#717 5/23/2026 廃人、エンタメから学ぶ

kayokofujimori のアバター投稿者:

本日は2026年5月23日土曜日です。

今年は午の年で、私にとっては天中殺といいますか、空亡といいますか、大殺界といいますか。

とはいえ一昨年から調子悪いので、天中殺というのも早めに到来することがあるんでしょうね。

天中殺ってのは、12年間のうちの2年間は休んだ方がいいよ、みたいな時期なんだから、まあ廃人でいいのだ。

生きてるだけで丸儲けなんだから、癌でもいいのだ。頑固な便秘よりいい気がする。

あ、便秘対策も還暦以来いろいろいろいろいろいろ試みまして、次のサプリメントが私的にはいいと思いました。

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出すべきものは毎日出すべき。あんなもん1週間も腸に入れておく必要なし。

このサプリメントは、メルカリでも売ってます。一日一粒。滑らかにツルリと出ますです。

ところで、病院から処方されて、ずっと服用している6種類の肝臓の機能不全を補う薬の中には、副作用で血小板が少なくなるものがあります。

血が出ると止まりにくくなるんですよ。

4月末ごろの入院中にもそういうことがありました。

顔のひげといいますか、うぶ毛剃り用の剃刀で、うっかり右手の人差し指の皮膚を切っちゃったのですが、困ったことに、血がなかなか止まりませんでした。

次の写真の包帯の巻き方が不細工なのは、これは看護師さんに包帯していただいても、すぐに真っ赤に血まみれになるので、改めて新しいガーゼと包帯で自分で巻いたからです。

次の以下の写真の状態になるまでに1日かかったのです。

変でしょ?止血すれば、血は止まるはずでしょ?

ところが、肝臓が悪いと、鼻血でさえ、なかなか止まらないんだぞ。

ついでに、肝臓が悪くなると、皮膚に湿疹ができやすくなります。

皮膚を掻きむしると、それでできる傷口が治りにくく、瘡蓋(かさぶた)ができにくく、痛みます。

痛いとか何とか口に出すと、夫が過剰反応するので、愚痴も言えません。

そもそも、今の日本の医学の水準では何ともならんことも多い。

日本の医学の水準が低いのは個別の医療従事者の責任ではありません。ほとんどの医療従事者は誠実に仕事をしています。

人間の身体の相互作用を総合的に把握できず、対処療法しかできないのは、今の時代の知識の限界です。

また、医療は医療だけの問題ではなく、そこに政治や資本がからみます。

要するに金儲けの手段になっている現行の医薬業界に支配される世界で、個別の医療従事者は無力です。患者はさらに無力です。

しかし、それにしても、今年に入って毎月の入院手術にはまいりました。

毎月でっせえええ〜〜

「私は夏は非常に苦手ですので、夏の間は入院とか手術とか新規の治療とかは受けずに、自宅で療養したいです〜〜定期的に採血とかCT撮影して状態を調べていただければいいですからああ」と、主治医さんに言って、5月と夏は逃げます。

次の外来診察日は6月半ばと決定。

7月も8月も逃げるぞ。

できれば秋以降も逃げねば。

「切除不能多発性肝細胞ガン」の告知を受けてから約2年経過。

病気そのものより、その治療にくたびれますよ、ほんと。

医療費は「高額療養費制度」とかあるんで、そんなにかかりません。

自由診療はお金かかるけどさ。

よく医療費で苦しむって、普通の国民健康保険適応の標準医療なら、ありえません。

だから、皆さんは安心して病気になってね。

HIVとか難病指定なら、医療費のかなりは免除だしね。

だけれども、病気は病気なんで、身体的には非常にしんどいよ。

完治しない類の癌なんだから、テキトーに放置したいよ。

カテーテルだろうが何だろうが、注入された抗がん剤の影響で1ヶ月は頭がぼんやりするんだからさ。

廃人でいるのも楽なようで、しんどいんだよ。

そんなん、生きてる気がしないよ。

まだまだ未開の時代に生まれた不如意を引き受けつつ、生きている間は生き生きと生きていたいので、病院に関わるのは最小限にしたいものであります。

ということで、廃人状態に開き直って、NetflixやAmazon prime video で、エンタメ視聴に耽溺していた日々でありました。

こんなにアホに遊んでいていいもんだろうか?

