#605 12/2/2022 ブックガイドではなくエッセイを書けと言われた私

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本日は,2022年12月2日金曜日です。

ああああ2022年も、数週間で終わっちゃうよ。

いろいろなことが起きてます。

社会学者の宮台真司氏が重症を負わされたこととかも、暗い時代の到来を予感させて嫌な感じ。

加害者は身長180センチくらいの若い男性らしい。

どうせ国語力がなくて、宮台氏の著作を読んでも発言を聴いても、その意味がわからなくて、勝手に誤解誤読して、自分を馬鹿にしてる!と思い込んだクズだろう。

お若い頃の宮台氏の言動はさておき、最近の宮台氏の著作は非常に面白く勉強になる。その視野の広さや硬軟取り混ぜた各分野に関する博覧強記ぶりには感心するばかりだ。

いまや、日本の宝のひとつだぞ。クズの暴漢が軽薄に傷つけていい人物ではない。

クズには、それがわからない。

2022年は、エリザベス女王が亡くなり、江沢民が亡くなり、ジョージ・ソロスが亡くなったというデマもネット界に流れ、DSも世代交代で、ドタバタ分裂してる感じ。

疾風怒涛の時代ですねえ〜〜

故小室直樹さんは、「社会が悪くなるほど、人が輝く」と言ったそうです。

苦しい、ろくでもない時代で社会だからこそ、勇気があり愛情がある個人は勇気や愛を発揮せざるをえないので、人間が輝くのであります。

蛍のお尻程度の光さえ出せなくても、輝きたいものであります。

ところで、今日のBlog記事は,皆さんにとっては,どうでもいいような内容です。

ここ1ヶ月くらいの間に、私は複数の方々から、あるご助言をいただきました。

まず、夫から。夫はこう言いました。

「あなたも大学を退職して5年が過ぎたのだから、そろそろ学者みたいに、いちいち記述の根拠となるような文献に言及したり、出典を本文に書くようなことはやめたらどうなの?論文はそう書くしかないけどさあ、商業出版物なら、巻末に参考文献リストを載せておくだけでいいでしょう。だから、嫌味か皮肉か知らないけど、新手のガイドブック本って言われるんだよ」

次に、Facebook友だちの女性から言われました。

「TVドラマ化されるみたいな読みやすいエッセイを書いていただきたいです」

次に、取材してくださった主婦と生活者のwebマガジンであるfumfumu newsさんのライターの方と編集者の方から、次のようなご意見をいただきました。

「先生のBlogみたいなエッセイを書いていただきたいです。Blogの文章みたいなエッセイです。論文みたいな感じではなく。絶対にその方が面白いですよ」

それで、KKベストセラーズの編集者の鈴木康成さんに、事のついでに、こういうご意見をいただきましたとFacebookのDM(私は電話はしないしLINEは妹だけとしかしない)で伝えたところ、鈴木さんは、このように返信してくださいました。

「<もっとBlogで書いてるような調子で書く方がいい> このご指摘はたしかにそういう面はありますね。でも第2弾、第3弾では社会事象をもとにしたテーマの主張に対してその根拠だったり、エピソードを語らざるをえませんからね。どうしても扱ったテーマには必要な考察のしかたですからね。それが藤森さん独特の文体になっていて良いと思っています。一方、一般の女性読者には、ブログのようなライトでからっとした毒のある、でも無邪気で面白い感じの文体のほうが親しみが湧くのかもしれませんね」

あと、Facebookで、拙著について、役に立つことはなにも書いてないし、本の紹介してるだけで、あとは自分で考えろと読者に丸投げしてるという批判も受けた。

批判者は、匿名の身元不明の自称リバタリアンの男性らしきFacebook友だち(私はアクセプトした記憶がないが、何でも私は忘れるので、アクセプトしたのかも)だった。

「何も自分で作れず本を読むことしかしていない人間の書いたもの」という批判は、ごもっともです。

私もそう思いますので。

だから私は馬鹿でブスで貧乏なのですから。

だけれども、なんでそんな程度の本を、この人物は3冊も読んだんですかね?

