上海に来た!

本日は、2017年4月29日土曜日である。

昨日の28日から上海に来ている。

東アジア情勢が緊迫しているので、外務省から近隣諸国への渡航禁止命令が出ないうちに、中国に行こうと思ったので、来た。

脚の具合もあるし、体調も悪いんで、2泊3日という短い旅だ。

だから明日は帰る。

短い海外旅行ってのも年取るといいよ。

荷物も少ないし、上海なら飛行機に乗っていてもすぐに着く。

上海つーのは、戸籍上人口は2500万だけど、ほんとは3000万人ぐらいいる大都市だ。大港町だ。

上海の中心地は、黄河の支流の黄浦河をはさんで、黄浦地区と浦東地区に分かれる。

黄浦地区には、観光客向けホテルがいっぱいで、阿片戦争敗北以来入り込んだ英国が建てた壮麗な建築物が立ち並ぶ外灘(ワイタン)がある。

浦東(プードン)は、40年前は田圃ばかりだったが、今や中国随一の金融センターだ。

いわゆる上海のThe Wall Streetだね。 Cityだね。

でも、マンハッタンや、テムズ川のロンドンより、浦東地区ははるかにはるかに広い。

マンハッタンも仰天するような超高層ビルが広い広い広いぺったんこの土地に、ニョキニョキと建てられている。

全部が銀行や証券会社だ。

こんなにも中国は投資されているし、投資しているんかね。

現代的な超高層ビル群の風景が大好物の私は、本日の午前中は興奮してしまった。

下の写真は、外灘プロムナードから見た浦東地区。

1番高いビルは、世界最高の632メートルの高さを誇る上海タワー。まさしくバベルの塔だ。

ただし、中身がまだできていない。

この現代のバベルの塔の左下に、センヌキみたいな形のビルがあるでしょう。

これが、The Shanghai World Financial Center  だ!

474メートルあり、ここのObservatory展望台が必見だ!

日本の日立のエレベーターで高速で100階まで昇ると、そこから展望台に行ける。

床の一部がガラス張りで下の風景が見える。

怖い!怖いよ!脚がすくむよ!

しかし、その展望台から見える現代上海の眺望は素晴らしい!!

どこまで行っても、ビルビルビルビル。

瀟洒な住宅地も広がっている。

この金融センタービルよりも有名なのが、東方明珠だ。テレビ塔だ。赤い玉ねぎみたいな展望台の形で有名だ。

ここの展望台の床が、そもそもガラス張りで有名だけれども、ここはいつもすさまじい混雑らしい。

特に、本日の29日から中国でも三連休で、人出がものすごい。

もう人でいっぱい。

どこから湧いて出てくるんだと思わせるくらいに人がいっぱいいっぱいいっぱい。

3時間も炎天下で待っていられないので、中国人女性の日本語ガイドさんの薦めで、私はThe Shanghai Financial Centerに行った。

いやあ〜〜良かった良かった良かった!!

「AIIBの本部は、上海にあるんですか?」とガイドさんに聞いたら、AIIBと言ってもわからないみたいだった。

やっぱ、中国語できないと、ダメだな。

「アジアインフラ投資銀行」って、中国語でなんて言うんだ?

やっぱり、来て自分の目で見てみないとあかんよね。

Seeing is believingだ。

上海すごい。

上海を蠢めく人間の数がすごい。

これだけの人間を食わせなくてはいけないのだ、中国政府は。

これだけの人間に幻想を与え、働かせなくてはいけないのだ、中国政府は。

ローマ帝国の時代から、帝国の人民に「パンとサーカス」を与えることが為政者の仕事だ。

13億の人間に与えるパンとサーカス。

強権発動で非民主的で人権なんか蹴飛ばして、中国は前進せねばならない。

ゼンチン!ゼンチン!ゼンチン!

チアンジン! チアンジン! チアンジン!

どっちやねん。

中国語(プートンファ)の発音は難しい。

浦東空港から上海の中心地の外灘にあるホテルまで乗った自動車(ネットで予約してチャーターしておいた)の車窓から見えた街の風景は、ロシアとアメリカを足したような大陸風。

建物は、やたら大きくて高い。

大きさでまずは圧倒するという姿勢が、おもろい。

何につけても、尋常ではない大きさ、広さを誇るのが、中国の観光地であり、中国のありようだ。

その底は浅いが、巨大なる虚仮威しのハッタリ全開が、おもろい。

いやあーーもう、すごい。

中国の脅威にびびる人々に、副島隆彦氏は講演でこうおっしゃった。

「中国を怖がり嫌う前に、まずは行って見てくることです。自分の目で見てきなさい」と。

で、やっと私は見に来た。

すごい。

圧倒された。

トンチンカンな点は多々ある。

しかし、中国はガンガンガンガン前進中だ。

たとえ、虚仮威しのハッタリであろうと、ああいう大きな景観を作った中華人民共和国はすごい。

私は、マンハッタンでも、トロントでも、サンフランシスコでも、チャイナタウンが好きだけれども、上海はみんなチャイナタウンだ。

おもろい。

三重大学工学部大学院「生産管理論特論1」第3回講義(1)  院生の質問に応えて

本日は2017年4月27日木曜日である。

4月29日から5月7日までの黄金週間を前に、日本中が、しばしちょっとだけ静かにしている感じである。

本日も渡邊明先生ご担当の「生産管理特論1」の講義内容を紹介する。

第3回講義は、2つのパートに分けられていた。

第1回目講義と第2回目講義に関する院生さんたちの質問コメントに対する答えるというパートと、講義そのものと。

本日は、講義内容を紹介する前に、院生さんたちの質問に対する渡邊先生のお答えを紹介する。

こういう質問が出ていた。

「商品には物語がなければならないとのことだが、その物語という意味がわからない」

ごもっとも。

正直ですね。

この質問は、第2回目講義の「物語コーポレーション」社CEO加治幸夫氏のご講演内容とも関連する。

藤森の解釈においては、商品の物語性とは、他社の商品とはくっきり違う点、つまり「差別化」を主張できること、である。

その商品の独特のユニークさである。

商品の人生ならぬ、商品の生まれた背景、理由、意義、方向性の主張である。

たとえば、「無印良品」ならぬ「志良品」というアパレル会社があるとする。

そこの商品のコットン製品の材料のコットンは、インドで栽培され商品化されているが、その質は非常に評価されている。しかも、そこの綿織物工場では従業員を搾取しない。加えて、工場の売り上げの15パーセントは、そこのコミュニティの教育福祉に出資されていて、そこの地域では、「綿織物工場立小学校」がいくつもあり、そこで学んだ子どもたちが長じて進学し就職し、インドの地方の貧困解消に貢献している、とする。

すると、「志商品」は、営利を追求もするが社会的責任も果たしているということになる。

こうした物語を主張すべく、ここの製品のロゴは小学校と子どもである。

でもって、そういう背景があるので、ここの商品は非常に安価というわけではない。1年着たら終わりでいい価格設定ではない。ファストファッションとしては使えない。長く愛用して欲しい。

そんなことを訴えるコマーシャルを出す。

その方針に賛同したデザイナーが格安でデザインする製品もある。

これが、他の商品と差別化できる「物語」 だ。

心ある消費者は、同じ買うなら、そこの商品にしようか、となる。

でもって、「志良品」社は、さらに新しい物語を創造するべく、自社商品のリサイクルとして、自社製品3年着用したら買い取るサーヴィスも始める。

云々。

いくらエンジニアが考えて開発した商品でも、売れなければゴミである。

ゴミにしないために、エンジニアは自分が開発する商品の物語性を意識しなければならない。

と、渡邊先生は強調なさった。

「売れない商品はゴミである」は、渡邊先生の講義中の口癖である。

渡邊先生は、私のような妄想ではなく、ダイキン工業が大いに売った「うるるとさらら」というエアコンの実際の事例をあげた。

「うるるとさらら」は2009年発売以来ずっと売れているロングセラー家電商品だ。

ダイキン工業は、旧名「大阪金属」だ。だから大金。タイキンじゃないよ、ダイキン。

しかし、ダイキン工業は150ミリ榴弾砲の製造で知る人ぞ知る大企業であり、工業用エアコンでは有名であったが、家庭用エアコンでは冴えんかった。

ダイキン工業は、なんとか家庭用エアコンでもシェアを広げたかった。

家庭用エアコンで気になるのは、冷房だと寒過ぎることが起きがちということである。暖房だと乾燥することである。

で、ダイキン工業のエンジニアは考えた。

湿度を調節できる機能がついてるエアコンならば、どうだろうか?(製品計画 production plan)

潤いがあると寒く感じない。潤いがあると暖かくても乾燥しない。

体感温度と湿度は密接な関係がある。

調湿できるといいね。

加湿機をエアコンに入れ込めないか?

加湿機は通常はでっかいが、どうやって小さくする?

マーケット・ターゲットは、幼い子どものいる若い夫婦。

赤ちゃんに優しいエアコン!

当然に、価格設定としては、通常のエアコンより高くなる(価格設定)。

でも、赤ちゃんに優しいとなると、 ちょっと高くても親は頑張る!

赤ちゃんに優しいということは、どの世代にも優しいのであるからね。

優しいエアコンという物語ができた!

