徹底した経済人

本日は、2017年5月22日月曜日である。

水曜日の午後7時からの尾道市立図書館での講演で話すことは決まっている。

でも、パワーポイント資料を、まだ作ってないんだよね。

無職になって時間ができても、やるべきことをしない私。

ところで、前にこのBlogで書いたように、私が有料会員になっている「ニュース解説動画配信サービス」の中には、「新経世済民新聞」の三橋貴明さんの経済ニュース解説も入っている。

三橋さんは、古典的自由主義経済にしろ、新自由主義経済にしろ、「経済人」を前提にしているから、あかんとおっしゃる。

そういう経済学に依拠した政策を採用して、デフレーションから抜け出せない安倍政権を批判しておられる。

経済学は思考のモデルを提供しているだけで現実に機械的に応用できるものではないと百も承知していて、自分のビジネス拡大のために、ダメ経済学を言い募って政権を動かす、竹中平蔵のような人物もいると、批判しておられる。

経済学という学問そのものの前提は、貨幣観とか、他の点からしても、いろいろおかしいそーだ。

でも、今日は「経済人」についてのみ書く。

経済人。

「経済人」というのは、経済的合理主義だけで生きる人間のことだ。

経済的に得か損だけで動く人間のことだ。

ピーター・ドラッカー( Peter Drucker: 1909-2005)の名著のひとつに、『「経済人」の終わり』というのがある。

29歳の時に発表したものだ。

すごいなあ。

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この本は、ファシズムの台頭に警鐘を鳴らした本だ。

ドラッカーは、次のようなことを言った。

合理的にものを考えて行動する「経済人」ならば、ヒトラーみたいな全体主義は生まれんでしょう?人間というのは、わけのわからんことをする生き物なんだよ、と警告した。

経済学からのみ考えていると道を誤るよ、と警告した。

似たようなことは、アメリカの神学者のラインホルト・ニーバー(Reinhold Niebuhr: 1892-1972)も言った。

「 彼ら実業人は権力関係の複雑怪奇さを知らず、政治の世界においては、危険なまで非合理な野心が力をふるい、殊に政治的宗教の時代にあっては、悪魔的な政治運動をもたらすことわきまえないのである」( Christian Realism and Political Problems, 1953)

つまり、経済人は単純じゃ、政治というものは非常に理不尽に不合理に動くものだということをわかってないと言っている。

この「実業人」 というのは、経済人と同じだと考えていい。

一般的には、いいイメージではないかもしれない。

金で動く人間である経済人のイメージは悪い。

でもさあ。

金で動く人間ならば、安心できる。

金で動く人間は、実利を取るんだから、実を取るんだから、交渉できる。

私は、切実に、トランプさんには徹底的にビジネスマンでいて欲しい。

いや、トランプさんばかりではないな。

国家の舵取りをする立場の人々には、徹底したビジネスマンでいて欲しい。

ビジネスマンなら、損なことはしないはずだ。

理念や思想やスローガンや意地やプライドや夢やメンツでは、動かない。

それで動いて得するならば、そーいう幻想を利用する時もあるかなあ、という程度のものだ。

「悠久の日本は〜〜」とか、「ジハードだ〜〜自爆して天国に行くんだ〜〜」とか、「中国は世界の中心だ〜〜」とか、「アメリカニズムを世界に広げるのが神の意志だ〜〜」とか、「ユダヤ人をみなが殺しに来る〜〜」とか、そーいう幻想は持たない。

国にとって得か損か、徹底的に考えて得な方を選ぶ。

国民が食ってゆけるのか、徹底的に考えて得な方を選ぶ。

国って、自分を含む国民の生活の総体なんだからさあ。

それも長期的視野で損得を考える。

不合理なことはしない。

無理は通らないので、損するから。

となると、大きな戦争はしないよな。

総力戦なんかせんわ。

消耗するだけだもん。

勝っても負けても、損だ。

軍事衝突は別だ。

外科手術的攻撃surgical attackはする。

患部(核施設とか、ミサイル保管地下基地とか)だけ攻撃するってやつね。

これは一種のご挨拶というか、一種の外交だから。

中古の武器をバンバン売って、その地域を不安定化させたり、古いミサイルをガンガン見当はずれの方向にぶっ飛ばしたりはするよ。

ボケッとした属国からカネをむしり取ることはするよ。

でも、肉を切らせて骨を断つみたいな、自分にも大損害のあるような大戦争はアホらしいから、しない。

ともかく妥協できるところは妥協して実を取る。

そこなんだよね、トランプさんが信用できるのは。

あの方は、ビジネスマンなんだから。

アホな革命家じゃない。

権力志向じゃない。

そんな貧乏人じゃない。

経済人ならば、大損の破局は招かない。

だけれども、経済人であるはずなのに、自分が損するみたいなことやってる人々もいるよね。

たとえば、人材派遣業の経営者である経済人がいるとする。

たとえば、国の経済政策を動かして、非正規雇用を増やすような法律を施行させる。

そうすれば、自分が経営する人材派遣業にとって非常に都合がいい。

それで非正規雇用の勤労者が増える。

そうなると、一般の勤労者の購買力が落ちて、物が売れない。

低賃金の非正規雇用者が増えれば、税収も落ちる。

自分の会社の収入はタックスヘイブンに隠して法人税を逃れる。

ついでに、自分の資産も国外逃亡させる。

気持ちはわかる。

税金は悪でありますよ、ほんと。

日本の税制はおかしいよ、ほんと。

でもさあ、そうすると、税金で徴収されるはずであった金が消えるわけで、その分は勤労者に課税される。

貧乏人に課税しても、取れない。

で、税収は落ちる。

税収が落ちれば、公共サーヴィスの質が落ちる。

治安も悪くなる。

富裕層への憎しみも国民の間に蓄積醸成されていく。

国民の資産流出を止めようと国税庁もうるさくなる。

タックスヘイブンも、いつ顧客名簿を公開するかわからない。

じゃあ、とりあえず、治安のいい国に移住する?

税金亡命する?

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シンガポールで永住権を取る?

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絶対のセキュリティを誇るGated Cityに住む?

根無し草の「永遠の旅行者」になる?

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気の休まらないことですな……

何のために金を集めたのか?

自分がほんとうに安全に安心して得して生きるためだったはず。

自己防衛のためであったはず。

なのに、気の休まらない老後を異国で過ごすのか。

強盗殺人や詐欺に気をつけながら。

彼の国の政変や法律の変化に気をつけながら。

自分がほんとうに安全に安心して生きたいのならば、自分の属する社会が安全で安心なものであることが必要十分条件だけれども。

まあ、見果てぬ夢かもしれないけれど。

でも、ひとりで生きてるわけじゃないからさ。

儲けることができるのも、社会があってこそ。

社会的インフラを使わせてもらえるからこそ。

人間は社会的生き物だからさ。

他人の影響から逃れられる人間はいない。

他人の働きに依拠して、私たちは生きている。

だからさあ、みんながそこそこ楽しく生きて食べていけるようにしておく方が、自分の身のためだって!

社会的コストだからさあ、税金は。

欲が深いのはいい。

強欲も結構。

金稼ぐのは素晴らしい。

ちょっと搾取もいいよ。

ちょっと脱税もいいよ。

でも、限度があるだろう。

限度を見極めるということは、損得を見極めることと同じだ。

経済人でいるのならば、徹底した経済人になるべきだよね。

徹底した経済人は、自分にとって得なことは何かを徹底的に考え抜く。

そうすると、自分だけ逃げ切るのは無理と、わかる。

自分と自分のカネだけが、自分を守ってくれるわけじゃない。

たとえばさ、道徳はなんで守る方がいいのか?

神様が見てるから?

いや、その方が得だから。

大きく見たら、道徳はお値打ちです。

お得です。

自分の不道徳な行為の波及効果はある。

自分の不道徳は自分に返ってくる。

自分にとって損なことはしない徹底した経済人になりたいよ、私も。

私が幸せでいるために、 みなさん、幸せでいてください。

みなが時間持ちにならないと民主主義は無理

本日は、2017年5月19日金曜日である。

無職のプー太郎ならぬプー子になって、変わったことはいろいろある。

そのひとつが、Amazonプライム会員特典で無料でパソコンやiPadやスマホで視聴できる映画やテレビ番組を見て時間をつぶすことが皆無になったこと。

映画とかテレビの連続ドラマなんて、しょせん虚構なんだから、見ても見なくても大差ない。

どうでもいいといえばどうでもいい。

感動するといっても、現実逃避には変わりない。

まれに100年に1度くらい、『シン・ゴジラ』みたいな傑作が生まれる。

その場合は100年に1度見ればいいのだ。

なのに、私は勤務時代に、帰宅して夕食をすませると、ソファに寝っ転がって、amazonビデオを視聴していた。

1日に2本ぐらいは映画のビデオを見ていた。

時間の浪費は、実にはなはだしかった。

賃金労働で好きでもないことを生活のためにやっていると、くたびれる。

帰宅すれば、もうひたすら休息したい。ダラダラしたい。

きちんとした本を読む気力も体力もない。

漫画でさえ読めない。

ボ〜〜と動画を眺めて眠るしかない。

大学の教員の仕事なんて、平均的に見れば、どうということのない労働量である。

のかもしれないが、疲れることは疲れた。

私みたいな凡人以下は、そーだったんよ。

ところが、今は賃金労働しないので、疲れないので、いくらでも本が読める。

貧乏になったけれども、「時間持ち」になったので、落ち着いて読書できる。

今まで、薄らボンヤリとしか知らなかったことを、きちんと知ることができるのは、非常に嬉しい。

生きている気がしていい。

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64歳にもなるのに、なんという無知なのか……

死ぬまでに、この無知無知した状態を少しでもマシにしなくちゃと闘志がわいてくる。

また、今は勤務時代のように、疲れ切って食事を作るのが面倒になり、外食するということがない。

きちんと料理ができる。

食材はすべて無駄なく使い切ることができる。

とはいえ、頑張るとストレスになるし、過食は万病の元なんで、夕食も2品しか作らない。

それでいいのだ!!


