#703 6/28/2025 2015年度福山市立大学4学期開講「アメリカ文化論」第6回講義動画「番外編—アメリカの政党 は共和党と民主党だけではないよ、第3党のリバータリアン党もあるよ」

本日は2025年6月28日土曜日です。

『情況』の連載原稿まだ書いてないなあ。

まあ、いいか。

いや、よくない！

70歳も過ぎると、鈍感になるというか、慌てる元気もないというか、悩む体力もないのよね。

半分死体だからね。

私は両親ともに60代で亡くなっているので、厳密に言うと身近で老人というものを観察したことがないです。

核家族で育っているからね、老人と同居したことがない。

父方の祖母は昭和初期に亡くなっているし、祖父は戦時中に亡くなっている。

母方の祖父母はけっこう長生きでしたが、あんまり会う機会がなかった。

だから自分を観察して、こういう具合に人間は女性は老いていくのであるか……と感慨深いです。

以下は私が実感する「70歳過ぎると起きる変化」です。

① 午後11時前に寝床に入って眠っても午前3時頃に目が覚めてしまう。

② 皮膚が乾燥していて身体中が痒くなるので、入浴後に一心不乱にワセリンとかを身体に塗って保湿する。

③ 一冊の本を読み切るのに時間がかかるようになる。

④ 好きなレストランに行くと、ここに来るのも今夜が最後になるかもしれないと思う。どこか行くと、この景色を見るのも今日が最後かもしれないと思う。誰かに会うと、この人に会うのも今日が最後かもしれないと思う。

⑤ 若い人や子どもを見ると、これからの人生が大変ですねえ、頑張ってね、いいこともあるからね、と気の毒に思ってしまう。

⑥ 額に血管が浮き出てくる。こめかみあたりから生え際に向かって。

⑦ 固有名詞を思い出すのに時間がかかる。過去が闇だ。

何を言いたいかと言えば、みなさん、こうなりますので、若い時はガンガンと全力で生きてくださいということです。

まあ、60代ぐらいは大丈夫ですよ。うん。

70歳過ぎると、うわああああああ老化だわん〜〜と我ながら驚く。

80歳過ぎたら、何を思うのかしらん。

80歳の坂を越えることをできるかできないかは、神様にお任せです。

仕事できないなら生きててもしかたないからな。

そうなったら、すぐに死にたい。

それはさておき、今日のBlogの動画は、「アメリカ文化論」の第6回で、番外編の話で、短いです。

12月21日開講のクラスは、2015年最後の講義でしたので、次のテーマに移るには中途半端。

だから、番外編でアメリカの政党に関する大雑把な紹介をしました。

日本の大学生だと政治学科の学生以外は、外国の政党のこと知らない。

日本の政党のことも知らないかもしれないです。

だから、アメリカの政党について基本的なことを話しました。

例によって、よく言い間違える私です。

クリントンはアーカンソーの知事だったのに、アラスカの知事だって口走ってる私。

すでに62歳から呆けていたのかも。

アメリカの政党の話の後は、マイケル・ムーア監督のBowling for Columbine(2002)を鑑賞しました。

例の高校の銃乱射事件ですねー

いじめられた高校生2人が銃を持ってきて乱射して、自分たちも自殺した事件です。

2時間も上映時間があるので、講義で視聴したのは一部だけですが。

しかしさあ、なにゆえか日本の主要メディアは報道しないけど、私の知る限り日本経済新聞だけだけど、例のゾンビ麻薬のフェンタニエル。

https://www.nikkei.com/telling/DGXZTS00016320U5A600C2000000/

フェンタニルって合成麻薬が人々を蝕み、欧米で死者を増やしていること自体は、どうでもいいというか、死んでりゃいいじゃん自業自得だと私は思う。

しかし、その麻薬が日本の名古屋港から海外に送られるとなると、日本が世界中から責められることになるから嫌だ。

やっているのは中国人だと言っても、そんなことをやらせている警備スカスカの日本が悪い、名古屋港が悪いとなるもんなあ。

こういう日本叩きもできるんだなあ。

名古屋港を責めれば、トヨタの邪魔もできるしねえ。

名古屋港からトヨタ車は海外に運ばれるんだから。

あのお、麻薬やらない方がいいですよ。

麻薬は、脳の快楽物質を分泌させてくれるので、不快な現実から逃げることができます。

しかし、脳の快楽物質の分泌が必要になるのは、老後なのです。

老後にうつ病になる人って多いよ。

なあああんも面白いことがなくなるからね。

美人もハンサムも老いればブス不細工よ。何を着てもみっともないよ。

カネ持ってたって、もてやしないよ。資産や保険金狙いの後妻業かホスト崩れしか寄ってこないよ。

身内から収奪されるよ。

読書して妄想できる脳を作っておけばいいけどさ。何食べても美味しいなとか、何を観てもおもろいと思える自分を作っておけばいいけどさ。

若い頃のような快楽や娯楽は楽しめなくなるのが老後よ。

だから、自分で脳から快楽物質を分泌できないといけない。

アドレナリンにせよ、セロトニンにせよ。

でも若い時に、麻薬で大量に脳から快楽物質を分泌させることやってると、その快楽物質が枯渇するんですよ。

無限にあるわけじゃないそうですよ。

なあああんか快楽物質っておカネみたいね。

貯金しておかないと老後が辛いみたいな。

でも、それが現実なら、現実を直視しましょう。