商品名を「うるるとさらら」とひらがなにして、さらに優しさを強調する(promotion)。

うるるとさらら。

いかにも、優しく冬は潤おい、夏はサラッとした感じ。

ネーミングは大事だ。

「潤い」もいいけど、インパクトはない。

うるるとさらら。

よく考えたよな。

価格は高いけど、顧客の心理的財布を開かせる物語性は確保!

うるるとさらら機能がない安価なエアコンも製造し、いつかは「うるるとさららを買おうかな」と思う潜在的顧客も開拓しよう。

さて、次にどうやって売るかだ(place plan, channel plan)だ。物流ね。

「うるるとさらら」は、大型家電製品量販店で売ってもらうことにする。

大型家電量販店は在庫を嫌う。

注文後3日後に商品が届けば家電量販店は嬉しい。それから顧客に届けるのだが、注文後の4日後に届けば顧客も嬉しい。

「うるるとさらら」は、早く作って早く送り出す。

という「物語」=差別化もした。

ということで、ダイキン工業は家庭用エアコンで第1位を占めることができた!

商品というものは、その商品について語ることができる=他社製品とは違う点=差異化できるものを持ち(plan)、マーケット・ターゲットを明確にして価格設定し(price)、それを宣伝周知できるようにして(promotion)、どう販売ルートに乗せるか(place plan)を考えねばいけない。

それがmanagementである。

以上が、渡邊先生のご説明であった。

何しろ、院生さんたちは企業で製品開発の担当技術者になるのだ。

良いものを作った、だけでは済まないということを渡邊先生は繰り返し強調なさった。

「イノヴェイションのジレンマ」というものがあるそーだ。

すっごい技術革新ができても、それだけでは商品にならない。売れない。

ビジネスモデルの構築というのは、理系の工学部の院生さんも考えねばならない。

えてして、売れるものは、「最先端より一歩だけ遅れているもの」だそーだ。

院生さんたちは、この言葉に反応したようである。

なるほど。

絶世の美女より、新垣結衣ちゃんね。

こーいうのを「戦略的部分最適」と言うらしい。

???

渡邊先生が今現在に注目しておられるビジネスモデルは、「センサーをお腹につけること」だそーだ。

センサーをお腹につけると10分後に大便が出ると鳴る装置に注文しておられるそーだ。

こういう装置ができると介護現場で役に立つ。

あ!鳴ったわ!行かなくちゃ!新しいオムツを用意しておこう!

ってことだろうか。

将来は、センサーが鳴ると、介護ロボットがサッサと被介護者をトイレに運び便座に装着させるってことになるのだろうか。

私としては、お腹に装着すると、腸の蠕動運動が促進されて便秘が治るという装置ができると、大変にありがたいのだが。

便秘対策はさておき、科学技術を商品化することに伴う差別化、物語化についての渡邊先生のお話は、個人の人生にも応用できるね。

自分という商品を、どう差別化していくか。

自分だけの物語を作る。

それから、どう自分を宣伝広告して行くか。

どんな人たちに自分を売り込むか。売り込めるか。

万人に好かれるわけにはいかない。

どう世間に社会に自分を知らしめていくか。

最先端の一歩手前が売れる。

アヴァンギャルドの一歩手前。

あまり世の中の先に行っても受け入れられない。

しかし、陳腐に花が咲いていても、陳腐に変わりはない。

生きて行くってことは、ありのままの自分を世間に突き出すことじゃない。

自分をどんな商品にするか、パッケージはどうするかは、私も私なりに若い頃ちょっとは考えたよ。

私という商品はあんまり売れなかったけど、倒産は免れたから、よしとする。

いろいろ考えさせられた「院生の質問に応えて」のパートであった。

プー子から見える風景 (3) 下から目線はラクだ

本日は、2017年4月24日月曜日だ。

退職して、約4週間が過ぎつつある。

定年退職して何もすることがなく寂しいとか、暇を持て余して不善を為すとか、そういう事例を聞く。

そういう人って、現役時代から何もしていなかったんじゃないの。

そういう人って、職場でも不善を為していて、密かに迷惑がられていたんじゃないの。

生きて暮らしていくだけでも、結構やることばかり、考えさせられることばかりだけどね〜〜

でも、若い方々は、しっかり働いてください。

人間は食っていくためにカネのために働く。

これは辛くて悲惨で貧しいことに見えます。

が、普通の人間は、働くことによって学び、社会に参加し、そのことによって他の人々と繋がるのでありますよ。

半強制的に勤労せざるをえないって、ありがたいことだ。

嫌が応もなく学習させられる。鍛えられる。

そりゃ、貴族に憧れる気持ちはわかる。

(ほんとは、わからんけどね、私は。一度もないもんね、貴族に憧れたことなんか)

先祖代々の資産があって、家作があって、働かないですむのは、羨ましいでしょう。

(ほんとに私は羨ましくない。家作なんか管理が面倒くさそう)

でも、何もしないで食って行けるのは呪いだ。

よほどの才能の持ち主でないと、そういう立場でいると腐る。

試されない魂に、試されない身体に、試されない知力。

働かないで食っていける立場でもさあ、頭が悪ければ、児童ポルノDVDなんか集めて、小学生の女の子に性的虐待するぐらいのことしかできない変態になる。

大方の人間は、享楽や遊興程度のことで人生という時間が潰せるほど、いくらなんでもそこまで頭が悪くない。

働かないですむ立場を活用して、政治運動だの社会的活動だの慈善活動に集中できるような頭脳や気力や体力を持つ貴族ならいいけれども、大方の人間は、そこまで資質に恵まれない。

だからさ、大方の人間にとっては、働かざるをえなくて、それで勉強するというのが、一番いい。

働けるって恩寵だ、ほんとに。

働いていれば、何らかのスキルや知恵は身につく。

働くことによって、社会と他人と繋がることができる。

労働は、必ず誰かの役に立っている。

自分自身のためにもなるし、他人のためにもなる。

働けるってクールだ。

アルバイトを入れての勤労期間46年、正規雇用の立場での勤労期間31年を、良かったなと思う。

時にグチグチ愚痴りながらも働いてきて良かったなと思う。

働ける場があって、ありがたかったなと思う。

働くのが辛いときは、下から目線になってみるといいかもね。

自分が何もできない知らない無能の脳足りんだと認める。

無能の脳足りんなんで、仕事ができないのは当たり前だから、時間がかかるのもあたりまえ。

で、無能の脳足りんだから、不注意で不用心に決まっているので、失敗するのあたりまえ。

だから、しつこく念を押す。

カッコよくスピーディーに見せようとしない。

私は亀です、ノロマです、でいい。

どうせ、休日になっても、無能の脳足りんだから、享楽遊興に勤しむぐらいしかやれることもない。

ならば、週日にできないことを休日もタラタラやってていい。

こういう下から目線になるとラクよね。

私は、勤めの最後の1年間は非常に精神的にラクだった。

それは、遅ればせながら、自分がしてきたことに対する幻想が全部ぶっ壊れて、無能で非力な自分自身を認めて受け容れることができたから。

無能で非力なんだから、じっくりゆっくりやっていこうと思えたから。

無能で非力でも、時間をかけて念を入れれば、何とかなるだろうと開き直れたから。

できれば、30代で知りたかったな、こういう下から目線の生き方。

自分に見栄なんかはらなきゃよかったな。

もっともっと早くに、それに気がついていたら、もうちょっと丁寧な実質のある生活ができたのにな。

でもまあ、過ぎたことは、どうでもいいよん。

今は、楽しい。ラクだ。

無能で非力な自分の真実に気がついたあとだったので、無職ライフは嬉しい。

この徒手空拳ぶり、この何にもない状態こそ、私のありのままの正直な姿。

そこに、じわじわと学び、何かを加えていく。

することいっぱいだ。

三重大学工学部大学院「生産管理論特論1」第2回講義「物語コーポレーション」という奇跡

本日は2017年4月22日土曜日である。

体調が悪くて更新が滞っている。

iPadを弄り過ぎの電磁波障害であろうか。

生霊を飛ばされる覚えはないが。

北朝鮮攻撃が始まるかもしれないし、北朝鮮から日本がミサイル攻撃受けるかもしれない。

と、ネット世界では不安が醸成されている。

大友克洋 の漫画じゃないけど、「気分はもう戦争」だ。

各都道府県の危機管理の責任者が東京に集められ、ミサイル攻撃に備えて避難訓練をせいと指令を受けたらしい。

どこに避難するんだ。

とはいえ、そんな世界情勢なんか気にせずに、繁華街を人々はのん気に行き来している週末だ。

本日は、聴講させていただいている三重大学工学部大学院の渡邊明先生ご担当の「生産管理特論1」第2回講義の内容紹介を書く。

第2回講義は、ゲストスピーカーの方のご講演であった。

「物語コーポレーション」の代表取締役社長CEO・COOの加治幸夫(かじ・ゆきお:1956-)氏によるご講演であった。

「物語コーポレーション」会長の小林佳男(こばやし・よしお: 1948-)氏は、テレビの「ガイヤの夜明け」に出演なさったこともあるので、ご存知の方も多いだろう。

物語コーポレーション。

これは社名である。

不思議な社名だ。

小説を大量生産する工房ではない。

「丸源ラーメン」や「焼肉きんぐ」や「お好み焼き焼き本舗」や「寿司しゃぶしゃぶのゆず庵」や「源氏」 などを全国に展開している外食企業が「物語コーポレーション」だ。

上海では、「鍋源」と「蟹の岡田屋」を展開している。

2017年4月1日現在で、国内5業種11業態、海外2業態で413店舗を展開している。

直営店220店舗。フランチャイズ(FC)193店舗である。

2016年6月30日現在で、社員数988名。そのうち国内の社員数は899名。

時間制従業員、つまりアルバイトは9700名。

本社は創業の地の愛知県豊橋市にある。

あと、東京と大阪と福岡に「フォーラムオフィス」がある。

創業は1949年。

会長の小林氏のお母様が経営しておられたおでん屋「げんじ」がルーツである。

その株式会社げんじに入社した小林氏が売り上げを伸ばし、1997年に現在の株式会社「物語コーポレーション」と社名を変更して再出発した。東証一部上場企業である。

資本金は、2016年6月期で、27億399万1894万円。

売上高は、387億円。FCも入れたグループ売上高は、608億円である。

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このような業績を達成している外食企業の取締役社長を、渡邊明先生は、なぜに三重大学工学部大学院の「生産管理特論」にお呼びしたのか?