きちんとした食事を1日1食でも摂っていれば、機嫌よくしていられる。

いい加減に食事してると、4日も過ぎると精神的飢餓状態になってくる。

で、外食してしまう。

しかし、自分で丁寧に作ったものの方が、そりゃ満足できるんよ。

自分の好みで味付けしてるんだからさ。


私は、無職のプー太郎ならぬプー子になってから、非常に幸せである。

カネがなければ節約して暮らせばいい。

でも、時間がなくて、脳に栄養を送れないと馬鹿になる。

労働によって得るものはたくさんある。

しかし、時間がないと、もっともっと大きな視点から、自分の属する社会や世界の仕組みを知るための情報収集ができない。

情報収集そのものが仕事みたいな研究者でさえ、勤務していれば雑務がいっぱいだ。

その雑務は年々歳々増えていくばかりで、論文など年に1本書くのが精一杯という状態になる。

私なんて無能だから著書の一冊も出せなかった。

自分が書いてきた論文を集めて本にして出すなんてvanity pressは興味ないし。

自分以外は誰も読まない本は出版せんでいいよ。

献本されても困るわ。

なんか、1990年代から、特に21世紀になったあたりから、いろいろ余裕のない世の中になってきたよなあ……

なんでかなあ……

アメリカ も日本も、勤労者の実質賃金は上がっていない。

なんで賃金が上がらなくなったか?

もとはといえば、日本の宗主国のアメリカの企業が株主資本主義化して、経営者と株主が分離し、利益は株主の配当に回され、従業員の賃金や福利厚生向上には回らなくなったからだ。

上場されている株式会社は株価が高ければ良い会社ということになるので、会社の立て直しは、まずリストラで、1番コストのかかる人件費を圧縮することから始まる。

リストラして、正規雇用を減らして非正規雇用を増やす。

それから、優良部門や資産を売却し、その金で自社株を書い、自社株の株価を吊り上げる。

それが会社再建ということになる。

それを躊躇いなくできるのが、有能な経営者、辣腕CEOということになる。

こういうことをした会社再建者は、巨額の役員報酬を得た後は、サッサと「再建された会社」を売却する。その売却益からも報酬を得る。

企業そのものは、役員報酬を税金控除できるんで、巨額の役員報酬を払っても損はない。

犠牲になるのは、従業員の退職金に年金である。

従業員保護の法律は、とっくの昔に財界が国会議員を使って無効にしてる。

抜け穴いっぱいにしてる。

抜け穴を探す弁護士も、企業はいっぱい雇用できる。

企業の得た利潤は、法人税を払うのは嫌なので、タックスヘイブンの隠れ口座に隠匿される。

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FATCA(Foreign Account Tax Compliance Act) が2013年に施行されて以来、スイスの銀行は隠れ口座を公開するようになった。

けれども、まあ、北朝鮮やISがタックスヘイブンになっているとすれば、IRS ( Internal Revenue Service, アメリカ合衆国内国歳入庁つまり国税庁ね)だって、CIAだって手が出ない。

カネの隠し場所は、あるんよ……

このように、本来は課税されるべきカネが徴収されないので、足らない税金の補填は庶民への重税で補う。

富裕層が合法的脱税すると、貧乏な庶民の税金が多くなる。

給与が上がっても、税金で取られる。

富裕層は一層に富み、貧乏な庶民は一層に貧乏になる。

企業は、企業を動かす超富裕層は、国会議員に献金すれば、自分たちに都合のいい法律を制定させることができる。

国会議員は、議席を失ったあとは、企業や超富裕層の作った財団のロビイストなる。

年収1億円以上はもらえるからね、企業や財団と仲良くしておきたい。

上院議員たって、年収日本円で2000万円くらいだからね、ロビイストの方がずっといい!!

今や、アメリカの国会議員ひとりに33人(13人という説もある)のロビイストがくっついて、運動してる。スポンサーは、ほとんど企業だ。

そりゃ労働組合やNPOのロビイストもいるけれども、報酬額が違うね。

ロビイストも人間だから報酬で動くよ。

5000万円なら動かなくても、5億円なら動くぞ。

怠けもんの私も動くよ。

ということで、気の長い開発研究(R&D)やらんでも、儲かるシステム作りをするんで、アメリカの企業からイノヴェイションが生まれない。創意工夫なんかしない。

イノヴェイション?

そんなん、極東のクソ真面目な国民のいる国のいい技術を持っている会社を買収しちゃえばいいんだ。

日本政府は緊縮財政とかで、国の宝みたいな技術を持っている会社が倒産しかけてるのに助けもせずに、外資に食い散らかされるままに放置してる。

東芝の半導体技術を外国に売っていいんか……

外資が日本の企業の株を買っていいことにしちゃったもんだから、日本の企業も続々とアメリカ企業化して、リストラと株価吊り上げしかできなくなった。

ということで、日本の勤労者の賃金は上がりません。

これじゃ、子どもの教育費も出ない。大学の授業料は、今や国公立でも535800円だ。1971年は12000円だったのに。

数年後には93万円にするらしい。私立大学は、とっくの昔に年間授業料は100万円超えている。

子どもが2人いたら、これでは、奥さんがパート勤務しても苦しい。

上京させて下宿させるなんて無理。

地元の大学に行ってちょーらい。

ということで、福山市立大学は、都会の名門私立大学に合格したけれども、経済的事情でここに来ましたと言う学生さんが少なくなかった。

なんやかんやで税収は少ない。

今まで好きにさせといた大学への補助金も削りたい。

補助金出すなら、それなりのことやっていて、文部科学省に素直な大学には出す。

補助金を餌に、グジャグジャとしょうもない指令ばかりを大学に出すようになった文科省。

天下りを受け入れた大学には手厚くするよん。

ということで、それに適応できない日本の多くの大学の予算は小さくなった。

で、お定まりで、企業の真似して人件費削減。

いまや大学の教員も終身雇用ではなく、任期制が増えた。

財界に左右される政府は、すぐに使える人材養成を大学に要求する。学問なんかせんでいい。教養なんて無用。もっと職業訓練校になれ。

あのさあ、もうすぐに人工知能が、職業訓練校で得るスキルを担う時代が来るんだよ。

どうせいと言うの?

そんなこんなやってるもんだから、雇用は増えず、賃金上がらず、国民は疲弊して、購買力がない。消費なんかできるか。

アベノミクスで貨幣の流通量が増えたって、銀行から借りません。

需要力がないので、供給過剰のデフレーション止まりません!

景気なんか良くなりません!

経済成長できません!

経済成長できないメカニズムとその結果の今現在について、勤務時代は考えることなどできなかった。

ただただAmazonビデオで時間を潰してた。

皮肉なもんだ。

若くて体力気力充実してるときは、生活費獲得労働に追われ、きちんと考えることも、調べることも、周りを観察することも、粘りが必要な類の読書もできない。

ストレス解消のための、どうでもいいような余暇活動に時間を費やし、買い物だの恋愛だのギャンブルだの飲食だのに依存耽溺する。

そうして、貴重な人生の時が過ぎて行く。

民主主義の実現は、まずは労働時間の短縮と生活費の保証かなあ。

古代ギリシャの都市国家の民主主義の担い手は、奴隷に労働を任せることのできる余暇時間を持つ自由民だった。

そろそろ、人工知能、ロボットという奴隷も用意されてきたし。

あとは生活費の保証かなあ。

ということで、やっと私は、ハイエクやロバート・ライシュの提唱したベイシック・インカム(badic income)について、ちょっと本気で調べてみようかなあ……という気になってきた。

でもなあ、これも「善意で敷き詰められた地獄への道」かもしれんし。

民主主義なんて永遠に未完のプロジェクトかもねえ……

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戦争政争革命動乱ってみんな八百長?

本日は、2017年5月14日日曜日である。

24日の講演会の準備もしていない。

Facebook友だちの方が、以下のようなポスターを作ってくださったのに。

この方は、最終講義の時のポスターも作成してくださった。

デザイン力あるなあ……

ありがとうございます〜〜

でも、すでにして逃げたくなってきた。

5月9日に聴講させていただいた三重大学工学部大学院開講科目渡邊明先生ご担当「生産管理論特論1」第5回ご講義の覚え書きも作成していない。

明後日は、第6回目のご講義だよ〜〜〜

先日に行ったトヨタ産業技術記念館のショップで購入した、この本も読んでいないよお〜〜〜

いろいろ他に読みたいものばっかりなんよね〜〜

この本、すっごく面白い。

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お薦めである!!

ところで、「誰が考えてもおかしなことが、なにゆえ実行されたのだろうか?」と思わせられるような事件が歴史上ある。

たとえば、昭和に入ってからの旧陸軍の中国侵略。

満州だけでいいのに。兵站も確保できないのに、何をわざわざ、南下したんじゃ。

陸軍の暴走を止めることができなかった?

いや、本気で止めようと思えばできたはずだ。

陸軍への予算を執行しなければいいんだからね。給与差し止め。

責任者全員処分処刑。

やろうと思えばできたはず。

たとえば、アメリカ政府に出すべき宣戦布告書を、真珠湾攻撃が終わってから出したワシントンD.C.日本大使館。

ちょうど週末で、大使館のタイピストが休暇中だった?

