#663 4/20/2024 朝ドラを何十年ぶりかに見てます『虎に翼』

kayokofujimori のアバター投稿者:

本日は2024年4月20日土曜日です。

ここ10日間ほど、もう〜〜咳が酷くて、熱が37度8分くらいまで出て、身体中が痛くて、寝込んでおりました。

今頃になって、なんで風邪だ?と思うのですが、まあ老人つーのは、風邪もひきやすいのであろう。

風邪って何なのか、よくわからないけどね。

今日あたりから咳が止まり、嬉しい。

咳って消耗しますよね。

昨日、熱田神宮にお参りに行ったので、そのご利益かしらん。

國體ワンワールド系某言論家によりますと、熱田神宮には本殿を始め、いくつかのお社がありますが、神魂がおわしますのは、上知我麻神社と八剣神社だけだそうです。

そうか。

なんとなく……そんな気もする。

神魂のいない有名神社って多いのだろうなあ。

邪気いっぱいの愚民が大挙して参拝する神社に神魂があるわけないよね。

というか、最近の日本の神社には神様がいない気がする。

まあ、神は心の中にいればいいのだろう。

ところで、最近の私は何十年ぶりかにNHKの朝ドラ「虎に翼」を視聴してる。

リアルタイムではなくNHK➕のアプリでタブレットで1日2回は視聴してる。

ご存知日本初の女性弁護士になった女性をモデルにしたドラマです。

このドラマはすでに多くの人たちに支持され、NHK朝ドラ史上最高の傑作になるんじゃないかと言われている。

きっと、そうなるでしょ。

主演はご存知、伊藤沙莉ちゃん。

脚本は、吉田恵理香さん。

伊藤沙莉ちゃんは、私はNetflixの「全裸監督」のメーキャップ係で異彩を放っていた女優さんだったので、注目した。声がいいですね。

あの「全裸監督」では、ほんとうは私は伊藤沙莉ちゃんしか見てなかったもんね。

あの「全裸監督」のヒロインは伊藤沙莉ちゃん演じるメーキャップ係ですよ。彼女は、そこから女性のためのエロ映画を制作する監督になるというストーリーでしたね。

ところで、朝ドラに全く興味がない私でも、一応1回ぐらいは視聴してチェックする。

1回視聴して、自分が退屈だと思ったら視聴しない。

で、以下のドラマは視聴しなかった。

退屈だと思った自分の感覚に従うしかないわさ。暇じゃないのだから。

ところが、2024年前半の「虎に翼」は、ずっと視聴してる。

私が、このドラマに関して驚いたのは、その真っ直ぐなフェミニズムの主張だ。

なんで、女だからということで、蔑まれなければならないのか?

なんで、女だからということで、最初から機会が閉ざされるのか?

なんで、男だという理由だけで、馬鹿が偉そーな顔をしていられるのか?

なんで、男は特権のみ享受して義務は果たさなくていいのか?

女は、ひたすら家族や社会から奉仕を求められるが、そうしても、女が報われることはほとんどないのは、なぜか?

何よりも、女自身が自由に自分の人生を開拓しようとする同性の邪魔をするのは、なぜか?

私が、高校生の頃から疑問に思ってきたこと、怒りを感じてきたことなどが、このドラマではストレートに描かれている。

日本のTVドラマで、これほどにフェミニズムを明確に打ち出したものは、私が知る限りなかった。

しかし、「虎に翼」では、ヒロインを含む法学を学ぶ女性たちは、はっきりと自己を主張し、自分たちを不当に扱う男たちへの怒りを表出する。

恨みつらみじゃない。

正当に手順を踏んで法学を学ぶ場所で、男子学生から悪意で揶揄われ馬鹿にされ嫌がらせをされることに、堂々と抵抗する。

勉強に忙しいはずなのに、学友の女子を馬鹿にすることしかできない男ってなんだ?

彼女たちの法廷劇の邪魔をした男子学生のひとりは、ヒロインの仲間の女子に股間を蹴り上げられる。その前に、こいつは彼女に暴力をふるった。

ゴミ男である。

蹴り上げるだけではなく、潰して火をつけてもいいんじゃないか、とは私は言いませんが。

20世紀後半の日本に生まれた私は、幸いに兄弟がいなかったので、兄や弟との差別待遇を受けることはなかった。

兄や弟がいるというのは、おうおうにして、女性にとってはマイナスになる。

「父と兄は昔から夕食のおかずが一品多かった」という友人がいたからねえ。

私は、それを聞いて仰天したよ。1970年代初めの頃よ。

ともかく、私は女に学歴は要らないと言うような親は持たずにすんだ。

大学院に行くのも、入学金は親に払ってもらった。当時は私立大学でも授業料が安かったので、授業料はアルバイトで払えた。いくらだったかなあ?半期10万円くらいだったかな。