というか、そんな忙しい方によく来ていただけたものだ。謝礼なしでっせ……

この「生産管理特論」という科目の目的は、理系の大学院生に未来のマネージメントについて考えさせることである。

だから、「物語コーポレーション」が選ばれた。

なんとなれば、この「物語コーポレーション」という会社は、日本のカイシャとしては非常識なコンセプトで運営されているんである。

それは、「個の尊厳を組織の尊厳の上位に置く」というコンセプトである。

は?

個の尊厳を組織の尊厳の上位に置く。

は?

日本の企業といえば、ブラック産業がほとんどであり、働く人間の尊厳なんかどうでもよく、ひたすら利益を上げ、その利益を株主に還元し、内部留保額を増やすことだけに勤しんでいるというのが、今の常識ではなかろうか。

ブラック企業が日本の企業風土というのが、共通認識ではなかろうか。

ホワイト企業をめざす企業も出てきたという噂も耳にはするが。

ところが、この「物語コーポレーション」は、個人がそれぞれの持つ色で輝く「レインボー企業」を目指しているのである。

は?

レインボー企業?

ということで、講演者の加治幸夫取締役社長のお話のポイントを、以下に列挙する。

私の耳がキャッチできた範囲でのポイントを以下に列挙する。

Blogに書くことの許可は、ちゃんと加治氏よりいただいている。

ありがとうございます〜〜〜

加治氏は、若々しく、ファッショナブルで、気さくで、非常にカッコいい方である。

国立大学のキャンパスでは、クッキリ場違いに浮いていた。

(加治幸夫氏のご講演内容覚え書き始め)

(1)外食企業の盛衰は激しい。サバイバルは激しい。新陳代謝がすごい。外食企業は大きくなると、時代を生き抜く足枷になる。チェーン店が消えてしまうのは普通。

(2) テクノロジーで一気に変わる世界ではない。アナログの世界が外食産業。

(3)特許が取り辛い。工夫してもアイデア出しても、すぐにパクられる。看板までソックリ他店が真似する。屋号もほとんど同じにされる。訴訟起こしても負ける。たとえば、「鳥貴族」が流行ると、「鳥貴」が近所にできる……

(4)外食産業界は、個人営業の店が多いので、24兆円産業とはいえ、業界としての大きい力が持てない。圧力団体、集票マシーンとして政治力になれない。自分たちに都合のいい法の改正とかできない。

(5)外食産業界の未来は厳しい。人工知能でできないサービスを提供できなければいけない。ただの食い物屋では生き残れない。コンビニに負ける。

(6)企業の生存率は10年で6.3%。20年で0.3パーセント。上場できるのは、12万分の1だ。0.00082%だ。

(7) 上場すると信用される。信用されると、いい人材が社員として集まる。

(8) 「物語コーポレーション」は、12年連続増収増資である。それを可能にしているのは、「業態開発力」と「人財開発力」である。「人材」ではないよ。「人財」。

(9) まず業態開発力とは。計画的に売上を見込める業態を選ばねばならない。でないと、成熟した大きな市場で展開できない。

(10)たとえば、日本の外食産業界においては、カレー(850億円)とお好み焼き(1700億円)と牛丼(3600億円)とラーメン(4100億円)と焼肉(5200億円)の5つが手堅く稼げる業態である。

(11)物語コーポレーションは、お好み焼きとラーメンと焼肉で稼ぐ。

(12) 業態が決まれば、まずどこに開店するか、立地が大事。適正交通量のある目立ちやすい出入りしやすい立地を選ぶ。冬は木が枯れてたから店が見えやすかったが、春や 夏は木々に葉が茂って店舗が見えないではダメ。

(13) 店舗は視認性が高くないとダメ。駐車場は大きく広く。店は大きく見せる。大型看板を出す。照明にも留意。

(14) どの客層がターゲットなのか、予算はいくらか、外観や外装からそれが明快にわかるような店舗作りが大事。曖昧なのはダメ。外食予算は2名で5000円だけど、ここ大丈夫かな…と客が迷うような店構えはダメ。

(15) お客様が店に入るまでの作り込みが「業態開発力」だ!

(16) 店に入ってからは、「人財開発力」だ!息の長いフォーマットの開発が大事。「繁盛開発四原則」が大事。文化とオリジナリティとシステムと市場性の4要素!これらが機能してこそ、顧客の多利用動機につながる。多利用つーのは、ファミリーで行くのもいいし、カップルで行くのもいいし、仲間と行くのもいいし、ひとりで落ち着いていくのもいいしということ。

(17) まず強い看板商品を作る。それを磨き込む。進化させる。たとえば、「丸源ラーメン」の看板商品は「肉そば」であり、40%のお客様が注文する。この看板商品には手間をかける。人の手をかける。丁寧に作る。するとそのスキルを習得した社員やアルバイト(パートナーと呼ぶ)の定着率が高まる。自分の仕事に誇りが持てる。

(18)このように特徴がないと生き残れない のが外食店。看板商品があってこそ、期間限定メニューの開発や、メニューデザインの改良が可能になる。

(19) 飲食の世界は、イタチごっこで、マグロ のように、いつも泳いでいなければならない。陳腐化は敵。次のデザインをいつも考える。

(20)他店と同じ同質化と、汚く古臭くなる老朽化と、進歩が見られない固定化は、敵。

(21)そうならないために、新しい物語、新しい価値を提供できる商品開発をしなけてばならないが、そのために必要なのが議論。

(22)商品開発と営業販売部門が、商品立ち上げ段階から議論して協力しあうこと。

(23)議論ができない社員は去るしかない。論理的に、証拠立てて、経験則も加味して議論する。社長や会長は議長ではない。上意下達ではダメ。

(24)そのために車内では、皆「さん」と呼び合う。役職で呼ばない。加治社長ではなく、加治さん。でないと自由な議論にならない。

(25)社員が組織の中で自分自身の意見を言えない企業風土では、社員が定着しないし、社員が定着しないと、アルバイトも定着しない。

(26) 物語コーポレーションの展開する外食店の商品は、高い 調理技術が必要であり、高い付加価値がついている。その技術を身につけている社員やアルバイトの自由な議論こそが大事。「人財開発力」とは、積極的に企業運営、商品開発に関与できる人間を養成保持することだ。

(27)そのために、いろいろなオペレイションをする。たとえば、入社式には8時間かける。一人一人に文章の違う任命書を手渡す。入社激励書を渡す。サプライズメッセージが記されている。

(28)毎週月曜日に朝礼して情報を共有する。自分が会社を支えているという自覚を持つために。

(29)入社1年未満の社員と社員のファミリーを招いてのFamily Convention開催。年に1度の会社の大イヴェントである。

(30)途中入社社員は毎年200人ほど採用。もちろん、彼らや彼女たちも、ファミリー連れて参加。

(31)外国人社員も採用している。中国と韓国とモンゴルとネパールとインドネシアとミャンマーなど9カ国から。

(32)入社式は正装で。お国の正装で。だから入社式はカラフル。チャイナドレスもあれば、チマチョゴリ もある。入社式で祖国の正装をというアイデアは、インドネシア人社員の意見を採用したから。

(33)店長になった人間は、必ず7日間の公休をとって、海外旅行に行く。これは義務。海外体験は大事だから。これを「レインボー休暇」と呼ぶ。社員には店長に憧れてもらいたい。

(34)いろいろな文化や価値観を大事にするレインボー企業であると同時に、利益を上げる企業として、生き残るためのオペレイションは、100以上ある。

(35) 物語コーポレーション社に入社希望者は、年間20回以上開催されているセミナーに出席が義務。「会社の決め方」や「意思決定の仕方」などをセミナーで学んでいないとダメ。

(36)物語コーポレーション社では、Hospitality Contestやっている。誕生日には、社員からドドドと Birthday mailが届く。新入社員でも、堂々と意見発信する。メイルで全社員に送る。

(37)ともかく、「よってたかってみんなでやる」!自分たちの会社だからだ!一人一人の人生を充実させるための会社だからだ!

(38)議論しあえるために、一般常識や世界情勢への知識が必要である。でなければ説得力ある論は展開できない。広範囲の勉強や教養は、仕事そのものと同じくらいに必要である。

(39)個人の尊厳を組織の尊厳の上位に置いて、自分が向上するために、自分たちが共有している会社を守り発展させる!それが「物語コーポレーション」だ!

(以上、覚え書き終わり)

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私は、加治氏のご講演を聴いて、びっくりした。

こんな会社が 日本にあったのか!?