日本から送られた暗号の解読してから、タイピングに慣れていない外交官がタイプしたので、時間がかかってしまった?

馬鹿言ってちゃいけないって。

手書きでいいから、サッサと提出すればいいんだ。

誰かの送別会パーティやってたから、暗号が送られてきているのに気がつかなかった?

アホか。ハルノートも突きつけられていた非常時だったんだぞ。

たとえば、真珠湾攻撃の時に空母を撃沈させておかなかったのはなぜか?

たとえば、戦局が有利なうちに休戦なり交渉できたはずなのに、なぜしなかったのか?

たとえば、戦艦大和は、なぜ一度もフルに機能しないまま海に沈められるはめになったのか?

たとえば、敗戦確実で国民は塗炭の苦しみで限界なのに、いつまでたっても戦争を終わらせなかった日本政府。

まあ、無条件降伏なんか要求する連合軍が、あからさまに人種差別的で理不尽には違いなかった。

しかし、敗戦の事態を想定して戦争は始めるものだ。無条件降伏という最悪の事態まで予想し、その対処を考えておいて、戦争を始めるのが常識だ。

降伏したら、天皇が処刑されるかもしれなかったし、国体の存続が危ぶまれたから?

天皇が戦犯として処刑されても、退位させられても、遺伝子のスペアは用意されているのだから、国体を継続できる可能性はあった。

神武天皇以来の男系遺伝子の持ち主であれば天皇になれる。

秩父宮様は戦死なさっていたが、三笠宮様も高松宮様もご健在であった。

あの戦争は、奇妙なことが多過ぎる。

あの敗戦について、日本軍という組織の問題から分析した名著もある。

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学徒動員で徴兵され、フィリピンのレイテ戦を生き残った山本七平氏が書いた帝国陸軍を内部から見つめた名評論もある。

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まあ、それらを読むと、日本という国は、大きな戦略性もヴィジョンもなく、欧米の包囲網にあって、行き当たりばったりでなし崩し的に戦争に突入していったということになってる。

日本人は近代戦に向かない思考回路の人間が多いのだ、ということになってる。

日本軍の参謀本部は、失敗することが証明されてきた作戦パターンを性懲りもなく繰り返した、ということになっている。

まあ、それは自分が勤めて雇用されていた組織を思い出せば、納得できることである。

が、しかし、だ。

それにしても変だ。

国家間の戦争と、あってもなくても構わないような類の、失敗しようが成功しようが大差のない類の日本の大学の運営とは訳がちがう。

その国が生んだ最高のエリートたちと、その辺の大学の教員を同じに考えてはいけない。

となると……

どうも、太平洋戦争というのは、最初から、ほんとうには勝つ気がなく、ボコボコに負けるつもりで始めて、負けるべくして負けた戦争に思えてしかたない。

それくらいに奇妙だ。

意図的に思えるぐらいに愚劣だ。

だから、海軍の上層部がアメリカと通じていて、そいつらが日本を売ったのだという説も出てくる。

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しかし、何のためにエリート中のエリートである職業軍人のトップが売国したのか?

米内光政や山本五十六がアメリカに留学中にフリーメイソンになったから?

フリーメイソンリーなんて成功者の親睦団体じゃないか。

それに入会して、なんで売国なんだ。

米内光政が巨額の借金を抱えていたので、カネに目が眩んだから?

巨額の借金程度で国を売るのか。

同胞何百万人を殺してまで。

個人の借金なんて、巨額と言ってもたかが知れているのではないか?

不思議がいっぱい、日本の近代史。

たとえば、以下のような説明だと、説得力ありますかねえ?

落合莞爾史観的には、以下のようになるんだよね。

日本を国際社会に参入させるべく、日本の鎖国体制を破るため、まずペリー提督が江戸湾に行って開国させた。

その前から、かつて半島から長州に渡り、住み着いた人々を祖先とする「長州卒族」を何とかする必要があった。

なんとなれば、大陸や半島の動乱から逃げて日本の長州に亡命政権を打ち立てたい勢力と、彼ら「長州卒族」が合体して、日本の国体を脅かす危険があったから。

ほんとに、リアルに、その危険はあった。

その危険をはらむ「長州卒族」を、相応の職位で日本中にばらけさせ骨抜きにするために、大掛かりな政体改変が必要であった。

明治維新は、皇室も徳川幕府も薩長も互いに納得した上での大芝居の八百長であった。

簡単に政体を変えることはできないし、大政奉還に至るまでには、いろいろ仕掛けを必要とした。

官軍による無意味な虐殺でしかなかった会津戦争や奥州征伐は、八百長維新にリアリティを与えるための打ち上げ花火だった。

そのかわりに、明治になってから、西南の役だの萩の乱だのの薩長側の下級武士の反乱が仕組まれ、官軍に殺された旧幕臣と同じ数くらいの薩長側の不満分子が処分された。

これでバランスをとったわけ。

ところが、世界の大勢と足並み揃えて行くはずだった日本において、山縣有朋以来、次第に軍部の力が増してきた。

それで、軍部を、特に陸軍を消滅させる必要が生じた。

まともな政治的努力で軍を消滅させることなどできない。

それで、日本政府を動かす奥の国体勢力は、陸軍が暴走するように故意に仕向けた。

手に負えるはずのない戦争を始めさせた。

その戦争を無意味に残虐に長引かせた。

沖縄の人口が3分の1に減るまで。原子爆弾が日本に2度も炸裂するに至るまで。

それで、やっと降伏できた。

猛威を極めた日本軍は消えた。満州を諦めた。国民の軍への思い入れも消えた。

日本を、戦争なんか、もう2度とできない国にしておいたほうが日本の将来のためになる。

欧米は植民地を諦めた。人種差別を表向きはできなくなった。

このことについては、欧米や日本やアジアの真の指導者たちは知っていた。

第二次世界大戦も太平洋戦争も八百長であった。

帝国主義を終わらせるために。

覇権国家による支配ではなく、白人支配ではない、協調しあう共存する多極的な世界を構築するために。

さて、1945年から72年が経過した。

第二次世界大戦という巨大なる八百長戦争までして、できた現代は、またも危機にさらされている。

一神教イエズス会共産主義勢力の手先の軍産複合体と、異質の共存をめざす勢力との本格的闘いは、これから。

習近平さんは、中国を平和な大国にするために、共産党と人民解放軍を無力化しなければならない。

その時に、日本の陸軍潰しの事例が参考になるかもね……

故意に暴走させておいて、別の国に叩きのめさせ消滅させるとか……

トランプさんとプーチンさんは、ロシアの天然ガスを開発して、中東に依存しないですむエネルギー政策を進めたい。

トランプさんの敵は国内の軍産金融メディア官界学界複合体だ。

なんとか軍縮はしないといけない。中東なんかにカネ使ってられるか、アメリカ人の若者たちが外地で殺されるのは、もうかなわない。

そうはさせじとイスラエル。

トランプさんの娘婿クシュナーさんを操って、アメリカを中東に関与させようとする。

トランプさんにしてみれば、イスラエルの手先の娘婿のクシュナーさんは側近として手元に置いておいたほうがいい。

監視できるし、敵方の動きも予測できる。

一見仲睦まじく見えるからといって、仲がいいとは限らんよ。

一見仲が悪そうに見えるからといって、仲が悪いとは限らんよ。

プーチンさんとスティーヴン・バノンさんは、疎遠になっていると見せて、ほんとは信頼しあっているかもしれない。

ほんとうに怖い敵とは仲良くするでしょ。

互いに実力を知っている強者同士は、ぶつからない。

金持ち喧嘩せず。

喧嘩というのは、どうでもいい相手としかできんよ。

イスラエルの敵はイラン。

イランに武器や核情報を提供しているのは北朝鮮。

北朝鮮の背後にいるのは旧ソ連の技術者たちで、その背後にいるのはプーチンさん。

北朝鮮は、隠れたるタックスヘイブンなんで、欧米は簡単に手を出せない。

欧米の政府を動かす超富裕層や無国籍企業の資産は、北朝鮮にプールされているんだから。

イスラエルも手が出ない北朝鮮。

大韓民国の南朝鮮は、実質的には外資に支配された財閥が支配する経済特区。租界。政体はかろうじてあるけれども、国体がない。

北朝鮮は、しっかり国体が保持されている。

いずれ統一されて、「高麗民主連邦」になったら、北朝鮮がメインの国体に、南朝鮮という外資が跋扈する経済特区がくっついているという国家になる。

北朝鮮を、そのように巧妙に動かしているのは、あの三代目だろうか。金一族だろうか。

いやいや、ベテランの頭脳明晰な奴が隠れているに違いない。

北朝鮮という国家は、大きくみれば何のためにあるのか?

あの小国で世界を相手に大芝居ができるリソースは何か?

