[423] 性的虐待の巣窟としての宗教共同体アーミッシュに不覚にもビックリ!

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本日は2020年1月20日月曜日である。

もう1月も下旬になってしまった。

なんやかやと忙しく時間が過ぎます。

昨日、Facebookでショッキングなニュースを目にした。

KKベストセラーズの編集局長の鈴木康成氏のご投稿であった、

アメリカの雑誌Cosmopolitanに掲載された記事の日本語抄訳だ。

アメリカのAmishっていう宗教共同体の社会で女性に対する近親相姦や性犯罪がずっと起きていて、それが外部に漏れないようにされてきたが、最近明かにされてきたという内容の記事だ。

https://www.cosmopolitan.com/jp/trends/society/g30559443/amish-abuse-incest-200117-hns/

Amishってのは、17 世紀のドイツのプロテスタントが信仰の自由を求めてアメリカ大陸に移住して、自分たちのライフスタイルこそ神の目にかなうと信じて17 世紀の生活スタイルそのままに暮らし続けてきた人々だ。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5

似たような宗教共同体は、アメリカの中西部や東部に点在している。

手っ取り早く知りたい方は、1985年の以下の映画を見てください。ハリソン・フォード主演です。

20世紀のシカゴの刑事が、殺人事件の目撃者になっちゃったアーミッシュの子どもを守るために重傷を負い、17 世紀の暮らしをしているアーミッシュの村で暮らすハメになった話です。

非常に面白い映画です。現代人が近代以前の中世末期の時代に紛れ込んだみたいな。

Amishにとっては、音楽は官能を刺激するので、賛美歌と労働歌以外は禁止。

信仰の妨げになる知識は無用ということで、学校教育は最低限。

読書は推奨されない。聖書だけ読んでいればいい。

農業で自給自足。夜明けから暗くなるまでひたすら働く。

自動車もラジオもTVもダメ。移動は馬か馬車で。食べ物も調理法も昔のまま。電化製品はなし。全自動洗濯機も冷蔵庫も電気掃除機もなし。エアコンもパソコンなし。

衣類も昔のまま。

17 世紀だから、日本で言えば江戸時代初期ぐらいだ。

日本国内で、宗教的信条のゆえに断固として江戸時代初期のライフスタイルで生きている人々がいると想像してください。

いかに、それが奇妙奇天烈法外なことか見当がつきますね〜〜

この人たちは兵役も免除されていた。

非暴力主義という宗教的信条や思想は尊重されるわけです、アメリカ合衆国憲法においては。

代替的に、別の仕事は課せられるようですが。

この類の宗教共同体に居住する人々の数には諸説あるが、アメリカ全体では48万人くらいいるらしい。

ずっと、これぐらいの人口は維持している。

妊娠中絶しないから多産だし、17 世紀暮らしが嫌で共同体から出ていく人もいるけれども、反対に現代文明に疲れて入ってくる人々もいるから。

今や、アーミッシュは一種のブランドだ。アーミッシュが生産する有機農業の農産物や添加物なしの自然食品は、意識高い系の人々にとっては憧れだった。

ニューヨークはマンハッタンには、Amishという屋号の高級食材店のチェーン店があって、人気がある。

私も桃山学院大学勤務時代には、夏休みにニューヨークに自炊設備のある宿泊所を借りて、このお店で食材を買物して自炊していた。

手織りのホームスパンの衣類なども商品化されている。

アーミッシュの村は観光地としても人気がある。

ニューヨークはマンハッタンの国連近くの広場に自動車に乗せてもらってアーミッシュの若者がサイダー(林檎酒)なんか売りにくる。

このサイダーはすぐ飲まないといけない。ほんとに添加物保存物なしなんで、すぐに腐るから。

アーミッシュはけっこう今までは美化されてきた。

銃撃犯がアーミッシュの村に逃げ込んで、子どもたちを人質にしたときに、学友が自分を撃ってもいいから、友だちは助けてあげてと犯人に懇願して、殺されたという事件もあった。

美談ですよね〜〜

https://dte-amish.com/427

私は、水洗トイレや肛門洗浄装置がない生活は耐えることができないので、17 世紀暮らしなんかまっぴらだ。よく我慢できると思う。

しかし、こういう共同体に生まれれば、そこのライフスタイルしか知らないし、ラジオもテレビもないなら、他の世界のことなど知りようもないから、不便があたりまえなのだろう。

不便なほうが神の恩寵とか感じやすいのかもしれない。

あまりに便利だと、生きていくのが楽々で、人は感謝も恩寵も忘れるのだろう。

17 世紀暮らしで素朴に敬虔に労働と信仰に勤しむのもいいんじゃないの……って私は思っていた。

しかし、私は甘かった!!

なんと、このアーミッシュ共同体には、近親相姦が黙認されてきた伝統(?)が続いてきたというのだ。

それを明かにしたのが、さきほどの雑誌Cosmopolitanの記事なのだ。

いやああああ〜〜なんということ!

ショックだ!