この人は、わざわざ税立図書館に予約して読んだのだよね、拙著3冊を。

えらく暇な人だ。

馬鹿にしてる人間の書いた本など読む必要ないし、段落もないような読みにくい長文のダラダラした批判を投稿することもないのにね。

批判するなら、せめて買って読め。

他人の知的(私の場合はそう知的でもないが)生産物の所有権に考慮しないリバタリアンなんて変だろ。

ということで、私はこの人物をブロックした。

ということで、私は知った。

私は、自分で考えて書いたことではなく、他人の書いたものにヒントを得たものについては、出典を全部書いてしまうのだが、その書き方は読者からすると、読みづらいらしいと知った。

私自身は、いろんな本を読んでいて、この人の書いているこの記述は、おそらくあの人の書いたものに依拠しているなあ、でも出典を書いてないのはどうしてですかねえ?なんて疑問に思うことが多い。

この言葉はあの方の造語だけど、あの方の名前に言及しないのは、あの方が一介の物書きであって、東京大学教授ではないからなのか?とか思うことが多い。

とても高名な研究者がそういうパクリをしていることもある。

自分の意見と他人の意見の区別がつかないのですかねえ?

ある他人の知的生産物に影響を受けすぎると、まるで自分が考え出したかのような気持ちになるのは、わかる。

私自身、どこまでアイン・ランドの思想で、どこから私が思ったことなのか、区別がつかない。

どこまでニーチェの思想で、どこから私が思ったことなのか、区別がつかない。

ファンって、そういうもんよ。

影響を受けるってことは、そもそも影響を受けるだけの素地があるってことだ。

発想がある程度は似ているから影響を受けるのだ。

それでも、私としては他人の知的生産物の恩恵を受けた点については、きちんと書いておきたい。

だから、ついつい自分が参考にした書籍について本文中で私は言及してしまう。

私の下手な説明よりも、そっちを読んだほうが早いよと思い、詳しい内容紹介はしなかったりする。

でも、それは、前提を同じくする人々で成立する業界内の論文ではあたりまえのことだけれども、商業出版物のエッセイとしては欠点らしい。

先日、リアル書店に行って、女性向けのエッセイというコーナーに並んでいる本を何冊もザザザザと立ち読みしてみたら、確かに、そういう書き方が本流らしい。

正直言うと、集中立ち読み5分くらいで全部ザッと読めちゃう程度のエッセイって、なんなん?

そういうのがエッセイなの?

こんなんでカネとるって厚かましくない?

でも、面白ければいいのか。

Blogみたいな文章って、面白いかもしれないけど、しょせん無料で読める文章だから、脱力系もいいところだ。

そんなものに誰がカネ払うの?図書館で借りて読む気もないわ。

とも思うのだけれども、ラクに読めて面白ければいいのか。

読んでもらえないものは出版しても意味がないし、出版社にも申し訳ないし、印税も入らない。

書籍代と、複数の情報セミナー動画配信料など入れれば、年間100万円近くなるのだから、それらの費用は私の年金額では払えない。

預金は預金封鎖で消えるかもしれないが、夫に介護が必要になったら、私では十分にできないので、質の良い施設に入居してもらうか、ヘルパーさんとか訪問介護士さんをお願いするために、預金は使えないんだよ!

夫の癌が再発転移したら、保険適用診療以外の効果的な治療法も試すつもりなんだよ!