そもそも、北朝鮮は日本陸軍中野学校出身の畑中理(はたなか・おさむ)によって建国されたという説もある。

金正日は、実は金日成の息子ではなく、畑中理の息子という説もある。

http://ameblo.jp/kyasutaka1/entry-11469717712.html

実は、北朝鮮は、将来の大東亜共栄圏形成のために畑中によって作られ、日本がソ連や中国や韓国に直接対しないように、日本にとっての緩衝地帯になっているという説がある。

もしくは、北朝鮮の地には、ものすごい天然資源が開発されずにあるという説もある。

特に、羅津(らじん)あたりね……

プーチンさんと習近平さんとトランプさんは、北朝鮮の秘密を知っている。

金正恩さんも、あんなヘアスタイルしているけれど、冷静で頭脳明晰。

みんな大人でお芝居してる。

などなど、落合莞爾史観は面白いです。

想像力が猛烈に豊かだ。

ところで、プーチンさんの敵はNATOというより、やっぱりドイツ第四帝国ですかね。

プーチンさんと習近平さんとトランプさんの3人は、「新ヤルタ会談」みたいなことするつもりらしいよ。

副島隆彦氏の近著にそう書いてあった。

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このご著書は、ほんと面白いですよ。

洞察がすごい……

どういう頭をしているのか……

あらためて副島氏の天才に驚く。

前の「ヤルタ会談」の敵は、ドイツとイタリアと日本の枢軸国だった。

今度の敵は、何だろうかと副島氏は答えを保留しておられる。

今度の敵は、軍産金融官界学界メディア複合体かな。

人類を超特権層と奴隷に分断して、永遠にタックスヘイブンに資産を積み上げたい人々と、その走狗かな。

世界を一元化したい一神教イエズス会共産主義勢力かな。

それとも、トランプさんが、軍産金融官界学界メディア複合体に取り込まれてしまうかな。

かわりにペンス副大統領が実質的に仕切るのかな。

まあ、ともかく、これからの世界が進むために、北朝鮮は大きな役割を果たすのだろう。

一見、世界の孤児に見えて、実はメイン・プレイヤー。

かつての日本がそうであったように。

同時代のことは同時代人には見えない。

庶民の私には、グレート・ゲーム、大きく仕組まれる八百長試合の内実は見えない。

ただ、できることは、何が起きても冷静に眺めていることだな。

八百長 なんかに本気にカッカとならないことだな。

なんて、こーいうことは講演会では話しません。

かなあ……

情報配信サーヴィス貧乏(3) 落合莞爾史観

本日は2017年4月17日月曜日である。

福山から撤退した3月13日から1ヶ月以上が経過した。

なのに、まだくたびれている。

疲労感取れず。

慢性疲労症候群かしらん。

うつ病かしらん。

更年期障害って言うほど若くない。

まあ、ここ6年間ぐらいは、ずっといつもいつも疲れていたのだから、こんなもんかしらね。

退職し自宅にいるから暇かと思っていたのだけれども、意外や暇じゃない。

生活するって、いろいろなことをしなければいけない。

まともに家事やってると本なんぞ読めない。

やはり、どこまで行っても人間は時間とのレースなのねん。

本日は、私が有料会員となっている「ザ・リアルインサイト」の分家(?)というか支店である「インペリアル・アイズ」(Imperial Eyes) が配信していることについて書く。

知ったことをダダ漏れさせたい欲望に素直な私。

年会費は49,000円だ。

最近になって入会した。

またもや「情報配信サーヴィス」貧乏である。

Imperial Eyesが配信しているのは、落合莞爾(おちあい・かんじ:1941-)という歴史研究家のインタヴューや講演動画だ。

GoogleやYouTubeで検索すれば、いくらでも出てくる。

著書も多い。

http://amzn.to/2pJ9uki

http://amzn.to/2nUSSKk

http://amzn.to/2ptH5Q8

http://amzn.to/2oPcfmZ

http://amzn.to/2ptw6q1

みなさんの中にもご存知の方は多いでしょう。

なんか、「100万円を100億円にした人」だそーだ。

投資で成功したそーだ。

すごい〜〜〜〜!

東京大学法学部出身。国際的ビジネスマンとして活躍し、官公庁にも入り込み戦後初の経済白書作成に関与し、野村證券に中途採用されて投資ビジネスや日本初のM&Aを成功させ、1978年から独立してコンサルティング会社を立ち上げた。

今は和歌山のお屋敷で、豊かな資産を利用しての活動と、歴史研究家として講演活動と著述活動に従事しているピカピカの70代。

私は、数年前にこの人物の著作を1冊読み始めて、手に負えなくて、すぐにBook Offに売った。

難解なわけではなかった。

ただ、訳がわからなかっただけだ。

陰謀論や歴史の秘話とか裏歴史とかの言説には慣れている私からしても、尋常でなく荒唐無稽に思えたからだ。

しかし、落合氏のキャリアを見ても、そんな荒唐無稽の妄想を言い立てる人物ではなさそーだ。

落ちこぼれの歴史オタクでは断じてない。

でも、実に無茶苦茶に荒唐無稽である。

あまりに荒唐無稽なので、ひょっとしたら真実かもしれないと思うぐらいだ。

実は、「落合莞爾史観」は、知る人ぞ知る凄い人気がある。

シリーズものの講演会など参加費は35万円くらいするが、参加者は多いらしい。

以下は、私が学んだ(?)範囲での「落合莞爾史観」である。

詳しくは書かない。

だいたいのところしか書かない。書けない。

例によってポイントフォームで記述する。

(1) 寒冷期にだいたいの旧人類は死滅したけれど、日本列島の太平洋岸に住んでいた縄文人と、スコットランドとかアイルランドのケルト民族の一部が生き残った。

(2)メソポタミアのウバイドの丘あたりが世界最古の文明の発祥地。紀元前1400年くらい。

(3) これらウバイド人はゴールド金を採掘するのに長けていた。

(4)それまでの居住区の環境の悪化のために、ゴールドを保持してウバイド人は世界に散らばって行った。

(5)一部のウバイド人は日本列島に渡り、日本列島の縄文人と混血した。どちらも遺伝子的に多くが共通していて、幾何学的才能に満ちたシャーマンたちであった。

(6)そこから日本の皇室の祖先が生まれた。これが「東のウバイド皇統」。日本の天皇家であるウバイドの東皇統は男系の後継者を保持するために、いくつかの家を秘密裏に守ってきた。

(7)ヨーロッパに流れたウバイド人たちはケルト族と合流して、そこに「西のウバイド皇統」ができた。ベルギーやオランダやルクセンブルクなどの北欧の王室は、彼らの子孫。彼らは自分たちと日本の天皇系が親類であることを知っている。

(8) 「西のウバイド皇統」に後継者ができず危機に瀕した時に、南北朝の後醍醐天皇の息子の大塔宮護良親王か、彼と遺伝子的に縁のある人間がヨーロッパに渡り、「西の皇統」を継いだ。

(9)実は、世界は、「東の皇統」と「西の皇統」の話し合いで展開してきたワンワールド。

(10)歴史を変える時には、「東の皇統」が管理保管する巨額のゴールドが役立てられてきた。

(11)ヨーロッパ中世から抜け出して英国に産業革命が生まれたが、それを支援したのが「東の皇統」の持つゴールド。巨額のカネが必要な時は、東の皇統がゴールドを供出して、世界史を動かしてきた。

(12) 19世紀前半でのウイーン会議で、鎖国の日本を開国させ、日本を国際世界に入会させる必要性が決定された。東の皇統を保持するために日本は国体と政体を分けてきたが、歴史的に暫定的に、国体と政体を一致させることが必要になり、その準備がなされた。

(13) そのために孝明天皇は急死したことにして、孝明天皇は「裏天皇」となる。皇太子の睦仁親王も「裏天皇系」に入り歴史の表舞台から消える。

(14)長州には、長く南朝の血筋の人々が隠れ住んでいた。なぜならば、大陸・半島から長州に忍び込み、日本の国体や政体を脅かす人々が長年居住していたので、彼ら反日勢力を見張るために、南朝の人々は長州に潜んできた。

(15)南北朝の動乱は、実は東の皇統たる天皇家を守るために、敢えて天皇家が分裂したのである。この真実は、皇室でも限られた人々しか知らない。もちろん、代々の天皇は承知しておられた。

(16) 明治天皇は、長州に潜み反日勢力を見張っていた南朝の末裔である大室寅之助である。彼でなければ、日本を国際社会にデヴューさせる力業はできなかった。西の皇統も、そこに協力した。

(17)よく巷に広がってきた陰謀論によると、薩長勢力が英国のロスチャイルドにそそのかされて、尊皇攘夷の孝明天皇を暗殺し、睦仁親王も殺して、自分たちの傀儡たる人間を天皇にして明治維新を遂行したということになっている。真実は、孝明天皇も睦仁親王も京都で生き延び、子孫は、「京都皇統」として現代に至るまで「東京皇統」を見守り支えてきている。

(18)東の皇統と西の皇統の、巨額のゴールドを原資にした歴史を動かすワンワールド運動に敵対する勢力が、一神教イエズス会共産主義勢力である。

(19)ユダヤ人とかフリーメイソンとかの言説こそ陰謀である。一神教イエズス会共産主義勢力の世界支配と、東の皇統の持つゴールドを奪い取りたい陰謀を隠すための陰謀である。

(20) 世界は、地域の歴史と文化を大事にする東の皇統と西の皇統の協力によってゴールドを節目節目に利用しつつ世界平和を維持したいワンワールド勢力と、世界を一元化し支配したい一神教イエズス会共産主義勢力の闘争である。いよいよ、その闘争の実相が多くの人々に認識される覚醒の時代が来たのである。

(21)日本人は極東の離れ小島の土人ではない。日本こそは、人類で最古のウバイド皇統の東の皇統を保持してきた国家である。日本人は、遺伝子的にも非常に特殊である。日本人には、世界において使命がある。ワンワールドを作り守る使命が。日本人よ、覚醒せよ。

