本日は2023年4月27日木曜日です。
私は、笑わせてくれる人を尊敬します。
人を笑わせるということは、他人の排泄のお世話を一度することに匹敵する徳を積むことになるそうです。
だから、私は、笑わせてくれるお笑い芸人さんや喜劇俳優さんたちを尊敬しています。
しかし、最近は、ポリコレとかコンプライアンスとか差別用語はあかんとか、下ネタダメとか、スカトロダメとか、小うるさい規制が多くて、漫才もつまらなくなりました。
お前ら、旭川市の教育委員会か!芋食って寝てろ、起きてくるな!女子中学生ひとり救えなかったくせに、偉そーに!
なーんて有名人がTwitterに投稿したら、地方差別だ、職業差別だ、芋差別だ、口汚いと批判され炎上するでしょう。
匿名でグダグダとSNSで言ってる方が、よっぽど口汚いと思うのですが。
こういう連中は、今年のNHKの大河ドラマの『どうする家康』の面白さがわからない類の人々です。
的確で風刺に満ちた辛辣なこと言う司会者は消え失せ、なーんで、こんなしょうもない感じの悪い小賢しいのをMCに置くのかねえ?と不思議になるような番組も多いです。
これも、人間の価値判断を狂わせて、下に下に人々の意識を引きずり下す日本国民愚民化劣化プロジェクトの一環でしょうか。
で、今日も、私が最近発見し、その笑いの才能に畏怖する鬼才カレー沢薫さんのエッセイを紹介します。
2023年になってから、これほど笑ったことはないほど、笑わせていただきました!『部屋から出ないで100年生きる健康法』(秋田書店、2019)です

私が、カレー沢さんのご著書のどれを読もうかな〜〜とAmazonで検索していたら、このエッセイ集を見つけ、レヴューを読んでみました。
そしたら、「 星一つの価値もない。一円の価値もない」みたいなことを書いたレヴューがありました。
おお、ここまでの低評価を受けるとは、すごいインパクトがあるエッセイ集に違いないと、私は思いました。で、Kindleをクリックしました。
私の予想は当たりました!
私の経験上、いかにもいかにもの優等生的レヴューが何百とついているものは、読んでも面白くないです。
著者は、だいたいがDS御用達学者か知識人です。
そして、ろくに読んでいない人たちがレヴュー書いてます。テキトーに。
おそらく、ベストセラーになったのは、DS傘下の組織によってまとめ買いされたからでしょう。発売前に重版決定なんて、だいたいそんな感じだと思う。
なああんか、SDGs関係や、ChatGPT関係の、いわゆるグレートリセット系本は売れてますが、私の知ってる人々で話題に出す人がいない。
売れてるそうだけど、誰も読んでない本って何?
なあああんか、権力者共同謀議論っぽい香りがしますねえ〜〜♪♪
枠沈5回接種してる人なら、捏造された流行に乗り、騙されてホイホイと買い、積読しておくのでしょう。
副島隆彦氏によると、漫画を含む本を読むという習慣も消えていくそうです。
私も、それはそう思うなあ。
かといって、読書という習慣や読書文化は消えはしません。
ただ、それを享受する人の数は確実に減るでしょう。本を読む人は、今ではまだ人口の10%くらいですが、いずれは数%ぐらいになるでしょう。
かの人気作家の林真理子さんでさえ、今は初版7000部(印税収入手取り100万円ぐらいだな)だそうですよ。
Twitterで、ほら、あの『進撃の巨人』の実写版の(あの酷い)脚本を書いた3人のうちのひとりとかの町田(町村?)ナンタラという業界の人が書いてたそうです。例の『ビリ婆ル奮闘記 プラチナエイジで(慶應)金時計』の著者の山田愛子さんに教えていただきました。
だから印税収入年間300万円ある人は、そこそこ売れっ子らしいです。いいなあ。
でも300万円では生活はきついなあ。
浪費できないじゃん。
浪費してこその人生でしょーが。
浪費こそ人生の華よ。
私は、私なりの経済力の範囲で、さんざん、しょうもないことにカネを使ってきましたが、全く反省してないですよ。
だから気が済んだのだもの。
だから物欲からちょっと解放された老年期を過ごせているのだもの。
私が節約してたら、そのストレスで、すでに死んでるよ。
私は年金が入るので、少ない印税収入でも、子どもを育てているわけでもないので、なんとかなるけどさ。
若い人は、仕事複数持っていないと、物書きさんとしては、よほど売れっ子にならないと、食ってゆけないでしょうね。
今の方が、出版されている本は面白いし、内容も正直ですけどねえ。
私の若い頃に出版されてた本って、ほんと洗脳の道具でしかないものが多かった。
複雑なこの世界の複雑な様相を赤裸々に知らせてくれる本は少なかった。
日本の出版界もこれからなのにね。
せっかく、その段階に来たのに、読者そのものがついてこれなくなった。読書という行為をするだけの脳や心の筋力が劣化してきた。
とはいえ、人間の暇の潰し方が、読書よりも、もっと安価で安易で楽なものに流れるのはしかたないです。
スマホやタブレット一台で、暇は潰れるのだから。
本が売れないのは、必ずしも経済危機のせいばかりではないのですねえ。
人間のありようが変化してるもんなあ。
あれ?何の話でしたか?
ああ、カレー沢薫さんのエッセイの話でした。『部屋から出ないで100年生きる健康法』(秋田書店、2019)の話でした。
巷に溢れ、メディアに溢れ、プチ詐欺の温床になっているさまざまな健康法について、クソ真面目に評価せずに、面白い言葉を駆使して説明するだけで、読者を爆笑させるとは、なんという才能でしょうか。
一部、ご紹介しましょう。



ねー面白いでしょう!
この言葉のセンス!
ご紹介した部分は、まだ十分にカレー沢薫式ではありません。もっと強烈な部分の紹介は控えました。営業妨害になるもんね。
ああ、笑いを求めて、私は、これからもカレー沢薫さんのエッセイや漫画を読むでしょう。
あ、漫画は、以下のものを読みました。『なおりはしないが、ましになる』です。発達障害に悩む作者の奮戦記です。


今日のBlogはこれだけです。
ほんとは、BTSのことも書きたかった。バンタンですね〜〜防弾少年団ですねえ〜〜
それは別の機会に。
私は、特にBTSのARMYではありません。ARMYつーのは、BTSの熱烈なファンのことです。公式ファンクラブの名称です。
私は、若くてガッツのある男の子が好きなだけです。ほほほ。