本日は、2025年3月23日日曜日です。
いろいろ書きたいことはあったのですが、いろいろ忙しくて、Blog更新サボり過ぎです。
入院する日も近いし、連載の原稿は入院前に送らなきゃいけないし、読みたい本ばかりだし、資料として読んでおかないといけない書籍もあるし、トイレ掃除と玄関のたたきの水拭きはしなきゃいけないし、少しずつ断捨離作業はしてるし、おかげでお彼岸だというのに実家の墓参もしてないよ。
個人事業主としての青色確定申告も期限前にしましたよ。
去年は、眼科だの皮膚科だの内科だの病院にばかり行っていたので、医療控除のところに入力するのが面倒でありんしたよ。
文筆業の収入より、書籍代とかの経費の方がかかって、この赤字は来年に繰越しだよ。
ほんとに稼げない私だ。
年に何冊も出せる人が不思議だ。私は一冊出版できれば、それで疲労困憊だ。
というわけで、くたびれていますので、今日のBlogは短いです。
最近の私は、DMM TVに登録して、何度も何度も『幸せカナコの殺し屋生活」を視聴している。
なんか原作はSNSで公開していた漫画らしいです。
その漫画がすっごい人気だそうで。漫画紹介のYouTubeもいっぱいあるよ。
その漫画がDMM TVっていうネット配信TVによって実写化されたわけです。
あまりにブラックな勤務先に疲れ果てて退職した平凡な女の子が、なかなか再就職できず、間違えて殺しを請け負う代理店の面接に出かけて、あまりの待遇の良さに、入社することに決めちゃったという話。
初任給60万円で、社会保険完備で、厚生年金で、残業手当はつくし、土日は休みだし。
ヒロインのカナコは、よおおく考えたら、よおおおく考えなくても、殺し屋なんかできるはずないと思ったけれども、なにゆえかサクッとできちゃって、才能を認められて「殺し屋K」として業界に名を馳せちゃうという話。
初回だけは限定公開されているので、視聴してみてみてみて。
DMM TV のオリジナルですからね、他では配信されていません。
このドラマ、メチャクチャに面白いのよん。
年金生活者のくせに、これ以上、動画配信のサブスクに登録するのは無理と思ったのだけれども、ネット検索して、中国語版のダイジェストとかいろいろ漁ったのだけれども、やっぱりきちんと視聴したくて、DMM TVに登録してしまった。
初回最初の2週間は無料。その後は月額550円。
ただし、アマプラやネトフリみたいに、家族も視聴できるというサービスはなし。
今は、第5回が配信されたばかり。金曜日の午前0時に配信です。
このドラマはたった6回で終わっちゃうので、今度の金曜日で終わっちゃう。
残念だああああ!
ならば、すぐに解約すればいいんだけどさ、ところが私は、このドラマにハマってしまって、何回も何回も繰り返し視聴している。
面白いのよ。
脚本は数人体制で共同執筆らしい。監督も中に入って脚本作り。
だから、脚本が非常によくできている。
ひとりの脚本家では、あの面白さと、繰り出されるギャグの多さとスピード感は出ないよね。
ヒロイン役ののんちゃん(能年玲奈?)とか、殺し屋の先輩の桜井さん役の藤ヶ谷太輔くんとか、殺し代理店「スマイルエージェンシー」社長役の渡部篤郎さんが、いくら好演しキャラ立ちしていても、脚本がアホならつまらないからね。
何回見てもあらたな発見があるんよ。
台詞も面白いのよ。
特に私は第3回を何度も何度も見ちゃう。
ネタバレしたくないのだけど、カナコが、やたら勘のいい地元の警察署の刑事に好意を持たれちゃって、刑事とデートする羽目になる。
仕事の殺しをした直後に。
殺し屋さんが刑事と仲良くなっちゃいけない。
で、殺し屋の先輩の桜井さんが、デートの待ち合わせ場所にやって来て、あわてるカナコの両肩に腕をかけてグッと自分に引き寄せて刑事に言うわけ。
「俺の女に手え出すな」って。
刑事からカナコを守るために、恋人のフリをするわけ。
なにゆえか、私はこのシーンにノックアウトされたのです。
ほほほほほ。
何度、私はこのシーンだけ見返したことか。
藤ヶ谷くん、この役あたり役だよ。
この桜井先輩の役すっごくいいよ。ぴったしだ。
って、それまで藤ヶ谷くんに興味を持ったことはないのですが。
ジャニーズ事務所出身でも演技力ある人っているのねん。
っていうか、ジャニー喜多川さんは、性犯罪者ではあるけれども、魅力のある男の子を選ぶ目はあったんだな。
とはいえ、藤ヶ谷くんは今年で37歳で、のんちゃんは31歳だそうで、ビックリです。
今どきの若い人はずっと若いのねえ。
なんて、BBAっぽい感慨ですが。ってBBAですがな。
しかしだ!
72歳でも、こんなシーンに胸が熱くなるのねん。
もちろん、私の実人生で、こんなこと言われるシチュエーションはなかった。
残念だ。ものすっごく残念だ。
一度くらいは言われてみたかったな。
と正直に思うよ。
なんで思うんだろ?
フェミニストの私が?
うーん、私にも、男性(男前でカッコいい男性)の所持品になってみたいという気持ちがあったのねん。
むふふふふ。
自分で自分の気持ちに照れてしまう。
ぐふふふふふ。
気持ち悪いですね。
この『幸せカナコの殺し屋生活』は、アホみたいなドラマに見えて、すっごくよくできているんですよ。
どこがどううまくできているのか、今日のところは説明する元気はないのよん。
視聴してくださればいいのよん。
今なら最初の2週間は無料ですからね。
全6回無料で視聴できますよ。
これ傑作よ。
今日は、これでBlogを終わります。
ついつい、夜を徹してピーター・ティールの数年前までの時点の評伝『無能より邪悪であれ』を読んじゃってさ。訳文がいいです。
私は、イーロン・マスクさんみたいに、ちょっと間の抜けた天才の明るさが好きで、ティールさんはよくわからんけどさ。
ピーター・ティールさんは、第一次トランプ政権、第二次トランプ政権の立役者であり、明々白々に知られている黒幕というかトランプさんの最高ブレインです。イーロン・マスクさんよりも、はるかにどんな社会を作るかのヴィジョンがハッキリしています。リバターリアンの今の所の「非情なる完成形」かなあ。
いや、もうリバターリアンじゃないか。
しかし、この邦訳本の惹句は、ちょっとずれている。彼の視野はビジネスなんて、そんな狭いものじゃない。彼は思想家なんだからね。未来予言者であり、未来創造者とも言える。
タイトルはいいよね。
いや、ほんと無能よりは邪悪の方がいいかも。
ところで、ティールさんは、アイン・ランドの『水源』を映画化するとか10年くらい前に言っていたのですが、どうなった?
ティールさんは、『水源』に登場するゲイル・ワイナンドに似てる。でもってワイナンドよりも冷徹です。ロークとワイナンドの合体みたいなのがティールさんですが、違っている点は、ティールさんは素直に拝金主義で美男ではないところかな。ついでにゲイだし。

というわけで、ちょっと昼寝します。
しかし、今時は俳優さんもアクションがある程度できないとダメね〜〜
のんちゃんと藤ヶ谷くんのアクションシーンも見応えありですよ!
俺の女に手え出すな!
くううううううううううー🎵🎵
胸が熱くなるわん。