以上が、非常に大雑把な「落合莞爾史観」のアウトラインである。

ほんとは、もっと細部を説明しないと、わけがわからん。

いや、細部を説明しても、わけがわからんだろう。

細部を言えば、一層に訳がわからんよ。

たとえば、マッカーサーはケルト人(西の皇統系)だったから、昭和天皇を尊敬したそうだよ。

まあ、確かにマッカーサーという名前はスコットランド系でケルト系だけど。

英国ではケルト系のスコットランド女王メアリー・スチュアート(イングランドへの反乱の罪でエリザベス1世から処刑された)の息子が エリザベス1世亡き後の英国を引き継いだから、今の英国王室も、一応は「西の皇統」の血筋。

まあ、なんでもいいよ。

私としては、こーいう言説をカネ出して知りたがる自分の性向を嘆くだけである。

ひょっとして……真実ならば……

おもしろいではありませぬか……

情報配信サーヴィス貧乏(2) テキスト系

本日は2007年4月9日日曜日である。

桜が満開の日曜日である。

歌舞伎の大道具の桜の木そっくりの桜の木である。

変な木であり、変な花だ、桜って。

今までの4月は、新年度開始時期で毎年忙しかった。

だから、桜など、ゆっくり眺めている気分にはなれなかった。

今年は、あらためて、桜が気になる。

へんてこりんだなあ、桜って……と感心している。

無職になると、無職になった寄る辺なさみたいな不安もあるにはあるが、今まで目に見えていたのに、注意して見ていなかったものが、生き生きと新鮮に目に入るようになる。

まるで目覚めたかのごとく。

暗闇の中から明るい場所に出たごとく。

そこんとこが、非常におもろい。

こういう日々を迎えることができるのならば、歳をとることは悪くない。

こういう日々を迎えることができるのならば、しんどい思いをして働き続けたのも悪くない。

ところで、今日は、また「情報配信サーヴィス」について書く。

前に、私が有料会員になっている「国際情勢情報配信サーヴィス」とか「経済解説配信サーヴィス」について書いた。

主としてダイレクト出版さんが提供している講演セミナー動画配信サーヴィスについて書いた。

これらはこれらで非常に面白い。

TVや映画が退屈な私にとっては、エンターテインメントとしても楽しめる。

しかし、実は、情報源として私が1番頼りにしているのは、前に紹介したものではない。

私が1番信頼している「情報配信サーヴィス」は、1998年から始まった「副島隆彦の学問道場」と、1996年から始まった「田中 宇の国際ニュース解説」だ。

田中 宇(1961-)氏のお名前の宇は、「さかい」と読む。

この2つは、動画配信ではない。

テキストで、つまり解説分析を文章で配信する。

無料で読めるものが多いが、もちろん有料会員になる方が、つっこんだ情報が読める。

「副島隆彦の学問道場」http://www.snsi.jp/の会員費は、前にも書いたように年間1万円(以上)だ。

ただし、このサイトは、「学問道場」であるので、国際情勢解説分析だけを載せていない。

もっと幅広く、歴史、哲学から映画分析まで提供してくれる。

このサイトは、私の人生を劇的に変えてくれた!

一方、「田中 宇の国際ニュース解説」http://tanakanews.com/index.htmlの有料サイト購読料は、年間で6,000円だ。半年で3,000円だ。

ただし、年間会員になると20日間のオマケがつく。

つまり、「385日」会員となれる。

この2つの「国際情勢解説サーヴィス」のいいところは、解説文のニュースソースが明らかにされていることだ。

分析の基となっている資料が明示されている。

どの新聞の記事か、どの文献の記事か、明記されている。

根拠が示されている。

テキトーな感想や放言ではない。

CIAだかNSCだか知らないが、インテリジェンスといいますか諜報というのは、スパイ活動ばかりではない。陰謀工作だけではない。

普通の誰でも入手できる新聞や雑誌や官公庁のサイトの記事を集めて丹念に読み分析することが、インテリジェンスの肝だ。

誰でも手に入る情報から、事件や現象の背後にある因果関係を見抜き、事件や現象の持つ意味を把握し、近未来予測をする。これが、インテリジェンスだ。

日本人による「国際情勢解説」という作業は、具体的には海外のメディアの記事を集めて読み込んで、整理して、何がほんとうは起きているのか推測することである。

ほんとはさ、私だって、少しは英語が読めるんだし、The New York Timesだって、The Wall Street Journalだって、Newsweekの日本語版だって、読めるんだからさ、国際情勢わかってもいいんだけどさ。

あいにくと、わからない。

海外のメディアの記事を読んでも、個別の記事を読んで、ああそうですか、とわかった気になるだけだ。

でも、ほんとうは何もわからない。

何が起きているのか大きくは把握できない。

小さくも把握できない。

ましてや、国内問題優先で「世界の警察官」なんかしてる余裕ないと公言していたトランプ大統領が、シリアでアサド政権がサリンみたいな生物化学兵器使ったからという理由で、シリアを空爆した理由なんかわかるわけない。

生物化学兵器をシリアのアサド政権が使ったのかどうかもわからないのに、やけに迅速にシリアを空爆した理由なんかわからない。

それも習近平さんと初めて会談する日に。

トランプ大統領が、側近のナショナリストのスティーヴン・バノンさんをNSCから外したってのも、どういう事情かわからない。

グローバリズム反対じゃなかったの、トランプさん。

グローバリズムを推進する「軍産マスコミ学界複合体」からアメリカの政治を奪還するんじゃなかったの、トランプさん。

???!??

疑問がいっぱい。

というわけで、私の目に入ってきた個別のもろもろのニュースを、意味あるように連結させて、絵解きしてくれるのが、「副島隆彦の学問道場」であり、「田中 宇の国際ニュース解説」だ。

絵解きされたものを信じるか信じないかは情報消費者の自由だ。

ほんとは、この2つのみ購読していればいいんだけさ。

この2つだけならば、年間16,000円ですむのにさ。

「情報配信サーヴィス」貧乏にならないですむのにさ。

でもね〜〜〜じっくりと大量の文章を読むのも、しんどいときがあるんだよね。

そういうときは、動画配信系サーヴィスで遊ぶ。

まあ、動画配信系サーヴィスも来年くらいには飽きているだろうけれども。

しかし、「副島隆彦の学問道場」と「田中 宇の国際ニュース解説」は、ここ16年間ほど飽きないです。

「まだ引越しの疲れが取れなくて〜〜」と言い訳しつつ、最低限の家事をする以外は、読書と各種の情報配信サーヴィスを漁って遊んでいる春の日々。

なんちゅ〜〜至福。

この世界の片隅で、この世界の動きをwatchingしているような気分。

お母さんのお腹のポケットから世界を眺めているカンガルーの赤ちゃんのような気分。

でも、ほんとうは、私が生きている世界の状況は風雲急を告げている……

情報配信サーヴィス貧乏 (1) 動画系

本日は、2017年4月5日水曜日だ。

私の朝は、目が醒めると、まずはiPadを操作して、講演とかセミナーの動画を流して聴き始めることから始まる。

聴きながら、顔を洗い歯を磨き、お湯を沸かして、お白湯を飲む。

プータローならぬプー子の無職生活に入ると、朝の気忙しさがないのがいい。

実に爽やか。

私が毎日流して聴いている講演やセミナー動画というのは、有料のもろもろの国際情勢情報配信サーヴィスが提供するものだ。

20世紀末から21世紀に入ったあたりから、日本人の間でもMSM(main stream media)に対する不信がジワジワ広がってきた。

大手マスコミの新聞を読んでいても、TVを視聴していても、事実はわからないということが、わかってきた。

こういう認識が広まってきたのは、インターネットの発展のおかげだ。

大手マスコミではなく、草の根の情報発信活動は、アメリカでは1990年代後半から始まった。

日本においては、インターネットを利用しての国際情勢に関する見識分析近未来予測を提供する活動については、副島隆彦(1953-)氏が先駆者のひとりである。

「副島隆彦の学問道場」は、1998年に始められた。

このサイトは、年間講読料が1万円「以上」だから、余裕と支援しよーという気があれば、いくらでも支払えばいい。

余裕がないなら、ともかく1万円支払えばいい。

年間購読料1万円は、格安である。

学生とか無職で有料会員料を支払えない場合は、きちんと申告すれば無料になる。

私が、「副島隆彦の学問道場」の会員になったのは、2001年からだった。

「副島隆彦の学問道場」は無料で読めるコンテンツも多いので、会員にならずに読んでいる人々も多いらしい。

情報にはカネ出すべきだと思うけどねえ…

教えてもらっているのならば、きちんと代金を払うべきだと思うけどねえ……

2010年代に入ってから、この種の情報配信活動がハッキリと変化してきた。

あからさまビジネスになってきた。

インターネットを利用した「情報配信サーヴィス」となってきた。

映像で講演やセミナーを配信する形式になってきた。

今日は、私が年間会員となって会費を払って視聴している「情報配信サーヴィス」について書く。

もうひとつ、お金払って視聴することを考えている「情報配信サーヴィス」もある。

これも国際情勢情報配信サーヴィスである。

今は様子見。

おそらく、有料会員になるだろうなあ。

私が欲しいのは情報だけだから。

まあ、無職のプー子が情報を漁っても無意味なんだけどさ。

これは趣味というより、私の欲望だから。

今のところ、私が購買している「情報配信サーヴィス」は、以下のものだ。

(1)ダイレクト出版が提供する西 鋭夫(1941-)氏の「フーバーレポート」。年会費は税込み20,000円ちょっと。

西氏については、前にもこのBlogで書いた。スタンフォード大学のフーバー研究所にダイレクト出版の社長が寄付した講座の教授で、「日本近代史」を担当なさっている。

(2)同じくダイレクト出版が提供する藤井厳喜(1952-)氏の「ワールド・フォーキャスト」。年会費は税込み20,000円ちょっと。

この方は、ハーヴァード大学で博士号を取り、国際情報レポートを官公庁や企業に年間購読料20万円くらいで販売してこられた。その一部を「ワールド・フォーキャスト」で披露している。