まあ、結婚後に入学した博士課程では奨学金を申請したけどさ。その頃には授業料も値上がりして、半期25万円くらいだった。

当時の4年制大学進学率は女子の20%もいなかったそうだ。短期大学の方がはるかに人気があった。

当時は短期大学卒業者の就職率が良くて、有名女子短大を卒業して一流企業の事務職に採用され、そこでエリートの男性を見つけて結婚し、専業主婦になるのが女性の理想コースだった。

というように、まだまだ伝統的女性観は根強く残っていた。

それでも、女性が生涯働くということは、私が大学生の頃には、すでに珍しいことではなく、女性の社会進出は確実に進行していた。

しかし、家庭の中はまだしも、一歩外に出れば、まだまだ男女差別は残っていた。

ここに具体例を書くのも不愉快だから書かないけどね。

大学時代にも、大学院時代にも、就職してからも、不愉快な体験はあった。

馬鹿が男であるという理由だけで威張っていた。

若い頃は、ほんとうに腹をたてていたけれども、中年になると、その怒りは耐えやすくなった。

男性でも、まともな人は少なくないとわかったからでもあった。

女を貶めて喜んでいる男性というのは、男社会の中の負け犬であるとも知った。

気が小さく臆病で劣等感の塊だからこそ、女に八つ当たりしているのだなと、わかるようになった。

威張っているわりに、不勉強で頭が悪いなと思わせる男性も多かった。

そういう類の男に対して、その劣等感を刺激しないように、敬してというか敬するふりして遠ざけることは、中年になったら、できるようになっていた。

馬鹿とぶつかるのは時間の無駄である。

そういう馬鹿をお守りしたい女もいっぱいいるので、そういう馬鹿は、そういう女に丸投げしておけばいいのだ。

そういう女たちは、この時代になってもなお奴隷やっていたいのだから、放置である。

教育の機会均等も成就し、情報化社会でいろんな情報は手に入るのに、いつまでも脳足りんやってる女のことなんか知らん。

ということで、私は、若い頃のフェミニズム的怒りは忘れてしまっていた。

と同時に、私は、情報がなく無知だからこそ、男に苦労させられている女性に寄り添うという気持ちを全く無くしていた。

だって、自業自得じゃん。

自分で選んだんじゃん。

もう21世紀だぞ、って。

読み書きできるくせに、何やってんの?って。

化粧してる時間があったら、ちょっとぐらい本読めやって。

知的障害者ならしかたないよ。だけど、同性の脚を引っ張る悪意や悪知恵はあるのに、自分を賢くさせるための努力はしないなんて、そんな女がいまだに棲息してるのが不思議って。

それとも、この人類の8割くらいはグレーゾーンなんだろうかって。

まったく進歩しないで、前時代の通念を疑わずにいられるのかって。

どっちみち、私は家に引きこもりの老人だから、もう馬鹿男も馬鹿女もつきあわずにすむもんね〜〜🎵🎵

賃金労働のために社会に出ると、どうしても不愉快な男はいる。福山は特に多かったな。

こいつら全部戦車で轢き殺したいわ〜〜というわけにはいかない。

ああ、良かったなあ!世間と付き合わずにすむっていいなあ!

という気分になって、はや7年目。

しかし、「虎に翼」は、世間一般通念の男女観から抜けることができない女性たちを馬鹿にしない。

そういう女性に寄り添える弁護士になりたいと、ヒロインたちは思う。

まあ、ここらあたりは、どうしてもNHKよね。

みなさまのNHKよ。

そこまで、身もふたもない真実や事実を受け止めることができる視聴者は少ない。

だから、まあ、ヒロインたちが、いい子ぶりっ子するのはしかたないとしましょう。

脚本家吉田恵理香さんの本音を聞いてみたい気もしますが。

これから、ヒロインたちにはいろいろな苦難をくぐり抜けて行くのでしょう。

いかにも女性に理解のあるような顔をした偽善者にも会うでしょう。

自分たちが受けた差別など足元にも及ばぬほどの悲惨な状況の女性たちに出会うことでしょう。

なんか、同じ大学の本科に、偽善者男子学生がいるらしいよ。いかにも、そんな顔のイケメンタレントが使われてるらしい。EXILEか三代目ナンタラなんかにいたタレント。名前知らない。

もう少し経てば、日本の暗黒時代の太平洋戦争がある。

戦後は日本国憲法で両性の平等は成文化される!