日本人にとっては、会社とは、職場とは、刑務所である。

幹部は馬鹿に決まっている。

上司は理不尽に決まっている。

理不尽の我慢料が給与である。

幹部は現場を知らなくて、その判断は、いつも間違っている。

間違っていると明らかになっても、責任は負わない。知らん顔である。

議論しようにも、最初に結論ありきである。

幹部の責任逃れのために、「みんなで決めたのだから私に責任はない」と言い張るために会議を開く。

だから、部下の意見など聞く気はサラサラない。

議論のために議論するのではなく、物事を良くするために議論する社員でさえ嫌われて排斥される。

なぜならば、いったいどうするのか、どうしたいのかという構想も志もヴィジョンもないからだ。

その構想と志とヴィジョンを共有するための努力をしない。

恣意的な方向性の見えない指令に右往左往されるのが社員だ。

これが、一般的な日本の企業だ。組織だ。

こんな企業風土だから、日本において働くということは、意味のない苦役にしかならない。

ただただ少ない給与のために、生活のために、時間と労力を売るということになる。

自分も活き、組織も活きることができる働き方がある、存在するということが、もうほとんどの日本人には想像できなくなっている。

私自身もそうだ。

しかし、それが普通で当たり前だと思っていた。
しかし、それを当たり前にしてはいけないんだ。

「物語コーポレーション」のような会社が増えないと、日本が幸福になれない。日本人が幸福になれない。

加治氏のご講演終了後に、加治氏にお供していらした「物語コーポレーション」社員(といっても管理職でらっしゃる)の方々に、私は、こっそりと質問してみた。

「社長さんのお話って本当ですか?ほんとに、どんな意見でも言い合えるんですか?」と。

おふたりとも、躊躇いなく明るい表情で「本当ですよ」と、おっしゃった。

うーむ。

恐るべし「物語コーポレーション」!

日本の希望だ!

若かったら、採用していただきたい。

まずは、「丸源ラーメン」に行って「肉そば」注文するべ。

情報配信サーヴィス貧乏(3) 落合莞爾史観

本日は2017年4月17日月曜日である。

福山から撤退した3月13日から1ヶ月以上が経過した。

なのに、まだくたびれている。

疲労感取れず。

慢性疲労症候群かしらん。

うつ病かしらん。

更年期障害って言うほど若くない。

まあ、ここ6年間ぐらいは、ずっといつもいつも疲れていたのだから、こんなもんかしらね。

退職し自宅にいるから暇かと思っていたのだけれども、意外や暇じゃない。

生活するって、いろいろなことをしなければいけない。

まともに家事やってると本なんぞ読めない。

やはり、どこまで行っても人間は時間とのレースなのねん。

本日は、私が有料会員となっている「ザ・リアルインサイト」の分家(?)というか支店である「インペリアル・アイズ」(Imperial Eyes) が配信していることについて書く。

知ったことをダダ漏れさせたい欲望に素直な私。

年会費は49,000円だ。

最近になって入会した。

またもや「情報配信サーヴィス」貧乏である。

Imperial Eyesが配信しているのは、落合莞爾(おちあい・かんじ:1941-)という歴史研究家のインタヴューや講演動画だ。

GoogleやYouTubeで検索すれば、いくらでも出てくる。

著書も多い。

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みなさんの中にもご存知の方は多いでしょう。

なんか、「100万円を100億円にした人」だそーだ。

投資で成功したそーだ。

すごい〜〜〜〜!

東京大学法学部出身。国際的ビジネスマンとして活躍し、官公庁にも入り込み戦後初の経済白書作成に関与し、野村證券に中途採用されて投資ビジネスや日本初のM&Aを成功させ、1978年から独立してコンサルティング会社を立ち上げた。

今は和歌山のお屋敷で、豊かな資産を利用しての活動と、歴史研究家として講演活動と著述活動に従事しているピカピカの70代。

私は、数年前にこの人物の著作を1冊読み始めて、手に負えなくて、すぐにBook Offに売った。

難解なわけではなかった。

ただ、訳がわからなかっただけだ。

陰謀論や歴史の秘話とか裏歴史とかの言説には慣れている私からしても、尋常でなく荒唐無稽に思えたからだ。

しかし、落合氏のキャリアを見ても、そんな荒唐無稽の妄想を言い立てる人物ではなさそーだ。

落ちこぼれの歴史オタクでは断じてない。

でも、実に無茶苦茶に荒唐無稽である。

あまりに荒唐無稽なので、ひょっとしたら真実かもしれないと思うぐらいだ。

実は、「落合莞爾史観」は、知る人ぞ知る凄い人気がある。

シリーズものの講演会など参加費は35万円くらいするが、参加者は多いらしい。

以下は、私が学んだ(?)範囲での「落合莞爾史観」である。

詳しくは書かない。

だいたいのところしか書かない。書けない。

例によってポイントフォームで記述する。

(1) 寒冷期にだいたいの旧人類は死滅したけれど、日本列島の太平洋岸に住んでいた縄文人と、スコットランドとかアイルランドのケルト民族の一部が生き残った。

(2)メソポタミアのウバイドの丘あたりが世界最古の文明の発祥地。紀元前1400年くらい。

(3) これらウバイド人はゴールド金を採掘するのに長けていた。

(4)それまでの居住区の環境の悪化のために、ゴールドを保持してウバイド人は世界に散らばって行った。

(5)一部のウバイド人は日本列島に渡り、日本列島の縄文人と混血した。どちらも遺伝子的に多くが共通していて、幾何学的才能に満ちたシャーマンたちであった。

(6)そこから日本の皇室の祖先が生まれた。これが「東のウバイド皇統」。日本の天皇家であるウバイドの東皇統は男系の後継者を保持するために、いくつかの家を秘密裏に守ってきた。

(7)ヨーロッパに流れたウバイド人たちはケルト族と合流して、そこに「西のウバイド皇統」ができた。ベルギーやオランダやルクセンブルクなどの北欧の王室は、彼らの子孫。彼らは自分たちと日本の天皇系が親類であることを知っている。

(8) 「西のウバイド皇統」に後継者ができず危機に瀕した時に、南北朝の後醍醐天皇の息子の大塔宮護良親王か、彼と遺伝子的に縁のある人間がヨーロッパに渡り、「西の皇統」を継いだ。

(9)実は、世界は、「東の皇統」と「西の皇統」の話し合いで展開してきたワンワールド。

(10)歴史を変える時には、「東の皇統」が管理保管する巨額のゴールドが役立てられてきた。

(11)ヨーロッパ中世から抜け出して英国に産業革命が生まれたが、それを支援したのが「東の皇統」の持つゴールド。巨額のカネが必要な時は、東の皇統がゴールドを供出して、世界史を動かしてきた。

(12) 19世紀前半でのウイーン会議で、鎖国の日本を開国させ、日本を国際世界に入会させる必要性が決定された。東の皇統を保持するために日本は国体と政体を分けてきたが、歴史的に暫定的に、国体と政体を一致させることが必要になり、その準備がなされた。

(13) そのために孝明天皇は急死したことにして、孝明天皇は「裏天皇」となる。皇太子の睦仁親王も「裏天皇系」に入り歴史の表舞台から消える。

(14)長州には、長く南朝の血筋の人々が隠れ住んでいた。なぜならば、大陸・半島から長州に忍び込み、日本の国体や政体を脅かす人々が長年居住していたので、彼ら反日勢力を見張るために、南朝の人々は長州に潜んできた。

(15)南北朝の動乱は、実は東の皇統たる天皇家を守るために、敢えて天皇家が分裂したのである。この真実は、皇室でも限られた人々しか知らない。もちろん、代々の天皇は承知しておられた。

(16) 明治天皇は、長州に潜み反日勢力を見張っていた南朝の末裔である大室寅之助である。彼でなければ、日本を国際社会にデヴューさせる力業はできなかった。西の皇統も、そこに協力した。

(17)よく巷に広がってきた陰謀論によると、薩長勢力が英国のロスチャイルドにそそのかされて、尊皇攘夷の孝明天皇を暗殺し、睦仁親王も殺して、自分たちの傀儡たる人間を天皇にして明治維新を遂行したということになっている。真実は、孝明天皇も睦仁親王も京都で生き延び、子孫は、「京都皇統」として現代に至るまで「東京皇統」を見守り支えてきている。

(18)東の皇統と西の皇統の、巨額のゴールドを原資にした歴史を動かすワンワールド運動に敵対する勢力が、一神教イエズス会共産主義勢力である。

(19)ユダヤ人とかフリーメイソンとかの言説こそ陰謀である。一神教イエズス会共産主義勢力の世界支配と、東の皇統の持つゴールドを奪い取りたい陰謀を隠すための陰謀である。

(20) 世界は、地域の歴史と文化を大事にする東の皇統と西の皇統の協力によってゴールドを節目節目に利用しつつ世界平和を維持したいワンワールド勢力と、世界を一元化し支配したい一神教イエズス会共産主義勢力の闘争である。いよいよ、その闘争の実相が多くの人々に認識される覚醒の時代が来たのである。

(21)日本人は極東の離れ小島の土人ではない。日本こそは、人類で最古のウバイド皇統の東の皇統を保持してきた国家である。日本人は、遺伝子的にも非常に特殊である。日本人には、世界において使命がある。ワンワールドを作り守る使命が。日本人よ、覚醒せよ。

以上が、非常に大雑把な「落合莞爾史観」のアウトラインである。

ほんとは、もっと細部を説明しないと、わけがわからん。

いや、細部を説明しても、わけがわからんだろう。

細部を言えば、一層に訳がわからんよ。

たとえば、マッカーサーはケルト人(西の皇統系)だったから、昭和天皇を尊敬したそうだよ。

まあ、確かにマッカーサーという名前はスコットランド系でケルト系だけど。

英国ではケルト系のスコットランド女王メアリー・スチュアート(イングランドへの反乱の罪でエリザベス1世から処刑された)の息子が エリザベス1世亡き後の英国を引き継いだから、今の英国王室も、一応は「西の皇統」の血筋。

まあ、なんでもいいよ。

私としては、こーいう言説をカネ出して知りたがる自分の性向を嘆くだけである。

ひょっとして……真実ならば……

おもしろいではありませぬか……

三重大学工学部大学院「生産管理論特論1」第1回講義を聴講した

本日は、2017年4月13日木曜日だ。

大手新聞が朝刊1面に「浅田真央引退」とか載せていて、 日本は呑気だ。

4月15日がアメリカが北朝鮮を攻撃するXディーだと騒ぐYouTubeメディアもある。

副島隆彦氏は、それは来年2018年の4月であると予言しておられる。

「副島隆彦の学問道場」の「重たい掲示板」読んでね!