いいのだ、いいのだ。

最近のサブスクの動画配信は、昔のドラマの配信もしているので嬉しい。

リアルタイムに放映されていた頃は、私がまだ現役の賃金労働者で忙しくて視聴できなかったものが、いっぱいあります。そういうものが今となって視聴できるのが嬉しいです。

以下は、視聴したもののリストです。

もっと、いろいろ視聴したけど、忘れてしまったものは省きます。忘れたってことは、忘れたんだから、面白くなかったんだろう。

「相棒 」

ご存知、刑事ものの長寿番組。全シーズンと映画版全部視聴。これが長寿番組な理由がよくわかった。台本が良くできてますね。その時の旬のニューズや社会問題をよく調べて利用している。

「臨場 」season 1 season 2

死体検視官の話って面白いよね。

「バレリーナ 」

「ジョン・ウイック」シリーズのスピン 。うーん、アクションはいいけど、もっと魅力のある女優さんいなかったかなあ?でも、アクションはすごいですよおおお〜〜女性ひとりで殺し屋養成村を壊滅させます。

「ブラックペアン 」season 1 season2

二宮くん主演 の医療ドラマ。解散した「嵐」のメンバーの中では二宮くんが、俳優としてはいいですよね。

「モンスター 」

弁護士もの。水谷豊さんと蘭ちゃんのお嬢さんの趣里ちゃん主役です。女性版「リーガルハイ」ですね。高校3年生で司法試験受かったという設定。

「流星の絆」

二宮くん主演。犯人が誰か、すぐわかっちゃうじゃん。

「マイファミリー」

二宮くん主演。IT企業社長の役でも似合うね。

「九条の大罪」

漫画は全巻読んでるけど、漫画よりソフト。

「闇金サイハラさん」

これは再視聴。高橋メアリージュンさん、好きですねん。

「地獄に堕ちるわよ」

ご存知、戸田恵梨香さんの細木数子の伝記?島倉千代子役の三浦透子さんの怪優ぶりも凄かった。まあ、今頃、地獄でも閻魔様を騙そうと手練手管を使っていることだろう、細木さんは。

「Spec」

ドラマも映画版も再視聴。超能力者の女性刑事を戸田恵梨香さんが演じる。あらためて見たら、これすっごく面白くて哲学的だった!

このヒロインが時々、名古屋弁を使うんよ。なんでかなあ?と思ったら。監督が名古屋出身の方だった。

「ゴールデンカムイ」

実写版もいい。アニメ版は未完だけど、良くできてるわああ。原作の漫画は読了。

「デス・ノート」

実写ドラマ版もアニメ版もアメリカ映画版も視聴。再視聴なんですが、あらためて見たら、すっごく哲学的だった!

「Dr.STONE」

アニメ版まだ未完。原作漫画版は読了。これは、はまった!テーマが哲学的でありました!

ある日、全人類が石化してしまってから3700年以上経過して、石化から脱した天才的理科系高校生と体力馬鹿高校生と戦闘力抜群の闘士高校生が、文明史をやり直していく。

住居を作ること、狩猟採集による食料の選別と確保と保存に、酒の発明、貝殻を砕いて石灰(酸化マグネシウム)を作り…

勉強になるわああ〜〜

ピーター・ティールさんが、「空飛ぶ自動車を作るつもりが、140文字のつぶやきしかできなかった」と言いました。

Dr. STONEを読むと、物理世界を人類が生きやすくするための科学技術だったのに、しょうもないおしゃべり道具しか最近は作れていないってのが問題だと、わかりますね。

とりあえず今欲しい科学技術は何でしょうか?