(3)ダイレクト出版と協力することもあるが、別口の会社に「ザ・リアル・インサイト」という配信サーヴィスもある。

いろいろな講師や有識者の講演を毎月配信している。年会費は税込み49,000円くらい。

こちらのサーヴィスで紹介される講師たちは、ちょっと玉石混交気味だ。

テーマも国際情勢に限らずに、落合莞爾氏のような歴史家の講義も配信するが、根拠の薄い陰謀論系も混じっている感じだ。それはそれなりの面白さがある。

(4)ダイレクト出版系の三橋貴明氏(1969-)氏の「月刊三橋新経世済民新聞」は、年会費、これも2万円くらいかなあ。毎月、経済系のニュース解説を配信しておられる。

これだけならば、年間会員費は総計で12万円ぐらいですむ。

ところが、上記のそれぞれが、他の配信サーヴィス商品を別に販売している。

たとえば、三橋貴明氏のサイトでは、「日本一わかりやすい世界経済の読み方」講座を販売している。

内容はヨーロッパ編、アジア編、ロシア編、アメリカ編、日本編と別れているが、厳密に分類されているわけでもない。三橋氏の説明は非常にわかりやすい。

これは3万円くらいだったかなあ。

西氏のところでは、日本近代史のセミナーの動画を、10万円くらいで販売している。

これは、相当に面白い!

「日本近代史秘話」の趣で楽しい!

10万円より高価だったかもしれないなあ。

しかし、10万円以下ということはなかったと思う。

それから、国際ジャーナリストの丸谷元人(1974-)氏の危機管理とかインテリジェンス(情報収集分析の上での洞察力や判断力)に関する講座の動画も、これはいくらだったかなあ。

忘れた!忘れたのだから、すごく高いわけではなかったのだろう。

丸谷氏は、オーストラリアの大学を卒業なさり、今は海外に展開する日本企業の危機管理コンサルタントをなさっておられる。

現地駐在の社員たちが誘拐されたり、テロの被害にあったりは、これからもっと起こりうるからだ。

こーいう講演動画を視聴すれば、御本人を見たいと思う。

で、御本人の講演を毎月1回くらいの頻度で、半年間とか1年間ほど開く講座が企画される。

その受講料は、税込み20万円とか35万円だ。

講座が開催される場所は東京だから、私は通っていられない。

もちろん、こんなに高価な受講料は、私は払えない。

だから、こういう講座には行ったことはない。

まあ、遅くとも数年待っていれば、もっと安価で配信される(と思う)。

というわけで、こういう「情報配信サーヴィス」を視聴していると、真偽はともかく、面白い。

けれども、お金が出て行く。

今のところの私が購買しているこれらの配信サーヴィスの思想的背景は保守系だ。

日本自主独立を目指している。

ダイレクト出版の社長は、小川忠洋(1976-)氏である。

まだ1976年生まれのお若い方である。

まだ40代に入ったばかりで、あれだけインターネットで宣伝できる財力があるんだなあ〜

すごいなあ〜〜

何か背後勢力があるのかなあ…..

この情報配信サーヴィスの講師の方々は、やたら日本のことを「属国」と言う。

脱属国を唱える。

その「属国」コンセプトを広めた副島隆彦氏のことについては、全く言及しない。

これも不思議。

言っていることは、かなり副島隆彦氏の見解とかぶってますが…

????

疑問は尽きないが、しばらくは、私の「情報配信サーヴィス」貧乏は続きそうだ。

北欧高度福祉社会&人権大国の凋落?

本日は2017年2月22日水曜日だ。

名古屋の自宅の断捨離を済ませた。

追いつめられて、ガンガン処分した。

死ぬときは何も持っていけないもんね。

それでも、私は、かつて霊能者さんに「下手すると100歳まで生きますよ」と、呪いの言葉をかけられたので、そうは簡単に世捨て人になれない。

物欲いっぱい!執着いっぱい!

それでも、今の私がほんとうに必要としているものを絞り込めた!

福山に戻ったら潔くガンガンガンガン処分する覚悟ができた!

それはさておき、まっこと世は移り変わるなあ……と思うことしきりな昨今の世界情勢。

今はトランプ政権の「アメリカ合衆国主席戦略官」であり「上級顧問」のスティーヴン・バノン(Stephen Bannon:1953-)さんが、2007年に創設した保守系というか右翼系ニュースサイトの「ブライトバート」(Breitbart)の発信ニュースを読んでいたら、こんなニュースがあった。

http://www.breitbart.com/london/2017/02/21/ten-topics-swedens-multicultural-utopia-massively-failing/

このバノンさんは、超右翼で性差別主義者ということで、評判悪い。

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眼鏡かけてることも多いですね〜〜バノンさん。

このバノンさんがトランプ政権に入ったので、Breitbartを引き継いだ若き美男子のミロ・イアノポロス(Milo Yiannopolous: 1984-)さんが、つい最近になって、小児性愛を認めるような発言を責められて辞任しましたね〜〜

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「16歳の美少年にエロスを感じてもおかしくはない」みたいなこと言っちゃって。

別に発言は自由だろ〜〜感じ方は千差万別よ〜〜

と思うけど、ニュースメディアのCEOがこういうこと言っちゃいけないということで、リベラル勢力からバッシングされましたですね〜〜

いろいろトランプ政権は攻撃されておりますね〜〜

アメリカの主要メディアは圧倒的にリベラル系民主党系だからね。

どうしても、こうなる。

先日も、トランプ大統領が「スウェーデンで起きてるみたいなことがアメリカで起きちゃ困る!」みたいなこと発言して、スウェーデン政府から抗議された。

でも、移民の天国=人権大国のスウェーデンは、ほんとうは困ったことになっている。

以下は、ブライトバートが報じていた「多文化主義の天国だったスウェーデンが急速に凋落しつつある10の理由」だ。

順番は、報道記事に記されていたとおりではないですが。

1   移民に殺された女性のことをスウェーデンのメディアは報道しない。

2   スウェーデン政府は移民の犯罪をメディアに報道させない。

3   スウェーデン警察から離職者続出。大量に。移民警護がいや。国民を守りたいのに。

4  手榴弾が飛び交う移民無法地帯がスウェーデン国内にある。

5  スウェーデン国内に少なくとも55の移民無法地帯がある。

6  凶悪犯罪のほとんどが移民によるもの

7   移民のシェルターに移民が寄り付かない。強姦が多過ぎる。

8   スウェーデンの学校は移民対応のために教育の劣化が進行中

9  スウェーデンの失業者のほとんどが外国人。つまり移民。

10  移民はスウェーデン女性を強姦する。

あれあれ。

「右翼のメディア」だからデタラメとは言えないですよ。

「左翼のメディア」も、相当にデタラメですからねえ……

話半分にしても、スウェーデンきつそう。

日本みたいに綺麗事言ってるだけならいいけれども、綺麗事を本気にして実践するとまずいよ。

地獄への道は善意で敷き詰められているのだよ。

The road to Hell is paved with good intentions.

他山の石ですよ〜〜〜

かつて、冷戦終結後の日本の左翼さんたちの憧れは、北欧諸国にシフトしたよね、ソ連から。

高度福祉社会スウェーデン!! デンマーク!!

前の勤務先の男子学生なんて、「デンマーク人になりたい!」と言っていた。

「デンマーク人になると、すっごく楽なんです。どうやったらデンマーク人になれますかね?」

と、私はその学生に尋ねられた。

「1番手っ取り早いのは、デンマーク人の女性と結婚してヒモになるんだね。頑張ってね〜〜」

と、私は答えておいた。

学費、医療費が無料で、外国人にも福祉が手厚いデンマーク。

でも、その財源は税金でさ、勤勉なデンマーク人の収入から差っ引かれたオカネなのだよ。

デンマーク社会に貢献できるような技能も知識もない類の日本人が、「生きるのにラクだから」という理由でデンマークに行きたいと思うなんて。

こんな平和な日本においてでさえ、働くのが嫌だから、デンマーク人になりたいと思うとは……

どうして、そんな寄生虫根性になれるのかねえ……

と、私は呆れつつ、その学生の顔をマジマジと見たものだった。

日本人女性のヒモになるのさえ、どう考えても無理な類の容貌の持ち主であったが……

高度福祉国家というのは、まず成員数が限定されていないと成立しない。

我も我もと、その高度福祉国家に殺到したら、福祉の受益者ばかりが殺到したら、成立しない。

あたりまえだ。

高度福祉国家というのは、財源である税金を支払うことができる人間が成員の多くを占めていないと、維持できない。

あたりまえだ

だから、高度福祉国家は、前提として、閉ざされていなければならない。

成員の人権は尊重し保障するが、非成員のことまでは知らん。

これが、高度福祉国家のリアルだ。

なのに、なんで、スウェーデンにしろ、デンマークにしろ、移民の流入を認めちゃったのだろう。

もっともデンマークは移民政策を変えて、移民への福祉給付を半減したそうであるが。

当然だなあ。

しかし、スウェーデンは、そこまでやっていない。

スウェーデン社会に貢献できる類の人々を移民として受け入れるのはいいけどさ。

自国で食いつめた類の人間まで、なんで受け入れるんだ。

高度福祉国家と「移民の人権も守りますよー」の類の人権大国は、両立しない。

医療の無料化はいいけれども、医療従事者の賃金が低く抑えられているので、「こんなん、やっとれんわ」ということで、医師も看護師も海外に出稼ぎに行ってしまうのが、デンマークの現状だ。

ということで、冷戦終結後の日本の左翼さんは、憧れの半社会主義国家の北欧諸国が移民の流入により荒廃し疲弊していく現状をどう考えるのだろう。

次は、どこの国をお手本にしますか?