核攻撃ではなく、地下100メートルまで貫徹する(核兵器ではない)兵器で北朝鮮の地下施設を破壊し、無核化し、あとは中国に委ねると、予言しておられる。

この「地下100メートルまで破壊できる(核兵器ではない)兵器」って、例の噂の「神の杖」Rods from Godですかねえ?

宇宙空間からタングステン製の100メートルくらいの長さの棒をピンポイントで地上に墜落させて、地下軍事施設を破壊させるってやつ。

宇宙空間から落とすんだからさ、その衝撃たるや、凄いだろうね。

隕石みたいなもんなんだから。

核兵器じゃないから汚染はない。

これ、実現したら、もし、中国が「神の杖」で攻撃されたら、中国が 地下に溜め込んでる核搭載ミサイル何千頭は中国大陸を破壊汚染する可能性があるね……

塗炭の苦しみを舐めるのは一般国民だ。私と同じ庶民だ。一般ピーポーだ。

米中戦わず、是非ともいがみ合いながらも仲良くやってください。

とはいえ、某神道系預言者さんは2021年に第三次世界大戦と予言しておられる。

EU圏とアジアが舞台だそーだ。

うーん、EU圏って、ロシア対NATO? まさか、またドイツとロシア?

アジアって、「米インド豪日台湾」対「中国韓国北朝鮮」ってこと?

豪は中国に味方するかもね。内部がもう中国人だらけだし。

ASEAN諸国はどうなるのか?

日本国は専守防衛で自衛戦を戦い抜くそうだ。

インド軍が非常に活躍するらしいっすよ。

「戦争が終わって生まれた」世代であり、高度成長期の平和と繁栄のもとに育ち、バブルと失われた20年を経過し、ひょっとしたらこのまんま戦争からは逃げ切れるか……

と淡く期待していた私は甘かった。

どんな人間も生涯で必ず1度は戦争を経験するものであるのかな。

うーん、自然災害用籠城可能備蓄はOKだが、難民になる準備はしてないぞ。

野営用キャンプ、火起こし器、寝袋(これはある)、携帯トイレ(野営用ってあるのか)ミリタリー用食糧とか準備しておくべきかねえ。

そんなもんが詰まったリュックなど私は担えない。背負ったとたんにひっくり返る。

と、ビクビク不安は募るが退屈はしない昨今の情勢である。

ところで、4月11日の火曜日は、元同僚で、三重大学名誉教授&埼玉大学名誉教授の渡邊 明先生がご担当の講義を聴講しに出かけた。

三重大学工学部大学院博士課程前期の学生さん対象の「生産管理特論1」である。

午後7時開講である。

今年度1年間、私は聴講させていただくんである。

厚かましくお願いしたら、渡邊先生よりご快諾をいただいた。

Blogに書いていいよとも、おっしゃってくださった。

私は後期開講の「生産管理特論2」で、ゲストスピーカーで1度講演させていただくことになっている。

どういう内容のご講義をなさっているのか私自身が知らなければ、相当にピント外れの講演をしてしまう。

ただでさえ、私は人文学系でクルクルパーだ。工学部の大学院生の前で何を話すんだ。

ところで経営学がご専門の渡邊先生が、なぜ工学部の大学院の講義を?

これが私の前からの疑問であった。

受講生は119名。圧倒的に男子学生ばかりだ、女子学生数名だけ。留学生が数名。

工学部の大学院は、機械工学専攻と電気電子工学専攻と建築学専攻と情報工学専攻と物理工学専攻に分かれる。

国立大学の工学部の大学院生って多い!!

若い社会人聴講生もおられる。中小企業経営者だそうである。社長さんなんだ!

三重大学の若い理系の准教授の方も聴講しておられる。

そこに私みたいな「モグリの聴講料払ってない無職のババア」が紛れ込む。

11日は初日だったので、講義全体のイントロであった。

以下、聴講させていただいたご講義の内容をポイントフォームで紹介する。

まあ、私の脳がキャッチできた範囲での覚え書きであるからして、紹介になっていないだろう。

とはいえ、なんで経営学がご専門の渡邊先生が工学部の大学院で教えておられるのか、やっとわかったです。

(以下、講義内容覚え書き始め。カッコ内は私の呟きだ)

(1) 日本における大企業の役員は、電力会社のような科学技術系企業の役員でも文系が多い。

(2) ビジネスになる技術を開発するのは理系であるのに、理系はマネージメントができないから、役員になれない。

(3)これからの理系工学系は、マネージメント(project management)ができなくてはいけない。組織を動かすことができないといけない。だから経営学Business Managementの知識が必要となる。

(4)この講義は、担当教員の講義だけではなく、企業のCEOや執行役員を招いての講演からも構成される。実際のマネージメントの現場を知悉した方々の事例研究から学ぶ。

(5)経営学は社会科学である。経営学の歴史は1900年あたりからアメリカで始まるが、本日はとりあえず、経営学的には、未来に向けて何を考えるべきかという観点から、1970年あたりから始まった情報ネットワークの歴史を概観する。

(6) 1971年はエポックメイキングな年であった。この年に旧郵政省は、「第一次電気通信開放」を行なった。同一会社内においてコンピューターを繋くことを合法化した。

これで最も恩恵を受けた業種は「銀行」である。銀行の各支店がコンピューターで結びついた。

同じ銀行なら、どこの支店でも、その銀行の預金者ならば利用できるようになったし、キャッシュカードは同じ銀行の支店ならば、どこのATMでも使えるようになった。

こんなこと今では当たり前だが、当時は画期的なことであった。

(そうだ!昔は銀行の窓口で通帳と判子持って、お金を引き落としていたよ!)

トヨタならば、同じトヨタの各工場はコンピューターで繋がった。

セヴンイレヴンは、本店と支店が繋がったので、商品管理が容易になった。

この「第一次電気通信開放」により、コンピューターによるネットワーク構築が可能になり、企業は合理化が進んだ。つまり連絡係となっていた社員は無用になった。

(7) 1985年に電電公社が株式会社NTTになった。で、「第二次電気通信開放」が成った。

今度は、NTTの回線にコンピューターを繋いでいいことになった。

ということは、各会社が異業種他企業とネットワークで連結されたということ。

銀行ならば他銀行と連結する。他銀行のATMをキャッシュカードで利用できる。

(そうか、それが普通になったのは1985年以降か……)

セヴンイレヴンで公共料金払い込み、宅急便申し込み、劇場のチケット売買ができるようになった。

この「第二次電気通信開放」のために企業の合理化は更に進んだ。人手が要らなくなった。

(8) これらの情報ネットワークの発展で可能になったのが、「多品種少量生産」である。

1985年あたりまでは、「少品種大量生産」の時代であった。「フォード」やね。

それが、同一企業内ネットワーク構築と他企業他業種間ネットワーク構築のおかげで、品種は多くできて、かつ生産量は調節できるようになった。

連絡と意思の疎通が速やかになり広範囲に機能するようになったので、融通無碍に対処できるようになった。

(9) そして、1990年あたりの日米経済摩擦を経て、日本はアメリカのコンピューターを大量に買わされた。

(コンピューターをいっぱい備え付けるならば補助金出すよと、文部科学省がやたら大学を焚きつけたのは、こういう事情があったからであったか)

(10)そして!1993年にインターネット発明!!インターネット革命を経て、今や「変種変量生産」の時代となった。

この変種変量生産というのは、ノートパソコンのDellのようなもんだ。

On demandで顧客の要望に応じて生産されるし、商品はモジュール化されているので組み合わせは自由自在。

カスタマイズできる商品の時代となった。

(11)つまりだ、「小品種大量生産」は、1たす1は2の世界。

「多品種少量生産」は、1たす1は、3にも4にもなる。

重ね合わせると、もっといいものができる。これを「シナジー効果」と言う。

「変種変量生産」となると、1たす1で、何が出てくるかわからない。

「犬」が出てくるかもしれない?これを「創発効果」と言う。

今はこの時代。

(ここあたりは、よくわからない話だ)

