子さんのエッセイの隣っていう点が、嬉しいです。光栄です。美人長命です。


次は静岡市の丸善ジュンク堂です。
Facebook友だちの方が、キラキラ光るアプリで送信してくださいました。
なんか、『メンタル強め美女白川さん』の隣という意味不明な並びです。
さしずめ、私の本は『メンタル弱めブス藤森さん』でしょうか。

次は紀伊國屋書店札幌店です。
エッセイ部門と文学部門にあったそうです。文学なんかな?


次は東京の紀伊國屋新宿店です。報告してくださった方は、副島隆彦氏の愛読者の方です。
なんと平積み三列です!すごい!
なんでかというと、これは石田衣良さんの推薦文のおかげなのです。この書店では、石田衣良さんの作品は非常に良く売れるそうです。
だから、石田衣良さんから推薦文をいただけた本ならば、そこそこ石田衣良ファンが購入するのではないかということで、いっぱい仕入れてくださったそうです。
石田衣良さん効果、すごい。
売れなかったら、どうしよう。

ここは、ジュンク堂書店池袋本店です。
どのジャンルに入れるべきか、書店の方がお悩みのようです。

ここは、丸善ジュンク堂の渋谷店です。
うーん、微妙というか微尿な感じのコーナーに置かれています。
『アロハで酒場へ』と『ボクのクソリプ奮闘記』の間です。
やはり、どこに置くべきか、書店員さんが迷った痕跡を感じます。残尿感といいますか。

次の写真は、三省堂池袋店の女性エッセイコーナーだそうです。
平積みです。でも売れてる雰囲気ではないなあ…..

報告してくださった方々へ。
ありがとうございます。各地の書店に流通していますね!
ちゃんと出版社に利益が出るくらいは売れて欲しいです。
印税というのはね、5000部初版を出すなら、一冊の価格の6%から10%に、初版部数を掛けただけのものが支払われます。売れっ子作家だと、15%とか20%とか、それ以上らしい。
全然売れなくても、それだけの印税が数ヶ月後に著者や訳者に支払われます。商業出版物の場合は。
だから最低3000部は売れないと出版社は利益なしです。
重版出来(じゅうはんしゅったい)されれば、プチ成功です。
せめて行きたや重版出来。
学術書だと、文部科学省とか大学とかから出版助成金が出ますが、印税は初版はなしです。500部売れればいいくらいなものです。
自費出版で、自分の研究書を出す研究者もけっこういます。
どっかの出版社が出してくれる研究者の本っていうのは、東大閥とか京大閥とかコネがあるとか、編集者にアカデミズムへの幻想があるっていう場合です。
編集者には、学者や作家のなり損ねが少なくないので、そういう人々はセンスが古いです。もうオワコンであることに時代的意義があると勘違いしています。
って、私はすぐに話が逸れる。
ともあれ、今年は印税なんて、Kindle本だけの少額だったから、私の収入は少ないので、来年は住民税が少なくてすむ。国民健康保険料も減るかなあ。
って、何を言ってるかわかりませんが。
ともかく、断捨離でくたびれたので、「今日もまた廃人のまま秋暮るる」でございます。
みなさま、お気が向いたら、拙著を読んでやってください。レヴューも書いてやってください。
「中身がなくてスカスカ」というようなレヴューには、ついつい邪気を式神にして放ってしまいますが、それも一興。ほほほ。
しかし、こんなご時世でも、本ってすっごく出版されてますね。
その中でピンクの表紙で戦う私が書いた本。健気だわん。
藤森さんこんにちは
もうご存知かもしれませんが、岡田斗司夫さんが今週の配信予定として
11/6の「秋の読書」特集において藤森さんの新著を取り上げると予告されました。
楽しみです。
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密かなファンさま
コメントありがとうございます。教えてくださって、ありがとうございます。
編集者の方がどこかで知らされたようで、あちらからもお知らせをいただきました。
でも、私は岡田斗司夫さんのゼミのアーカイブ年間会員なので、10月30日のゼミを視聴したんですが、「時間があったら紹介します」と言っておられて、ガッカリしました。
でも数秒くらいは、言及してくださるかな?できれば数分でもいいのですが。淡い期待をしております。
なんかビックリしました。
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