本日は2017年2月22日水曜日だ。
名古屋の自宅の断捨離を済ませた。
追いつめられて、ガンガン処分した。
死ぬときは何も持っていけないもんね。
それでも、私は、かつて霊能者さんに「下手すると100歳まで生きますよ」と、呪いの言葉をかけられたので、そうは簡単に世捨て人になれない。
物欲いっぱい!執着いっぱい!
それでも、今の私がほんとうに必要としているものを絞り込めた!
福山に戻ったら潔くガンガンガンガン処分する覚悟ができた!
それはさておき、まっこと世は移り変わるなあ……と思うことしきりな昨今の世界情勢。
今はトランプ政権の「アメリカ合衆国主席戦略官」であり「上級顧問」のスティーヴン・バノン(Stephen Bannon:1953-)さんが、2007年に創設した保守系というか右翼系ニュースサイトの「ブライトバート」(Breitbart)の発信ニュースを読んでいたら、こんなニュースがあった。
このバノンさんは、超右翼で性差別主義者ということで、評判悪い。
眼鏡かけてることも多いですね〜〜バノンさん。
このバノンさんがトランプ政権に入ったので、Breitbartを引き継いだ若き美男子のミロ・イアノポロス(Milo Yiannopolous: 1984-)さんが、つい最近になって、小児性愛を認めるような発言を責められて辞任しましたね〜〜
「16歳の美少年にエロスを感じてもおかしくはない」みたいなこと言っちゃって。
別に発言は自由だろ〜〜感じ方は千差万別よ〜〜
と思うけど、ニュースメディアのCEOがこういうこと言っちゃいけないということで、リベラル勢力からバッシングされましたですね〜〜
いろいろトランプ政権は攻撃されておりますね〜〜
アメリカの主要メディアは圧倒的にリベラル系民主党系だからね。
どうしても、こうなる。
先日も、トランプ大統領が「スウェーデンで起きてるみたいなことがアメリカで起きちゃ困る!」みたいなこと発言して、スウェーデン政府から抗議された。
でも、移民の天国=人権大国のスウェーデンは、ほんとうは困ったことになっている。
以下は、ブライトバートが報じていた「多文化主義の天国だったスウェーデンが急速に凋落しつつある10の理由」だ。
順番は、報道記事に記されていたとおりではないですが。
1 移民に殺された女性のことをスウェーデンのメディアは報道しない。
2 スウェーデン政府は移民の犯罪をメディアに報道させない。
3 スウェーデン警察から離職者続出。大量に。移民警護がいや。国民を守りたいのに。
4 手榴弾が飛び交う移民無法地帯がスウェーデン国内にある。
5 スウェーデン国内に少なくとも55の移民無法地帯がある。
6 凶悪犯罪のほとんどが移民によるもの
7 移民のシェルターに移民が寄り付かない。強姦が多過ぎる。
8 スウェーデンの学校は移民対応のために教育の劣化が進行中
9 スウェーデンの失業者のほとんどが外国人。つまり移民。
10 移民はスウェーデン女性を強姦する。
あれあれ。
「右翼のメディア」だからデタラメとは言えないですよ。
「左翼のメディア」も、相当にデタラメですからねえ……
話半分にしても、スウェーデンきつそう。
日本みたいに綺麗事言ってるだけならいいけれども、綺麗事を本気にして実践するとまずいよ。
地獄への道は善意で敷き詰められているのだよ。
The road to Hell is paved with good intentions.
他山の石ですよ〜〜〜
かつて、冷戦終結後の日本の左翼さんたちの憧れは、北欧諸国にシフトしたよね、ソ連から。
高度福祉社会スウェーデン!! デンマーク!!
前の勤務先の男子学生なんて、「デンマーク人になりたい!」と言っていた。
「デンマーク人になると、すっごく楽なんです。どうやったらデンマーク人になれますかね?」
と、私はその学生に尋ねられた。
「1番手っ取り早いのは、デンマーク人の女性と結婚してヒモになるんだね。頑張ってね〜〜」
と、私は答えておいた。
学費、医療費が無料で、外国人にも福祉が手厚いデンマーク。
でも、その財源は税金でさ、勤勉なデンマーク人の収入から差っ引かれたオカネなのだよ。
デンマーク社会に貢献できるような技能も知識もない類の日本人が、「生きるのにラクだから」という理由でデンマークに行きたいと思うなんて。
こんな平和な日本においてでさえ、働くのが嫌だから、デンマーク人になりたいと思うとは……
どうして、そんな寄生虫根性になれるのかねえ……
と、私は呆れつつ、その学生の顔をマジマジと見たものだった。
日本人女性のヒモになるのさえ、どう考えても無理な類の容貌の持ち主であったが……
高度福祉国家というのは、まず成員数が限定されていないと成立しない。
我も我もと、その高度福祉国家に殺到したら、福祉の受益者ばかりが殺到したら、成立しない。
あたりまえだ。
高度福祉国家というのは、財源である税金を支払うことができる人間が成員の多くを占めていないと、維持できない。
あたりまえだ
だから、高度福祉国家は、前提として、閉ざされていなければならない。
成員の人権は尊重し保障するが、非成員のことまでは知らん。
これが、高度福祉国家のリアルだ。
なのに、なんで、スウェーデンにしろ、デンマークにしろ、移民の流入を認めちゃったのだろう。
もっともデンマークは移民政策を変えて、移民への福祉給付を半減したそうであるが。
当然だなあ。
しかし、スウェーデンは、そこまでやっていない。
スウェーデン社会に貢献できる類の人々を移民として受け入れるのはいいけどさ。
自国で食いつめた類の人間まで、なんで受け入れるんだ。
高度福祉国家と「移民の人権も守りますよー」の類の人権大国は、両立しない。
医療の無料化はいいけれども、医療従事者の賃金が低く抑えられているので、「こんなん、やっとれんわ」ということで、医師も看護師も海外に出稼ぎに行ってしまうのが、デンマークの現状だ。
ということで、冷戦終結後の日本の左翼さんは、憧れの半社会主義国家の北欧諸国が移民の流入により荒廃し疲弊していく現状をどう考えるのだろう。
次は、どこの国をお手本にしますか?
北朝鮮ですか?
それとも、人工知能にガンガン労働させて生産性を上げて、その収益でベイシック・インカムを実現させて、「人類牧畜化」を推進しますか?
だいたいが、自分の国の現状が酷いからと言う事で外国に逃げてくるような不甲斐ない人間なんかに、入ってこられても迷惑だろ。
移民というのは、移民が出る国というのは、その国の政治が失敗しているということだ。
その国の政治の失敗は、その国の人間が何とかしなければ何ともならないんだ。
と、生まれた国と自分自身を一体化して考える「遅れた意識の私」である。