MedBedはできているらしいけれども、医療製薬会社が普及を許さないねえ。

まあ、とりあえずは、身体にハンディキャップをかかえる障害者や高齢者の補助ができて自立を支える科学スーツ欲しいね。

自分の排泄物で、自分ひとりが自給自足できるだけの分の食料生産できるシステムの構築も欲しい。

排泄物って利用しないと損だよねえ。

Dr.STONE の漫画原作者と作画家は別人です。

物語を構築する能力と、絵を描く能力は別物だものなあ。

今時の物語って専門知識がないと書けない。

インパクトがあって表現力があってリアルな絵を描く訓練と、専門知識を得る訓練は別物だから、これからの漫画は、さらにさらに原作者と作画家が分離するだろう。

下の本は、漫画の中で、どんな科学的知識によって、どんな科学技術が実現したかを紹介したものです。

なにしろ、登場人物たちは協力して、たった10年間か20年そこらで、農耕、畜産から宇宙ロケットやスマホやインターネットまで実現させちゃう。

主人公の天才の石神千空の頭の中には人類が発見発明してきた科学知識や技術が詰まっているから。

あ、この漫画の元ネタは以下の本らしいです。これも面白いです。

訳文が、すっごくいいわああ。

Amazon prime videoで1000円払えば、岡田斗司夫ゼミでの、鋭いDr. STONE分析を視聴できます。

2019年の配信です。

The Amature

Amazon primeで有料100円。2025年の作品です。最近のアメリカ映画の中では出色に面白いと思いました。

デスクワークが主たるCIAの分析官&諜報システム構築担当&暗号解読エキスパートのチャーリー・ヘラーが、妻を殺害されたことから、犯人たちに復讐するわけですが、彼は武闘派でもないし、工作員の経験もない。殺人に関してはど素人。アマチュアです。銃も巧くは撃てません。

しかし、彼はIQ170の頭脳とインターネットとPCやスマホなどの電子機器や科学的知識を駆使して、妻を殺した4人の国際テロリストを、地味に地味に確実に、追い詰めていきます。

CIA内部の幹部は、CIAの隠蔽工作や腐敗や同盟国への秘密の攻撃などの真実に肉薄してしまう主人公が邪魔です。主人公を殺害しようとします。

でも、彼の方が頭がいいからさ。CIAの通信ネットワークは、末端職員として彼が構築したんだからさ。

ロンドンやパリやマドリッドやイスタンブールやロシアなど、ユーラシア大陸を移動する主人公の地味な地味ないかにも普通に見えるインテリ男性の姿に、私は、「リアルで等身大の男前では全くないジェイソン・ボーン」を見て嬉しかったです。

ところでだ。

2000年代からのエンタメを視聴してて気がついた。

日本エンタメの良質なものの哲学って、「こんなダメな人類は滅びるほうがいいのか、ダメな類の人類だけ淘汰してやろうか、そうすれば、正義が実践される新世界ができるんじゃないの?いや、人類の選別したって、馬鹿を淘汰しても、新世界なんか到来しないよ。悪も善もわちゃわちゃしている世界を受容して行くしかないのだわさ」なんですね。

「SPEC」も「デス・ノート」も、生まれつきにせよ、死神に渡されたノートによってでせよ。超能力者である登場人物(神まで出てくるよ)たちは、今の世界のありようが酷いから、ダメ人類は殺しちゃえと思う。

デス・ノートに犯罪者の名前を書き込めば、世界から犯罪者が消えるということで、夜神月(ヤガミライト)は、せっせとノートに犯罪者の名前を書き込む。

でもさ、性犯罪者ぐらいならいくらでも殺していいような気がするけれど、善悪が簡単にわからない場合もある。正義なんて、人の数くらいある。

短絡で浅はかな世界観では、判断がつかない事例も多い。

今だって、イランとアメリカとイスラエルと中共とロシアとか、今の世界でキャスティングボード持ってる国々のうち、どこの国が人類にとって正義なのか、わからないでしょ。

あなた、わかりますか?

