本日は2025年2月25日火曜日です。
更新が約1ヶ月ぶりです。
まずは、私の切除不能多発性肝細胞癌の具合について書きます。
2月7日は、第6回目のオブジーボ免疫強化の化学療法を受ける予定でした。
が、採血の結果と私の体調が悪くて、化学療法はとりやめ。
癌の前に私は肝硬変ですからね、化学療法も数を重ねると肝臓に負担がかかるのねん。
それで、急遽、MRI検査をしました。
2月21日にMRIの検査により、肝臓内の小さい5つの腫瘍は、オブジーボ療法で消えていることが判明しました。
消えない2つの比較的大きい腫瘍をIVRで消すということになりました。
lVRとは何か?インタべンショナル・ラジオロジー(lnterventional Radiology)の略です。
画像診断(X 線透視、超音波、CT、MRl など)を使いながらカテーテルという細い管や針を操作して病気を治す先端的治療らしい。
「心臓疾患、脳血管疾患、肝臓がんを始め多臓器のがん治療、下肢血管疾患に加え、外傷性腹腔内出血の緊急止血術など、より専門性の高い治療が提供できます。また、緊急対応が可能で、患者さんの体の負担も少なく、正確に治療でき、入院期間も短縮できるなど優れた特徴を持っている」らしい。
私の場合は、右の太腿の付け根からカテーテル入れて、画像に写った血管に沿って肝臓まで届けて、肝臓の中の腫瘍に薬(抗がん剤)を注入するんよ。
ややこしいなあ。
部分麻酔だそーです。ブッ刺すとき痛いそうです。やだなあ。
私の場合は、肝硬変で死ぬか、癌の進行で死ぬかわからないくらいに、肝臓の機能不全なので、術後が心配らしい。
入院期間は予後がいい人は4日で、私の場合は1週間は様子見ないといけないらしいです。運が悪いと死亡もありえる。
面倒くさいなあ。
手術中と直後はトイレに行けないので尿管入れるって。
尿道確保!ってか。
私が質問したのは、「太腿の付け根から針入れるなら脱毛とかが必要か?」ってことと、「尿管入れるのは嫌だから紙オムツではダメか?」の2つだけ。
脱毛も剃毛も必要ないようです。女性に尿管入れるのは男性より楽だし痛くないそうです。そうかしらん。
主治医さんいわく、「藤森さんの腫瘍は形が丸くていいです。腫瘍の顔がいいです。腫瘍の形がガタガタだと良くないです」。
腫瘍にも顔があるらしい。
手術は、3月末にしていただきました。
だって、まだ確定申告してない。これでも個人事業主の青色申告だぞ。
それから、これは嬉しいのですが、3月末締め切りの原稿がある。
『情況』って硬派思想系雑誌の秋号に拙文が掲載されたことは、前にもここで書きました。


で、この文がきっかけとなり、『情況』に連載しないかというお話をいただきました。
それら連載原稿をまとめて単行本化するという案もいただきました。
癌だろうが肝硬変だろうが、そんな提案をいただいたら、断るわけないじゃん、私が。
そうなると、俄然に元気になってくる。
体調悪くても心は元気になってくる。
単に治療生活しています〜〜食生活と暮らし方に気をつけます〜じゃあ、生きてる気がしないです。
あれやらなきゃ、これやらなきゃと、ジタバタしているのが人生だった私は、あれやらなきゃ、これやらなきゃ、あれも再読しよう、これも読まないとと追いかけられるのは、やはり嬉しいのです。
ともかく、まずは連載第1回の原稿の締め切りが3月末なので、入院も原稿を送った3月末にすることを主張。BBAの主張。
4月以降でも5月でもいいやんかと思ったけど、主治医さんにそう口走って、怒られるのも嫌なので、入院手術は3月末にしておいた。
だから、その日まで病院に行かなくてもいい!!