私の年金額は、女性としてはそこそこある方ではあるが、正規雇用の大学教員は31年間しかしていないので、趣味である情報収集に100万円もかける余裕はない。

情報なんてさ、それだけならゴミみたいなもので、漁ってもしかたない。じゃあ、書籍とか動画配信セミナー料金などに金をだすのをやめればいい。

でも、今のところの私は、そういうことが面白いのだからしかたない。ほんとは、もっと古典を読んでれば、カネいらないんだけどさ。

他には、物見遊山も社交も面白くないのだから、しかたない。

平凡な日常生活を送ることができるのは、ありがたいと思う。

あたりまえの普通の暮らしができるって、奇跡みたいなものだと思う。

だけど、それだけで面白いほど、私は浮世離れしていない。

根っからミーハーなんだから、しかたない。

ということで、次作は、ブックガイド風ではなく、ちゃんとエッセイを書いてみようと思う。

もっともっと自分の考えること思うことを前に出して書いてみようと思う。

ところで、『闇金ウシジマ君』ドラマ版も面白かったけれども、そのスピンドラマの『闇金サイハラさん』も面白いね。

原作の漫画には、若い女性の高利貸しなんて出てこなかったけど。

毎週水曜日の配信なので、水曜日の夜になると、いそいそと私はNetflixのサイトを開けて、ヒロインのサイハラアカネのサムネを探す。

サイハラさんを演じる高橋メアリージュンさん。

ハマり役だよ。カッコいい。男前だわあ。

日本のヒロインも変わってきたですねえ!

物の食べ方が無茶苦茶に汚いけど、それがチャーミングで凄みにもなってる金貸し業のおねえちゃんのサイハラさん。

周囲はクズばかりの半グレや暴力団崩れの男ばかり。

でも、そんな男たちの誰よりも男らしいサイハラさん。

いつも白いシャツと黒いパンツのサイハラさん。シンプルで機能優先のサイハラさん。

「お前すごいなあ」と、他人の努力や有能さについて率直に褒めるサイハラさん。

部下の村上(マキタスポーツさん演じてる)も面白くていい。

あと、いろいろ紹介したい本もあるのですが、次の機会にいたします。

今年2022年は、私にとってはハードな年でありまして、そのハードさは大晦日まで続くのでありますよ…

お正月は、きっと半分死んでいるだろうな……

4件のコメント

  1. 先生こんにちは。
    いま副島先生のサイトを覗きにいったら、藤森先生のご本を大プッシュされてましたね。副島先生の褒め方が「女なんか嫌いだけど、がんばれ、女なんか低俗だから嫌いだけど」みたいな感じでウケました。
    またまたー!素直じゃないーって突っ込みたかったです。わたしはあれを賢い方特有の照れの産物だと見てますが。上野千鶴子さんを突き抜けろ!なんてとんでもない賛美ですよね😂
    藤森先生が次に書かれるのはエッセイなんですかね!楽しみです。必ず読ませていただきますね。
    エッセイということは、佐藤愛子さんや曽野綾子さんあたりをぶち抜け!になるんでしょうか。フェミ寄り路線だと誰だ?思い付かないや。まさかのほのぼの系とか?
    とにかく一読者として楽しみにしています。年末お忙しいかとおもいますが、身体をいたわりつつ、頑張ってくださいませ。

    いいね: 1人

    1. yonemariさま

      コメントありがとうございます。副島先生は、女性がフェミニストになる気持ちは理解できるのですよ。ご自分が女性ならば、フェミニストになるに決まっているから。

      低俗だろうが抽象がわからなかろうが、意志と主体性を持った人間は奴隷ではいられないので、女性は抵抗するに決まっているのです。男性として生まれた人は、女性の主体性なんて邪魔でしかたないのですよ。これも、いたしかたないことです。

      どちらも、しかたないのですよね。

      上野さんも佐藤さんも曽野さんも私は読んで面白いと思いますし、勉強もさせていただきましたが、まあ、私は私なりの水準でコツコツやるしかないですね。

      新作書いて出版されたら、またよろしくお願いいたします。来年3月末くらいに出版されます。

      いいね

  2. はじめまして。
    こんなこと言うとブッ飛ばされる系エッセイ楽しみにしています。
    お身体御自愛いただきますますのご活躍祈念しております。

    いいね: 1人

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