北朝鮮ですか?

それとも、人工知能にガンガン労働させて生産性を上げて、その収益でベイシック・インカムを実現させて、「人類牧畜化」を推進しますか?

だいたいが、自分の国の現状が酷いからと言う事で外国に逃げてくるような不甲斐ない人間なんかに、入ってこられても迷惑だろ。

移民というのは、移民が出る国というのは、その国の政治が失敗しているということだ。

その国の政治の失敗は、その国の人間が何とかしなければ何ともならないんだ。

と、生まれた国と自分自身を一体化して考える「遅れた意識の私」である。

私の最終講義の動画です!

本日は2017年2月4日土曜日だ。

昨日も今日も風邪で寝込んだり起きたり。

来週1週間は忙しいんだから、早く風邪よ治れ。

試験前の授業もあるし、学期末試験もあるし、卒論発表会もある。

どこまで続くぬかるみぞ。

でも、これが人生よん。

ぬかるみを歩いていないと、わからないことがいっぱいあるんよ。

ところで、2月2日の私の最終講義を、渡邊明先生(三重大学名誉教授、埼玉大学名誉教授であらせられますが、福山市立大学名誉教授の称号は要らんとお蹴飛ばしになりました)が撮影、編集、配信してくださいました!

渡邊先生、ありがとうございます!!

みなさま、お気が向いたら、ご視聴してやってください。

こういうものは、「ながら」で聴けるからいいよね。

私も、台所仕事しながら、Amazon通販の段ボール箱を解体しながら、よく人様の講演のYouTube配信をiPadで聴いている。

私に、ネット難民の類の私に、講演や講義をYouTubeで配信してみなさいと薦めてくださったのは渡邊先生であった。

最初にそう薦めていただいたときは、「えええ?」であった。

しかし、まがりなりにも、情報発信者とし生きるつもりであるのならば、身を曝すことに躊躇していてはいけないよね。

ここに、私の最初で最後の「最終講義」を配信させていただきます。

パワーポイント資料は、他の講演会で使ったものなどもリサイクルしています。

例によって例のごとく、いい間違いがすっごく多いです。

親イスラエルのつもりで、親イスラムと言っている。

婿さんのつもりで、娘婿と言っている。

トランプ政権のつもりで、オバマ政権と言っている。

脳がおかしい。

瑣末なことが気になる方々は、視聴しないほうがいいです。

悪しからずご了承ください。

 

 

オーディション番組こそポピュリズムの華

本日は2016年12月7日水曜日だ。

ポピュリズム(populism)を「大衆迎合主義」とか「衆愚制」みたいに思っている方、それは、あなたが日本のメディアに騙されているだけ。質の悪い学者がメディアで垂れ流す言葉をほんとうと思っているだけ。

ポピュリズムは、エスタブリッシュメント(既成支配層)に好きにされている政治や経済状況に、「いい加減にしろ!国民の圧倒的多数を占める人民を足蹴にするような政治や経済じゃあ、しかたないだろ!努力しても食っていけないシステムを変えろ!」と大衆の声を突きつけることだ。

トランプさんはポピュリストとして、日本のメディアにも散々と悪口書かれた。

会田弘嗣さんという人も、典型的アメリカ民主党政権リベラルの立場から『トランプ現象とアメリカ保守思想』という著書で、トランプさんを新右翼(New Right)と断じていた。

アメリカに住むアメリカ人の利益が1番で、アメリカの国益=アメリカの圧倒的多数の国民の利益が第一で、そんな遠い中東のことなんか知らんと言うと右翼でポピュリストなんか。

日本も自主防衛せい。アメリカだって財政状況は苦しいんだから、日本防衛なんか知らん。自分の国は自分で守れ。そんときはアメリカの武器をいっぱい買ってね、と言うのは右翼でポピュリストなんか。

至極あたりまえの、もっともなことじゃないか。

自分の国の利益を考えることは、自国民の暮らしが成り立つようにするためなら何でもやるってことだ。

ポピュリストでない政治家なんて、国民にとっては存在価値がない。

財団を立ち上げて、その財団に巨額の寄付をしてくれるならば、国家機密情報だろうが何でも売ることは、リベラルで正しい政治家なのか?

大義だかグローバリズムだかオープン・ソサイエティだか知らんが、自分の頭の中の妄想を実現させようと世界を社会工学(social engneering)的に変えちゃおう〜〜〜と、よその国々の政治や文化を引っ掻き回すことが、リベラルで正しい政治家なのか?

アホか!

という怒りがポピュリズムである。

しかし、政治家は大変だ。

大衆というのは、十把一絡げの人民ではなく、いろいろいる。

こんなん生きててもしかたない愚民でも食わせないといけない。

だって、保育園の子供の声がうるさいと保育園に苦情を言ったり、除夜の鐘がうるさいと寺院に苦情を言う強烈な馬鹿もいるもんなあ。

そんな馬鹿にも人権はあるんだから。

政治家は大変だなあ。

だから、もっと大きな視野から考えれば……国民のための政治なんかせんでいいわ、こいつら生きてハンバーガー食ってコーラ飲んでスマホいじってTV見てるだけなんだから、こいつらのことなど考えんでいいと確信犯的に考える政治家がいる(であろう)のも、理解できる。

さらにもっと大きな視野から見れば、地球の健康な存続のためには、人類は多過ぎるので、うんとこさ減らそう〜〜それこそ正義である!真に理想の社会を構築するためには、こいつら要らん……と考える博愛主義者がいても、おかしくはない。

ポピュリストの気持ちは実感としてよくわかる。

同時に、グローバリストやNew  World Order推進者の気持ちも想像はつく。

たださあ、私は今やインターネットのYouTubeで拡散されている各種のオーディション番組の録画を見ていると、やっぱり、ポピュリストの方が正しいと思う。

たとえば、Britain’s Got Talent とか、その各国版とか、American Idolとかのオーディション番組見ていると、ほんとに世界中に凄い才能の持ち主が名も知られずに生きているのだなあ……と感心する。

どんなに無名で貧しくとも、専門の教育など受けていなくても、なんのコネもなくとも、参戦できるのがオーディション番組だ。

ただ冷やかしに来ただけなんかなと思われた中年の野暮ったいデブのオバサンが、実に澄んだ美しい歌声を披露して、観客を涙ぐませる。https://youtu.be/4KUpKXUSpfM

不細工でデブの携帯電話のセールスマンのお兄さんが、素晴らしいテノールでオペラを歌う。https://youtu.be/o5GUM8E0xPI

すごく内気そうな、若いのに化粧もファッションも冴えない女の子が、素晴らしくセクシーな低音で観客を魅了する。https://youtu.be/4KUpKXUSpfM

中年過ぎのオッサンたちが5人も舞台に立つと、舞台が暗く淀むが、踊り出せば身も軽くキレも良く観客を楽しませる。https://youtu.be/ggswWVZ8zKA

いかにもいかにも学校で虐められそうなひ弱な男の子が、虐め(bully)を諌めるラップを歌い、世の虐められっ子たちに勇気を与える。https://youtu.be/g3Rf5qDuq7M

どう見ても特徴のなさそうな風貌の日本人の若者のダンスが奇抜秀抜卓抜で、アメリカの観衆の心を掴む。https://youtu.be/cn-NsWRtaSY

オーディションこそ、ポピュリズムの華だ。

圧倒的多数の人民の中にこそ宝がある。

地上を社会を楽しく多彩に生き生きと面白くするのは、圧倒的多数の人民の才能の開花だ。

その未だ世に出ない才能を発掘することがオーディションだ。

パフォーミング・アーツ(performing arts)は観客を魅了して感動させれば勝ちである。

「M-1グランプリ」は観客を笑わせることができれば勝ちである。

こんなに勝ち負けが明解なのもない。

アマチュアもプロも関係ない。

学歴も家柄も容姿も関係ない。

観客は感動すればスタンディング・オベイションをする。

歌やダンスなどのパフォーミング・アーツ以外にも、世に隠れた才能はいっぱいにあるに違いない。

そういう才能もオーディションできればいい。

アメリカのYouTube見てると、政治家のスピーチの映像がいっぱい視聴できる。

あれだってパフォーミング・アーツみたいなもんだ。

現代の日本の政治家のスピーチはパフォーミング・アーツになっていない。

政治弁論のオーディション番組もあるといい。

普通の主婦がすごい政治的アジテーションができるかもしれない。

高校生が理路整然と爽やかに国防を語るかもしれない。

90歳近くの高齢女性が年金制度改革について語るかもしれない。

ちょっと前まで国家公務員だった男性の暴露話もいい。

元自衛隊員が訴える自衛隊員の待遇の改善とか。

彼らや彼女たちから、ほんとうに国政や 地方行政に入る人々が出るだろう。

この世に生きる圧倒的多数の人民の持つ才能やエネルギーを埋もれさせないために、各種のオーディション番組が乱立するといい。

ひとつのテーマを15分以内にいかに面白くわかりやすく教えるかで、教師のオーディション番組があれば、日本の教師の刺激になる。

T-1グランプリね。「先生のグランプリ」よ。

教師で食っている人間じゃなくても参加できる。

おそらく、国立の教育大学(や教育学部)出身の教員はボロ負けする。

絶対だって。

賭けてもいいね。

勝つのは、ほとんどが学習塾の先生になるんじゃないか。

地球の資源のうち、豊かにあるけれど使われていないのは人的資源だ。

官庁や大企業は、かなりの新人をコネで採用している。

マスコミは特にそうだと聞く。

大手新聞社とか放送局とか。

国連もそうだと聞いたことある。国連で働いていた人から聞いた。

地方の教員採用なんて、情実が相当に多い。

適材適所なんて、全くできていない。

圧倒的多数の人民の埋もれている才能の発掘と開花を促進させるシステムが、構築されるといい。

どんなシステムがいいのかなあ。

八百長ではないオーディションや公募というものこそ、民主制の華だ。ポピュリズムの華だ。

審査できる人間がいるのかって?