嬉しいわん。
すっごく嬉しいわん。
ところでですねえ、私は、デジタルで日経新聞と朝日新聞と毎日新聞を購読してるのねん。
朝日新聞は、医療福祉に女性問題はいい記事がある。政治経済は読むことない。
毎日新聞も、けっこう巷の社会問題に関するいい記事がある。ミーハーの私としては、そこがおもろい。
日経新聞は、いろんなビジネスの攻防興亡に関する記事がおもろい。「私の履歴書」も面白い。今は漫画家の一条ゆかりさんの履歴書。
で、日経新聞の朝刊だけ、新聞の売店が近いので、紙媒体の新聞も購読して配達してもらってる。
でも、最近は日経新聞読むのが辛いのねん。
トランプ政権批判ばかりで。
今日の朝刊なんて、毛沢東の文化大革命と同じことだ、トランプがしていることはという記事があった。
↓ ↓↓
米国で暴れる「文化大革命」 政府破壊で外交にも影:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD2077B0Q5A220C2000000/
リンク開いて読んでね!
まあ、私としては、以下のように思っている。
権力者共同謀議論者として嗤えばいいわさ。
BBAの妄想と嗤えばいいわさ。
人によっては「子ども会」とか呼んだり、「スイスの悪魔君」と呼んだり。
彼らは、彼らなりに地球の未来を真剣に憂えている。善意なのねん。
各国の政府に任せると、ろくなことせんと思ってる。
EUを作るまでは良かったけど、アメリカやアジアやアフリカはまとめられない。
ともかく、世界政府を樹立して、自分ら超エリートが仕切らないとあかんと思ってる。
そのために人口も削減しないとあかんと思っている。
80億人も食わせていけない。愚民なんか人類の進化の邪魔だ、と思ってる。
人口削減の手段は、戦争だったり感染症だったり、食糧に毒成分入れたり、人間個人個人を弱体化させ孤立化させる文化政策だったり、家族家庭破壊工作だったり。
ここ最近の彼らの世界戦略は、各国の国家公務員に無能者を入れこみ、その国を機能不全にすること。
そこをトランプさんは是正したいからこそ、実行しているのが、FBIとCIAの解雇、ワクチン政策の官僚と関係公務員を解雇、感染症対策専門家解雇、連邦航空局でパイロットの安全性や免許チェックをやる専門家解雇、NASAでの大量解雇、USAID解体、内国歳入庁役人の解雇。
上級公務員の好き勝手は税金の無駄。
そんなことをさせている余裕なんかアメリカ国家財政にはない!
日本でも、多くの反日売国無能低劣人間が国家公務員の上部に置かれている。だから、日本でも財務省解体を求めるデモが展開する。
まあ大手メディアは報道もしないけれどさ。
下位の国家公務員のほとんどは真面目に働いているのに(と思う)。
なんで最近の東大生は官僚にならずに、マッキンゼーみたいな外資のコンサルタント会社に行くのか?
彼らや彼女たちは気がついた。
日本の官僚のトップにやいのやいのと、あれやれこれやれと言えるのは外資の有名コンサルタント会社の看板を背負った社員。
日本の官僚のトップは判断力がないから。
で、そうやって日本の国富が、税金が、年金積立金が、外資のコンサルの指示どおりに、外国の企業や外資の巨大ファンドに流れていく。ブラックロックとかさ……
で、私の憧れのイーロン・マスクさんは、アイン・ランドを読んでいるので、Xに、こんなことを投稿する。

この投稿にある台詞は、Atlas Surugged 「肩をすくめるアトラス」の一節です。
「ビジネスマンは商品を顧客に無理強いして買わせることはできない、そんなことして商品がダメなら、ビジネスマンはその結果に苦しむ。官僚は、あなたが嫌だろうが何だろうが、官僚の決定に従わせることができる。官僚が失敗して、苦しむのはあなただ。その失敗による損失は、重税増税となって、あなたに課せられる」って書いてあります。
役人は責任を負わなくてもいいもんなあ〜〜江戸時代なら切腹もんだけどね。
こういう官僚支配は、第二次世界大戦中の民主党ローズヴェルト政権から始まった。
その政権にいっぱい入り込んでいたのはソ連のスパイ。
ソ連の革命も企てたのは「子ども会」ですが。
税金分配してリベラルと呼ばれる似非社会主義国を作るのが大義だって、ローズヴェルト政権に巣食っていたソ連寄りの赤い人々は思った。
戦後の日本は、アメリカの民主党の影響下にあった。GHQの中に民主党員という名のソ連のスパイがいっぱいいた。