しかし、ショックを受けている私がアホである。

よおおおおく考えてみれば、いくら17 世紀暮らしで生きているといっても、21世紀に生きてるのだから、外の暮らしの何がしかは耳にするし、目にもするだろう。

でも自分たちは17 世紀の暮らしの共同体に閉じ込められている。

気晴らしはない。音楽も映画もAmazon プライムビデオもないんだし。

その鬱屈や退屈や閉塞感による苛々は、弱いものに向かう。

で、アーミッシュの男たちの満たされない諸々の欲望は、自分の家族の女に向かうのだ。

兄や弟が自分の姉妹を強姦する。

父親が娘を強姦する。

教育水準が低いので、男たちはそんなことぐらいで鬱屈を慰めるしかないのだ。

教育水準が低いので、幼い娘たちは、自分が何をされたのかわからない。

そういうことが起きた時、どうしたらいいかもわからない。

しかも、この宗教共同体は外部の人々が自分たちに関与することを恐れ嫌う。

被害者が訴えて騒がなければ何も起きなかったのと同じで平和だ。

だから、女たちはひたすら我慢させられる。

教育水準も低いし知識もないので、自分が生まれ育った宗教共同体から抜けて別の生き方をすることなどイメージもできないから、女たちは黙るしかない。

他に生きる手段がないのだから。

これ、アウシュビッツの強制収容所と同じだ。

それを良いことに、延々とアーミッシュの男たちは性犯罪を犯して恥じなかったのだ。

そういう男たちは、宗教共同体の狭い世界の中で婚姻を重ねるので、遺伝子が劣化してきていることの生きた証左かもしれない。

結婚相手はなるたけ遺伝子が違う人の方がいいのだろうなあ。

先祖代々同郷の相手は避けるべし。

ところで、ひょっとしたら、学友のために自分を犠牲にして死んだ少女というのは死にたかったのではないか。

家庭で兄弟や父親や祖父に強姦されているのが辛くて死にたかったのではないか。

美談の裏に恐怖の真実があったのかもしれない!

どうも、アーミッシュの男たちにとってのイエス・キリストは強姦魔だったらしい。

しかし、彼らアーミッシュの男たちだって、自分が生まれて育った宗教共同体の重圧と偏狭さの中で生きていくしかないので、狂うしかない。

まあ、稀にまともな男性もいたんだろうけれども、頭が良ければ良いほど、こんな共同体には住んでいられないよね。

いつまで宗教に騙されているんだか…

21世紀だぞ。

自分の外部に神なんかいないわ!

あなたの心の中にしか神はいない。

なんなんですかねえ……

まあ、旧約聖書なんかには、他に男がいないので、人類が絶えないように娘たちが父親を眠らせて、父親の体にまたがって自分たちを妊娠させるなんてエピソードがある。

ほんとほんと。

旧約聖書の最初あたりのエピソードって、頭おかしい。

だからこそ、奇妙なリアリティがある。

旧約聖書の神話ではこうなっているけれど、これはほんとは父親が娘を強姦したことを綺麗事に書き直したのだよ。

大昔から人類の最初から近親相姦はあったってことなんだ。

旧約聖書も中途半端に正直だね〜〜

日本の神道の大祓の祝詞にもある。

http://www.ko-kon.net/norito/ooharai1_1_r.html

「己が母を犯せる罪、己が子を犯せる罪、母と子を犯せる罪、子と母を犯せる罪、獣を犯せる罪……」って。

つまり、日本でも近親相姦は古代からあったからこそ、それが「国津罪」として祝詞に取り上げられていたわけだ。

あ、しかし、今の神主さんは、ここんとこはスルーして、なかったものとして唱えないです。

つまり、日本人の祖先もろくでもなかったのでありますよ。

話を元に戻す。

どっちみち、アーミッシュって馬鹿じゃん。

ただのクルクルパー性犯罪集団じゃん。

私なんか、教師時代にアメリカ文化研究のような講義で、アメリカ社会の多様性と思想や信仰の自由の代表例として、好意的にアーミッシュについて取り上げて、映画まで見せてきたのに。

どうしてくれるんだよ!!

ああ、なんと私は甘かったことか!

敢えて不便な暮らしをして信仰を守り精神を守る互助共同体なんか、実存するはずないのに!!

人間のエネルギーは、そんな綺麗事からはみ出すに決まっているのに!

必ず揉め事トラブル嫉妬反目暴力抑圧搾取不公平不平等がてんこ盛りになるに決まっているのに。

ということで、私も66歳にもなっても、まだまだ騙されてるということでした。

やっぱさ、人間の世界に救済もユートピアもないのよ。うん。

理想の共同体もないのよ。

信仰だの教訓よりも人間のアホエネルギーの方が強いんよ。

強姦と性犯罪のタネは尽きまじよ。

みなさん、そこんとこ、よろしくお気をつけあそべ。

人間を甘く見ちゃいけない。

ろくでもないんですよ、人間存在というものは。

ちゃんと自分自身のアホさ加減も油断せずに見張っていなきゃ。

3件のコメント

    1. 創る塾さま

      コメントありがとうございます。前から地元の警察などからは知られていたことなのに、今回メディアが大きく取り上げて、日本でも取り上げられるたとなると、何か大きな意図でもあるのか?と思ってしまいますよね。

      やはり、21世紀はいろいろなことがバレる時代なんだということでしょう。何故か、そういう時代の動きだということですね。必ずしも人為的なものとは思えませんね〜〜

      まあ、宗教的な権威が成立しない方向に行く方が、人民がバラバラに孤立するから、かえって支配しやすいということはあるかもしれませんね。

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