期待しつつも、ヒロインたちの苦しみを想像すると、それだけで辛くなる。

エリートの女性たちだから、その人生が安楽で満足のいくものであるということはないよ。

どこの世界にも、ガラスの天井はあるからね。

その怒りを心に秘めて、目覚めた女性たちは生きている。

エリートだろうが非エリートだろうが、女性たちは怒りを秘めて生きている。

女を貶めないと成立しない社会って、どうよ?と疑問を持って生きている。

「虎に翼」というドラマでは、その怒りと疑問をいっぱいに解き放ってもらいたい。

古くさい男性視聴者に忖度しないでさあ。

男性をATMにすることしか関心のない類の冷酷な女性の意地悪な目は蹴飛ばしてさあ。

あ、伝統的女性でいることに納得し幸せで資質も人柄も良い「花江さん」のような女性のことを、とやかく言うつもりはありません。

私自身は、いろいろ資質に恵まれず、フェミニズムに走るほど、嫌な男たちを眺める境遇で生きてきたのであって、いろいろな生き方があると思っています。

さて、私は友人の絲龍丸さんという切り絵作家の方に、「虎に翼」の切り絵を注文しました。

虎が翼を得て大空を飛ぶ姿を切り絵にしてと依頼した。

完成したら、ここでご披露しますね!

あれ、また咳が出てきた。発熱してきた。

2件のコメント

  1. 先生、お体の具合はいかがですか。
    風邪のひとつもひけない身体はよろしくないという考えもあるとはいえ、やはり咳や熱に耐えねばならないのはつらいですよね。どうかゆるゆると補水してお体をおいたわりください。

    さて、今期の朝ドラです。奇しくもこのブログと同じ日に高校の級友だった男性が同じようなことを申しておりました。「私にしてはめずらしく今回の朝ドラをフォローしている」そうです。彼は東京の私立高で社会科を担当しているのですがなにか授業に使える題材があればいいなとの期待もあるそうです。

    第1週「女賢しくて牛売り損なう?」振り返りコメント | 明治大学 (meiji.ac.jp)

    ヒロインの伊藤沙莉さんといえば私にとっては天海祐希さんの「女王の教室」のイメージなのです。女の子三人組のひとりでちっちゃくてハスキーで気が強く、志田未来ちゃんをいじめたりもしていました。あの子が弁護士になったかと思うと感慨もひとしおです。

    >神魂のいない有名神社って多いのだろうなあ。

    これ、ほんとうにそう思います。故郷の超有名な神社で心洗われる思いをしたことなぞ一度もありません。近年、外郭団体ができてから御守り等の初穂料がぐんぐんあがっていると聞き及んでいたたところに先日神社本庁から脱退との報がはいってきました。

    まあ神社本庁がなんぼのもんじゃいって話しではあります。ただ、衆院補欠選挙で盛り上がっている東京都15区に富岡八幡宮というお相撲でも有名な神社があるのですが、そこが神社本庁を脱退した数カ月後に敷地で実に凄惨な刃傷沙汰が起きたことが記憶に生々しく、脱退とは因果関係も相関関係もないとはいえ、なんとなく不安な気持ちにさせられています。

    いつか先生がご主人と参拝していらした岡山の神社にお詣りしたいです。

    いいね: 1人

    1. Yukariさま

      コメントありがとうございます。

      そうですか!高校の同級生の社会科の先生も注目なさっておられるのですね!嬉しいなあ。

      今までの朝ドラのヒロインって、パイオニア女性を扱ってはいても、周囲の人々と軋轢なくやっていくという世間知に長けた人が多く、男性の「優秀でもいいから、それは見せないで、男は立ててお守りしてね」という要請に応えていましたね。その分、脚本の切れ味が悪く、イライラするという感じでした。まあNHKにしろ、民間放送にしろ、TVを見てるのは保守的な人々ですから、仕方ないのですよね。

      だからこそ、今回の「虎に翼」にはビックリしたんです。弁護士に女性はなれなかった時代があったことも、知らなくて。そういえば、戦前に旧帝大で女子に門戸を開放していたのは東北大学だけだったのですが、そのことについてもきちんと調べたことがなかったのでした。

      アメリカのハーバード大でも女子大のラドクリフは付属の教育機関という位置付けで、それでも女子大に行く女性は憧れの的で、college novelというジャンルがあったぐらいですもんね。その一冊が、「足長おじさん」でした。

      いや、なんでNHKは急にああいうまっとうなことを始めたのか不思議な。

      ところで、もう日本の有名神社はいいですよ。空っぽです。

      あの冨岡八幡宮の事件には驚きました。しょうもないですよね。それでも、人は参拝に行くらしいですが、私なら鳥居で一礼するのみで、本殿まで行かないな。

      だいたい神社本庁って何なのか? そんなもの、神社の趣旨に反してますよね。

      まあ、日本の神々のありようも変わってくるのでしょう。

      おからだ大切に!

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