赤い彼らは、善意から、日本の大手メディアから教育機関まで干渉関与した。
東大のアメリカ研究所は、戦後しばらくはロックフェラー財団から補助金が出ていた。だから、そこで研究され日本に広められるのは、ロックフェラーが支持する民主党リベラルなアメリカ像ばかりだった。
日本の英文科は、もっぱら民主党系リベラルで評価できる作品しか研究対象にしなかった。アメリカ文学史には、そういう文学作品しか言及されなかった。
アイン・ランドについて文学史に取り上げたアメリカ人英文学者(国文学者と言うべきか)はいません。
また、アメリカの作家志望の人は、民主党に大口寄付する財閥の財団に、作品の梗概やテーマを書いて送り、それが審査されてパスしたら、生活費や資料代が作家志望者に提供される仕組みを利用して作家になった。
なんたらファンドとかいう文化芸術支援という文化占領政策。
これって、事実上の検閲でしょ。
検閲パスした作家なら、財団からファンドもらえるし、その金で執筆に時間とエネルギーを集中できるし、文学賞も取れるし、アメリカ文学史にも載るんよ。
で、それらがアメリカの大学で教えられ、日本の英文科でも教えられる。
で、それを鵜呑みにして、日本人アメリカ文学学徒がアメリカに行くと、あれ?と思う。
なんか違うって。
私自身がそう思ったもんね。
ひとつの窓口からしかアメリカを知らされなかった日本人。
私も20世紀中は騙されてたなあ。
アメリカの保守主義者やリバタリアンは、外国人を洗脳することになんか興味ないもんな。それが、真っ当よ。
海外支援を旨とするUSA International Developmentが、外国人洗脳に使用されてきた。
こういう資金は、所詮は、その役所にいる役人の好き勝手に使われるだけ。そういうもんよ。税金公金🟰他人のカネは消えても、役人の心も財布も傷まないからね。
トランプさんたちの方が、アメリカ本流愛国アメリカ人なんよ。
アメリカの大統領がアメリカを守る政策を実行するのは当然だ。
それが、外国人からどう見えようと。
なりふり構わず、偽善慈善などぶっ飛ばして、アメリカの経済を、アメリカ人の生活を守ろうとする大統領は、立派なもんだ。
そりゃ大きく見れば、トランプさんが頑張っても、ちょっと正常化するだけで、アメリカの衰退は止めることがきない。
そんなことわかっていても、トランプさんはせざるを得ない。
そんなトランプさんを毛沢東と同列に論じるなんて、日経新聞の馬鹿!
毛沢東が中国人民のために何をしたって言うんだ。
まあ、中国人も洗脳されてるんですが。
とはいえ、私は、だからといって、紙の日経新聞の購読をやめません。
なぜならば、「アホな世間ではこう思ってるんだな。ちゃんとこういう状況なんだな」と知っておくために。
私は、退職して、夫と二人暮らしで、夫も友人知人もだいたいがトランプ一応支持の人が多いので、それが世の中だと思い間違いをしがちです。例の枠沈も接種していない人が多いのです。
それは、おそらく少数派。
ということは、私は、自分が世間とはずれていることへの自覚が薄いがために、余計なことを世間で言ったりして、災いを招かないように用心しなければならないということです。
最近でこそ、あの枠沈の副作用で日本でも死亡者が増えていることが明らかになっていますが、あのコロナ危機の間は、私はそーいうことを話さないようにしていた。
「治験もしていないようなものを何回も接種するって頭おかしくない?」とは口には出さなかった。
接種したくなくても、職場から強制されて接種せざるをえない人も多かったし。
私だって、コロナ危機の時に、まだ現役で若くて勤めていたら、接種せざるをえなかったでしょう。
ともかくも、あのパンデミックで、結構、人口は削減できたでありましょう。
結果が出るのは、これからだ。
何の話か。
ともかく世間watchのための「日経新聞」購読。
あえて不快さを経験して耐える訓練のために読む日経新聞。
こういう日々の修行も大事なのよ。
しかし、魚豊さんの漫画「チ。」の世界は、15世紀のポーランドの話だけれど、21世紀の日本もあまり変わってないですね。

遅ればせながら、最近に読んで、はまってしまった魚豊(うおと)さん作・画の『チ。地球の運動について』。
原作を読むのが面倒くさいなら、Netflixでアニメで視聴してね!
アニメもいいです!