(12)でもって、時代というのは年表じゃないから、「少品種大量生産」時代と「多品種少量生産」時代と「変種変量生産」時代は、かぶっている。

2017年現在でも、「少品種大量生産」でいける分野もある。

「多品種少量生産」は、すでにアパレルの世界はこれになって久しい。とはいえ、「変種変量生産」には、まだ移行していないようだ。

同時代に3つの生産様式が並行している。

2017年現在でも、脳が近代以前の中世時代の人間もいれば、旧石器時代の人間もいるし、はるか未来をイメージできる天才もいる。それと同じだ。

つまり、マネージメントというのは、これら3つの生産様式を同時にやりくりできなければならないのだ。

(うわ……大変である)

(13)というわけで、マネージメントつーのは難しいのよ。企業は売ってなんぼ、利益を出してなんぼの世界だし。とりあえず、経営学を学ぶ上で、マーケティングmarketingの4Pと4Cは、頭に入れておく。

(14)4Pとは、plan (何を生産するか、何を製品にするか)と、price (価格設定)と、promotion(宣伝だね)と、place plan(どう流通物流させるか。chanell plan)である。

商品というものは偶然当てるものではない。

理論で当てるものである。

とことん4Pについて理論武装できなければ新商品は生み出せない。

(そーいうもんなのか……)

(15) さらに、インターネット時代となると、4Cについても考えなければならない。

4Cとは、Customer Value(顧客にとっての価値)と、Cost to the Customer(顧客の負担)と、Convenience(入手の容易性)と、Communication(顧客との意思疎通)である。

これらの4Cを考えない商品やサーヴィスは、インターネット時代でなくとも不完全だけれども、インターネット時代においては、致命的にダメである。

(16) 本講義では、20世紀の延長上ではない21世紀の産業構造を考える。

たとえば、インターネット時代の組織は、「自律・分散・協調」というものになる。ピラミッド型の上意下達では意思決定のスピードが遅く、対処に遅れをとる。

デジタル情報が商品やサーヴィスとなるので、限界費用ゼロにできる。費用は最初の設定だけにかかる。音楽の配信が代表例だ。

だからこそ、そのスケールはどこまで大きくなるか予測不能。

best effort end systemで、オペレイションのコストを低くすることが肝心。

(このbest effort end system というのは、コンピューター用語らしくて意味不明。検索してもわからんかった)

(以上、覚え書き終わり)
ということで、イントロの初日から、 難解で難儀な聴講であった。

90分講義を御年71歳の渡邊 明先生は、相変わらずお元気に疾走なさった。

が、私の脳は失踪気味であった。

科学技術の発展が情報の伝達方法を変え、ネットワークの構築法を変え、広がりを推進し、それに応じた商品開発が求められ、それを管理する方法もまた変わり……

うーうー私が生まれた1953年から2017年に至るまでの時代は、なんという歩幅の広い変化の激しさを通過してきたことか。

これから、もっともっと歩幅が広がるのかな。

ガムシャラに、その歩幅の広さを、短い脚でチョコマカチョコマカと追いかけて行こう。

久しぶりの「大学」という場でのノート・テイキングであった。

情報配信サーヴィス貧乏(2) テキスト系

本日は2007年4月9日日曜日である。

桜が満開の日曜日である。

歌舞伎の大道具の桜の木そっくりの桜の木である。

変な木であり、変な花だ、桜って。

今までの4月は、新年度開始時期で毎年忙しかった。

だから、桜など、ゆっくり眺めている気分にはなれなかった。

今年は、あらためて、桜が気になる。

へんてこりんだなあ、桜って……と感心している。

無職になると、無職になった寄る辺なさみたいな不安もあるにはあるが、今まで目に見えていたのに、注意して見ていなかったものが、生き生きと新鮮に目に入るようになる。

まるで目覚めたかのごとく。

暗闇の中から明るい場所に出たごとく。

そこんとこが、非常におもろい。

こういう日々を迎えることができるのならば、歳をとることは悪くない。

こういう日々を迎えることができるのならば、しんどい思いをして働き続けたのも悪くない。

ところで、今日は、また「情報配信サーヴィス」について書く。

前に、私が有料会員になっている「国際情勢情報配信サーヴィス」とか「経済解説配信サーヴィス」について書いた。

主としてダイレクト出版さんが提供している講演セミナー動画配信サーヴィスについて書いた。

これらはこれらで非常に面白い。

TVや映画が退屈な私にとっては、エンターテインメントとしても楽しめる。

しかし、実は、情報源として私が1番頼りにしているのは、前に紹介したものではない。

私が1番信頼している「情報配信サーヴィス」は、1998年から始まった「副島隆彦の学問道場」と、1996年から始まった「田中 宇の国際ニュース解説」だ。

田中 宇(1961-)氏のお名前の宇は、「さかい」と読む。

この2つは、動画配信ではない。

テキストで、つまり解説分析を文章で配信する。

無料で読めるものが多いが、もちろん有料会員になる方が、つっこんだ情報が読める。

「副島隆彦の学問道場」http://www.snsi.jp/の会員費は、前にも書いたように年間1万円(以上)だ。

ただし、このサイトは、「学問道場」であるので、国際情勢解説分析だけを載せていない。

もっと幅広く、歴史、哲学から映画分析まで提供してくれる。

このサイトは、私の人生を劇的に変えてくれた!

一方、「田中 宇の国際ニュース解説」http://tanakanews.com/index.htmlの有料サイト購読料は、年間で6,000円だ。半年で3,000円だ。

ただし、年間会員になると20日間のオマケがつく。

つまり、「385日」会員となれる。

この2つの「国際情勢解説サーヴィス」のいいところは、解説文のニュースソースが明らかにされていることだ。

分析の基となっている資料が明示されている。

どの新聞の記事か、どの文献の記事か、明記されている。

根拠が示されている。

テキトーな感想や放言ではない。

CIAだかNSCだか知らないが、インテリジェンスといいますか諜報というのは、スパイ活動ばかりではない。陰謀工作だけではない。

普通の誰でも入手できる新聞や雑誌や官公庁のサイトの記事を集めて丹念に読み分析することが、インテリジェンスの肝だ。

誰でも手に入る情報から、事件や現象の背後にある因果関係を見抜き、事件や現象の持つ意味を把握し、近未来予測をする。これが、インテリジェンスだ。

日本人による「国際情勢解説」という作業は、具体的には海外のメディアの記事を集めて読み込んで、整理して、何がほんとうは起きているのか推測することである。

ほんとはさ、私だって、少しは英語が読めるんだし、The New York Timesだって、The Wall Street Journalだって、Newsweekの日本語版だって、読めるんだからさ、国際情勢わかってもいいんだけどさ。

あいにくと、わからない。

海外のメディアの記事を読んでも、個別の記事を読んで、ああそうですか、とわかった気になるだけだ。

でも、ほんとうは何もわからない。

何が起きているのか大きくは把握できない。

小さくも把握できない。

ましてや、国内問題優先で「世界の警察官」なんかしてる余裕ないと公言していたトランプ大統領が、シリアでアサド政権がサリンみたいな生物化学兵器使ったからという理由で、シリアを空爆した理由なんかわかるわけない。

生物化学兵器をシリアのアサド政権が使ったのかどうかもわからないのに、やけに迅速にシリアを空爆した理由なんかわからない。

それも習近平さんと初めて会談する日に。

トランプ大統領が、側近のナショナリストのスティーヴン・バノンさんをNSCから外したってのも、どういう事情かわからない。

グローバリズム反対じゃなかったの、トランプさん。

グローバリズムを推進する「軍産マスコミ学界複合体」からアメリカの政治を奪還するんじゃなかったの、トランプさん。

???!??

疑問がいっぱい。

というわけで、私の目に入ってきた個別のもろもろのニュースを、意味あるように連結させて、絵解きしてくれるのが、「副島隆彦の学問道場」であり、「田中 宇の国際ニュース解説」だ。

絵解きされたものを信じるか信じないかは情報消費者の自由だ。

ほんとは、この2つのみ購読していればいいんだけさ。

この2つだけならば、年間16,000円ですむのにさ。

「情報配信サーヴィス」貧乏にならないですむのにさ。

でもね〜〜〜じっくりと大量の文章を読むのも、しんどいときがあるんだよね。

そういうときは、動画配信系サーヴィスで遊ぶ。

まあ、動画配信系サーヴィスも来年くらいには飽きているだろうけれども。

しかし、「副島隆彦の学問道場」と「田中 宇の国際ニュース解説」は、ここ16年間ほど飽きないです。

「まだ引越しの疲れが取れなくて〜〜」と言い訳しつつ、最低限の家事をする以外は、読書と各種の情報配信サーヴィスを漁って遊んでいる春の日々。

なんちゅ〜〜至福。

この世界の片隅で、この世界の動きをwatchingしているような気分。

お母さんのお腹のポケットから世界を眺めているカンガルーの赤ちゃんのような気分。

でも、ほんとうは、私が生きている世界の状況は風雲急を告げている……

プー子から見える風景 (2)