ヨーロッパなんか、良かれと思って移民を引き受けたら、荒廃してしまった。EUの幹部のヨーロッパ旧貴族は、故意にヨーロッパ破壊を意図しているような気がする。

LGTBQとか多様性とか言ってたら、性には150種類あるだの言い出すリベラル左派のキチ○○も出てきた。

彼らや彼女たちの中には、フランス語のように名詞に性別があるのが差別だとか言い立てるキチ○○もいる。

かといって、右派は右派で困るんだ。そんな狭量さが通用しないほどに、相互依存の異質の共存(competitive coexistence)で成立しているのが世界だから。

もうさあ、右も左も善も悪もわけわからないなら、わけわからないまま進んで行くしかない。

そこを吹っ切っているのが、Dr.STONEだよね。

主人公の石神千空は、70億の人類の石化を全部溶かして再生させたい。

こいつは悪人だから、こいつは弱いから、石化したままでいいとは考えない。

七海財閥の御曹司(ただし妾腹さんの子)の流水(だったけ)は、人類みな好きで、全部を救いたい。老若男女を全部幸せにしたい。

彼にとって、「欲しいは正義」なのだ。欲しいものは全部実現させたい。彼は千空とともに、人類が欲しいと願うこと、それ全部を実現させたい。

格差や貧困や不自由があることが許せない。

まあ、漫画ですから。

でも、昔の漫画なら、勧善懲悪だったでしょ。

悪人は倒すものだったでしょ。もしくは、適者生存だったでしょ。

排除と淘汰はしかたのないことだったでしょう。

Dr.STONEは、そういう発想を超えている。

人類社会なんてさ、いかに頭のいい連中が考えても、好きなようにはならんよね。

枠沈で老人や洗脳されやすい人間を淘汰しようとしたって、そうそう思ったようには死なない。

戦争して人口を減らそうとしても、大東亜戦争や太平洋戦争でさえ、日本人は1000万人どころか500万人でさえ死んでいない。

だから、ハンターウイルスをばら撒いても、もっと強力になったエボラウイルスを散布しても、イルミナティだかなんか知らんけど、そういう連中の思うようにはいかない。

あらたな宗教戦争を起こしてやろうと、日本の寺社仏閣に放火しまくって焼いたって、日本人は霊性とは建物で守られるものじゃないんだ、物に依存してはいけないのだと考えるようになる。

教会や寺社仏閣などの宗教施設が破壊されたって、そんなことは物に依存する幼稚な精神性を人類が脱却するための一歩だと思えばいいのだと、思ったりする。

核ミサイルを何千発も撃ってたら、撃つ方だって危ない。

じゃあ、地球がダメなら、宇宙エレベーター作って、火星に移住しようとしても、自分らだけサイボーグにして汚染された地球が浄化されるまで生き延びようとしても、予定どおりにはプランは進行しない。

もう一切合切みんなで生きると決めて、科学による世界改造を重ねて行くしかないのだ。

そりゃ、指示役の脳足りん夫婦に唆されて、豪邸に住む69歳の老婦人を20回も刺して殺すような強盗殺人をしでかすバカ高校生もいる。

そういう類の人々は、生活保護の不正受給者となって生きて行けるとしても、法律とは別の次元で、それなりの罰は受けるものだ。

いちいち、そんな連中を排除しようとしなくても、彼らや彼女たちは、彼らや彼女たちにふさわしい人生を送るだろう。死んだら終わりじゃないからね。

死んだら終わりじゃないってことは、すでにCIAの研究で明らかなこと。

瑣末なことは忘れて、人類70億人全部救うんだと奮闘するDr.STONEの登場人物たちの発想のほうが、ほんとうは現実主義的なんじゃないか。

私は、「SPEC 」や、「デス・ノート」や「Dr.STONE」というエンタメを楽しみつつ、これらの作品の底にある哲学から学んだのでありますよ。

いやあ、廃人ライフにも学ぶ機会はいっぱいあるのだ。

ありがたいことです。

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