あの漫画で、興味深かったのは異端審問官のノヴァク。
こういう人って現代にも多いよね。15世紀の人が21世紀にも存在する。
異端審問官で元傭兵のノヴァクは、地動説を研究したり唱えている人間を拷問したり、火炙りにしてきた。神の道だと疑わず。
しかし、地動説そのものがどういうものであるかノヴァクは自分で調べたことがない。それについて考えたこともない。教会が異端だと判断してるから異端なのだと思ってきただけ。
ところが、教会が正式に、これこれこうだから地動説は悪魔の考えだと説明したことは一度もない。
歴史的にも、昔から天文学者の中には地動説に言及した者もいたけれども、地動説そのものがきちんと検証されたことはない。
ということを司教から告げられてノヴァクは愕然とする。
自分がしてきたことは、特に神学の裏付けのない仮説でしかなく、それを異端とか悪魔の考えなんて思い込んだのは、自分の勘違いだったのかと。
もしくは、たまたま上司であった別の司教の言ったことを真理と勘違いして、機械的に何人もの人間を火炙りにしたり殺害してきたのかと。
このノヴァクって、現代にもいっぱいいる。ほんとうに自分で考えて検証したわけでもないのに、上から(メディアとか教育機関とかから)言われたことを信じて、シャカリキ動くって人。
特に出世主義という打算からではなく、言われたことを実行するのが正義だと思い込んで思想警察する人。有能だけど馬鹿。
このノヴァクは自分が娘を死に追いやったことすら永遠にわからない哀れな人間だ。教会は不名誉としてノヴァクの記録を消してしまう。

ノヴァクって、今の大手メディアでトランプ批判書いてる人たちみたいだな。
トランプさんの政策とこれからのことを知りたい人は、次の3冊読んでね!



言っておきますが、私はトランプさんのファンじゃない。
だけれども、今のような時代にアメリカの大統領になってくれて、ありがたいと思ってる。
左翼にありがちな貧乏秀才じゃあ、大学教授や官僚やジャーナリストにはなれても、あそこまで果敢にしれっと大鉈はふるえない。
ニューヨークの不動産王のボンボンの自己肯定感満開のジャイアンじゃなきゃ、イーロン・マスクやピーター・ティールみたいな天才たちは使いこなせない。
なああんて、3月末までは、病院に行かなくてもいいという嬉しさで、心は元気な私です。
それまでは、元気に楽しく確定申告と原稿と資料読みに苦しもう。
どーせ入院したら寝てるしかないもんな。

信じて、連載、本、楽しみにしております。いつもありがとうございます。名古屋はいいとこだがや。求めよ、さらば得られん。
いいねいいね: 1人
Kameria さま
コメントありがとうございます。拙文お読みくださり、ありがとうございます。
名古屋にお住まいですか?まあ、住みやすいところだとは思います。南大阪にも住み、広島県福山にも住んで、どちらも面白かったですが、やはり名古屋はホッとします。
体調には気をつけて粘ります〜
いいねいいね: 1人
富山に住んでます。名古屋は大学が名城で40年ほど前に住んでいましたので。以前、先生にこのブログでコメントしたら有り難い言葉をたくさんもらってます。アイランドを知ったのも先生のおかげです。ご無理なさらずに。
いいねいいね: 1人
Kameria2004さま
富山にお住まいですか。名城大学は自宅から比較的近いです。1980年代は、私もまだ職場が名古屋でして、あのあたりの「レンタルビデオショップ」をウロウロしておりました。どこかですれ違っていたかもしれませんね。
アイン・ランドこれからも、よろしくお願いいたします。
いいねいいね
Twitterで時々やりとりさせていただいておりました、密室の恋子です。
3月末の手術のご成功を心からお祈りしております。
連載、楽しみにしております!
いいねいいね: 1人
密室の恋子さま
コメントありがとうございます。Xは、アカウントを消そうにも消せないし、わけわかりません。まあ、放置でいいやと思っています。でも無料のAIのgrukは使用しています。
3月末まで病院に行かなくていいので、嬉しいです。いろいろできます。
連載原稿もありますが、他の本のことも予定がありますので、肝臓さんと仲良くしつつ、仕事します。他に面白いと思えることもないんですよね〜〜
密室の恋子さまもお元気で!
いいねいいね