本日は4月7日金曜日だ。

金曜日の夕暮れは、なにやら空気がどんよりと鈍く緩んでいる。

人々の週日の労働の疲れと、週末を控えた解放感と安堵感が、集合的に集まって上空に昇り、空気を重くしているようだ。

不思議だ。

出勤しなくてすむ無職になっても、月曜日は開始〜〜の気分になるし、木曜日は疲労が溜まってくる感じになるし、金曜日の夕暮れは解放感があるし、週末は嬉しい。

慣性の法則ですかねえ。

プータローならぬ無職のプー子になってから、食材の買い出し日は週末ではなくなった。

週末は、どこもかしこも混雑する。

天変地異やテロや通り魔について考慮して、混雑は避ける。

右脚が不自由なプチ身体障害者としては、人様の邪魔にもなるので、混雑は避ける。

ゆえに週日の夫が仕事がない曜日に依頼して、マーケットまで乗せてもらう。

私は運転免許は持っていない。

私が若き日に運転免許を取らなかったのは、父が「あんたは無駄な集中力があるからダメ」と言ったからだ。

私から見ると、私と同じくらいにアホっぽく見えた妹には許可したのに、私には許可が出なかった。

今思うと、父はさすがに親だった。

子どものことは良く見ていたようだ。

私は、確かに何かに気をとられると、意識がそれだけに集中されてしまう。

周りが消える。

まあ、プチ発達障害の自閉症スペクトラム系は、運転なんぞしない方がいいかも。

私が人工知能による自動運転自動車に乗れる日がくるんかしらん。

歩いいて20分くらいのところに大型スーパーマーケットがあるにはある。

右脚をかばいつつ、そこまで歩いて、重い荷物や買い物カートを引きずって帰ってくるのは、非常に難儀だ。

そうまでして行っても、そこの食材は???だ。

なんで、命の次に大事なカネ出して、あんなの買わねばいけないか。

だから、タクシーさんの替わりを夫にやってもらって、某マーケットまで買い出しに行く。

夫に「あんたが名古屋に帰ってきてから食費がかさむ。エンゲル係数が上がる」と言われつつ。

福山の時は、イトーヨーカ堂のネット注文配達サーヴィスを活用させてもらっていた。

あれは助かったです。

お野菜は、「東京アイン・ランド読者会」のメンバーで、Facebook友だちの農家の方からテキトーに送っていただいていた。

これは名古屋に帰ってきても継続してお願いしている。

野菜の新鮮さが違いますからね〜〜〜

それはさておき、週日のお昼前とか午後に食材買い出しに行くようになって、あらためて気がついた。

高齢化高齢化と言われるが、ほんとうに高齢者ばかりだ!!

マーケットのお客さんたちも。

バス停で待っている人々も。

町を歩いている人々も。

ほんとに高齢者ばかりだ!

と、自分のことを棚に上げる私。

みなさん非常に元気である。

颯爽と町を歩いておられる。

私が乗せて行ってもらうマーケットは、名古屋ではそこそこ高級らしい。

名古屋では高級住宅街地域の中にある。

売っているお魚がいいので、私はそこに行く。

福山でも、脚が悪くなる前は、福山の飲食店が顧客である魚屋さんまで私はテクテク歩いていた。

瀬戸内海の海の幸が豊富な福山市でも、大手スーパーマーケットの魚はあかん。

お肉も、いいお肉専門店を求めて、テクテク歩いていた。

私は食うことには、プチこだわる。

つまらんこだわりだ。

すみません。

ともかく、そこのお魚はいいのだ!

ところで、高級マーケットだからして、お客さんたちが駐車している自動車が高級だ。

日産Cubeなんかに乗っているのは我が家だけだ。

日産Cubeは、外国人から見ると、すっごくダサい醜いデザインなんだってね。

そうかなあ。安くてシンプルでいいじゃん。

若い時に、私は夫に言ったそうだ。

「私がエラくなったら、ベンツをキャッシュで買ってあげるね!」と。

昔から、できもしないことを口走る私であった。

その高級マーケットの駐車場で高級な車から降りてくる奥さんたちは、奥さんではなく「マダム」風だ。

いっしょに来るご主人も、ノーテンキに無駄に身綺麗でお洒落だ。

加山雄三かよ。

たかがマーケットに来るのに、なんでそこまで?って感じだ。

雑誌から抜け出したみたいにファッショナブルに決めたご夫婦もおられる。

女性たちは、みな60代や70代くらいだが、お化粧もバッチリしておられる。

「アメリカ映画みたいだね〜〜」と私は感心する。

アメリカ映画に出てくる中高年のマダムの感じね。

「婦人画報」や「家庭画報」ほどclassyではないが。

しかし、60代や70代になっても、迫力のない重みのない風格のない、デブでも軽そうな奥様とご主人様ばかりだ。

これも、アメリカの上層中産階級の高齢者みたいだ。

平和と繁栄の時代に育ち老いた上層中産階級の人々は、「嬢ちゃんオバアチャン」で「オジイチャン坊や」になるんかな。

あの地域のあたりは、明治生まれの御先祖さんが頑張って資産を作って、その恒産で食ってきた人々が多く住むから、ああいう感じの高齢者が生産されるのかなあ。

立派なオバアチャンやオジイチャンにはなれないようだ。

タラタラと選び、フワフワとマーケット内を彷徨っておられる。

私はサッサカ選んで、サッサカとレジに並び、レジで精算してもらっている間にも、サッサカと買ったものを買物袋用のバッグに詰め込む。

まだまだ時間に追われる現役賃金労働者だった頃の癖が抜けない。

こういう高齢者の子どもの子どもが、「ゆとり世代」で今や社会の第一線で働くようになっている。

うーん、なるほど。

これからの少なくとも15年間から20年間は、日本にとって厳しい時代だ。

高齢者も、上層中産階級といえども、ぼんやりとフワフワと「嬢ちゃんオバアチャン」や「オジイチャン坊や」やってられなくなるだろう。

厳しい日々を自力で生き抜いた老人のみが持てる重みと迫力を、アメリカの先住民族の老人のような風格を、日本の高齢者も持たざるをえなくなるのだろう。

米軍からシリアがミサイル攻撃され、北朝鮮も軍事的制裁を受けるかもしれない。

中国の習近平さんが、その気じゃなくても、中国の人民解放軍の海軍がどう動くかわからない。

日中の軍事的衝突も起きるかもしれない。

日本って小さな島国じゃないもんね。

いっぱいの島で構成された国だから、その島の基点から200海里=370.4キロまでの排他的経済水域を入れたら、実質の領土は世界第六位の大国が日本らしい。

その排他的経済水域の海の下には資源がいっぱい。

その資源を活かすことができれば、エネルギー大国になれるんだ、日本は。

日本人が思っているより、日本は「約束された繁栄の地」だ。

中国人も韓国人も、日本が嫌いと言いつつ、いっぱい来るもんね。

だから、まあ軍事的侵略もありうるだろう。

いろいろなことを想定して、ババア時代を生き抜こうと心をあらたにした週日の午後のマーケットでありました。

情報配信サーヴィス貧乏 (1) 動画系

本日は、2017年4月5日水曜日だ。

私の朝は、目が醒めると、まずはiPadを操作して、講演とかセミナーの動画を流して聴き始めることから始まる。

聴きながら、顔を洗い歯を磨き、お湯を沸かして、お白湯を飲む。

プータローならぬプー子の無職生活に入ると、朝の気忙しさがないのがいい。

実に爽やか。

私が毎日流して聴いている講演やセミナー動画というのは、有料のもろもろの国際情勢情報配信サーヴィスが提供するものだ。

20世紀末から21世紀に入ったあたりから、日本人の間でもMSM(main stream media)に対する不信がジワジワ広がってきた。

大手マスコミの新聞を読んでいても、TVを視聴していても、事実はわからないということが、わかってきた。

こういう認識が広まってきたのは、インターネットの発展のおかげだ。

大手マスコミではなく、草の根の情報発信活動は、アメリカでは1990年代後半から始まった。

日本においては、インターネットを利用しての国際情勢に関する見識分析近未来予測を提供する活動については、副島隆彦(1953-)氏が先駆者のひとりである。

「副島隆彦の学問道場」は、1998年に始められた。

このサイトは、年間講読料が1万円「以上」だから、余裕と支援しよーという気があれば、いくらでも支払えばいい。

余裕がないなら、ともかく1万円支払えばいい。

年間購読料1万円は、格安である。

学生とか無職で有料会員料を支払えない場合は、きちんと申告すれば無料になる。

私が、「副島隆彦の学問道場」の会員になったのは、2001年からだった。

「副島隆彦の学問道場」は無料で読めるコンテンツも多いので、会員にならずに読んでいる人々も多いらしい。

情報にはカネ出すべきだと思うけどねえ…

教えてもらっているのならば、きちんと代金を払うべきだと思うけどねえ……

2010年代に入ってから、この種の情報配信活動がハッキリと変化してきた。

あからさまビジネスになってきた。

インターネットを利用した「情報配信サーヴィス」となってきた。

映像で講演やセミナーを配信する形式になってきた。

今日は、私が年間会員となって会費を払って視聴している「情報配信サーヴィス」について書く。

もうひとつ、お金払って視聴することを考えている「情報配信サーヴィス」もある。

これも国際情勢情報配信サーヴィスである。

今は様子見。

おそらく、有料会員になるだろうなあ。

私が欲しいのは情報だけだから。

まあ、無職のプー子が情報を漁っても無意味なんだけどさ。

これは趣味というより、私の欲望だから。

今のところ、私が購買している「情報配信サーヴィス」は、以下のものだ。

(1)ダイレクト出版が提供する西 鋭夫(1941-)氏の「フーバーレポート」。年会費は税込み20,000円ちょっと。

西氏については、前にもこのBlogで書いた。スタンフォード大学のフーバー研究所にダイレクト出版の社長が寄付した講座の教授で、「日本近代史」を担当なさっている。

(2)同じくダイレクト出版が提供する藤井厳喜(1952-)氏の「ワールド・フォーキャスト」。年会費は税込み20,000円ちょっと。

この方は、ハーヴァード大学で博士号を取り、国際情報レポートを官公庁や企業に年間購読料20万円くらいで販売してこられた。その一部を「ワールド・フォーキャスト」で披露している。