審査員のオーディションもやろう。

(備考) 畏友の国際安全保障学者の松村昌廣氏によると、ポピュリズムは「百姓一揆」のようなものだ、そうです。なるほど。

日本列島まるごと米軍基地で、かつ国連軍基地!

先日の10月15日に聴きに行った「日本臨床政治学会」のシンポジウムで私が確認できたことは、大雑把に言えば、こうだった。

「一般的日本人には見えないようにされているけれども、日本列島は米軍のアジア戦略と中東戦略の大きな軍事拠点であり最前線である」ということだった。

つまり、日本列島はまるごと米軍基地なんよ。

「植民地」って感じでもない。

でもって、安全保障条約が破棄されても、米軍は帰らなくてもいいんだよ。

法的に日本に留まることができるらしいよ……

だって、米軍は国連軍でもあるから……

どーいうことか?

本日は、シンポジウムの講師のおひとりの清水隆雄氏の「日本の米軍基地の実態」というお話について紹介する。

清水隆雄氏は、国立国会図書館専門調査員だった方である。

国立国会図書館の専門調査員というのは、それぞれ調査研究テーマが決まっている。

清水氏のテーマは 、アメリカの軍事史である。在日米軍やアメリカの軍事研究を任されていらした。

国会議員から問い合わせがあると、即座に資料を揃えて提出するのが専門調査員の仕事である。

国会議員が自分で調べるわけではない。

みな国立国会図書館専門調査員が調べる。

そのための資料集めについては、専門調査員の自由裁量。

国会図書館職員であるのだが、専門調査員のしていることは研究者と同じだ。

国のお金でガンガン勉強できる。資料を買い集めることができる。

だから、途中で大学教員に転身する国立国会図書館専門調査員も少なくない。

スカウトされるわけだ。

清水氏のご著書には、『アメリカン・ソルジャー—米国社会と兵役制度史』(志學社、2012)がある。

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これは私も読ませていただいた。非常に面白かった!

特に「民兵」に関する記述は、私も講義で随分と活用させていただいた。

だから、研究はしたいが、学生を教えたり、大学内雑務が嫌いな人は、国立国会図書館専門調査員になればいいね。

ただし、最終的には国会議員(与党ね)のコネとかないと、そういうポストには就けない。

と、元国会図書館専門調査員で、今は某有名私立大学名誉教授である方にうかがったことがある。

まあ、そういうもんだよね……

(以下、清水隆雄氏のお話内容の「覚え書き」始め)

(1)米軍の基地使用についての法的根拠は、日米安全保障条約や日米地位協定。

(2)その運用については、日本側からは、外務大臣と防衛大臣が出て、アメリカ側からは国務長官と国防長官が出て、2人と2人で決定することになっている。

(3)「日米合同委員会」つーのもある。これに出るのは米軍人にとっては出世コースだってさ。

日本側から出席するのは、外務省北米局長、法務省大臣官房長、農林水産省経営局長、防衛省地方協力局長、外務省北米局参事官、財務省大臣官房審議官。

なんで農林水産省が?国土交通省じゃないんだ?

アメリカ側から出席するのは、在日米軍司令部副司令官、在日アメリカ大使館公使、在日米軍司令部第五部長、在日米陸軍司令部参謀長、在日米空軍司令部副司令官、在日米海軍司令部参謀長、在日米海兵隊基地司令部参謀長。

この「日米合同委員会」つーのには35の分科会がある。この委員会は、毎月2回協議してる。会合場所は、ニュー山王米軍センター(広尾のニューサンノー・ホテル)か外務省の指定場所だって。

料亭ではないよね……なんとかシャブシャブでもないよね……

実質的運用は、すべてこの「日米合同委員会」で決める。

毎月2回!!けっこうな頻度だ。新聞に載っていないけれども、大事な会議は開かれているのだ・・・

(4)在日米軍基地の数は、アメリカ国防総省のホームページ2016年10月15日閲覧によると、116基地

陸軍が15。空軍が37。海兵隊48。海軍16。

(5)在日米軍の兵員数はわからない。日本の出入国管理外だから。

兵士ばかりでなく、軍属も家族も旅券やVISAを免除されてる。CIAの諜報関係者も旅券、VISAなしで日本入国可能。

(6)日本側にデータはないけど、アメリカのBase Structure Report(2015) によると、在日米軍の内訳は以下のとおり。

陸軍2,208人。海軍18,344人。空軍11,950人。海兵隊15,935人。合計48,437人。米軍が雇用してる軍属11,548人。ここには日本人従業員は含まれていない。

ここに兵員の家族を含めると、約100,000人の米軍関係者が日本にいると思われる。

(7)米軍の日本国内での移動は、車両については原則自由。「軍務」証明があれば、有料道路の通行料は日本負担。自動車税は免除されてる。この軍務証明は私用にもガンガン乱用されているらしい。

(8)横田基地空域は、関東西部から中部地方東部にかけて、太平洋から日本海まで米軍の排他的管理下にある。日本の民間機は、この空域を回避して飛行する。

日本の空は日本のものじゃない……

(9)日米地位協定の航空特例法により、米軍機は自衛隊機と異なり、航空法の規制は受けない。最低高度規制 も、制限速度も、飛行禁止区域もなし。

あらああ……

(10)極東における国際平和と安全の維持に貢献するという名目があれば、移動は自由。国外も国内でも軍事行動は自由。

あらああ……

(11)米軍は課税されない。米軍兵士が基地外で買物しても消費税は払わなくていいんだよね。

(12)米軍に対する民事の請求権は、米軍によって被害を受けたのが自衛隊やそれ以外の日本の国有財産なら、基本的には日本に請求権はない。

????

(13)民間から米軍に対する請求は法的に馴染まない。日本国政府に請求する。

????

(14)米軍無線局には日本の電波法は適用されない。

ふーん。盗聴も傍受もいいわけだ。

(15)米軍基地内の日本人労働者の時間外労働は、日本の労働基準法関連規定が適用されない。

ふーん。労災の適用外なんかな? 年金は?健康保険は?

(16)交通事故の補償で日本側に過失がなくても、日本政府は賠償金の25%を支払う。

はああ?

(17)米軍基地返還時の原状回復義務はなし。ぶっ壊したまんま帰国してよし。

はああ……

(18)日本は、アメリカの財産の捜索、差し押さえ、検証を行う権利はない。

………

(19)基地内の犯罪は米軍に刑事裁判権あり。基地外の犯罪は、公務であれば米軍に刑事裁判権あり。非公務ならば日本に刑事裁判権があるけれども、基地内に被疑者がもどれば、拘禁権は米軍にあり。

(20)2005年から2013年までの米軍兵士の性犯罪者で、犯罪の詳細が判明した者は244人で、その3分の2は不名誉除隊や罰金の人事処分であった。刑事裁判にかけられなかった。

(21)2016年度に日本が負担する米軍関係経費は以下のとおり。

①在日米軍駐留関係経費  ②防衛省予算(周辺対策、施設借り料、リロケーション、漁業補償) ③防衛省以外(提供普通財産借り上げ)  ④他省庁分(基地交付金) ⑤SACO沖縄基地整備関係経費 ⑥米軍再編関係経費 ⑦特別協定による負担 など、もろもろで9000億円近く。

つまり1兆円か……

「思いやり予算」6500億円どころじゃないね。

日本政府は、2017年度の国防予算を5兆1000億円と計上している。

これは今までで最高額。

在日米軍経費を入れれば、ほんとは、国防費は6兆1000億円なんだな……

(22)実は、驚くべきことだが、安全保障条約が廃止されても、米軍は日本に駐留できる!!

1954年に「国連軍地位協定」が日本政府と国連軍司令部との間にとりきめられた。

これは、朝鮮戦争終了まで戦争への協力を日本がするという協定。

でも、1950年に開始された朝鮮戦争は休戦中であり、法的には終了していない。

国連軍司令部の統一指揮権は米軍の司令官が持っている。ということは、在日米軍は国連軍でもある。

1957年に国連軍司令部は韓国に移動した。

国連軍後方司令部は日本に設置された。

横田、座間、横須賀、佐世保、嘉手納、普天間、ホワイトビーチは、国連軍基地として法的に位置づけられている。

よって、安全保障条約が破棄されても、米軍は国連軍として日本に留まる権利がある。

(以上、清水隆雄氏のお話の「覚え書き」終わり)

みなさま、ここまでくれば、「日本は米軍に好きにされているというより、日本列島そのものが米軍基地なんだ……」という私の苦い感慨をご理解いただけると思います。

こういう事実を知ると、「日本独立!」なんて空想妄想絵空事に思わされる。

こういう状態は、外国人から見れば丸見え。

でも、一般日本人には見えないマトリックス。

あなたも、私も、米軍基地に住んでいるのだよ……

うーん……長い夢から醒めたような気分だ……

で、悪夢のような現実の中に生きている自分に気がつく……