(3)ダイレクト出版と協力することもあるが、別口の会社に「ザ・リアル・インサイト」という配信サーヴィスもある。

いろいろな講師や有識者の講演を毎月配信している。年会費は税込み49,000円くらい。

こちらのサーヴィスで紹介される講師たちは、ちょっと玉石混交気味だ。

テーマも国際情勢に限らずに、落合莞爾氏のような歴史家の講義も配信するが、根拠の薄い陰謀論系も混じっている感じだ。それはそれなりの面白さがある。

(4)ダイレクト出版系の三橋貴明氏(1969-)氏の「月刊三橋新経世済民新聞」は、年会費、これも2万円くらいかなあ。毎月、経済系のニュース解説を配信しておられる。

これだけならば、年間会員費は総計で12万円ぐらいですむ。

ところが、上記のそれぞれが、他の配信サーヴィス商品を別に販売している。

たとえば、三橋貴明氏のサイトでは、「日本一わかりやすい世界経済の読み方」講座を販売している。

内容はヨーロッパ編、アジア編、ロシア編、アメリカ編、日本編と別れているが、厳密に分類されているわけでもない。三橋氏の説明は非常にわかりやすい。

これは3万円くらいだったかなあ。

西氏のところでは、日本近代史のセミナーの動画を、10万円くらいで販売している。

これは、相当に面白い!

「日本近代史秘話」の趣で楽しい!

10万円より高価だったかもしれないなあ。

しかし、10万円以下ということはなかったと思う。

それから、国際ジャーナリストの丸谷元人(1974-)氏の危機管理とかインテリジェンス(情報収集分析の上での洞察力や判断力)に関する講座の動画も、これはいくらだったかなあ。

忘れた!忘れたのだから、すごく高いわけではなかったのだろう。

丸谷氏は、オーストラリアの大学を卒業なさり、今は海外に展開する日本企業の危機管理コンサルタントをなさっておられる。

現地駐在の社員たちが誘拐されたり、テロの被害にあったりは、これからもっと起こりうるからだ。

こーいう講演動画を視聴すれば、御本人を見たいと思う。

で、御本人の講演を毎月1回くらいの頻度で、半年間とか1年間ほど開く講座が企画される。

その受講料は、税込み20万円とか35万円だ。

講座が開催される場所は東京だから、私は通っていられない。

もちろん、こんなに高価な受講料は、私は払えない。

だから、こういう講座には行ったことはない。

まあ、遅くとも数年待っていれば、もっと安価で配信される(と思う)。

というわけで、こういう「情報配信サーヴィス」を視聴していると、真偽はともかく、面白い。

けれども、お金が出て行く。

今のところの私が購買しているこれらの配信サーヴィスの思想的背景は保守系だ。

日本自主独立を目指している。

ダイレクト出版の社長は、小川忠洋(1976-)氏である。

まだ1976年生まれのお若い方である。

まだ40代に入ったばかりで、あれだけインターネットで宣伝できる財力があるんだなあ〜

すごいなあ〜〜

何か背後勢力があるのかなあ…..

この情報配信サーヴィスの講師の方々は、やたら日本のことを「属国」と言う。

脱属国を唱える。

その「属国」コンセプトを広めた副島隆彦氏のことについては、全く言及しない。

これも不思議。

言っていることは、かなり副島隆彦氏の見解とかぶってますが…

????

疑問は尽きないが、しばらくは、私の「情報配信サーヴィス」貧乏は続きそうだ。

縄文人で生きる

本日は2017年4月4日火曜日である。

432ヘルツにしたピアノ名曲集をiTuneから購入してiPadで聴きながら書いている。

普通はガチャガチャかしましく弾かれる傾向が強い多いモーツアルトの「トルコ行進曲」でも、432ヘルツだと、非常に柔らかい。

緊張が解けていく優しさだ。

432ヘルツの基本音調ねえ。

ドイツの教育家のシュタイナーが言ったそうだ。

http://oka-jp.seesaa.net/article/416393394.html

「432ヘルツではない基本音調の世界は悪魔を勝利に導く」と。

現代世界の基本音調は、440ヘルツなんだそーだ。

ロック音楽なんか代表だそーだ。

440ヘルツは魂に悪いらしいよ。

ということは、全てに悪影響があるよ。

アメリカのショッピング・モールで地元の高校生が集まってジャカジャカ悪さをするんで、試しにクラッシック音楽をモールのBGMにしたら、アホ馬鹿高校生がたむろしなくなったそーだ。

そのとき使用したクラッシック音楽の音調は432ヘルツだったのかもね。

だから、アホ馬鹿高校生が正気に戻ったのかも。

ヘルツHerzと言われても、私はサッパリわかりません。

432ヘルツの音は人間の身体の多くを占める水分にいい影響を与えるそーである。

ほんまかいな。

でも、なんとなくいいんじゃないの……これは……と感じると私は何でもやってみる。

やってみて長続きすれば、私にとって良いことだから、続ける。

長続きしなければ、私にとっては必要ないことだから、やめる。

違和感というほどのものでもなく、なんとなくピンとこないね……となれば、物にも場所にも人間にも近づかない。

私は、すこぶる知能指数が低い。

考えるのは苦手だ。

今まで生きてきて、熟慮の末に決めてきたことなど、ほとんどない。

決めるときは、瞬間的だ。

決めるのに長い時間がかかっているようでも、心の奥底では答えはすでに出ている。

決めて失敗だったと思うことはあっても、まあ、長い目で見れば、これで良かったんだろーと思う。

確かに数年後に振り返ると、あれで良かったと思う。

つくづく自分のことを原始人だと思う。

感覚的なことは、ガキの頃から好みは出来上がっていた。

どんな絵が好きか、どんな音楽がいいか、どんな文学作品がいいか、どんな料理がいいか、どんな部屋がいいか、どんな衣類がいいか、どんな人なら関われるか……

感覚的なこと、美的なことについては、芸術方面については、最初から好みが決まっているのだから、特に勉強する必要ない。

楽器はひとつもできないけれど、自分が弾きたいわけではないから弾けなくていい。

要するに右脳的なことはいいから、私は自分に足りない左脳的なことをしないといけない、と思った。

だから、好きでもないし向いてもいない語学とか、理屈っぽいことを敢えてやろうとしてきた。

もともとがダメな左脳を鍛えようと思って、職種もそのようなものを選んできた。

しかし、もともとが原始人だから、うまくいかなかった。

「なんか、どうでもいいよなあ〜〜こんなこと、私程度がグチャグチャと小賢しく小利口に計算してもなあ〜〜しょうもないよなあ〜〜」と、どうしても思ってしまう。

私が今年の3月31日までいた業界は、左脳優位系人々で構成されている。

お勉強のできる、口の達者な計算ばかりしている人々で構成されている。

現代世界の現代社会は、そういう人々が多い業界ほど、そうでない人々が多い業界より優れているし上品ということになっている。

言葉の巧みさと屁理屈と打算と保身と言い訳と責任回避で構成された業界だ。

ほんとうは、こういう業界の方が卑しいしゲスである。

しかし、現代世界の現代社会は、「言葉の巧みさと屁理屈と打算と保身と言い訳と責任回避能力に秀でて、卑しさとゲスさ」がプラスされれば、無敵なんである。

官界、政界、財界、医療界、学界……

どんな業界にせよ、職を得て食ってこれたことは感謝している。

しかし、はっきり言って、つまらん業界だった。

歓びのない業界だった。

真心とか至誠とか情熱とか人間的魅力とか迫力には、出会えない業界だった。

そんな原始的なものには出会えなくて当然か。

まあ、そう言っている私自身に、真心とか至誠とか情熱とか人間的魅力があるのか?

原始人といえば、日本人の45%とケルト人(アイルランドとかスコットランドとかウエールズの先祖、先住民のこと)には、氷河期前の人類の遺伝子が残っているそうだ。

日本列島の太平洋沿岸とアイルランドとかブリテン島の北部にいた人類だけは、氷河期でも生き残ったとかで。

同じ東アジア人でも、この古い氷河期前の人類の遺伝子は中国大陸や半島生まれの人々にはないそーだ。

ほんまかいな。

まあ、おそらく、私もこの旧人類原人といいますか、原始人といいますか、石器時代人といいますか、縄文人の遺伝子の持ち主なんだろう。

なんとなれば、この遺伝子の持ち主は、デジタル的に物事をとらえるのではなく、論理的な積み重ねから物事を理解するのではなく、アナログ的に、大雑把に、本質的に把握するそーだから。

私でんがな、それは。

たまに夫が私に言う。

「あんたは狡い。何も考えずに勘だけで生きてきたアホのくせに、得ばかりしてる」と。

そーでもないっすよ。

原始人が現代社会で生きてくるのは大変だったんすよ。

ともかく、原始人としての、縄文人としての素地で生きていけるようになった今は、ホッとしている。

自宅は私の洞窟だ〜〜

洞窟でも水洗トイレでウォッシュレットがついてなくてはいけない、ひ弱で根性なしの縄文人でございます〜〜〜